【南イタリア特集】ナポリ「Mimi alla Ferrovia」の魚介のリングイネミミ風 10点


南イタリアを9日間まわってきたこの度もこの日が最後の夜。ナポリの魚介を食べないと・・・と訪れたのがナポリ駅から5分ほどの場所にある「ミミ」というレストラン。ここも「ベッラ・ナポリ」の店主に教えてもらいました。
店を入って目の前に魚介がずらり!一目でうわっ!期待できそう。量が多そうだったので私は前菜をパスしてプリモへ。メニューはイタリア語、英語に加えて、日本語もあるので便利。イタリア旅行9日間にしてこんなわかりやすいメニューは初でした。英語があるだけでもうれしかったのに・・・。プリモはこの店のおすすめ「魚介のリングイネミミ風」!お皿が来た瞬間に「おいしそ〜、サイコーすぎる〜」と奇声を発してしまいました。長細いのは東京湾でも取れるマテ貝、あさりにスカンピ、ムール貝。ベースは基本のトマト。魚介の出汁がリングイネにたっぷり染みこんでうまい〜。貝類は火が通りすぎているわけではなく、ちょうどいい加減。ピザに続き、ナポリに来て良かったパート2です。
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こちらはメインの「タコのトマト煮込み」。タコをこうして普通に食べるのはイタリア人と日本人くらいなの?タコは火を入れてもまったく硬くなくやわらか。油がかなりきつく、白いご飯がほしかったよ。タコを食べない国の人が見たら、気持ち悪いんだろうな。
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こちらはもう一つのメインである「魚介のスープ」。ナポリの魚介のスープは水分が少なく、魚介そのものを食べるもの。ベースの味は「魚介のリングイネミミ風」とほぼ同じ。どうしたらこんな風に魚介の出汁がスープにしみ出すんだろう。魚介を築地で仕入れて家でも作ってみようと思う。
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この日は、ヴェスヴィオ周遊鉄道で約40分、ポンペイ遺跡に行って来ました。1700年間にヴィスヴィオ火山が大噴火を起こし、このポンペイの街は一瞬にして火山灰の下に・・・。風向きが悪かったらナポリの街が埋まっていたそうです。火山灰の下は当時の文化がそのまま埋まっているんです。
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石畳には馬車のわだちがそのまま。1700年前のわだちだなんて、背筋がぴんっとしてしまいます。
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生活は今とあまり差はないそうです。大きな闘牛場、劇場、スポーツジム、居酒屋、浴場・・・。この写真は二つある内の大きな方の劇場です。
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急に降ってきた火山灰から逃げられずにそのまま埋まって死んでしまった人たち。腐敗した死体は跡形もなく、固まった火山灰の中で空洞になっていたそうです。その空洞に石膏を流し込んだ、当時そのままの像。逃げる暇もなかったほどなんですね。
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ポンペイ遺跡はあまりにも広いので要注意。水は必ず持っていくこと、あと野犬に注意ね。
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Mimi alla Ferrovia
Via Alfonso d´Aragona 21
081-5538525


7 Comments on "【南イタリア特集】ナポリ「Mimi alla Ferrovia」の魚介のリングイネミミ風 10点"

  1. isonori より:

    ミミ!!
    ここ行きましたよ〜〜私も(泣)
    こないだ書こうと思ったけど、まさか行ってないよな〜と思いやめたんです。。。
    一緒に行った友達といまだにあそこのパスタはうまかったと語りあうくらいダントツに記憶に残ってます。
    あの旨味はなんなんでしょうね〜。。。ほんと。
    ああもうだめだ。なんかうまいもの食べないと死んでしまう。。。(笑)

  2. プロバンスのスープ fumet de poisson

    やまほろし 元気に咲いています。にわか雨に当たって嬉しそうです、プロバンスのスープ fumet de poisson  地中海の香りをどうぞ材料 4人分鮮度の良い白身の小魚     1500g    お魚屋さんで探して…

  3. ピザカプリチョーザ

    八重の山吹 一輪だけ咲きました。ミントの花 長持ちしています。ピザカプリチョーザピザのドウの作り方ピザ専用の小麦粉ですイタリアでピザに一番使われています。ファリーナ TIPO”00” (イタリアの小麦粉…

  4. Pochi より:

    駅の近くってまともな店が少ないからかぶったのかなぁ。それにしてもナポリのレストランで同じ店に行っているなんて奇遇すぎるよね。
    ホントあのうま味はなんなんでしょう。

  5. hara-D より:

    コメント遅くなりましたが、旅行記、大変楽しく読ませていただきました。というか、どの料理も美味しそうでうらやましいです。そしてアマルフィの海、ホントに素敵ですね。ワタシもプーリアに行ったときにアドリア海の綺麗さに感動したのですが、それを上回る海の青さ、いいなあ。
    食べ物もどれも美味しそうですが、ミミのリングイネとズッパは本当に美味しそう!
    この二品はおそらくまて貝(細長い貝)の旨味がきいてるのではないかと思います。これ、貝の中でもかなりタウリンが多く含まれていて、旨味の出る貝です。築地場外でも一ざる500〜1000円くらいで売っているので買って料理してみると面白いかもしれません。
    以前イタリアに行って気づいたのですが、海のそばだと、だしが濃ければ濃いほどよい、といった概念があるみたいですね。貝も何種類も入れて、甲殻類も入れてと言ったような。私もブイヤベースでなくZUPPA di pesceを作るときは複数の貝を入れるようにしています。
    長くなってすみません。ではでは。

  6. ミネストローネ

    ペンタス秋の陽射しに照らされてCanon EOS X Canon Macro Lens EF100mm ULTRASONIC にて撮影 ミネストローネイタリアの代表的な野菜スープです。しっかり野菜の旨みを引き出したスープは凄く美味しいです、前に……

  7. Pochi より:

    >hara-Dさん
    まて貝ってそんなに安いんですか!お台場でも取れる、あの塩をかけてとる貝ですよね。ハマグリ並みにコクがあってなかなか美味しいですよね。ムール貝なんかよりずっと好きです。タウリンってよくわからないんですけれど、うまみなんですか?
    ブイヤベースよりあのZUPPAの方が濃厚で、私は好きかな。私も家で作ってみたいと思います。
    #松屋のイタリア展行きましたか?オリキエッテ買っちゃいましたよ。

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