【イタリア特集】ミラノからチンクエ・テッレへ。遠かった道のり。


ドバイからミラノへ。朝出発して7時間、昼に到着。時差は二時間だからあんまり感じない。日本からヨーロッパ方面へ向かう時の時差はあんまり気にならないんだよね。日本→ドバイ間の機体よりちゃちくて少し残念。それでもやっぱりエミレーツ、食事はおいしかったです。
シャトルバスでミラノへ。ひとり7ユーロ。ずっと行きたかったミラノ中央駅。ヨーロッパの大都市の駅舎はだいたいミラノ中央駅のように行き止まりになっていてドーム型になっているけれど、ここまで立派な駅舎は見たことがないよ。スケールに圧巻。
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この巨大ドームは実は二つになっている。
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振り返るとこんな感じ。
この電光掲示板で列車が何番ホームに来るのかを確認し乗ればいい。チケットは事前にイタリア鉄道のホームページで予約済み。発券機で印字するだけなんだけれど、その発券機が激混み。なぜ??(その1)と思いながらも、何番ホームか確認するが電光掲示板にはいつまでも待っても記されない。再びなぜ??(その2)と思いながらも、列車の発車時間は迫り、チケットの発券はできないけれど列車に乗ってしまえ〜と思って、遅れていると思いこんでいるその列車を待つ・・・。すると列車の発車時間になったら電光掲示板からその列車が消えた〜。なぜ来ない〜(その3)、そしてほとんどの列車に書かれている「CAN」ってどういう意味?仕方なく、券売機で次の列車を予約するが、日本の券売機のようにスムーズに特急券を発券してくれない。となりの券売機なんてフリーズしてる・・・。なんとか1時間遅れの列車のチケットを取り、余った時間でこんな風にミラノ駅をご機嫌で写真なんて撮っていた。
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なぜなぜ?の悲劇はまだ始まったばかりだった・・・・。

その時の現地からの速報はこちら。

列車は早めにホームに到着していたので、指定の号車へ。え?なぜ?(その4)指定席なのになんでこんなに激混みなの?コンパートメントタイプの私の席には誰か座っているのはもちろん、通路にはあふれんばかりの人ですれ違うことも困難。テキトーな英語で私の席を主張すると、ひとりは立ち去ってくれたが、コンパートメントの他のお客さんがみんなでわーわー言ってる。よく聞くと、今日はストライキらしい!!それも夜9時まで。その間は3割くらいの列車しか運行しない様子。そして「CAN」の文字はキャンセルって意味だったのかぁ・・・。無理矢理3×3の席の片側を詰め合ってもらって4人がけし、網棚に上げられないスーツケースを足の間に。こんな最悪な状況でも、英語を喋る夫婦以外はみんないたって上機嫌。ストライキでも上機嫌なイタリア人・・・。こんなことは日常茶飯事なのだろうか。トラブルを楽しむ余裕はその時にはなかったけれど、いい体験をしたと思うことにしよう。うん、そうしよう・・・。
途中、ジェノバで別の特急に乗り換え、ラ・スパツィアでローカル列車に乗り換えるが、夜9時までのストライキでローカル線はほとんど走っていない。宿のチェックインは7時まで。すでにその時8時半。ミラノ駅で遅くなる旨は電話しておいたが、これ以上遅くなれないのでタクシーで、チンクエ・テッレの町のひとつ、リオマジョーレ(Riomaggiore)へ。町には30分ほどで到着できたが、崖の町なので車は入ることはできず、宿も崖にへばりついた構造になっていて、探し出すのに30分ほどかかってしまったよ。だって横幅1メートルくらいのせまい階段を上った奥の奥の奥にあるなんて思ってもいなかったんだもーん。
そんな着いた直後、Riomaggioreの宿から見た夕焼け。時間はこれでだいたい10時ちょっと前です。入り江の町並みに映る夕焼けの美しさを見ながら、宿へ着けたことへの安堵感に浸っています。
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Riomaggioreの町は、メインストリートが100メートルくらいしかない小さな小さな入り江の町。宿からは急な階段を下りて行きます。到着した日の夕飯は、メニューからこの辺りの典型的な料理をチョイス。
アンチョビ。アンチョビをこうやって単品としてメニューで出してもらうのは初めて。その後、瓶詰めのアンチョビをこの辺りのお店で何度も見かけました。私たち日本人には、こうやって単体で出されるとちょっとしょっぱいよ。ワインが進んじゃいます。
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ムール貝の詰め物をトマトで煮込んだもの。
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いわしを使ったパスタ。ニンニクが効いていてうまい。こういう普通のパスタが当たり前のようにうまいのがスバラシイ。
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ですが、全体的に料理も普通。「IL GROTTINO」って言う店ですが、おすすめしません。ウェイトレスのお姉さんも分愛想です。
次回はチンクエ・テッレの中の町、リオマジョーレ(Riomaggiore)について詳しくです。
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One Comment on "【イタリア特集】ミラノからチンクエ・テッレへ。遠かった道のり。"

  1. ryuji_s1 より:

    イタリアミラノ お料理さすが
    美味しいですね
    楽しめます

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