由比「くらさわや」の桜えびのかき揚げ 10点


ひさしぶりの記事は10点です!ただかき揚げのみ10点です。ずいぶんと書かなくちゃいけない記事が貯まっているので、リハビリがてら公開していきます。

静岡県の富士市の先、清水の手前に由比と言う町があり、桜えび漁で知られている。東海道五十三次の由比宿としても知られ、旧街道は今もその趣を残している。かき揚げにちょっと入れると格段にうまくなる干し桜えびだけれど、釜上げでこそ東京でも食べられるようになったものの、生の桜えびは現地に赴かないとなかなか食べることができない。

旧街道や1号バイパス沿いには、桜えびやしらすを食べさせてくれる店がたくさんあるが、この「くらさわや」は、北海道HTBの「おにぎりあたためますか」で大泉洋が絶賛し、さらに私の兄と弟に仕事中にここの料理の自慢写真を送付されたことから、厚く強い思いが募っていたのだ。

「美味しんぼ92巻桜えび大作戦」で出てくる話もまさにこの「くらさわや」です。

で、いろいろあって2週間のうちに2度もこの由比に行ってしまった。この「くらさわや」は1回目、車で連れていってもらいました。

まず、これが生の桜えび630円。写真でうまく表現できないんだけれど、「桜」色とはすばらしい表現。美味しんぼ内で宝石の輝きに例えているけれど、透き通った天然の色というのは実に美しい。小さいながらも海老の味の濃さや甘みは言うまでもなく、見た目ほど身以外のヒゲや皮?部分は気にならず、逆にその食感がたまらない。

と言っても、まだ今年の秋の漁は2度しか上がっていなく、この生桜えびは急速冷凍のものだと後から知る。かなり高騰しているみたい。(その話は後日の記事で)


こちらは釜上げ桜えび630円。ふっわふわに釜あげされ、大根おろしに醤油をほんの少し垂らしてかきこむとこの上ない幸せがやってくる。これが足を運んで食べる価値ってもの。

釜上げの桜えびともずくを合わせた酢の物630円。うまいけれど、桜えびを敢えて酢の物にする必要なし。

桜えびまんじゅう630円。桜えびの味があまりしない。美味しんぼ内でも「タマネギ匂いが強い」と酷評。まったくその通りだ。敢えて食べる価値なし。それはなぜかというと、胃の大きさには制限があり(笑)、こんなのを食べるくらいなら、かき揚げを食べるべきだからだ!

この旨さに勝るものなし、桜えびのかき揚げ840円!サックサクとした歯ざわり、鼻から抜ける桜えびの芳醇な香り、こんなにうまいものがこの世にあるのかと思うくらいうまい。具材は桜えびとほんの少しの三つ葉のみ。輸入ものの干した桜えびですら値段が貼るのに、ほとんど桜えびで大きくせんべい上につくるなんて贅沢極まりない。下品だけれど伝わりやすい言い方すると、極上の熱々のかっぱえびせんを食べている感じ。美味しんぼによると、釜上げにした際に大量に出るヒゲはこういったせんべい等に使われるらしい。それはそれでうまそうだ。

桜えびづくしコースには、あと桜えびの釜飯とお吸い物、漬物にみかんがついて4200円となかなかお高い。コースにすると少しお得にはなるけれど、女性にはあまりにも多すぎる。なので、単品で注文することをおすすめします。

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One Comment on "由比「くらさわや」の桜えびのかき揚げ 10点"

  1. さんぽ より:

    おおっ、ここの桜えびづくしコースは一度食べてみたかったんですよぉ~(≧▽≦)
    でも、単品の方がイイのか? σ(-ω-。`)
     
    ってか、ぽちさん、入院しまくりなんですか?
    ムリしないでね。(≧m≦。)

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