カテゴリー「▽焼肉」の21件の記事

2010.01.11

篠崎「焼肉ジャンボ」の焼肉 10点

ずっと前から行きたかった、江戸川区篠崎の「焼肉ジャンボ」。私は昔、隣駅の瑞江に住んでいたこともあってあのあたりの地理に比較的詳しいんだけれど、この店のある場所は、駅からも遠く、江戸川沿いで川を越えればもうそこは千葉と言う場所。でもザガットで最高得点をつけるなど、知る人ぞ知る郊外の焼肉店なんです。

私が訪問したのは正月3日。まずはビールにレバ刺しでも摘もうと思ったら、正月で新鮮なレバーはないと・・・。ついでにタンも売り切れたと・・・。おおお、しょっぱなから残念なお知らせ。それでも「焼きレバーのかわりならハツ焼きですよ」と進めてくれたので「ハツ」892円から。

ハツのイメージを覆される、まるでカルビのような美しい朱色。片面8秒ずつ焼くんだと、最初に手本を見せてくれる。焼けたハツはレモンで。おおお、柔らかくて肉汁がうまい。これはハツなんだと思ってしまうくらい、ホルモンらしからぬ上品な味わい。最初の一口から、衝撃的なうまさはもちろん、ハツにここまでウマさを感じられることに感動。

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ナムル三点盛り。野菜もたっぷり食べたかったしね。

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続いて、ロース(奥)とカルビ(手前)、それぞれ1050円。特筆すべきなのは、これがすべて「上」ではないこと。一番安いロースやカルビなんです。色合いを見て、食べる前から、これが一皿1050円であることがかなりお得度が高いことがわかるはず。

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こちらは片面4秒ずつ。写真はロース(ピンずれてゴメンナサイ)、赤いままでも構わないと言うこと。タレでいただく。肉自体の甘みが強く、とろけるようでうまい。なんてうまいんだ・・・。生でも食べれると言うことなのでいただくと、あぁまさにユッケの肉だね。生肉のうまさもたまらない。

カルビは肉がほろほろと崩れるような感じ。より脂身が強く、これももちろんうまい。

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この日は、この店初訪問だったので、メニュー設定はお店の人におまかせしてみた。まずは定番のロース、カルビ、それにハツの3品を食べ、裏メニューも3品でどうかと。この店は表メニューもさることながら、裏メニューの充実具合も素晴らしい。見せてくれた裏メニューから、みすじ、さがり、しんしんを注文。裏メニューと言っても、誰でも注文できるし、最初から見せて欲しいといえば見せてくれるはず。少ない部位だから毎日同じメニューとは限らないってことね。

こちらはさがり。ハラミの一部分らしい。ハラミはハラミであるのでその違いはよくわからなかった。たしかお値段は2000円台だったと思う。個人的にはカルビよりも好物。肉らしいハラハラと崩れる食感と噛みごたえ、肉汁のうまさ、当然うまいです。

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そしてこちらはシンシン。ロース系だよとお店の人には言われたけれど、調べたら後ろ足の付け根の部分らしい。シンシンはシンタマの中の中心部で、貴重な部位みたい。

キメが細かくて、サシが細かく入り、さっと焼くだけで甘みのある上質の脂がジュワッと溢れる。やらなかったけれど、この肉でほかほかのまっしろごはんを巻いたらどんなにうまいだろう。今度は御飯と一緒に食べるのも忘れなきよう。

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最後はみすじ。みすじは肩甲骨のあたりの筋の部分らしく、肉の真ん中に筋が入っている。でも筋だからと言って固いわけではなく、ふわふわの柔らかさ、サシが多く、むしろ脂身の中に赤みが入っているかのよう。口の中で瞬間的にとろけてしまうし、嫌な脂を食べてしまった時のズッシリ感もまったくない。「こんな肉を親に食べさせたい~」と思ったけれど、こんな神奈川の西から東京の東の果てまでくるだろうか。。。

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正月の来店と言うこともあり、お年賀をもらってしまった!これがなかなかかわいくて、虎の携帯ストラップになっている。残念ながら、私のiPhoneもAndroidも携帯ストラップを刺す場所がないので、どこにつけようか思案中。こういうちょっとした気遣いもうれしい。

