Archive for 4月, 2006

google earthでみる六本木の店案内

Roppongi_1最近google earthにはまっています。googleが去年はじめた無料のサービスなのですが、google localなみに全世界の衛星写真を見ることができます。この写真は六本木。私がこのブログで紹介した「四川飯店」「バンコク」にマークを付けてみました。こんなきれいな衛星写真をタダで見れるなんてすごい時代ですよね。
Munich
ちなみに、私が6月に訪れるドイツのミュンヘンのスタジアムも保存してみました。全然場所はわからなかったのですが、スカイダイビングのように画像の倍率を上げていく中でひときわ目立ったスタジアムだったのですぐにわかりました。
追記 06.5.3
この画像はミュンヘンのAllianz Arenaではなかったことが判明・・・。
こっちでした。
この画像ではまだ工事中。
Munich2
すごいっす。。。誰でも無料でここからダウンロードできますのでどうぞ。Mac版もOS10.3以上なら今年から対応しています。
#あとで気がついたのですが、六本木の「バンコク」の案内のフラグが「サイゴン」になっていました(笑)「サイゴン」は銀座の店です。国が違うって・・・。

青山「Napule」のピザ 8.5点

Dscf0112表参道を青学方面に歩いてスパイラルの手前の路地を左手に入ってすぐの店。1階は窯が店の外から見える厨房、2階、3階は光がよく入る客席。壁にはナポリの色遣いがきれいな食器がたくさん飾ってあり、真っ白な壁と真っ白なテーブルクロスがまぶしい。お客さんは圧倒的に女性が多く、土曜のランチを優雅に楽しんでいた。行ったことはないけれど、ナポリってこんな感じなのかな。日本じゃないみたい。
この店を目指して土曜日の13:30位に訪れたらすでに10人以上が並んでいる。やむを得ず並ぶ。店は意外と広いらしく20分くらいで案内される。ランチメニューはコーヒー付きのパスタランチ1000円から。私はピザも食べたかったし、土曜の昼にビールを飲まない理由はなかったので、前菜とメインが選べるコースに。メインは2種類のピザからひとつか、魚料理のどちらか。二人で行ったので、ピザと魚料理を注文。その日のピザは春野菜のハムのピザ、魚料理はヤリイカの海老のグリル。
Dscf0113まずはビール。待たされたのでビールがいつも以上においしい。そして「ヤリイカと海老のグリルも」到着。ヤリイカの中には味の付いたパン粉が詰められている。イカは柔らかくてパン粉がぱんぱんに詰まってうまい。グリル具合も適当。海老も新鮮でぺろりと平らげる。
ウワサのピザも到着。春野菜とは菜の花らしい。割といい加減に具が載せられているので、全く具の乗っていない三角形があるのが若干気になる。まぁイタリアだからしょうがないか。ここのピザはいかにもイタリアのピザという感じの生地がもっちりタイプ。こういうもっちりタイプのおいしいピザが東京のどこでも食べられるようになったのもここ10年の話。若干の塩気がほどよく、トマトソースだけでも十分いける。菜の花はちょっと柔らかすぎる感があるがおいしい。マルゲリータで実力を確かめたくなった。
味も良いし、雰囲気もかなり良いのでデートには最適。夜も行ってみたいけれど、これだけ光が差し込む店内なら昼間の方がいいのかもしれないな、予約が効かないのは致命的だけれど。
味だけで言ったら9.5点を上げたいんだけれど、並んでいる間に店の外観を撮影していたら、店主がすっ飛んできて「ダメダメダメ、勝手にWebとかに載せられちゃうから撮影は断ってるの」とのこと。オイ、ため口かよ。勝手に載せられちゃうって、それがネットの世界なんだけれど。今までいろいろな店に行ってホスピタリティを受けてきたけれど、この店はこの態度を直せば相当良いはずなのに。ここまで混み出すと天狗になっちゃうのかなぁ。残念。
ってわけで、勝手にWebに載せました。
Napule
東京都港区南青山5-6-24 林ビル1F
03-3797-3790
ランチ  月〜金   11:30〜15:00(L.O.14:00)
     土・日・祝 12:00〜16:00(L.O.14:30)
ディナー       18:00〜24:00(L.O.22:00)
Napule

