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溜池山王「アセナ」のトルコ料理 8.5点

生まれて初めてトルコ料理なるものを食べてきました。世界三大料理のひとつだと言われてもどうもピンと来なかったトルコ料理。絶品!頻繁に食べたいよ!と言う衝撃はなかったけれど、スパイスやヨーグルトの使い方は見習いたいところが多く、もっとトルコ料理のことを知りたいなと思えた一日でした。訪れた日は金曜の夜で、ベリーダンスのショーがあるらしく、アラカルトでの注文は不可。食が細い私には困るんだけれど、「シェフにおまかせコース」4200円を注文しましたよ。

まずはビール。おいてあった灰皿のデザインだった「EFES」と言うおすすめのビールが本当は飲みたかったのだけれど、おいていないらしい。灰皿にするならおいておいてくれよと思いながらも、もうひとつの「TAPS」というトルコの地ビールを注文。とってもフルーティー。

コース前菜のスープ。のっけから量が多く、小食の私はペース配分を間違えるとメインが食べられなくなると思い、半分残す。何のスープかよくわからなかったけれど、何かの豆かなぁ。ちょっとしょっぱかった。写真を取り忘れてしまったけれど、至って普通のグリーンサラダも出てきました。

 

トルコのパン「エキメキ」。ふわっとしていてほんのり甘い。ヨーロッパのパンではないけれど、インドのナンでもない。地理的にちょうど真ん中当たりだからわかるような・・・。(そんな単純じゃないよね)

メゼと呼ばれる前菜。
小さなハンバーグは羊肉かな?うまく臭みを消し、独特の旨みを引き出すスパイスの使い方がすばらしい。このハンバーグはあと2つは食べたかった。その手前は、水を切ったヨーグルトをほうれん草と和えるニンニク風味のペースト。なんてうまいのだろう。今流行りの水切りヨーグルトを私もすぐに試してみたくなった。カレーにヨーグルトを入れることはあっても、ヨーグルトそのままでニンニクを足すという発想がなかった。これは家でやってみよう。キュウリで作るのもよくあるパターンみたい。手前の黄色いムース状のものは「フムス」と呼ばれるひよこ豆のペースト。あまり特長はないのだけれど、なぜかやめられない。左はトマトベースのちょっと辛いペースト。

なんとなく南インドを思い出すような組み合わせ。混ぜて食べるのだろうか。この前菜はすごくすごくきにいってしまった。

ピーマンのごはん詰め。森駅のイカめしくらいご飯がぎっちり詰まっている。生米をある程度炒めてから詰めているから、こんな風にみっちりするのだろうか。これはとってもおいしい。私もコレはやってみたいなぁ。

ケバブの盛り合わせ(3人前)。ケバブってトルコ料理だったのか。とすると、まったくトルコ料理を食べたことがないというわけでもなさそうだけれど、どこでケバブを食べたのだろう。串刺しになったスパイシーな肉。焼き加減、肉の適度な柔らかさ、食欲をそそるスパイス、バランスがとても取れている。

そしてコースの最後は、フルーツの盛り合わせ。

 

ベリーダンスはたっぷり30分以上、とっってもスタイルの良いキレイなお姉さんがなまめかしく踊る踊る踊る、ゆれるゆれるゆれる。笑顔がすばらしいよ。お客さんも一緒になって盛り上がって、小一時間。

次回行く時は、アラカルトで前菜とお肉を中心に食べたいから、ベリーダンスのない時に行ってみよう。

 

 

 

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青山「ローブリュー」でバスク旅行の予習 8点

震災の影響なのかなんとなくブログを書く気持ちになれなかったのですが、ようやくいつもの私に戻ってきました。この50日でよくわかったことは、おいしい食べ物が心を安らげてくれること。

