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【トスカーナの旅13】ぽち食堂 in トスカーナを臨時オープン!

3泊してとっても気に入っちゃったセッジャーノのアグリツーリズモ。部屋も広いのですが、専用のテラスもとっても広く、南向きなので一日中ポカポカと陽が当たります。夏だったら暑いのかもな。私たちが訪れた9月中旬はすでに肌寒く、朝の気温が10℃を割る日もありました。

 

 

テラスからのステキな眺めはこんなかんじ。こんなステキな場所にいるならやっぱり「ぽち食堂」トスカーナ支店をオープンして昼間っからビールでも飲んでご機嫌になっちゃおう~ということで、二日目と三日目のお昼は料理して食べましたよ。

 

 

一番近くのセッジャーノの街までは車で10分ほど。街の入り口に割と大きめのスーパーがありました。モンテプルチアーノで買ったばかりの革ジャンを着て、ご機嫌お買い物。本当は革ジャンは買ってすぐに着るつもりはなかったんだけれど、寒くてやむなく。この後ローマに行ったら、暑くて出番はありませんでした。ここは高原っぽい気候で涼しい(寒い)んです。

 

カートはこうやって引っ張るタイプで、意外と便利。スーパーの棚はスカスカでしたが、必要なものはそろっている感じ。

 

 

野菜類はどれも量り売りで、値札はキロのお値段。札の端に番号が書いてあり、ハカリに載せて番号を入力し、ラベルを印刷して、ビニール袋に貼る仕組み。パックを使わないからエコだし、少しだけ購入することもできる。日本でも導入してよ~。

 

 

さて、部屋に戻りまして自炊開始。生のパスタが売っていたのでリングイネを購入。角切りにしたズッキーニとトマト、目の前の庭で自生しているディルを刻んでニンニクで炒めます。そうそう、ここで作っているオリーブオイルを宿の主から購入。この味を引き立てたかったのでたっぷり使い、水は多めで野菜がくたっとするまで煮込みます。

 

できあがったのがこれ~。とってもおいしそうでしょ?いや、我ながらおいしくできたと思いました。これは私の腕じゃなくて、素材の力かと。

 

 

テラスでビールを飲みながらランチですよ~。イタリアっぽいよね、ゴッドファーザーの若き日のマイケルが出てきそうだよね~。今私は、節電で電気の消えたオフィスの昼休みにこの記事を書いているんですけれど、イタリアでの生活と今の生活が同じ私の人生なんですよね。またお金貯めてのんびりしに来よう。

 

 

すっかりエスプレッソの入れ方もうまくなりました。

 

 

二日目のランチは残り物で。ズッキーニはニンニクとオリーブオイルでくたっとなるまで炒めただけ、アクセントにセージを入れて。トマトは刻んでディルとオリーブオイルで。オリーブオイルがおいしいから、ただトマトと和えるだけで立派な一品になる。卵は乾燥ポルチーニを入れてふわっとオムレツに。自生しているハーブをちょっと入れるだけでグッとおいしくなる。

 

 

せっかっくなので、イタリアで買ったワインたちを並べてみました。もう大半は飲んでしまったけれど・・・。今頃トスカーナは寒いのかなぁ。今年のオリーブオイルができる頃かなぁ。

 

【トスカーナの旅その12】「Antica Tenuta Le Casacce」での最高の食事

セッジャーノの宿は食事自慢のアグリツーリズモで、毎ディナー25ユーロで決め打ちのディナーが出てくる。もちろんワインも宿のもの。3日もいると「ロッソ」というだけでこれが出てくるようになりました。カイザー・ソゼ似のまったく英語をしゃべってくれないウェイターさん良かったな。

あとから調べてみるとこのあたりもモンテクッコと言うサンジョベーゼ種のDOCのワインが有名で、きっとこれもそうだったんじゃないかな。私たちの部屋の名前もモンテクッコだったし。毎日飲みたい、若いんだけど若々し過ぎない果実味たっぷりの赤でした。

