【ドイツ特集番外編・スイス】ヴァリス地方の郷土料理 10点


次の準決勝まで中三日あるので、隣国スイスへ。いろいろ候補地は上がったものの、イタリアとの国境近くにあるツェルマットというマッターホルンのふもとの町に行くことにした。
フランクフルトからチューリヒまでは飛行機で1時間、乗っている時間は短いが、荷物チェックが相当厳しいため実質3時間。
チューリヒに着くとビッグサプライズ!チューリヒで働いているRちゃんが到着ゲートでお母様と待っていてくれたのだ!こんな地で友達に会えるなんて感激。小一時間程お茶をした。この母子はこれからリヒテンシュタインに車で行くらしい。
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私達は、スイスの特急ICに乗ってスイスの南ブリックへ。途中までは田園風景だったものの、保養地で有名なインターラーケンあたりから、いかにもスイスと言うハイジがいそうな景色に変わる。ブリックまでは約3時間。かなりの距離だが、車窓に目を奪われていたのであっという間についてしまった。
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ブリックからは氷河特急に乗り換えて1時間、マッターホルンの町ツェルマットへ。この氷河特急はかなりの急勾配をぐいぐいと上がっていく名物列車。ツェルマットの街は車が入れないため、鉄道利用者が多い。
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マッターホルンはまだかまだかと待ちわびていると、ツェルマットの直前で、信じられない鋭角の雪の岩が出現!あまりにも凄くて隣の外国人と一緒に声を上げてしまった。凄いとか美しいとかそんな一言ではとても言い表せない。こんな風景が信じられない。写真はホテルの部屋から撮ったもの。ガイドブックやホームページで見たマッターホルンの写真なんてホントに見れるのかと疑っていたものの、この街からは朝から晩までいつでも当たり前のように眺めることができる。
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到着したのは夕方だったので、ホテルの人に聞いてお勧めの郷土料理を食べさせる店を予約。モンテローザというホテルの一角にある店で、お店の雰囲気もお店の人の愛想もよく、とても気に入った。
注文したのは、干し牛肉とビーフをコンソメスープでしゃぶしゃぶするもの。干し牛肉はそういえばハイジのおじいさんがよく切っていたっけ。硬めの生ハムと言った感じ。ワインにもビールにも良く合う。しゃぶしゃぶは日本のものとはまったく違っていて、チーズフォンデュをするときに使うような棒で肉片を刺して、濃い目のコンソメスープでしゃぶしゃぶする。どうやって食べるのか聞いたところ、実演してくれた。だいたい30秒くらいしゃぶしゃぶして食べる。肉は日本にあるような脂肪が多いものではなく、赤身だがとてもやわらかくておいしい。ソースは4種類。マヨネーズをベースにしたもので、ハーブやケチャップが入っている。付合せの野菜も豊富で、ズッキーニ、にんじん、セロリ、トマトのサラダが日本なら4人前くらいの量が来る。ドイツもそうだったけれど、スイスも日本の約倍の量が当たり前。体が大きくなるはずだ。
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このあたりには、ラクレットというチーズ料理があり、注文はしなかったのだが、作っているところを写真だけ撮らせてもらった。ラクレットとはチーズの塊を電熱器で溶かし、溶けた部分をこそげ落としてじゃがいもと一緒に食べるもの。わんこそば形式でおかわりは自由らしい。
お腹一杯食べて飲んで、だいたい100CHF(スイスフランは1CHF=100円くらい)。スイスは物価が高いので良心的な値段だと思う。空港とかで飲むコーヒーや軽食が異常に高い。ちなみにスイスの初任給は60万くらい。世界一物価の高い国らしい。
明日はいよいよマッターホルンハイキングです。(アップだけ遅れています)
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3 Comments on "【ドイツ特集番外編・スイス】ヴァリス地方の郷土料理 10点"

  1. ビタロー より:

    おお、そのラクレットの感想を聞きたかったなー。一度食べてみたいと思ってました。
    ふと思ったのだけど、確かに料理全般美味しそうだけど、日本人は毎日このメニューが続いても大丈夫なのだろうか?

  2. ゆき より:

    スイス!スイス!スイス!
    またまたうらやましーーーー♪
    満喫してますねぇぇ。
    私もラクレット、食べてみたいんです。
    テレビで見て、とーーっても美味しそうだったから。
    いよいよ明日は決勝!どっちが勝つんでしょうか??引き続き楽しんでくださいね。

  3. Pochi より:

    ラクレット食べれませんでした。
    いる間に食べようと思ったんだけれど、チーズフォンデュを食べたら、もうチーズはいいって気持ちになっちゃって。
    当然こんなメニューの連続、日本人にはムリです。
    ゆきちゃん、私はいろんなことに感動して感動して涙が出そうな毎日だったよ〜

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