【沖縄特集】本部町「きしもと食堂」のそば(大) 8.5点


okinawa1数年ぶりに大風邪をひいてしまいました。鼻、熱、咳・・・。そんなGWに沖縄に行って来ました。本島北部の名護市です。
許田ICを降りると、真っ白な砂浜、青い海、のんびりと走る車、真っ黒な子どもたち、寂れた商店、肌のつやつやしたおじいちゃん・・・そんな風景。そこは私にとって時間が止まったら楽園のようでした。東京のど真ん中で、話題沸騰中のヒルズに通い、スーツを毎日着てパソコンに向かう私こそがここではドラマの中の世界なんだろうなぁって途端にげっそり。海を見ただけで、、一生ここにいたい気持ちになりました。
海でシュノーケリングしたり(ニモみたよ!)、美ら海水族館にもいったけれど、やっぱり私は「食」を満喫。ホテルのメニューは東京並みに高いけれど、街の定食屋や居酒屋は驚くほど安くておいしい。特に美味しかったのは「沖縄そば」や「ソーキそば」。
1件目は、名護と美ら海水族館の間あたりの本部(もとぶ)町にある「きしもと食堂」。創業100年を迎える老舗で、麺にかんすいを使わず、薪の灰を水に溶かしてその上澄みを水に溶かす昔ながらの製法を守っている店。写真にもあるように店の前には積み上げられた薪。これで麺に入れる灰をつくっているのだろう。周りは一応店が数軒並んでいるが、ここだけ人だかり。並んでいる時間は短いけれど常に何人かが並んでいるくらいの人気店。
5分ほどで店に入れると、元気のいいおばちゃんが「大?小!?」と注文を聞いてくる。そう、ここは大と小とよくわからないジューシーという3つのメニューしかない。私が入ったときはすでにジューシーなるものはすでに売り切れ。だからこういう注文の効き方になるって言うわけ。風邪気味で食欲は落ちていたけれど、当然「大」。だって並んでいるときから店の外は、鰹だしのいい香りがぷんぷんだったんだもの。大っていったって、600円。あとでわかったことだけれど、沖縄では至って標準価格。あー、六本木に勤める自分は昼代に倍は使っている・・・。
麺は不揃いないかにもといった手打ち麺。細い部分も太い部分もシコシコ。スープをすすると店の外まで香っていた鰹が口に予想通りイッパイに広がる。なんてすっきりした味わい。そこに練り物と豚バラ肉が載せられている。豚バラ肉がのっているのを「沖縄そば」といい、あばら肉がのっているのを「ソーキソバ」というみたい。バラ肉は脂身が甘くてふわふわ。すっきりしすぎるくらいのスープにこってりの肉がいいバランス。そこに刻んだネギ。シンプルだが完璧。
食べても太らなくて、それでいて食べ続けられるだけの胃袋があるなら、2杯は食べたかった〜。
きしもと食堂
本部町渡久地5
0980-47-2887
11:00〜17:30(なくなり次第終了)
水曜定休


3 Comments on "【沖縄特集】本部町「きしもと食堂」のそば(大) 8.5点"

  1. bono より:

    お〜、きしもと食堂行ったかい。ジューシーは沖縄風炊き込みご飯のことだよ。
    近くの新垣のぜんざいは食べた?

  2. ぽち より:

    新垣のぜんざいってあったよ〜。
    どうも混んでいるから人気店なんだなぁとはおもったけれど、おなかにそんな余裕はなかったよーー。

  3. ビタロー@げん3 より:

    mixiから辿り着きました。
    人違いだったらすみません。
    私の知っている「ぽち」さんの様な気がしてなりません。もしかして三○澤さんですか??
    写真綺麗に撮れてますねー!素晴らしいです。
    きしもと食堂いいですねー。数回行きました。
    でも、私の好きな沖縄そばは美ら海水族館近くにある「やんばるや」さんですね。麺が太麺でコシがあるのが好みです。
    きしもと食堂は、日によってスープの味が変わっちゃってると聞きましたよ。
    築地界隈は僕も近いので彷徨ってますよ。きつねやは夏場は勘弁ですね(^^)

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