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Baru恵比寿のタパスメニュー 8点

4人で恵比寿のBaru恵比寿へ。もともと白金にあって人気の店で恵比寿にも出店したらしい。スペインに一度も行ったことがないけれど、バルみたいな飲み屋は大好き。わりときちっとした店じゃきゃダメなえらい人と一緒にお伺いしたのでバルなんて大丈夫かと心配したのだけれど、どうもバルとは言え、デート向きな店らしい。でも4人でカウンターの角をどうぞというのはいただけなかった。予約した本人が一番びっくりしていたみたいだったけれど。でもそういう時に嫌な顔一つせず楽しんでくれたことはうれしかったな。

バルなので、料理のほとんどはタパス(小皿料理)。一番おいしかったのは、厚木産のハムとソーセージだったけれど、写真撮りそこね。私は厚木出身なのにあんなにおいしいハムは知らなかった。スモークもうっすらと残っていて、塩加減も丁度いいロースハム。その名もそのまま厚木ハムといい、嶋崎さんという人がつくっているらしい。今度厚木に帰ったら行ってみよう。

写真は、バルでは必ず見かける、マシュルームのオイル焼き、ここではアヒージョって言っていたかな。うーん、楊枝が2本クロスして刺さって、その楊枝を開きながら油をすするものだと思っていたけれど、そうじゃないのかな。ニンニクはたっぷり入っていたけれど、もっとオイルにニンニクの風味が移っている方が好きかなぁ。つまり同じ恵比寿の18番のほうが好き。ちなみにバル恵比寿ではマシュルーム5個で680円、18番では6個で600円。一緒に頼んだパンがおいしかった。ソースは最後までキレイに食べれるし。

アンチョビポテト630円。素揚げしたポテトにびっくりするほどたくさんのアンチョビソースが和えてある。この塩辛さは強烈だけれど、ビールには合うね。おいしい。

アスパラのグリエールチーズ焼き750円。細めのアスパラ数本が、グリエールチーズまみれになるというすばらしい料理。熱々をチーズの糸を引きながらいただくのがいい。季節だと太いアスパラで出されるらしい。細くてもおいしかったよ。

ヒコイワシの酢漬け530円。こういうイワシのマリネはイタリアの海近くでよく食べたなぁ。釣りに行って、外道でヒコイワシが釣れてしまったときによくマリネにするけれど、こんな量で530円もするようなものなのかとちょっとびっくり。酢の加減も良くておいしいんだけれど。イワシが釣れてもがっかりせず、大事に持って帰ることにしよう。

おぼれタコ680円。やわらかいタコがピリ辛のトマトソースでおぼれています!このタコのやわらかさを引き出せるのは地中海周辺と日本人くらいなんじゃないかなぁ。ほんとにおいしい。

舞茸のバラ肉巻串焼き1串350円。脂身がとてもおいしいバラ肉で包んであり、その油が舞茸とあいまってとてもおいしい。ソースは三種類提供されたが、バジルソースが一番おいしかったですよ。

こちらはミックスパエリア2480円。お値段もいいだけあって、載せられた具はどれもおいしかったです。ハマグリ、ホタテ、海老、イカ、ムール貝かな。もっとご飯がパリパリの方が好きだけれど、これはこれでおいしかったです。

どれを食べても味はおいしく満足なんだけれど、ひとり6000円くらいかかるのはその時点でバルじゃないかと。その上、2時間できっちり追い出されました。ちょっとリーダーっぽい男性店員の態度が別に悪いわけじゃないんだけれど、どうも引っかかったなあ。4人で予約して「テーブル席だと思っていたんですけれど」と予約した人が言ったら、「電話でテーブル席をお約束しませんから」って、そんな言い方されたら、彼女の立場がないとか考えないのかなぁ。それなりに高い値段とっておいてさ、18番のような気軽に予約もしないで入る店とは一線を違えているんだから、そのあたりはもう少しサービスでどうにかしてほしいものです。

18番はいつも店は混んでいるし、席も狭いし、予約もできない(そうだよね?)けれど、お店の人たちはいつも楽しそうで誇りを持っている感じがするし、いくらいても追い出したりなんかしない。私は18番の方が性に合ってるんだなと感じました。これは個人の好みの問題だけれどね。

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代々木八幡「ロス・レイエス・マーゴス」のディナー 9点

友達の誕生日だったので、お酒がおいしく進むような店をチョイス。代々木八幡の評判の良いスペイン料理屋に行ってみることにしました。小田急線の駅に住んでいながら、代々木八幡駅に行くのは初めて。こじんまりした学生が多くいる駅なんですね。どこの学生なんだろう。
まずはスペインの地ビールで乾杯。20:30の予約だったのに、会議が終わったのが20:10、予約を21:00に変更して、あわただしく残務を整理して出てきたから喉が渇いていたんです。冷たいビールを喉に通した後は「生きてるね〜」の声がついつい出ちゃいます。これは「Cruzcampo(クルスカンポ)」と言う、すっきりした飲みやすいビール。コロナを水感覚で飲むのと同じようにこのクルスカンポも飲みたいところです。もちろんスペインで!
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料理はすべてお店の人のおすすめでチョイス。タパスからは、「いわしの酢漬け」630円と「ハモンセラーノ」1260円。このいわし、スペインではもっと酸っぱいらしいがここでは酢を抑えてあるので魚の味がきちんとする。
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こちらは「ハモンセラーノ」。イタリアの生ハムと違って、肉に水分が少なく、うま味が凝縮。ビールはあっという間になくなってしまいました。
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メインは「自家製ブティファラソーセイジとイベリコ豚の炭火焼き」3150円。写真はシェアしたので1/2人分です。脂身が多くて、一般的な豚肉だったら3口目くらいから胃がもたれてくるのに、イベリコ豚だとそれがない。最後まで良質の甘い脂身と噛みしめれば噛みしめるほど肉のうま味がにじみ出る肉部分。これこそがイベリコ豚。コンビニ弁当で名前ばかりのイベリコ豚とは違います。
奥の血を使ったソーセージ「ブティフィラソーセージ」がヒット!血肉の濃厚な肉にハーブが負けていない。ついつい店主に「うまい!」って言っちゃいました。この店の自慢の一品らしいです。
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しめはイカスミのパエリア「コン ス ティンタ」1,260円。イカスミの奥深さに気がついたのは一体誰なんだろう。スペイン人や日本人は偉いなぁ。
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店名の「ロス・レイエス・マーゴス」とは、東方三賢人という聖人の意味で、毎年1月6日に祝日になるんだそうです。その1月6日はこの店の誕生日。毎年、飲み放題の日になるそうです。今から予約しなければ!
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ロス・レイエス・マーゴス
03-3469-8231
渋谷区代々木5-55-7
営業時間 17:30〜22:30
定休日 日曜・祝日