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サイドメニューも豊富で、カレーとかオムライスもおいしいらしいよ。当然そこまで行き着くお腹の余裕はまったくなし。

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これに、ビールやマッコリを飲み、サラダも頼んで、二人で13000円くらいかな。裏メニューは一皿2000円台だから、そこに手を出さずに、ロースやカルビなど、通常メニューを頼んでいれば、ひとり4000円くらいで収まるんじゃないかな。食べているときはこのくらいのうまい焼肉屋なら、都内には数件はあるなぁと思いながら食べているんだけれど、お会計の時にその安さにびっくりし、どうしてこの店が支持されるのかを実感するんです。すごくうまくてすごく安いから。感覚的には6掛けくらいかなぁ。

お店の人が面倒だと言う声もよく聞くけれど、決しておせっかいなことはなく、おいしくお肉を食べるための的確なアドバイスをくれるだけ。郊外の店だけあって家族連れが多く、子どもが騒いでも嫌な顔一つしないし、写真をパシャパシャ撮っても、嫌な顔をするどころか、焼きだすのを待ってくれたりする。私はこの店の着かず離れずの距離感が好きだな。

唯一面倒なのは、この場所。篠崎駅だけでも十分離れているのに、そこからバス。ただ、バス停は目の前だし、バスの本数も充実しているので、この味とこの安さ、それにまだまだ食べていないメニューが山ほどあることを考えると、面倒でも行ってしまうだろうな。

だから誰か一緒に行きませんか?ふたりで行くより、4人で行く方が種類もたくさん食べれるので楽しいこと間違いなし。と言うわけで、10点です。予約状況はwebで確認できるよ。

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焼肉ジャンボ ←webは音がでるので注意
03-3679-8929
江戸川区篠崎町4-13-19
17:00~24:00
火曜定休

焼肉ジャンボ (焼肉 / 篠崎、瑞江、妙典)
★★★★ 4.5

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2009.12.07

恵比寿「鐵玄」のラムつくね 9.5点

釣りメンバーで焼肉へ。このメンバーといえばなぜか焼肉になることが多い。魚釣っている反動からか?

以前にジンギスカンで感動した、中目黒の「鐵玄」をチョイスしたのだが、予約されていたのは恵比寿の「鐵玄」だった。姉妹店らしい。会社からは恵比寿の方が断然アクセスがいいので逆に良かった。

仕事でちょっと遅れて行ったら、すでにみんなは一通り満足したあとだったので、「おすすめの肉だけのコース」2500円を言われるがままに頼んでみる。ラムロース、ラムつくね、和牛カルビ・ロース・ハラミ・MIXホルモン、それに本日のおすすめ肉。この店はジンギスカン屋だとばかり思っていたが、いつの間に他の肉も充実している。恵比寿店だからなのか?

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肉は店員さんが焼いてくれるのだが、そのペースがかなり早く飲む暇も話す暇もない。できればもう少し空気を読んで欲しいな。これでふたり分。

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あまりにもMYMちゃんが楽しそうだったので載せちゃった。マッコリ片手にホントに幸せそう。

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ラムロースはまさに中目黒の鐵玄で食べた味そのもの。赤身の旨さがうまい。和牛食べているとどれだけサシが入っているかになりがちだけれど、ホントの肉の旨さは赤身の旨さだよ。

そして私が感動したラムつくね。中が少し赤いくらいで食べる。割ってみるとこんな感じ。周りはこんがり、中は柔らかく、先程のロースのうまさをそのままにしながら柔らかくジューシーになっている。塩のみで食べるのがうまい。あまりにもうまくてあとでもう一度単品で頼んでしまった。これだけだったら10点だな。まさに悶えフード。

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これはMIXホルモン。これも十分うまい。

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やっぱりこの店はラム肉が飛び抜けてうまい。他の肉は他の店でも食べることができるので、この店に来たらラム肉中心で食べるべき。普通の野菜たっぷりのジンギスカンも食べておけばよかった。最後にラム肉をリピート。

