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【新潟特集】古町「すし割烹 寿司清」 8.5点

昨日で転職して1年たちました〜。今では信じられないほど順風満帆な毎日。あの頃だっておいしいものは食べていたけれど、今はそれ以上かも。この1年の記事を見る限り、京都、函館、福岡、札幌、松島、石垣島、南イタリア、新潟・・・といろいろなところに出かけました。自由な時間と心の余裕が持てるようになったからかな。一緒においしいものを食べてくれるみなさんに感謝です!
さて、新潟の続き。
ランチでほどよく酔っぱらった後、ふらふらと歩いて日本海へ。これぞ日本海というように打ち寄せる波、黒い海、何もない海岸線。あー、東京湾から山を越えて日本海まで来ちゃったんだなぁ。鰯雲にうつる夕焼け、目に焼き付けました。
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さてこの後どうしようかと思い移動すべく新潟駅に戻ったけれど、やっぱりもう一度寿司が食べたい!と思い、ここで一泊。この期に及んで本屋でガイドブックを買い、選んだ店はホテルオークラの裏手の寿司清。まずはビールにこの店の名物「エビしんじょう」を注文。南蛮エビを細かくすりつぶし、ほっこりふっくら揚げてある。サクッと箸を入れるとふわっと蒸気が上がりいい香り。サクッとしていて、上品な甘さ。これいくつでも食べたい!これをたくさん揚げて、丼の上に乗せても美味しそう。
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つまみに、コノワタ、適当に刺身、そんな物が目の前に並んだからビールをやめて米どころ新潟の「麒麟山 純米大吟醸」に。ボトルもちょっとステキでしょう?上品な甘さ、バランスが良くてお米のいい香りがする。キリッとしていてすーっと入ってしまう。
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刺身はここでもやっぱり、ノドグロ、南蛮エビ、左は大きめのアジ、右は何だったかな・・・・どこかのハラスの部分。ノドグロはお昼の方が美味しかったな。サイズが大きい方が脂がのっているのかな。
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適当に握りってもらうことに。左がキス、右がヒラメ?だったかな。酩酊気味で記憶が薄い。。。キスって握るんだ!って思ったような気がする・・・。
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こっちがキスだったけかな・・・。右はアカイカ。剣先イカのことをこっちではそう呼ぶみたい。皮をはぐ前は赤いです。
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左がバイ貝、右が鯖。そういえばランチの店でも活きバイ貝の刺身食べたっけ。新鮮でコリコリ。鯖は脂身で白くなるほど。どの魚も当たり前なのかもしれないけれど新鮮。
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この店で一番美味しかった穴子。ふわふわで上手に煮てある。艶っぽくて甘美でしょう?口で溶けます。
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結構食べて、それなりに飲んでひとり1万円くらい。日本酒の値段が結構するので、お酒の量でだいぶかわるのかもね。市場に行ったときも思ったけれど、こんなにレベルの高い食材がすぐ近くにあって、それも安い。求めれば何でも食べられる東京も良いけれど、当たり前のようにこんな食事ができる地方都市がうらやましいです。こんな新潟も冬は寒いんだろうな。でも寒鰤やカニはうまいんだろうな・・・。
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すし割烹 寿司清
新潟市中央区磯町通り一の町1951
11:30〜13:30 17:30〜22:00
月曜定休

【新潟特集】古町「鮨・割烹 丸伊」の魚 9.5点

東京駅の新幹線発着掲示板に並ぶ行き先は八戸、盛岡、長野・・・と表示。悩んだ末、新潟にふらっと行って来ました。新潟に決めた理由なんていい加減。時刻は10時ちょっと過ぎ、お昼においしいお寿司でも食べればいいなぁと思い、空席のあった新幹線で海に出られるのが新潟だったってだけ。5分後には出発しちゃったから予備知識もガイドブックもなし。「新潟って何が美味しいの?米?日本酒?」なんて会話をしながらとりあえずビール。日本海だから旨い魚があるに違いないって言う楽観的な考えを裏切らない街でしたよ。
2時間であっという間に到着。観光案内所のやさしいお姉さんに教えてもらい、新潟市の繁華街本町へ。そこでふらっと入ったこの店が予想以上にあたりでした。
「東京からふらっときちゃいました」と素直に告げ、新潟の魚中心につまみを適当に出してもらった最初の一つ目は柳カレイ。柳カレイは一夜干しが有名みたいですが、淡泊な中にもうまみがあり、新鮮な歯ごたえは最初の一口に最適でしたよ。
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これはノドグロ。喉が黒いからノドグロ。新潟以外ではアカムツと呼ぶらしいです。このノドグロを軽く炙り塩で。うわっ、新鮮で上品なとろけっる白身、でもまぐろのように身がとろける感じではなく、身はしっかり、白身のトロ。
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これは翌日に訪れた市場。どの魚もびっくりするくらい安く、サバは300円、イカは150円・・・と行った値段なのですが、ノドグロだけはちょっと高め。特に大きいサイズは1尾2800円もしました。目が飛び出しているから深海魚なのかな。
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水ダコを梅で。こっちでは他の店でも水ダコのことを生ダコって呼んでました。巨大な水ダコがこのあたりで獲れるのかな。吸盤は食感が楽しくコリコリ、薄くスライスした足は柔らかくクニュクニュした生の食感が魅力。
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南蛮エビ。こちらで言う甘エビのこと。指の大きさと比べるとわかると思いますが、こちらで食べる甘エビより二回りくらい大きいです。甘エビより甘く、もっとぷりぷりっとした食感。ボタンエビに負けず劣らず味が濃く、でもずっと安く食べられるんです。市場では30尾以上入っているパックが500円くらいでした。
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握りは釧路のさんまを。この時期なら新潟にいてもやっぱりさんまの握りは食べたい。大きめの身を生姜で。
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ピンがずれちゃったけれど、ノドグロの握り。これも刺身同様に塩で。あれだけ上品な脂がのっていて、シャリと合わないはずがない。口の中で脂と斜里が一帯になったときの感覚がサイコー。
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予想以上に美味しかったギョク。右は店のこだわりの埼玉の厳選卵。左は普通の卵に青のり。厳選卵で作った出汁のきいた卵焼きはまるで人参のすり下ろした物が入っているかのようにきれいなオレンジ色。ぎゅっと詰まった食感に、生クリームを思わせるような濃厚さ!うまい!左の青のりも、口に入れた瞬間に海苔の香りがふわっと鼻に抜けこれはこれでバランスが取れていて美味。
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ビール飲んで、日本酒を飲んで、つまみを食べ、適当に握ってもらってひとり5000円ちょっと。この店だけで新潟に来て良かった!と思わせるネタの数々。この後翌日まで延々新潟を食べ尽くします。乞うご期待。
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鮨・割烹 丸伊
〒951-8065
新潟市東堀通8-1411
TEL:025-228-0101
AM11:30〜PM2:00 PM5:00〜PM10:30
年中無休