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【函館特集】梅乃寿司の寿司 10点

函館と言ったらやっぱり魚、そしてお寿司ということで、「エノテカ・ラ・リコルマ」の友達のお姉さんおすすめの「梅乃寿司」へ行ってきました。ここは函館、特に噴火湾のお魚を使った寿司をきちんと握ってくれる店。私たちはつまみを数品と好きなものをそれぞれ握ってもらいましたが、デザートも食べて1人7000円程度。決められたお任せのコースにすればもっとリーズナブルに食べられる店です。函館旅行でいちばん思い出に残る最高の時間を過ごせました。そのくらいうまい。
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まずはつまみの刺身。これで3人前4000円。手前右から明太子、まぐろ、ホタテ、ヒラメ、イカ、ボタンえび、つぶ貝。甲乙つけがたいが、やっぱりまぐろが飛び抜けてうまい。青森の大間で捕れるまぐろは有名ですが、函館側の「戸井で捕れるまぐろがうまいんだ!」と勧めてくれた。よく考えてみれば函館でとれたまぐろだって大間並みにうまいはず。口に入れるとすっと溶けて、イヤな食感が全くない。
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これは海鮮焼き。魚のすり身に海老や銀杏などを入れて焼いたものにとろとろの出汁とネギ。はんぺんのようなしんじょうのようなふわふわの食感の中にいろいろな具材が入って楽しい一品。これで確か600円とか700円とかそんなもの。まるで料亭の味。
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白子ポン酢。一目瞭然の新鮮さ。さっとお湯にくぐらせただけの白子にポン酢。口に入れると濃厚でねっとりとした白子が広がる。「やまだや」で食べた白子の上を行くかも。こういう白子を食べるとうっとりしてしまう。
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まずは赤身。私は寿司屋では、大抵赤身から注文する。刺身で食べておいしいとわかっていたまぐろだが、「寿司」になるとそのおいしさが一段とアップ。寿司屋は酢飯に刺身を載せているだけじゃないんだよね。芸術を感じる味。赤身なのにとろける。脂がのりすぎていないのにねっとりとしているのが私好み。赤身最高。
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ヤリイカ。函館と言えばイカ。ねっとりと柔らかくうまい。
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ホッキ貝。これも塩で。寿司って美しい。
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ウニ。ミョウバンを使っていないらしい。ミョウバンはウニの形が崩れないように使用しているが、ミョウバンを使わなくても崩れない新鮮さがウリとのこと。これ以上載せられないと言うところまでこんもりと載せ、岩塩で。幸せすぎる〜。
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ウニを盛る板前さん。イカめしの駅弁で有名な森出身とのこと。カウンターで板前さんと話しながら、あれこれ迷いながら注文するのは楽しい。カウンターで食べない寿司なんて考えられないよ。
写真も含めて10巻くらい握ってもらう。最期の締めはヒモキュウで。ここの寿司はシャリを少なく握ってくれるから何個でも食べられる。20時半頃入店し、22時の閉店ギリギリまで握ってもらったけれど、もっともっといろいろな種類を食べたかった。今このブログを書いていたら小腹が空いてしまったよ。この寿司屋だけ目指して函館に行ってもいいくらい。親兄弟に食べさせたいなぁ。
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【函館特集】エノテカ・ラ・リコルマのランチメニュー 8.5点

年始に函館と札幌に行って来ました。旅の目的は「食」。函館出身の友達も一緒だったので、朝・昼・夜ときっちり食べるところを計画。ついつい寝坊して抜きがちな旅の朝もしっかりと早起きして3食しっかり食べてきました。と言うわけで今すぐ函館に行きたくなる!飛びつきの名店をご紹介します。
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飛行機を降りて空港の自動ドアを開けると、東京と同じと行かないまでも冷える空気が気持ちよく日向はぽかぽかと暖かい冬の函館。五稜郭タワーから見える五稜郭と函館の町は私たちの旅の第一歩を大いに盛り上げてくれました。暖かいとは言っても池の水は氷、道端には雪。ただそれだけで東京とは違う風景に興奮気味!土方の最期の思いを分かち合おう・・・なんて言うセンチな気持ちにはなかなかなれませんでした。
今日のランチは函館出身の友達のお姉様と彼がやっているイタリアン「エノテカ・ラ・リコルマ」。ついつい北海道に来ると、寿司やジンギスカン、ラーメンに走り勝ちでイタリアンにまで手が回らないから、こうして北海道のおいしい食材を使ったイタリアンなんて夢のよう。お店は五稜郭から歩いて5分程度の静かな通りにある緑の壁のキュートなお店でした。
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まずは前菜「厚岸の天然ホタテとホッキ貝サラダ仕立てカラスミ添え」。厚岸と言えば牡蠣が有名だけれど、牡蠣がおいしければそりゃぁホタテもおいしいはずだよね。新鮮で身の引き締まったホタテとホッキ貝と上質のオリーブオイル。カラスミの塩辛さがちょうどいい。
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パスタは「函館穴間産エゾ鮑のクリームパスタ」。大きめの角切りにした鮑が柔らかいながらも歯ごたえを残し、味わい豊か。鮑ってこんなにおいしいんだっけ?と感動。
メインの「襟裳短角牛頬肉のステーキ」の写真を撮り忘れました(泣)。撮り忘れたのを帰宅して写真をチェックするまで気が付かないほど。おいしいものを目の前にしちゃうと写真なんてそっちのけになっちゃうんですよね。ほろほろと崩れる頬肉と濃厚なデミグラスソースが美味。もともとシェフはイタリアのピサで修行されたとのこと。ピサと言えばトスカーナですからお肉料理は得意なのかもしれないです。前菜と共に出される自家製の焼きたてパンに、お皿に残ったソースをつけたらおいしかっただろうな。
東京にはレベルの高いイタリアンがひしめいていて、どの店も食材のルートに気を遣っていたり、それを売りにしている。その点、この店は北海道の肉も魚も新鮮で上質なものが手にはいるからうらやましいよね。こういう店がもっともっと元気になって、地元のおいしいものを安価で気軽に食べれたらいいなって思います。がんばれ函館!
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