S6_2

次回はジンギスカンを食べにもう一度この店に行こう。マッコリを飲み尽くさないように注意。

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鐵玄 恵比寿
03-5768-5537
渋谷区恵比寿南1-2-8 雨宮ビル 1F
ランチタイム
〔月~金〕11:30~14:30*土、日、祝は休み
ディナータイム
〔月~木〕17:00~24:00
〔金、土、祝前日〕17:00~28:00
〔日、祝日〕17:00~23:00
無休

鐵玄 恵比寿 (ジンギスカン / 恵比寿、代官山、中目黒)
★★★☆☆ 3.5

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2009.11.04

大崎「焼肉ホルモン市場 池上線ガード下物語」の幻のホルモン 8点

「○○」の店に先に行っているよ~なんて言う時に、至極困る店名です。私は「池上線なんちゃらなんちゃら(だっけ?)」って言われて、それがホルモン焼き屋なのかもよくわからず聞き返した記憶があります。この店は我が勤務地である大崎にあるのですが、大崎に池上線は走っていません(笑)。昔はそういう場所に店があったとか。移転してきた割には昔からあるような掘っ立て小屋です。でも飲み場が少ない大崎にこういう店があるのは重宝しますよ。

まずはビールで乾杯。つまみは「レバ刺し」800円。まー、普通にウマイ。最近、レバ刺しがうまくない焼き肉屋を探す方が難しくなった。チェーン店の焼き肉屋のレバーも今ではレベルが高くなったのだろうか。

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店内はモクモクとしており、テーブルの炭火コンロの煙を換気扇が7割方しか吸い込んでいない様子。間違ってもおしゃれな服で来ては行けないです。一応、ロッカーぽいものもあります。

看板メニューの「幻のホルモン」950円と「幻のミノ」950円。右がホルモンで左がミノね。これを食べるためにこの店に来る人が多いらしい。モーニングに連載されていた「悶々ホルモン」で著者の佐藤和歌子なる人がこの店を絶賛して話題になったんだって。20代でひとり焼き肉ってすごいな・・・。私は食べたもののおいしさを誰かに伝えないと、おいしさを味わった気分になれないのに。

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「幻のミノ」は焼くとこんな感じ。写真だとわからないんだけれど、適当に切り込みが入っていて、歯ごたえがありながらも食べやすく、甘い脂がしみ出しながらも、気持ちの良い歯ごたえ。これだけ延々食べていてもいいぞ。

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食べることに集中し始めてしまい、この後ほとんど写真を撮るのをやめてしまったのだけれど、実は「幻のホルモン」もすばらしくウマイ。これは上質の脂がたっぷり染みこんだふわふわのマットのような感じ。こっちを一口目に食べることをおすすめする。

正直、記憶の中のホルモンとミノがこんがらかっているので、もう一度来店してどっちがどっちだか確かめてみよう。

そして、これはみそ味のシビレ。シビレって胸腺と膵臓のことらしい。ふわふわっとしていて、これも脂がたっぷり。甘めのみそ味がたっぷりなので、ホルモン自身の味はよくわからない。

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すでに二回来店しているんだけれど、おいしいホルモンを楽しむのがメインと言うより、みんなでわいわいとホルモンを食べながら会話を楽しむのがメインになっていて、きちんとレビューできない!次回は記事を更新するつもりでちゃんと写真を撮ってこよう。

そうそう、お店のおばちゃんは無愛想です。そこは期待できません。なのでどんなにがんばっても9点止まりだな。

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焼肉ホルモン市場 池上線ガード下物語
品川区大崎2-12-2 大山ビル
17:00~23:30
無休

焼肉ホルモン市場 池上線ガード下物語 (焼肉 / 大崎、大崎広小路、下神明)
★★★☆☆ 3.0

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2009.03.29

本郷三丁目「房家」の焼き肉 10点

とっておきの焼き肉が食べたくって選んだ店は、普段行く機会がない「本郷三丁目」。この「房家」は厳選された黒毛和牛を一頭買いしているらしい。つまり珍しい部位が食べれると言うこと。お腹を空かして向かいましたよ~

この店がとっても良心的なのは、珍しい部位の三種盛りで5000円、五種盛りで8000円で、破格な値段を取られないこと。いつだったかおすすめされたサーロイン(かなり薄め)を値段も聞かずに頼んだら1枚5000円で、3人で15000円も取られた痛い経験があっただけに、こういうお財布の心配をしないで珍しい部位を食べられるのはうれしい。