前菜は、牛肉を塩漬けにしたものを薄くスライスしたもの。ちょっと燻製されているのかな。そこに白いんげん豆とトマト、この農園で作られたおいしいオリーブオイルをたっぷり。オリーブオイルのうまさを感じられ、食欲がぐんぐんあがる。ワインもぐんぐん飲みたくなる。

 

パスタはリガトーニというかなり太めのマカロニ状のパスタ。ズッキーニに、三種のチーズ。モッツァレラ、パルミジャーノ、それにフォンティーナというもの。具はズッキーニ、オリーブオイルとニンニクに少しトマト。いやー、チーズたっぷりでうまい。

 

 

メインは鳥の煮込み、これで二人前。別に炒めた色違いのパプリカとトマトを直前に合わせているそう。肉はほろほろ。量が多くて死にそうだよ。

 

 

あまりにも量が多いので、ディカプリオ似のかわいいウェイターに「デザートはちっちゃくちっちゃくお願いします」と言ったら、こんなに薄くスライスしてくれた。チョコレートケーキはふわっとしていてでも濃厚でおいしい。

 

 

二日目のディナー。当然だけど、連泊しても料理が重なることはありません。

スモークサーモンはマリネしてネギのソースで。このネギソース、まるで牛タンにかけるねぎ塩たれだった。オリーブオイルを使わなければまるで和食だ。イタリアンと和食の調理法は本当に似ている。ちょっとのバルサミコが効いているね。

 

レンズ豆やひよこ豆など数種の豆と麦のスープ、ポルチーニなどの数種のきのこにたっぷりのパルミジャーノ。オリーブオイルの旨さが引き立つスープ。こうやって麦を食べるのは初めて。

 

メインはニンニクとローズマリーを効かせたスペアリブ。窯焼きポテトを添えて。量が多く、しかも脂っこくてふたりともダウン。

 

 

デザートは脂でやられた胃にやさしいレモンのシャーベット。ガツンと甘いのが来たらどうしようかと思った。

 

 

三日目のディナー。毎日毎日ここの食事が楽しくてたまらない。きちんと英語で説明してくれるオーナーのおもてなしも好きだなぁ。私でもわかるような英語で何度も説明してくれるし。

前菜は、アスパラにモッツアレラチーズと生ハムを巻いてグリルにしたもの。豆のソースにレバーのパテ。今でもこの味、思い出せるなぁ。アスパラをこんな風にして調理するの、私もやってみよう。

 

 

パスタはペンネ。ローマの昔からのパスタであるアマトリチャーナとカルボナーラをミックスしたものらしい。なるほど、こんなふうにミックスしたものは食べたことがないけれど、とってもおいしい。量が多くてつらかったけれど、おいしくて食べきってしまった。アマトリチャーナはノンスモークのベーコン「グアンチャーレ」を使っているみたい。

 

メインは、ビーフをローズマリーと塩コショウで表面をよく焼いたもの。肉々しくて香ばしく、とてもおいしい。下に敷いてあるポテトはパターを入れずに2種類のチーズでマッシュにしたもの。

 

 

デザートはバニラクリームの中に、チョコソース、パリパリしたものが上に載っている。すでにメインまでですっかりお腹いっぱいで戦意喪失。

この宿は連泊してこそだと思いました。一週間くらいいてもいいかも。毎日毎日旬を感じさせる家庭料理や郷土料理ばかり。私が食べたい料理ってこういうものなんだなと改めて思いました。量が多いのはなかなかつらいけど、こんなにおいしいと「減らしてほしい」と言いたくなくて、結果的にメインとデザートは残すことが多かったかな。
毎日ディナーは20時からと遅かったので、16時くらいにビールを飲みながらおやつを食べてお昼寝し、お風呂に入ってさっぱりしてからディナーに向かうという毎日。ちょうど19時ころに夕焼けで丘が赤く染まり、ボケッとしていると寒くなってきて、上着を羽織ってディナーに向かう。おいしいワインと料理で体があたたまる。あー、贅沢。
ストレスなんてなかったなぁ。
次はここのキッチンでランチを作るお話です。

