【ドイツ特集】フランクフルトのリンゴ酒と茹で豚 9.5点


P1000256試合前に腹ごしらえするためにリンゴ酒の有名なザウセンハウゼン地区へ。日韓共催の前大会の時もそうだったけれど、スタジアムの食事は高くてまずい。
ザウセンハウゼン地区りは旧市街地からUバーンで数駅、マイン川の南に位置する。昼間から飲んだくれるおいちゃんたちで賑わっている。席に着くと気のいいおにいちゃんが、「エッベルヴァイかい?」と近づいてきたので「もちろん!」と答えて注文。グラスに並々注がれたリンゴ酒ことエッベルヴァイ(アップルワインがなまっている)がやってきた。味はと言うと、ちょっとすっぱめの年数が浅い白ワインのような感じ。でも味はリンゴ。アルコール度数も5.5度と、そんなに低いわけではないのでがぶ飲みすると酔いそう。とにかく安くて、昼間から飲んだくれたい人にはうってつけの安酒といったところ。
二人で食べて飲んで、3,000円行かないくらいの金額。日本で行ったら、有楽町のガード下の居酒屋ってところかな。またフランクフルトに行くことがあったら絶対に行こうと思う。本当は10点をつけたい所なんだけれど、なんだかこの旅、10点ばっかりになってしまいそうなので控えめに・・・。
夜はメインイベントである準々決勝、フランスvsブラジルの試合を見にトラムに乗ってスタジアムへ。スタジアムは町の中心からトラムでもSバーン(地上を走る鉄道)でもどちらでも20分程度の好立地。なのに周りは広大な森だけ。
P100027517時キックオフのイングランドvsポルトガルをスタジアムで見ようと早めに出発したのに開門は18時。やむを得ず入り口付近でビール片手にブラブラしていたのだけれど、ブラジルサポのお祭り騒ぎに便乗できたのでそれはそれでラッキー!こんな巨大トロフィーをわざわざブラジルから持ってくる心意気が凄い。このトロフィーをめぐって、優勝はドイツだ、フランスだと言い合っているから、私も負けずと「ブラジルだよ!」と言ってみたら、「そうだよね〜」って返された。ワールドカップの醍醐味はやっぱりスタジアムにあるのかもしれない。
開門後、スタジアムに入ってビールを頼むとなんとバドワイザー。うわっ、薄くてまずい!というのが第一印象。ドイツに来て濃くのある美味しいビールばかり飲んでいたのでアメリカのビールなんて受け付けられない。
試合前のスタンドにて前の試合を観戦。このスタジアムは真ん中に大型ビジョンがあり、開閉式の屋根が付いている。
おおお、PKでイングランドが負けてしまった・・・。悪夢を思い起こさせるルーニー事件もあったが、PKでジェラードもランパードも枠に行きながらも入らなかったのは運が良くなかったとしか言いようがない。
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ブラジルとフランスの練習が始まった。フランスは隣の国なのに圧倒的にブラジルサポ。周りのどの人を見ても、ブラジル人が心から自国のサッカーを愛していることがわかる。試合はアンリの1点でフランスが勝利。大方の予想を裏切ってフランスが復活した。ロナウジーニョのユニフォームを着てこのスタジアムに来たものの、フランスのここまでの戦い方とジダンのコメント、そして目の前のジダンのプレイを見ていたら、フランス勝利を心から祝いたくなった。
というわけで、次の試合はミュンヘンでフランスvsポルトガルです。
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