今日の三種盛りは肩ロースの最上部位「はねした」、しっかりとした霜降りでとろける「トモ三角」、きめ細かい霜降りの「ささばら」。なんだかさっぱりわからないが、その日の仕入れ状態で違うものが用意されるらしい。写真を見て解るとおり、なんだかすごい霜降りで、もちろん生でも食べられる。

鮫皮でおろした本わさびも添えられている。

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本の一瞬だけ炙るように焼いて、本わさびをたっぷり付けていただく。なんだよこれ、、、幸せの肉汁が口の中でじゅわーっと広がり、幸せすぎる~。このキメの細かい霜降りは一瞬にして口の中で溶けてしまう。また、本わさびがいい。たっぷりつけるぐらいがちょうど良く、ジューシーな脂を口の中で瞬時にさっぱりとさせてしまう。こんなうまい肉はほんの数枚食べるだけで十分で、バクバク食べるものじゃないな。

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私が今まで食べたタンの中で一番じゃないかと思ったタンは「厚切り大トロタン塩」1980円。かなり厚切りのタンなんだけれど、食べやすいように切り込みを入れてあるところが、前歯のかみ合わせが悪いわたしにはうれしい。

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見てよ、この分厚さ。適度にかかった塩胡椒がちょうどいいし、柔らかいながらもしっかりと歯ごたえがあり、ジューシーなところもすばらしい。

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サイドメニューもなかなかよくて、塩サラダはうちに帰ってさっそくまねしてみたよ。レバーはおいしかったけれど、角切りという割には小さくてインパクトに欠けたな。マッコリも種類が豊富で、酒飲みにはたまらない店だと思います。

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おいしい焼き肉屋はたくさんあるけれど、ひとり1万円以内で安心して食べられて、お店の雰囲気もいい店は意外と少ないです。常連ばかりでやりにくいこともないし、カメラを取り出してパシャパシャやってもしかられないし。久しぶりの10点店です!

4874352790「東京肉本―ゴキゲンな自腹肉はどこだ!?」って本でこの店を見つけたんですけれど、なかなかいい東京の焼き肉屋がそろっているんで重宝しています。肉にまつわることなら、メンチでもトンカツでも唐揚げでも載っています。肉付きには保存版ですよ~。

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房家
文京区本郷2-26-8
03-5840-9889
11:30~14:00
17:30~23:30
無休

房家 (ボウヤ) (焼肉 / 本郷三丁目、水道橋)
★★★★★ 4.5

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2009.03.16

札幌「だるま本店」のジンギスカン 9.5点

小樽を出て、土曜夜の札幌すすきのへ。あの有名なジンギスカン屋「だるま」に行くためにタクシーに乗ったところ、運転手曰く「並ぶんじゃないか~」とのこと。すでに22時を過ぎているのに本当に並ぶのだろうかと思って行ってみると、3組ほど並んでいる。それも前のお客さんは、札幌のおいしいものをはしごしているらしく、すでに夕飯3軒目らしい。店内はせまくてカウンターしかないけれど、意外と回転が速い。そのわけは入ってみてすぐにわかった。

席に案内されると、目の前のジンギスカン鍋にはすでにたまねぎが乗っている!そして何も言わないのに肉が二皿どんと用意された。ジンギスカンしかメニューがないこの店で、これを頼まない人なんていないってわけなんです。なるほど~。妙に手際の良いおばちゃんが4~5人、狭いカウンター内でせわしなく働いている。特に愛想が良いというわけでもないけれど、無愛想ってわけでもない。たんたんと仕事をこなしている感じ。

これがそのジンギスカン。火力の強い炭火で、厚切りのマトン、そうこの店はラムじゃなくてマトンなんです、そのマトンを焼く。肉はかなりの厚切りなのにやわらかい。そしてマトンとは思えないほど臭みが全くない。カルビやロースの脂身のうまさとは異なる、赤身のうまさ。かみしめると脂の汁ではなく、肉のうまみがひろがる。うまい!

