築地で買った天然物の鯛 9点


DSCF0001お盆以来ひさしぶりに実家に帰ることにしました。実家と言っても神奈川県秦野市。電車で1時間半もあれば帰れてしまう距離だけれど、北は丹沢、南は大磯と山にも海にも近い住みやすい町として結構気に入っているんです。
実家に帰るときはほぼ毎回、両親を築地に呼び寄せて「築地祭り」なるものを実施します。「築地祭り」とは1万円のお駄賃をあげて、好きな買い物してもらうというもの。おごる私もおいしい料理を母に作ってもらえるのでたのしい一日だし、両親にしてみれば築地までの交通費がかかっても1万円で好きに買い物できる醍醐味を楽しめ、さらに見ているだけでも楽しい築地の市場を堪能できるんです。
今回、我が家の在庫補充の買い物は、1.どんこ 2.桜エビ 3.昆布。特に2.桜エビはいろいろな店を今まで試してみた物の、しらすで有名な「コニシ」の桜エビが一番と言うことでその日もそこで無着色の桜エビを購入。桜エビって小さいながらもしっかり海老の味がしておいしいですよね。
魚は、おなじみの「斉藤水産」へ。1尾2,000円の天然の鯛を購入。3枚におろしてもらいました。同じ店でまだ透き通っているスルメイカも購入。これが写真の品。鯛は半身は昆布締めに、もう半身は松皮作りで。お店の人曰く「鯛なんてそのまま刺身で食ってもちっともうまくない。昆布締めか湯引きが一番」とのこと。私もそう思う。ひと仕事するとぐっと味が際だつが、そのままの刺身って意外に味がない。写真奥が昆布締め、手前左が松皮作り(湯引き)。松皮作りとは、皮をはがないでそのままの身に熱湯をかけ、その松皮のような鯛の皮をピンピンと立ち上がらせて身を引き締めるもの。昆布締めは水分が抜けて身が引き締まっているのに対し、松皮作りは皮のおいしさも堪能できるんです。
ちなみに鯛は、捨てるところなし。「美味しんぼ26巻」でも紹介されていましたが、鯛には「鯛の鯛」があるんですよ。気になる方はまんがをチェックです!


6 Comments on "築地で買った天然物の鯛 9点"

  1. ビタロー より:

    「美味しんぼ」はバイブルですな。全巻欲しいですよ。
    以前、秦野にある「丹沢そば」(R246沿い)へ行ったことがありますけど、有名店なのですかね?

  2. ビタロー より:

    「美味しんぼ」はバイブルですな。全巻欲しいですよ。
    以前、秦野にある「丹沢そば」(R246沿い)へ行ったことがありますけど、有名店なのですかね?

  3. なおきち より:

    築地で蟹を買うならどこがお勧めですか?

  4. Pochi より:

    >びた
    秦野出身ではあるが、車に乗らないので家のまわり意外全く詳しくないのだ。ごめん。
    >なおきちさん
    蟹かぁ。。高いからあんまり買わないんだけれど、蟹なら確実に場内ですね。場外は蟹を専門に扱っているところ、そんなにないですから。場内は朝9時までには行った方がよいです。

  5. なおきち より:

    へーそうなんですか。場内は一般人の買えるお店があるとは知りませんでした。
    今度行ってみます。

  6. Pochi より:

    >なおきちさん
    場内でも一般の人が買い物はできます。
    あんまり早い時間だとプロの人の邪魔になるので8時以降がおすすめです。単位が大きいのと、書いてある金額は基本的にキロ単位。買うときはキロ単位とは限らないので注意です。例えばあさりの入った発泡スチロールの上に1000と書いた札があればキロ1,000円ということです。場内より専門店に別れている店もあるので、牡蠣ばかりの店とか海老ばかりの店がありますよ。

Got something to say? Go for it!

Spam Protection by WP-SpamFree