築地「かつ平」のヒレカツライス 9.5点

Dscf0004もう10年?近くネットでしか合わないビタローさんの紹介で訪れた築地のトンカツ屋。築地はおいしいものを食べるところが多すぎて、多すぎて困っちゃうよね〜。場所は新大橋通りを銀座から勝鬨橋方面に向かって、築地交差点を越えて吉野屋の路地を左に入って数10メートル行った右側。となりはこのあたりでは有名な「丸静」というウナギや。
メニューは、ロースカツライス1000円、ヒレカツライス1000円、海老フライライス1000円と良心的。このカツが1000円で食べられるのなら週に一度は訪れたい。私の勤める六本木ではココというトンカツ屋がない。唯一合ったヒルズ内の「かつくら」は、なんと安いメニューを途中からはずすという態度に出た。普通にロースカツなんて食べようとしたら1400円くらい払わなくちゃいけない。ランチだぜ。やっぱり築地の近くに住んでいて良かったって思う瞬間。おしゃれなカフェも古着屋もないけれど、ここには安くてうまい飯と優雅に流れる隅田川がある!
Dscf0003_2ラッキーなことにカウンター着席。厨房が覗ける席は板前さんの手さばきが見られるからわくわく感がアップする。すると肉にこれでもかという量のわふわのパン粉を重ね漬けしている。タダでさえでかいロースがみるみるうちに大きくなっていく。この時点で目がウルウルする。
私はヒレカツライスを注文。塩で食べることを勧められたのでその通りにして食べてみる。まず口に運んでその柔らかさにびっくり。たぶん箸でも切れる。衣は予想通りサクサクで塩がなくても十分うまいくらい肉と衣の味がしっかりしている。ヒレカツって大抵肉が小さい物だけれど、ここのヒレカツはロース並みにある。結局ソースを使わないまま塩だけで食べてしまった。ちょっと残念だったのが塩がアジシオだったこと。たぶん天然のさらさらのお塩だったりしたらもっとおいしかったに違いない。
ちなみにこっちはロース。箸の大きさを見ればわかると思うけれど子供の顔のサイズくらいある。左から食べるように勧められた。理由は右側は脂身が多いから先に食べてしまうと口の中が脂でいっぱいになってしまうとのこと。この脂身部分は塩で食べるとカルビみたいだとも教えてくれる。店主はこのカツに相当の愛情を注いでいることがよくわかる。写真を撮るときに一言ことわると、「箸を一緒に置くと良い、カツのサイズがわかるから」と教えてくれた。よくしゃべるんだけれどそれが心地良い。たぶんこういうのが私の好きなホスピタリティなんだと思う。ロースって言うと脂っぽいのが特徴で、ここのロースも確かに脂身はしっかりついているのに、食べ終わったあとのもったり感がない。天ぷらもそうなんだけれど、この感覚って揚げ油なのかなぁ、それとも素材なのかなぁ。
こんな街で勤めるビタローさんがうらやましいです。
かつ平
中央区築地6-12-10
03-3542-1537
11:00〜14:00 17:00〜20:00
日曜定休
かつ平