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また、肉の脂を吸ったたまねぎがうまい。ジンギスカンにはやっぱりタマネギだよね。火を通して甘くなったタマネギがぴったり。肉は一人で二皿、ふたりで4皿食べ、ビールを飲んで二人で4,000円。ラーメン屋のように追い出されるのが残念だけれど、こんなうまいジンギスカンがお腹いっぱい食べられて、ひとり2,000円はサイコー。

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ラーメン感覚で観光気分で来るにはほぼ満点。価格との天秤だけれど、3人以上で行くなら、もう少し高くてもゆっくりできる店が良いかも。

札幌行ったらまた行こう~。朝までやってるし。

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だるま 本店
札幌市中央区南五条西4 クリスタルビル 1F
011-552-6013
[月~木]
17:00~翌3:00
[金・土]
17:00~翌5:00
[日]
16:30~翌1:00

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2009.02.20

恵比寿「まんぷく」の塩ネギタン 8点

年頭に初心表明した英語の勉強がなんとか形になり、TOEICで目標値を大幅に上回ることができました~。目標を超えたので焼肉をごちそうしてもらいました。いつも見ているicygodさんのブログのこの写真にやられてずっと行きたかったんです。ネギに埋まっているなんてステキでしょ。

ネギに埋もれたメニューは3つ。上ネギ塩タン、ネギ塩タン、ネギカルビ。まずはネギ塩タンとネギカルビを注文すると、ひとつの皿に半々になってネギで埋もれている。「こっちがカルビでこっちがタンです」って言うけれど、ネギで埋もれてわからず。

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ネギはかなり分厚い。トングではずすと、ぴったりはまったパズルをはずすみたい。

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このネギを落とさずに焼くのがひと苦労。くしぎりのレモンではなく、液体レモンなのが残念だが、レモンに浸して食べるとネギいっぱいのタンがうまい。余ったネギがもったいなかったので、生のまま載せてみたけれど、やっぱり少し火が通るくらいの方がネギの辛さが抜け、甘みが加わりうまいみたいです。ネギと塩こしょうだけじゃないなんとなくジャンクな感じは味の素かな・・・。塩こしょうだけでも十分おいしいと思うけれどな。

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ぐるなびのチケットでもらったロース。特筆すべきところは特になし。

こっちが上ネギタン塩。見た目は同じだね。たしか倍以上の値段がしたが、あんまり違いは感じられなかったな。

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店員さんのそっけなさと、レベルの高い焼き肉屋がひしめいている昨今、これと言った喜びを感じられなかったけれど、やっぱり肉を食べると元気が出るね。

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恵比寿 まんぷく
渋谷区恵比寿西1-30-14 エコー代官山 B1F
03-3477-0880
17:30~24:00 無休

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2009.02.03

恵比寿「亀戸ホルモン」のマルチョウ 9.5点

私の住む、世田谷区梅ヶ丘はまさに今が梅の季節。羽根木公園には700本もの梅の木があるらしいです。お祭りは来週からですが、一部の梅の木はもう咲いていますよ。こちらは「八重野梅」と言う梅。今はこの梅がたくさん咲いています。桜のような華やかさはなくても、この寒さの中で堅い芽を破って咲く姿は愛おしいですよね。

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なんと羽根木公園には、太宰府の飛梅もあるんです。まだちっちゃいですけれどね。ここなら道真公も「東風吹かばにほひおこせよ梅の花・・・」なぁんて唄われなくても済むなって思ったんですけれど、よく考えたら都は京都でしたね。そう言えば太宰府にはこんな紅梅があったなぁ。これは「鹿児島紅」って書いてありました。

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女3人で飲みに行くのにホルモン焼き屋をチョイスしてみました。予算を気にせず、おいしいお肉とお酒がたっぷり飲めるのが重要。そんな私たちの目的にぴったりの店「亀戸ホルモン」恵比寿店に行ってきました。ずいぶん前に仕事帰りにふらりと行ったら意外と並んでいてすぐに入れなかったんだけれど、店の入り口で外飲みさせてくれたんですよ。夏だったから良かったけれど、冬でそれも雨なのにたーくさん並んでいました。予約が21時半しかできなかったので、近くの立ち飲みでいっぱい引っかけ、その後ホルモン焼きへ。女3人コースとはとても思えませんが、こういう飲みを一緒にしてくれる友達がいる私は本当に幸せです。

