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築地場内「天房」の天丼 9点

八丁堀から世田谷に引っ越した関係で、築地にも足が遠のいていました。もうすぐ世田谷に引っ越して2年、久しぶりに築地に向かうと昔通っていた頃のわくわくした気持ちが舞い戻ってきてはしゃぎ気味。いっしょにはしゃいでいたゆみちゃんは携帯を落としたくらい(笑)。
さてさてお昼はお昼をどこにしようか悩んだ挙句、定番で外さない天ぷら屋「天房」に。3人で15分くらい並んだかな(以前の訪問はこちら)。店内に入るとごま油の匂い、この香りだけでビールが飲める〜と思ったがぐっと我慢して、私は天丼1100円を注文。天ぷらは、キス、メゴチ、エビ、いわし、ナス、かぼちゃ、ししとう、イカ。最初に手を伸ばしたのは、キス。サクサクしていてふわっとしていてうまい。あー、キス釣りに行きたくなったよ。あったりまえだけれど「てんや」の脂っこくて最後まで食べられない天丼とはワケが違うよ。ちょっとめずらしいのが写真右の方に縦に長く横たわっているイワシ。私はイワシを天ぷらで食べたことあったかなぁ。そうそう、じゅわっとしたナス天うまかったよ。
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となりのお兄さんは、私よりランク上の上天丼1600円。ちょっとスケールが違うでしょ。エビは二尾に、そして芝海老天。うまーく三角の山を築いているし、エビの赤い部分のアクセントも素敵。
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となりのお姉さんは、芝海老穴子天丼1400円。芝海老の季節だと、この芝海老のみの芝海老天丼もあるはず。エビだけで何尾いるんだろう。
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壁を見上げると単品メニュー。「下仁田ねぎ天」ってどんなのなんだろう。多分この季節しか食べられないんだろうなぁ。200円って安いなぁ。
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この日は、築地で買出しだったんだけれど、漬物屋が楽しかったよ。漬物って本当に種類が豊富。カラフルで、まるでイタリアの八百屋みたいだよ。冬だけあって大根の種類が豊富だなぁ。
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その中でも私たちが購入したのは、この写真手前の玉葱の赤酢漬けとソフトザーサイ。食べた感じは漬物と言うよりピクルス。生の辛味も残っていて酒の摘みに最適でしたよ。
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右がソフトザーサイ。これでずっとビールのみ続けられる。ザーサイってしょっぱいイメージがあるけれど、これは最初から程よく塩味に、シャクシャクとした生の食感を残してあります。こっちのほうが好きかな。国産っていってました。
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お店は吉岡屋本店っていうみたいです。波除神社のほうですー。
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天房
東京都中央区築地5-2-1 中央卸売市場内6号棟(地図)
03-3547-6766
定休日 日祝、市場休業日(主に水曜)
06:00 – 14:00

天房 (天ぷら / 築地市場、築地、東銀座)
★★★★ 4.0

東銀座「ナイルレストラン」のムルギランチ 10点

八丁堀に住んでいる頃はよく行っていた大好きなインド料理屋「ナイルレストラン」。ロンブーのグルメ番組「嗚呼!花の料理人」で、ここのご主人ナイルさんがテレビによく出ていたので知っている人も多いかも。ここのカレー、どれを食べてもおいしいんだけれど、特に「ムルギランチ」がうまいんです。
まずね、ランチって言いながら、夜でも食べられます。へたに悩んでいると「ムルギランチでいい?」と聞かれちゃいます。食べログによるとメニューを渡されず、ムルギランチを勧められることもあるそうです。
これがそのムルギランチ1,500円。決して安くないです。骨付きの鶏肉をその場でお店の人がナイフとフォークでてきぱきと裁き、骨を抜いてくれます。
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ふわりと軟らかいもも肉は「いわてっこ」という地鶏だそう。そこにくったりと軟らかくなったキャベツ、それにジャガイモのペーストを、さらりとしたカレーとぐちゃぐちゃにして食べることを勧められます。これが癖になるうまさ。でも味にはそんなに癖がないんです。一口目はあまり辛さを感じないのですが、じわじわと辛さを感じるのも好きだし、その辛さをキャベツの甘みや、ジャガイモのペーストで緩和される感じも好き。カレー自体もさらりとした中に、野菜などでとろりとした奥深さがあります。おいしいので水のように一気食いになって、お腹がはち切れんばかりになります。量は女性には多いです。
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これがぐちゃっとまぜたところ。確かにまぜた方がおいしい。
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二回の壁の絵にもムルギランチが。1,000円くらいで食べられると文句ないんだけれどなぁ。
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でもここのムルギランチが大好きなので10点にします(また値上げすると点数下げちゃうぞ!)。
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日曜日のお昼に行ったら少し並びましたが、回転が早いのであっさり入れます。だって店内は9割以上の人がムルギランチで、あっという間にムルギランチは出てくるんですもの。食べログで113件も口コミがありました。みんなに愛されているんですね。
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ナイルレストラン
03-3541-8246
中央区銀座4-10-7
[月〜土]
11:30〜21:30
[日・祝]
11:30〜20:30
火曜定休

