【京都特集】銀閣寺道「一銭亭」の一銭洋食 7.5点


Dscf0009GWは京都に行って来ました。
今回の京都旅行のテーマは「新緑と読書」。自転車を借りて街をまわり、緑を楽しんだりのんびりと本を読むという優雅な旅です。こんな旅ができるようになったのも大人になったのかなって思います。
GW後半は最終日を除いて見事な快晴。Tシャツ一枚で自転車をこぐとうっすら汗が出るほど。
初日のお昼はあまりたくさん食べてしまうと夕食が食べれなくなるかもしれなかったので、銀閣寺道にある「一銭亭」で一銭洋食にしました。一銭洋食は、昭和の初めの頃に京都で親しまれていた食べ物で、小麦粉を水で溶いて九条ネギや桜エビ、紅ショウガなどを入れて鉄板で焼いた物。お好み焼きのルーツだそうです。まぁ目玉が飛び出るほどおいしいっていうわけではないけれど、500円程度で食べられるちょっとお腹にたまるおやつって感じでしょうか。ただの薄っぺらいお好み焼きだと物足りないけれど、さすが京都、九条ネギを使っているあたりが味に深みを出しています。ちょっとした有名店なので、銀閣寺近くに来たら是非。あの「なかひがし」のすぐとなりです。
Dscf0024銀閣寺道からそのまま哲学の道に入り、新緑を満喫しようと思ったらすごい人混み・・・。ちょっとイヤになったものの、前回訪れたときに焼いた八つ橋を売っている店があってその香りに誘われながらも買わずに後で後悔したことを思い出し、今回こそと思いその八つ橋の店へ。300円の形の悪い八つ橋を購入。個人的には生八つ橋より焼いた八つ橋の方が好きかもしれない。ちょっと硬くてぱきっと割れ、ニッキの香ばしさがやみつきになるんですよね。
写真は、新緑が気持ちいい哲学の道。一部八重桜がまだ咲いているところはあったけれど、ほとんどの桜は花が終わり、一部山吹が咲くところも。花と言うより、新芽がどんどん大きな葉になり、どんどん光合成をしている力を感じられるそんな緑でした。川の流れに八重桜の花びらが流れているところもステキでしょ?
Dscf0040_1その後、JR東海のCMでおなじみの「そうだ、京都行こう」で、GWまでポスターに使われていた「安楽寺」へ。「安楽寺」は通常非公開で、GWとこのツツジやサツキの時期のみの公開。だからツツジやサツキが咲き乱れていると思いきやまだちょっと早かったよう。ポスターのようにまでは行かなかったけれど、こぢんまりした敷地はとっておきのお寺を見つけたような気持ちに。裏手はもうすぐそこが山で、その手前に小さな庭があり、まあるくきれいにカットされたサツキのほんの一部に花がつき、紅葉はまだ薄い黄緑で風にさらさらと揺れて、なんとなく心臓の鼓動がゆっくりとするような感覚に。ぼけーっとその庭を見ながら縁側でなんにもしませんでした。写真がそのお庭。本当はJR東海のポスターと同じ写真をここに載せようと思ったのですが、私にはこのお庭の方が印象的でした。「春と夏の間に、いったいいくつ季節を隠しているんだ、この町は」って本当に京都にぴったりなキャッチコピーだなって思います。
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2 Comments on "【京都特集】銀閣寺道「一銭亭」の一銭洋食 7.5点"

  1. RUI より:

    京都いいですねー!
    私は3月末に行ったので、ちょうど桜が咲く前で、哲学の道もまだまだ木が裸でちょっとさみしかったです。
    次は秋に行ってみたい!と思いました。
    のんびり旅行いいですね☆

  2. Pochi より:

    3月末なら寒かったでしょう?
    秋の哲学の道はかなりの人です。でも南禅寺とか永観堂は息をのむ美しさですよー。ぜひ。

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