まずは「レバ刺し」800円。一辺約3センチのキューブ状でかなり大きいんです。ごま油塩をたっぷり付けるのがうまい。ただ、顎関節症の私には半分のサイズでもいいかも。肉の厚みは実感したいですが、ここまで大きくなくてもいいよ。

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ホルモンではないけれど、お店の人一押しの「ゲタカルビ」1300円と「塩ホルモン」900円。「ゲタカルビ」は肉が軟らかくて、でも噛み応えもしっかりあって溶けてしまうほどでもなく、脂の甘さがすばらしい。この店でひと皿4きれ1300円は高めのメニューだけれど、頼む価値は確実にあります。どうせ総額はたいした値段行かないですから。

「塩ホルモン」は塩なのにぜんぜんさっぱりしていない味付け、化学調味料なのでしょうか。でもこういうジャンクな味が食べたくなるんですよね。私はマルチョウの方が好きですが、ホルモン三昧するなら、これは外せないと思います。マルチョウほど歯ごたえがあるわけではなく、ぬるっとした食感も好き好きです。

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私がこの店で一番うまいと感じた「マルチョウ」900円。マルチョウとは大腸のことらしいです。焼けてくると水分が減って皮の部分が締まってくるのに、中の脂身はぷっくりとして横からはみ出るこの感じ、まるで「王十里」の「特上ミノ」じゃないですか!

噛んでも噛んでも甘みがにじみ出すこの感じ、飲み込みたくなくなるんです。コッテリとした甘いたれもぴったり。ここにホカホカの白ご飯があったらよかったなって後から気がつきました。他のメニューを頼まないでこれだけを堪能してもいいかもしれないです。

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こちらは「塩ユッケ」800円。これ以外とふつう。

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あと、この「豆もやしナムル」はなんと300円です。食べきれないけれど、肉の合間になかなか。

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その他、上ハラミとか塩とんちゃんとか、お腹いっぱい食べて、サワーもたんまり飲んで、3人で1万円行きませんでした。なんとリーズナブル。並んでも食べたくなる気持ち、解ります。お店の人の距離感は10点。焼き肉屋に多いおせっかいもないし、かといってぶっきらぼうなわけでもない。適度な距離感でちゃんとサービスしてくれる元気のいいお兄ちゃん達がなかなかです。

10点にしなかったのは2時間で追い出されるのと、あまりにも混んでいるから。しょうがないのかなー。

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亀戸ホルモン 恵比寿店
渋谷区恵比寿南1-14-2 TIME ZONE 1F
03-3716-6002
17:30~24:00


亀戸ホルモン 恵比寿店 (カメイドホルモン) (ホルモン / 恵比寿)
★★★★ 4.0

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2008.10.26

用賀「ら・ぼぅふ」の焼き肉 8.5点

ずっと行きたかった用賀の焼き肉屋に閉店ギリギリに滑り込みセーフ。この店は予約も取っていないし、午後2時半に記帳して順番待ちと言うことなので、近所に住んでいないと簡単に行ける店じゃないんです。でもそれだけ話題の店だから一度行ってみたかったんだ!ねらい目は9時以降ということだったのですが、ラストオーダー寸前の9:50に滑り込みました。

残された時間は40分だし、焼き肉をゆっくり楽しむと言うより、しっかりとしたお肉をお腹いっぱい食べたいという気分でした。だからビールも一杯だけにして、アツアツご飯と焼き肉というこれはこれで幸せメニュー。品切れメニューが多かったものの、定番メニューでも十分満足でした。

まずはこれがタン塩950円。上タン塩も上タン冊焼きも売り切れで一番安いタンにしたが、これがうまい。かなり厚切りのタンは焼いても軟らかく肉のうま味を十分に感じられる。レモン塩ではなくここではごま油塩でいただく。

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上カルビ1300円。これも厚切りであっさりタレなのが私好み。これをさっと焼いて、アツアツご飯にのせてほおばるともう幸せ。カルビの上質油とふっくら水分たっぷりのご飯が口の中でステキな焼肉丼に。

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白髪ねぎがたっぷり載ったねぎロース刺950円。和牛一頭買いのA5の生肉は言うことなしです。