ナイルレストラン (インド料理 / 東銀座、銀座、築地)
★★★★ 4.0

京橋「東京バルバリ」の鴨肉のロースト 9点

前々から行きたいと思っていた、京橋の「東京バルバリ」。短角牛や鴨肉がうまいという評判はあるものの、高すぎるのでは?とか、値段と店の雰囲気が合っていないとか、酷評も聞くこの店に行って来ました。店の外観を見て、昔住んでいた中央区からすごく近くて、自転車でよく店の前を通っていたことにきがついたんですけれど、ラーメン屋かホッピーとか出すような居酒屋だと思っていました。ま、居酒屋には変わりないんですけれど。
そんなこの店のカウンターのみの一階に通されたのですが、お客さんはワインなんか傾けているんですけれど、店はそのまんま居酒屋。タオル巻いたお兄ちゃんがビールを出すし、ホント居酒屋です。
お通しの写真を取り忘れちゃったんですけれど、一口サイズのビシソワーズでした。へー、居酒屋でビシソワーズ〜、おいしいじゃーん、で始まりました。
写真は「地鶏白レバーのパテとラルド」。なめらかで濃厚なレバーはそれだけでも十分おいしいんだけれど、岩塩のやわらかい甘さとよく合う。それに蜂蜜を塗った甘めのパンがこれまた合う。それぞれの食材をうまく組み合わせて、ちょっと目が飛び出る感じ、思い出しても今すぐ食べたいー。白いのはまさにラード(ラルド)。ほんのちょっと、ビールと食べるんだったらいいけれど、しつこすぎかな。さっぱりしたものがほしくなる、、、と思ったらピクルスがありました。
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私、鮎が好きなんです。塩焼きも好きなんだけれど、門前仲町の「バッソアバッソ」で鮎のソテーを食べてから鮎の本当のうまさに気がつきました。鮎のうま味ははらわたあってこそなんです。この鮎のソテーも、うまくはらわたのソースを活かしていて美味。添えられている野菜のグリルの火加減が絶妙。ズッキーニじゃなくてきゅうりのグリルがこんなにもおいしいんだと初めて気がつきました。家でもやってみよう。
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鴨肉のロースト。これがまた肉が軟らかくて、添えられたソースが鴨肉にぴったり合っておいしくて、忘れられない味。この店はジャンクっぽいなんていう酷評もあったけれど、私は単純においしい!って思ったな。でもひとり7000円くらいかかるなら、もうちょっとちゃんとした店構えにしてもいいような気がしたけれど・・・。
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ちょっとおいしいものを知っている人と、気軽に来たい居酒屋かな。ただ、どれもおいしいってわけではなかった。評判の良い料理をうまく選べば、満足度は高いはず。次は短角牛を食べるぞ〜。
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東京バルバリ
03-5524-1338
中央区京橋3-7-9 橋本ビル
日曜祝日定休