【トスカーナの旅その11】オリーブ畑内のアグリに泊まる、何もしない贅沢なひととき。

トスカーナの3つめの宿泊地は「Antica Tenuta Le Casacce」というアグリツーリズモ。モンタルチーノやサン・クイリーコ・ドルチャから南に30キロほどのセッジャーノという小さい小さい街の近くの何もない丘。隣の家まで何キロ離れているんだろう。オリーブオイルを生産している農家の敷地内なので、周りはオリーブの大木だらけです。このあたりはオリーブオイルの生産で有名みたい。

 

坂の下が母屋でレストランはここにあります。宿のご主人は宿経営が長いようで、お客様のお相手も手慣れた英語も、距離感もいい感じ。スタッフは少ないけれどいごこちはよさそう。そしてこのご主人は世界中で経験を積んだ兼シェフで、食事が自慢のアグリツーリズモのようです。ワクワク。

 

 

地図を見てもわかるように周りには何もありません。

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宿のセンスは、ピカイチというわけではなく、素朴で、なんでももらったものを飾っちゃうような田舎の古民家?ってかんじ。いいんですいいんです。

 

私たちの棟は駐車場から一番近いここ。1階にある二部屋のうちの一部屋がうちです。ドアの前に大きなテーブルと椅子があって、このテラスが私たちのもの!

 

目の前はこんな景色!なだらかな丘は一面のオリーブ畑です。

 

 

毎日このテラスでこうして朝、昼、夜、とボケッとしていました。ブログ更新したり、カフェラテ飲んだり、何もしなかったり(さちえさんはよく寝てた)。3泊したうちの二日目はたまたま天気がぐずついていたので、洗濯して、ご飯作って、ボケッとして、野鳥観察して・・・こんな暮らしを満喫しました。人のいるところに出かけない、ただ雨の音や鳥の鳴き声を聞く、車の音もしない。贅沢ってこういうのです。私がしたい夏休みってこういうのです!うわーーー、幸せだ~。

 

 

部屋はとても広くてソファもある大きなリビングに、

 

 

立派なキッチン。

 

メインの寝室。

 

シングルベッドの部屋がひとつ。バスルームも他の宿同様、バスタブはないけれど、ビデもあって広くて清潔。

 

 

敷地内はとても広くて、ロバや羊がいたり、ハーブを育てていたり、とにかくボケッとできる空間が山ほどあります。

 

 

ここに来てちょっと標高が上がったからなのか、気温が10度を切る日(9月半ばです)もあり、肌寒かったのですが、さすが欧米人、こんな時でもプールで遊ぶんですよ。唇が紫になったりしないんですかね~。いや、でもこの眺めを独り占めできるプライベートプール、贅沢すぎです。でもこの部屋1泊69ユーロ。ここまでの2カ所の宿の2泊のお値段で、3泊泊まれます。

 

 

ずっとここにいたいと思いながらも、旅も後半日程に入り、東京に戻ってしまうんだという現実に引き戻されることもありました。。。いや、でもすんごくおいしい夕飯とワインでそんなのあっという間に忘れてしまうんですけれど。

 

次回はここのお食事です。

 

【トスカーナの旅その6】Il Rigoの食事とペコリーノチーズ。それにモンタルチーノのワイン。

トスカーナの旅も5日目。オルチャ渓谷内のサン・クイーリコ・ドルチャ近くの「Il Rigo」の宿泊は2泊です。繰り返しになっちゃうのですがこの旅はアグリツーリズモと呼ばれる農家民宿にばかり宿泊しています。ここも本館の裏手には農家の人たちの家や作業場があり、民宿だけの営業ではないようですが、若い人が営業する流行りのアグリツーリズモのようで、無駄なものはなく、しゃれています。建物も新しく建てたものなのか、以前あるものを改装したのかはわかりませんでしたが、いずれにしてもそんなに古くないアグリツーリズモのようです。

街と街(村と村の方が正しいかも)を結ぶ幹線道路から一歩はいると砂利道で、まったくの農道です。昼間は車の少ないこの道のトレッキング楽しむ人が多い様子。その砂利道からはわかりやすいように糸杉が植えられ宿へと続きます。

中庭があり、とってもステキな空間。

 

 

朝食は典型的なイタリアの朝食。できれば淹れたてのカプチーノを飲みたかったな。

 

 

ハムやサラミはどこでもほんとうに美味しくて、となり町ピエンツァのペコリーノチーズが定番でした。シンプルだけどおいしそうでしょう?

