【ドイツ特集】ミュンヘンの「シュヴァイネハクセ」 9.5点


フランクフルト→スイス・ツェルマット→ミュンヘン→チェコ・プラハ→ベルリンの旅の、ミュンヘンにて。
ミュンヘンは、ドイツの南、スイスとオーストリアの国境を接するバイエルン州の州都。800年にわたってババリア王国の首都として栄えてきたビールの町らしい。このワールドカップの旅、今のところスタジアムをのぞいてビールは最高。特に乾いた気候の成果、日本で飲むビールより一口目がおいしい気がする。
スイス・ツェルマットから列車と飛行機を乗り継いで、ミュンヘンに到着したのはすでに夕方。と言っても22時まで明るいこちらでは、夕方でもまだまだお日様は上の方。日本で言う午後2時といった感じ。
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のどが渇いたので、まずはおいしいビールを飲ませてくれそうなビヤホールを探す。本当は違うビヤホールに行きたかったんだけれど、疲れ果てて近所で選んだ店が大正解。写真にあるような「シュヴァイネハクセ」を食べさせてくれる名店に行き当たったと気がついたのはミュンヘンを出てからだった。「シュヴァイン」とは豚のことで、この「シュヴァイネハクセ」とは、豚の骨付き肉をグリル下料理。なんと言ってもボリュームがすごい。
まだ早い時間だったので、夕食らしいものを食べている人はなかなかいなかったし、英語のメニューを見てもさっぱりだったので、ウエイターにお勧めを聞いたところ、自分の太股を差しながら、「この部分のグリルがうまいんだぜ」みたいなことを言うから頼んだ一品。やっぱりおすすめはお店の人に聞くに限ります。肉のサイズはこぶし二個分くらい、肉はほろほろと崩れ、脂身がうまい。ただこのジャガイモと上新粉を混ぜたような団子はいただけなかった。
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この店は「アウグスティナー・グロースガストシュテッテン」というビール醸造所直営の店だからビールがうまいのは当たり前。ドイツはその町に必ず有名なうまいビールが何種類もあって、こういう醸造所直営の店が必ずあるんです。
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次の日、町の中心にある野外マーケットへ。そこでは野菜、加工食品、はちみつ、ハーブなどなどさまざまな食べ物を売るマーケットが平日の昼間に開かれている。その中心の大きな木の下では、ミュンヘンの各ビール会社のビールが飲め、町中の人がビールを片手に大騒ぎをしている。
八百屋にて。パプリカの色もさまざま、白もある。6月まで旬の白アスパラガスはもう遅かったみたい。その他、コールラビやアーティチョークなど日本ではなかなか見かけない野菜もあった。
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木陰でドイツ人のおじさんたちと乾杯。全く英語をしゃべってくれなかったが、お酒という共通点があれば心は一緒。おいしいビールをやいのやいの頂いた。まっぴるまのビール最高!
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夜は、フランス対ポルトガルのセミファイナルの一戦を見に「アリアンツ・アリーナ」へ。このスタジアムはあの表参道のプラダを作ったことでも有名な建築家が作った物。スポンサーの関係で「アリアンツ」のロゴは撤去されていたものの、外観を見ただけでも声を上げずにはいられなかった。
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ジダンはやっぱり宇宙人だった(^_^; マルセイユルーレットを見るたびに涙が出そうになった。本気のジダン、そして本気のフィーゴを見ることができただけで、生きていて良かったと思えたよ。
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