六本木「炭火焼肉とうがらし」の焼肉 9.5点

Dscf001530歳を超えて焼き肉を食べる機会が増えた気がするな。以前も嫌いではなかったけれど、本当においしい焼き肉に出会うことがあまりなかったから、流行のイタリアンや寿司とかにばっかり手を出していた。そんなに焼き肉屋に詳しいわけじゃないんだけれど、この店と月島の「凛」はリピートしたくなる数少ない焼き肉屋。今回は部署の飲み会で18:00という早い時間から来店。太陽が沈む前のビールと焼き肉って1.2倍幸せだよね。
場所は六本木の星条旗通り、米軍のヘリポートの前あたり。リストランテテラウチのすぐとなり。
メニューはいろいろあるんだけれど、大勢で行くなら「おまかせコース3000円」がおすすめ。この写真の2皿が人数分出される。焼き肉って言うと「カルビ」とか「タン塩」とかが5切れずつくらい皿に載ってパセリかなんかの青い野菜で彩りを添えてあるのが定番だっただけに、このダイナミックな盛りつけには瞳孔が開く。人を魅了する盛りつけを直感的にわかっている人なのかもしれない。
Dscf0007
写真はこれで4人前。真ん中にある大きめの肉がロース。これを食べると誰でも目が「へ」の字になっちゃう。基本味付けは塩味。ここはなんと言っても肉の質が良い。血統書付きの和牛らしくて、1頭(?)を購入しているから連ちゃんで来店すると同じ牛に当たる。今回の牛は「ミツヨちゃん」らしい。
牛だけじゃなくて豚もなかなかだし、ホルモンも塩味で食べるのがいける。炭火は空気を全く送らないそのままの炭火。その上にジンギスカン鍋みたいなぴかぴかの焼き肉用鍋を置く。肉はどれも新鮮なのでほんのちょっと火を入れるだけで十分。
難点を言うならばどうもお店の人がずれている。これでホスピタリティがあれば10点なんだけれど。もう一つ敢えて言うならば、もうちょっと安いと最高。お酒を飲んでひとり7000円くらいにはなってしまう。たぶんビールが高いんだよね。焼き肉屋でビールが高い、または量が少ないのは反則だよね。
肉好きの人は行く価値あり。
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炭火焼肉 とうがらし
東京都港区西麻布1-4-7 加寿美荘ビル1階
03-3408-8803
営業時間 月〜土 18:00〜2:00 LO 1:00
定休日 日曜・祝日
炭火焼肉とうがらし

六本木「バンコク」のタイ料理 10点

Dscf0001_1この店は味もお店の人も「まるでタイ」っていう店。たまにタイ料理って無性に食べたくなるじゃないですか。辛くて酸っぱくて甘くてっていう独特の味。そういうときに中途半端なタイ料理を食べると「こういうんじゃないんだよな」って不完全燃焼になるんです。そうすると下手なタイ料理を食べるくらいなら、裏切らない中華ってことになってタイ料理から足が遠のくんです。だから「六本木に東京で一番うまいタイ料理屋がある」って紹介されても、「東京で一番うまい焼き肉屋がある」って言われたときくらいの興奮度合いはなかったんです。
その思いが連れて行ってくれた人に対して失礼なことは、食べてすぐにわかりました。どれを食べてもちゃんとタイ料理してるんです。手を抜いていない。私が想像する大好きなタイ料理のサラダも、自分の想像以上の味。イカが新鮮で、タマネギのシャキシャキ度合いも、食べれば食べるほど辛くてひーひー言う感じも完璧。
Dscf0003_1だからすぐにランチで行ってみました。ランチは、そのサラダとスープ、メイン料理にデザートが付いて980円。毎日3メニューの日替わりです。この写真の日、私が訪れたのは火曜日。「グリーンカレー」「鶏肉のビーフンスープ」「チャーハン」の3種。とにかく量が多い。100円増しの大盛りなんてご飯だけで800グラムはありそう。
私のお気に入りはやっぱり「グリーンカレー」。揚げた卵の黄身をつぶしながら、たっぷりのカレーをご飯にしめらせてほおばるのが最高。野菜もたくさん入っていてヘルシー。「鶏肉のビーフンスープ」は食欲がわく色合い、艶、量。スープを口にするといろんな香草とナムプラーの味。
疲れたときにはおいしいものを食べるのが一番ですよね。どんなストレス解消より効果的。だからランチの時間は大事にしておいしいものを食べに行くようにしています。この店はその厳選の店の一件。六本木のランチに困っている人は是非行ってみて。
バンコク
東京都港区六本木3-8-8Wooビル2F 
03-3408-7353
11:30〜23:00(22:00ラストオーダー/15:00〜17:00クローズ)
ランチタイムは11:30〜15:00(ラストオーダー14:00)
日曜は12:00〜21:30
※土・日はランチセットメニューなし
バンコク