 

 

これは翌日。ブラッドオレンジジュースが好きなだけ飲める朝食って幸せ。

 

 

初日の夜は、となり町のサン・クイーリコ・ドルチャの音楽祭が最終日で、この宿が打ち上げの場所に。私達の食事もこの打ち上げのブッフェに参加しました。いやいや、なんか陽気なイタリア人に、サン・ガルガノという屋根のない教会を薦められて楽しかったよ。

 

 

前菜は、ハムやサラミやペコリーノチーズ。スープ、思い出せないぞ。

セカンドはジャガイモのニョッキ、豚ひき肉をローズマリーで。シンプルで真似したい味。

 

メインは、チキンをほろほろに煮たもの。付け合わせが秀逸。ズッキーニ、ほうれん草、セロリをそれぞれにんにくでくたくたに炒めたもの。乳化するまで炒める技はパスタ以外のこういった付け合せでももっと使ってみよう。

 

 

二日目。そうそう、この宿と次の宿は夕飯はワンメニューで決め打ち。ここは23ユーロでした。前菜は、ペコリーノチーズを載せてトーストしたものにアクセントでローズマリー、それにハチミツ。この羊の乳で作ったペコリーノチーズうまいなぁ。熟成度合いで風味も違って、熟成が浅いものはこんなふうにトーストするとおいしいね。

 

今日のセカンドは、白いんげん豆とほうれん草、セロリ、たまねぎ、トマト、パンなどが入ったミネストローネ。動物性なものが入っていなく、野菜のみの味があまくてとてもおいしい。これは自分でもやってみよう。

 

メインは、ローストポークに玉ねぎのソース、それにジャガイモをローズマリーとオーブンで焼いたもの。

 

ワインは、となり町モンタルチーノのセカンドである Rosso di Montalcino でLA GERLAのもの2009年。もちろんブルネッロのほうがおいしいんだろうけれど、気取らないこんな食事ならセカンドのRossoで十分で、あまりにもおいしくて陽気になってしまいました。宿で飲んでも12ユーロ、安いよね。DOCです。あーー、こんなワインが12ユーロで飲めるんだったら毎日飲みたいぞ~。

 

とはいえ、本館から別館の徒歩10分以上街灯なしを歩いてくる人はいなく、みんな飲酒運転。新月のこの二日間、私たちは手で回すと点灯する災害時用のライトを借りてくるくる回しながら帰りました。みんな飲酒運転は良くないぞ!二日目、途中乗せてくれたドイツ人カップルありがとう。

 

 

チェックアウトしてから、車で30分ほど先のワインで有名なモンテプルチアーノに向かうんだけれど、その道すがらにあるペコリーノチーズの直売所に行って来ました。後々調べてみるとペコリーノチーズって他の場所にもあるんですね。これはペコリーノ・ロマーノではなく、ペコリート・トスカーノのことで、このあたりではチーズといえばピエンツァのペコリーノチーズだらけでした。ここで買って来ました。

 

 

ペコリーノチーズは一番下段で、一番右が一番熟成していて、左になるほど熟成が浅いように置いてありました。値段はどちらもおなじで、キロ15.2ユーロ。私は一番熟成の浅いタイプを半分、約0.5キロ買いました。塩が甘くてそのまま食べてもさっぱりしているし、サラダに入れたり、上の前菜のようにトーストしてもいい。使い方はいろいろで面白いなと思いました。

 

 


