月島「もんじゃ 丸山」の味噌もんじゃと焼きそば 8点


dancyu10月号の2特に「ニッポン縦断ソース焼きそばの旅」があり、月島のもんじゃ屋さんが紹介されていたので訪問。富士宮焼きそばに数年前に出会って以来、焼きそばがただのお祭りメニューにならなくなってしまった。
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私が小さい頃、焼きそばと言えば土日の昼に出てくるのが定番でした。決まって東洋水産つまりマルちゃんの焼きそば3人前ソース付き。最後にしめった粉末状のソースをかけるんです。今思えば、商品名がそのまま「焼きそば」ってどういうことよ(笑)。このマルちゃんの焼きそばも、今では塩焼きそば、醤油焼きそばとあるみたいです。
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焼きそばを食べに行くって言っても、この店は生粋のもんじゃ屋。この店自慢の味噌もんじゃとやらを食べてみることに。生地は生いかが入ったシンプルなタイプ。うまく作れないので、おかみさんに頼んで作ってもらった。味噌はみそ汁同様、温かくないと溶けないらしく、具をドーナツ型にして鳥のスープを注ぎ込んだところへ溶かしていく。決め手はスプーン一杯の醤油らしい。
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そして程なく完成。ソース味のもんじゃより味が濃く、当たり前だが和風。味噌をたっぷり塗った焼きおにぎりみたいな感じ。こんな味ならイカよりもアサリの方がよかったかも。ちなみにアサリ味噌もんじゃにもちとチーズを入れたものを中山美穂が好きだったらしく「ミポリン」と呼ぶらしい。今度食べてみなくちゃ。
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特に煮詰まってきたところがいい。香ばしさも火の通り加減も、焦げた部分もこれくらいがベスト。
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さて、本日のメイン「豚やきそば」・・・、と思ったらおかみさん作ってくれないようなそぶり。「私焼きそばを作るのは得意じゃないのよ」って何年やっているんだ、ちょっとかわいい。「dancyu見てきました」と伝えると急に笑顔になって、「ならお父さん呼ばないと!」と笑顔になって、2階にいるお父さんを呼んでくれた。
まずはたっぷりのごま油で豚肉を炒める。途中、ごま油を足しつつ肉をよく焼いたら、野菜投入。塩胡椒で軽く炒めたら焼きそばをこんもり載せ、コップ半分のビールで蒸し焼きに。ソースは、お好み焼き用のとろっとしたものと、さらっとしたウスタータイプの2種をミックス。無駄のないコテ裁きで、水分を飛ばし完成。味はと言えば、誰もが好きになる定番の焼きそば。麺は太めでしっかりしていて、この麺がこの焼きそばを支えているのがよくわかる。ひとりで2人前は食べたくなるような味かな。
場所はかなりわかりにくいので、メイン通りの案内所で聞いてみて。
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もんじゃ 丸山
104-0052
東京都中央区月島1-4-10
03-3533-3504
月曜定休


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