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実は私が一番おいしいと思ったのは、このホルモンでした。確か1000円しなかったはず。王十里のホルモンを思わせるほどのすばらしさ、噛みしめるほどにジュワッとしみ出る脂身とかなり濃いタレが、ビールとご飯が堪らなく合います。

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こちらは、ら・ぼぅふサラダ850円。ごま油、梅、シソで味付けされ、みずみずしい大根が焼き肉のお供にぴったり。焼き肉って生野菜を食べたくなるよね。この味付け、私もマネしてみよう。

このお店の人気は、コストパフォーマンスなのかも。お肉を4種とサラダ、それにご飯にビールで、ひとり3000円でした。珍しい部位ばかり食べたらこうはいかないだろうけれど、私はこれで十分だなぁ。とはいえ、まだ上タン塩もハラミもレバ刺しも食べれてないので、再チャレンジしたいです。

そうそう、お店に流れていた木村カエラのPVが気になったな。この店で働くと好きなPVがかけられるのかな。

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この日はこの店に行く前に、新横浜近くの小机城址の竹灯籠祭りに行って来ました。「小机城址市民の森」は小高い丘で一面の竹林。そこに竹を切ってろうそくを入れた灯籠が山一面に置かれるんです。

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ろうそくに映し出された竹の林が幻想的でしょ?でもこのステキな竹林は写真では実はうまく伝わらないんです。もちろん写真でもすごくキレイだと思うのですが、ろうそくの揺らめく光や、竹の葉でやわらかい小道の感触、竹がしなる音、どれもうまく伝わりません。

Img_5779

写真よりも実際はもっと暗くて、小道もよくよくみて歩かないとつまずいてしまうほどなんです。ろうそくの明かりって一定じゃないところがいいですよね。日本には「ゆらめく」って言うぴったりな日本語があるけれど、英語にはあるのかなぁ。

ろうそくの明かりがキレイだなぁと思って、今こうしてブログを書きながら私もろうそくの明かりにしてみました。これでお風呂にはいろっかな!

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ら・ぼぅふ
東京都世田谷区中町5-21-8
TEL:03-5707-0291
17:00-22:30(日17:00-21:30)/無休
予約不可

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2008.06.09

渋谷「ゆうじ」の焼肉 8.5点

ずっと行きたかった渋谷の焼き肉屋「ゆうじ」へ。ここ最近は肉質が良い高級焼肉店に行くことが多かったのですが、ホルモン中心の安うま焼肉が恋しかったんだよね。予約は開店の19時のみ。5人のうち3人が先に入って待ちながら食べようと思ったら、注文はそろってからとのこと。やむなく突き出しの枝豆だけでビールを軽く一杯。

30分ほどまわりの焼肉のにおいをかぎながらおあずけを喰らう・・・。メニューはこんな感じ。とにかく安いでしょ。常連になると特別メニューが食べられるらしいが、人数もそろわない一見さんにはその権限もなし・・・と言わんばかりの冷たい対応。もうちょっとやさしくしてよ~。

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レバ刺530円。新鮮でうまいが、ここ最近のレバ刺しブームで上質のレバ刺しを出す店はかなりあるので特筆すべきほどでもなし。ただ安いのは魅力。この値段ならひとり一皿でもいいな。

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上タン1400円。メニューには値上げしてごめんなさいと言ったようなことが書いてあるが、かなりの量が載っているからさほど高くはないか。厚めに切ったタンが流行の中、昔ながらの薄切りタンもやっぱりうまい。

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豚タン980円。切り込みの入った豚のタンをそのまま炭火の上でジュージュー。焼きながらはさみで切り、良く火を通す。歯ごたえがシャクシャクといった感じでなかなか。

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上ハラミ1100円。私の大好きな横隔膜♪ほろほろと崩れる肉がたまらない。

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牛カシラ790円。かなり薄く切ってあり、あっという間に火が通る。

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上ミノ890円。噛むとホルモン独特の肉汁があふれ出す。下処理がきちんとしてあるからこそのうまみ。

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時間制限とか言われたわけではないのだけれど、換気があまりにも不十分で店は煙でいっぱいになりとてもじゃないが長居はできない。煙探知機とかあったらサイレンなりっぱなしだね。この時期気持ちのいい外席は予約者は座れないらしく、常連の席のよう。やっぱり一見さんには冷たいのかなぁ。