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場所はここなので、車の方はぜひ行ってみてください。シエスタありますので、午前中がオススメです。

 

そういえば部屋のことを書かなかったのですが、別館の部屋は、ステキな眺めの窓がある寝室と、シャワーとビデとトイレのあるちょっと広めのバスルーム、共同のダイニングがひとつある作り。一泊110ユーロ。本館より別館が断然おすすめです。

【トスカーナの旅その5】オルチャ渓谷のどまんなかの宿「Il Rigo」に泊まります

サン・ジミニャーノを後にして南にある宿へ。約一時間半のドライブです。このあたりも随分とトスカーナらしい風景ではあるのですが、シエナを超えて下道に入ると風景は同じ丘陵地帯でありながら一変します。


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その一変する風景はオルチャ渓谷に入ったからです。ここトスカーナの世界遺産といえば、

  • フィレンツェ歴史地区
  • ピサのドゥオモ広場
  • ピエンツァ市街の歴史地区
  • サン・ジミニャーノ歴史地区
  • シエーナ歴史地区
  • オルチャ渓谷

ですが、このオルチャ渓谷だけ古い建物や街並みではなく「渓谷」です。渓谷といっても自然遺産ではなく文化遺産。日本人が想像するような渓谷ではなく、なだらかな丘陵地帯で、私はわかりやすい表現として十勝平野や美瑛の100倍と言っています。どんなふうにすごいかって、植える木の種類、植える場所が景観を意識しているので、声を上げてしまうほどの絶景がずっと続くのです。だからシエナから南のドライブは楽しくて楽しくて仕方がありません!そんなオルチャ渓谷のどまんなかに私達のアグリツーリズモ(農家民宿)があり、町とは離れた丘陵地帯のどまんなかにあります。この写真の真ん中の建物が今回泊まる「Il Rigo」の本館。

 

で、私たちは別館で、車ならすぐのところにぽつんと立てられています。車ならすぐw。右の上にあるのが本館、左の端にあるのが別館。これはかなり遠くから撮影しています。今撮影している場所から宿へまっすぐに行ける道はありません。このあたりをドライブしてみるとよくわかるのですが、このあたりはこんな感じのアグリツーリズモくらいしか宿がありません。町はそもそも点々としかなく、そこにホテルのようなものは少しありますが、ほとんどの旅行者は車で来ているので、こうした渓谷のどまんなかに泊まります。それでもここはど真ん中すぎるくらいのど真ん中。

私達の別館から見える景色です。奥に見える山はMonte Amiata。西日の当たるこの時間は、ゆるやかなこの大地でも影ができてベルベットのよう。

サーモンピンクに染まる大地。牧草の刈り取りも終わっていて、粘土質の大地が広がります。

 

北側は写真ポイントでも有名な「Chappella di Vitaleta」。部屋の窓の真正面に見えます。今だから絵葉書にもある有名なポイントだとわかるのですけれど、角度が違っていて最初はわかりませんでした。

翌朝早く、そのチャペルの向こうに気球が上がった!

朝もやもステキです。夕暮れより朝もやのほうが好きなんだと感じました。朝は冷えます。でもその冷え具合が心地いい。

一番近い町は、丘の上にあるサン・クイーリコ・ドルチャ。

 

夕暮れに物思いに耽るさちえさん。

 

夕食はたいていどこも20時から。着いてから4時間近くあるのでビールでも飲んで、お互い思い思いにぶらぶら。今回の旅は一日に一つ予定があるかないかなので、早く帰ってきてビールを飲み、ゴロゴロして、シャワーを浴び、化粧もしないで夕飯を食べに行く。お腹が膨れて帰ってきたら寝間着に着替えて、歯を磨いて寝るだけ。だから朝は早く目が覚める。だいたい5時くらいに一度起き、新月の真っ暗な夜空に星を眺め、もう一度うたた寝。朝陽が上るころにもう一度ぶらぶらとカメラを持って散歩に行き、ボケーッと過ごす。

 

 

夏休みですから~。次は、ここの宿の食事です。