【京都特集】天橋立「文珠荘」の夕食 8.5点


会社を辞めた際に4つの「初心」を表明をしたのですが、結局「1.習い事」「2.スリムボディ」「3.本を読む」「4.料理」のうち「4.料理」しか実現できませんでした。「2.スリムボディ」に至っては一回り大きくなっちゃいましたし(泣)。というわけで先週からまた働き始めたので新たな「初心」を表明したいと思います。
1.英語をマスター
「習い事をする」をさらに絞りました。ずっと敬遠していたTOEICも受けます。お金をかけて海外旅行で会話ができる程度に1年かけてがんばります。
2.ブログ更新
忙しいからブログを更新できないと思っていたのですが、無職の間もさしてアップ頻度は変わりませんでした。私の志の問題みたいです。新しい職場の隣人数名は、遅くまで働いているのにもかかわらず、毎日内容の濃いブログをアップしています。負けられないっす。
3.熱帯魚を飼う
先日ひょんなことから亀を1週間ほど飼って、生き物が近くにいる喜びを感じてしまったんです。よく考えてみれば子供の頃にカブトムシやお祭りの金魚を飼って以来。それに加えて、熱帯魚を飼っている友達の家を訪れてしまったからもう止まらない。熱帯魚のいる生活を始めるつもりです!
てなわけで話は戻りますが、無職時代に訪れた京都・北近畿の旅の続きです。
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京都から1日2往復の「タンゴディスカバリー」で天橋立へ。京都って北西に向かってなが〜い都道府県なのですが、その北西の端が宮津市にある天橋立。ご存じ日本三景のひとつで丹後半島のふもとです。「タンゴディスカバリー」は2両と4両を連結した列車で、京都から綾部駅までは山陰本線を通り、綾部駅からはそれまで最後尾だった車両が先頭になって向きを変え、舞鶴線で西舞鶴駅まで走ります。ここまではJR西日本。ここからは車両を切り離し、2両部分はそのまま舞鶴線で東舞鶴駅へ、4両部分は北近畿タンゴ鉄道に入り、私は天橋立駅で下車。「タンゴディスカバリー」は知る人ぞ知る、ちょっと興味深い乗り入れ方法をする列車なんです。京都からは約2時間ですから、新幹線で東京から名古屋へ行くのと同じくらい。って聞くと「げっ」って一瞬思いますが、車窓は飽きることない景色ばかりであっという間でした。
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列車では、日本で一番大好きな豆大福である京都出町「ふたば」の「豆餅」をほおばってご満悦。京都に行くたびに食べているのに、毎回毎回口に入れるたびに「こんなにおいしかったっけ?」って思うから不思議。塩気と豆が割れる食感が絶妙です。左のベージュの豆が入っているのは福豆大福。節分の時にまく豆、つまり大豆そのままの豆が入っている大福も食べましたが、やっぱりいつもの「豆餅」にはかないませんでした。
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この日の前日の天気は、台風並みの熱帯低気圧で大荒れ。車窓の由良川は氾濫しそうなほど濁った水でいっぱいだし、日本海はごうごうと高い波を岸壁にたたきつけ泡で真っ白。天橋立に着く頃には青い空も見えましたが、不安定な天気でした。天橋立の宿は、駅からすぐの文珠という一帯にある「文珠荘」という旅館。さすがJTBのおすすめ度が高いだけあってきれいで立地も抜群、対応もきめ細やかで嫌みはないし、料理もなかなか。
その料理をいくつかご紹介。上は刺し盛り。アコウダイは甘くてプリプリでかなり美味。その他のイカも海老もマグロもかなりおいしい。手前右はぐじ(甘鯛)の和え物、左は八寸。海の幸だけでなく、山の幸もうまく取り入れて秋がいっぱいです。
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料理は、土瓶蒸しならぬ松茸鍋、魚(忘れた)の煮付け、蒸しワタリガニ、但馬牛の鉄板焼き、アワビとサワラのバター焼き、松茸ご飯と出たのですが、印象的だったのがこの松茸。京都「なかひがし」でもこれ以上はないって言うくらいの松茸を食べましたが、ここの松茸もなかなかの大きさ。手で裂くといい香りがふわーっと広がります。ハモと水菜と一緒に出汁で煮てスダチでいただきました。
ここまでべた褒めすると9.5点は確実そうな気がしますが、ここは期待を込めて8.5点。やっぱりこの地では「松葉ガニ」を食べてこそ、実力を知ることができるはずです。解禁日は11/5ということで少しも食べることができませんでした。今度はちゃんとシーズンに行こうと思います。
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翌日晴れたので朝一番で天橋立が一望できる展望台へ。遠浅の海と白い砂、龍を思わせる松並木が神秘的でしょう?それもそのはず、日本最古の歴史書「古事記」で有名ないざなぎ、いざなみの神による「くにつくり」の場面にも登場してるんです。おきまりの天に舞い上がる龍を「股覗き」してきましたよ。
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ちなみにこの画像はGoogle Earthで見た天橋立。くっきりとつながっているのが見えますね。
Amanohasidate
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文殊荘
〒626-0001 京都府宮津市天の橋立海岸
TEL 0772-22-7111


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    1888年に米国で創刊された老舗地理雑誌、ナショナル ジオグラフィック。世界各地の景観や風俗を伝えてくれる、美しい写真が毎号掲載されていることでも有名ですね。1995年4月、英語圏以外では、初の外国語版として「ナショナルジオグラフィック日本版」が創刊。

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