東京バルバリ (居酒屋 / 宝町、京橋、銀座一丁目)
★★★★ 4.0

築地「虎杖 表店」のカレーつけ麺 7.5点

もう数週間前のことなのですが、平日が会社の一斉休業で、こんな日だからこそ空いているはずのイベントをはしごしてきました。その時の早い夕飯が、おなじみ築地の虎杖。「カレーつけ麺」850円という新メニューに挑戦しました。麺はうどんではなく、中華麺で冷えていて、スープはカレーうどんのスープ熱々そのもの(ちょっと濃いかな)。麺には温泉卵とレタス、ちょっとだけ蒸し鶏。うーん、一回食べればいいかな。やっぱり熱々のスープにからむ太いうどんが恋しかった。スープちょっと足りないし。
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この店の名物、「京風だし巻き玉子」700円。ふわふわ、つるつる、出汁たっぷり、熱々。大根おろしでちょっと冷やしながら食べるとうまい。
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やっぱりこれが好き「豚肉カレーうどん」1,000円。クリーミーで、タマネギの甘さが残るこのカレースープがたまらないんだ。何度も食べたくなるよ。小エビ天ぷらも好きだけれど、豚バラも好き。
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築地虎杖
東京都中央区築地4丁目9-7 中富水産ビル1F
電話:03-3541-1192
虎杖関連の記事は以下。
築地「虎杖本店」の牡蠣うどん 9点
築地「築地虎杖 魚河岸千両 」の海鮮ひつまぶし 9点
秋川渓谷バーべーキュー「ダッチオーブンのローストチキン」 9点
築地「虎杖」のカレーうどん 8点
イベントは、銀座で「THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン」を見てきました。壁にはPCのモニタがあり、ものによってはキーボードやマウスがあって自分で操作できる。この記事でも書いたけれど、ユニクロのサイトのプロデュースで「プロフェッショナル仕事の流儀」でも取り上げられていましたよね。NECのエコトノハでも有名。「気持ちいい」デザインを基本に、PC上でインタラクティブに何かを伝えられるなんてステキ。Webの仕事を10年以上してきたけれど、こういう仕事にはまだまだ巡り会えていないなー。28日までなので、良かったら是非。
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月島「焼肉酒家 傳々」の焼肉 9.5点

八丁堀に住んでいたときには豊洲店も含めて何度か行った月島の有名焼肉屋「傳々」へ。予約したのに15分ほど待たされるも、愛想のいい店員やミントのいい香りがするおしぼりでお茶を濁され、特に不愉快な感じもなし。
まずは大好きなレバ刺しとネギ好きを満足させるネギネギサラダを注文。レバ刺しにはまったく臭みはなし、ネギネギサラダはサラダというかネギのみ、ビールにはぴったり。
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前に食べてすごくおいしかった記憶がある「タンユッケ」。タンは厚切りなので食感が良く、卵の黄身にあえるとコクが増してうまい!前に食べたときはもっと量が多かったような気がしたのだけれど、あれは1人前じゃなかったのかな。
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こちらは上タン。「」ほどではないにしろかなり厚切りのタン。焼いてレモンを軽く絞っていただく。前歯で切れるほどやわらかく、上品な味わい。
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「上ミノ」。ミノは包丁で細かく下ごしらえがしてあり、焼いてもまったく硬さはなく、独特の心地よい歯ごたえを残したままネギの風味もあってかなりうまい。このホルモンはほかの店では体験できないかも。ホルモンだけでも食べに来る価値あり。
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「上ホルモン」。「王十里」のホルモンもおいしいが、ここはあふれ出る油の量は「王十里」より抑えつつ、繊細なホルモンの味を引き出している。硬さはまったくなし。この料理に限らないが、ネギの使い方が上手で、ネギ好きにはたまらないかも。
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これがネギ好きをうならせる「ネギムンチごはん」。ネギムンチとはあさつきなどの緑のネギをごま油と塩とゴマで味付けしたもの。焼いた肉に巻いてもおいしいのだが、店長お勧めの白ご飯であえる「ネギムンチごはん」を注文。メニューにはないです。ちなみにこのあと自宅でまねて作ってみたけれど、案外簡単にお店の味を引き出せましたよ。いいごま油を使うのが最大のコツです。
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一通り食べて店員「塩河さん」のお勧めメニューに。なんとなく言われるがままに注文したサーロインは、なんと1枚5000円。。。厚さは2mm程度。妻子持ちにはかなりきついお肉ですが、味はやっぱりうまい。そのときの様子は動画でどうぞ。

この後、亀の子と言う赤みも注文。肉のうまみが感じられてかなりうまいがお値段は不明。店員の言われるがままに注文してひとり13,000円でした。あのサーロインがなければ8,000円だからそんなにコストパフォーマンスも悪くないです。普通だったら1枚5000円の肉を売りつけたりすると気分が悪くなるものですが、ここの店の人たち、なんだか一生懸命だし、肉に対する愛情も、おいしい肉を食べてほしいという思いも十分伝わってくるんですよ。混雑の理由はここにあるのかもしれません。予算が苦しい人は事前に言っておけばうまくやってくれると思いますよ。
帰る間際になって、奥から西武の石井が出てきたんですよ。「あー、野球選手が通うような店なんだな」と思って眺めていたら、店員全員が見送り。VIP待遇は違うものだと思っていたら、私たちにも店員全員が見送り!どのお客にも同じような待遇をするところも好印象です。って味もお墨付きですよ。
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焼肉酒家 傳々
03-3536-0003
東京都中央区月島3-13-1 サンライズ濱田ビル 2F
無休
焼肉酒家 傳々 (ヤキニクシュカ デンデン)