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他にも数品頼んでお腹いっぱい食べて、1人4000円程度。ホルモンを交えた焼肉は予算が半分以下になるのがいいよね。店は狭くて、汚くて、煙くて、とてもデート向きではないので注意。気の置けない友達や心を許しあえるカップル向けです。

この店の良さは、常連になったとの裏メニューなのかも。いろいろな書き込み等を見ると表メニューにない裏メニューのうまさを語る記事が多すぎるよ~。という訳で期待を込めて8.5点です。

ハンズの前の小道を入って左側。熱い炭火が目印。

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ゆうじ
渋谷区宇田川町11-1 松沼ビル 1F
03-3464-6448
[月~金]19:00~23:30(L.O)
[土]18:00~23:30(L.O)
定休日 日曜・祝日

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2008.05.18

月島「焼肉酒家 傳々」の焼肉 9.5点

八丁堀に住んでいたときには豊洲店も含めて何度か行った月島の有名焼肉屋「傳々」へ。予約したのに15分ほど待たされるも、愛想のいい店員やミントのいい香りがするおしぼりでお茶を濁され、特に不愉快な感じもなし。

まずは大好きなレバ刺しとネギ好きを満足させるネギネギサラダを注文。レバ刺しにはまったく臭みはなし、ネギネギサラダはサラダというかネギのみ、ビールにはぴったり。

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前に食べてすごくおいしかった記憶がある「タンユッケ」。タンは厚切りなので食感が良く、卵の黄身にあえるとコクが増してうまい!前に食べたときはもっと量が多かったような気がしたのだけれど、あれは1人前じゃなかったのかな。

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こちらは上タン。「」ほどではないにしろかなり厚切りのタン。焼いてレモンを軽く絞っていただく。前歯で切れるほどやわらかく、上品な味わい。

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「上ミノ」。ミノは包丁で細かく下ごしらえがしてあり、焼いてもまったく硬さはなく、独特の心地よい歯ごたえを残したままネギの風味もあってかなりうまい。このホルモンはほかの店では体験できないかも。ホルモンだけでも食べに来る価値あり。

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「上ホルモン」。「王十里」のホルモンもおいしいが、ここはあふれ出る油の量は「王十里」より抑えつつ、繊細なホルモンの味を引き出している。硬さはまったくなし。この料理に限らないが、ネギの使い方が上手で、ネギ好きにはたまらないかも。

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これがネギ好きをうならせる「ネギムンチごはん」。ネギムンチとはあさつきなどの緑のネギをごま油と塩とゴマで味付けしたもの。焼いた肉に巻いてもおいしいのだが、店長お勧めの白ご飯であえる「ネギムンチごはん」を注文。メニューにはないです。ちなみにこのあと自宅でまねて作ってみたけれど、案外簡単にお店の味を引き出せましたよ。いいごま油を使うのが最大のコツです。

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一通り食べて店員「塩河さん」のお勧めメニューに。なんとなく言われるがままに注文したサーロインは、なんと1枚5000円。。。厚さは2mm程度。妻子持ちにはかなりきついお肉ですが、味はやっぱりうまい。そのときの様子は動画でどうぞ。

この後、亀の子と言う赤みも注文。肉のうまみが感じられてかなりうまいがお値段は不明。店員の言われるがままに注文してひとり13,000円でした。あのサーロインがなければ8,000円だからそんなにコストパフォーマンスも悪くないです。普通だったら1枚5000円の肉を売りつけたりすると気分が悪くなるものですが、ここの店の人たち、なんだか一生懸命だし、肉に対する愛情も、おいしい肉を食べてほしいという思いも十分伝わってくるんですよ。混雑の理由はここにあるのかもしれません。予算が苦しい人は事前に言っておけばうまくやってくれると思いますよ。

帰る間際になって、奥から西武の石井が出てきたんですよ。「あー、野球選手が通うような店なんだな」と思って眺めていたら、店員全員が見送り。VIP待遇は違うものだと思っていたら、私たちにも店員全員が見送り!どのお客にも同じような待遇をするところも好印象です。って味もお墨付きですよ。

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焼肉酒家 傳々
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焼肉酒家 傳々 (ヤキニクシュカ デンデン)

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