夏にバスク旅行に行くので、その予習にと思って久しぶりに青山の「ローブリュー」へ。訪れたのは4月の上旬、ちょうど東京が桜で満開の頃だったのですが、余震の影響なのか、金曜の夜だというのに2組しかお客が入っていませんでした。あれだけ予約がなかなか取れない店だったのに(でもあとで考えると震災の影響じゃない気がしてきた)。バスクの勉強になるかなと思って行ってみたのですがバスク料理は実は少なく、絶対に食べようと思っていた炭火でグリルした豚肉もなく、がっかりでした。でもバスク気分は盛り上がって、今まさにどの街に行こうか、何を食べようか、どの街に泊まろうか検討中です。

前菜は「田舎風パテ」。最近、パテ・ド・カンパーニュ作りにハマっているのですが私。やっぱりプロが作ったものはおいしいけれど、ここまで薄切りだと物足りないかな。バスクマークのお皿だったので上機嫌でしたけど。新鮮な生のマシュルーム大好き。ブラウンマシュルーム、サラダにするのはいいよね、私も真似しよ。

ホワイトアスパラガスをオランジェリーソースで。ここまで太くて立派なホワイトアスパラガスはなかなか食べれないですし、旬のホワイトアスパラガスはやっぱりオランジェリーソースだよね。数年前にVIRONでみんなでランチしたホワイトアスパラガスが懐かしいな。フランスで春にオランジェリーソースでホワイトアスパラガスを食べる感覚は、日本人が春にたけのこご飯食べるようなものなのかな。

バスクの料理ということで、「バスク風血のソーセージ」を注文。ねっとりとした舌にまとわりつくような感じ、これが血の味なのかな、うまみが濃く、マッシュポテトと一緒に食べるのがうまい。ただし、ひとりで2本は多いよ。量も多いし、しつこいし。

すっかり少食の私ですが、こんなにたくさんの量を食べれないよと思いながら、絶対に「ガトー・バスク」は食べなくちゃということで友達と半分こ。ガトー・バスク発祥の「サール」という町には本当は行きたいんだけれどなー、そこまで日程に余裕はなさそう。素朴なアーモンドの味がおいしいのだー。バスクに行ったら3回は食べるぞ。

びっくりするほどガラガラの店内だったので、パシャパシャと写真を撮らせてもらいました。このテーブルクロス、バスク織りというのですが、7つの県でなるバスクにちなんで必ず7本線なんです。丈夫でシンプルなデザインが美しいんですよ。フランス側バスクのサン・ジャン・ドゥ・リュズという町が本場なのですが、その町で大量購入して一生分のリネンを買ってくる気まんまんです。興奮するー。

同じく、サン・ジャン・ドゥ・リュズの町が発祥のベレー帽。つばの部分の長さを選べて買えるんですってー。ベレー帽屋に行けるんなんてこれも興奮中。

ひさしぶりに行ったら、震災のせいじゃないと思うんだけれど、なんだか残念な感じになっていました。骨董通りのはじっことは言え青山の一等地だからか、値段はどれも高めの設定だし、サービス料もしっかり10%取られるので、軽く食べたつもりだったんだけれど、そこそこなお値段でした。今この値段を出すならいくらでもおいしいビストロ食べられるしなぁ。いろいろな豚料理が食べられる、それもその場で炭火でグリルしてくれるロース肉が売りだったのに、食べられないんだったら予約の時に言って欲しかったな。10点だったけれど、8点に格下げです。

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新橋「鮎正」の天然鮎コース 8.5点

私がまだ学生の頃、家で定期購読していた週刊朝日に掲載されていた「恨ミシュラン」と言う、西原理恵子と神足裕司が名店をぶった斬るコラムがあったんですよ。ほとんどの店が信じられないような言葉でぶった斬られていた中で、この店だけはふたりとも絶賛していたのをよく覚えています。天然の鮎の専門店といえば、東京ではこの店しか思い浮かばないくらいの名店なのですが、いかんせん自腹で行くのにはなかなか敷居が高くて二の足を踏んでいました。そんな折、私が大好きなグルメ番組「食彩の王国」の鮎特集でこの店を中心とした鮎料理を紹介していたのでこの機会と思い、行ってきましたよ。一眼レフを忘れまして、残念ながらiPhoneでの撮影です、、、スミマセン。

鮎は島根の高津川の天然鮎を使用。コースは10品。私たちは13650円のちょうど真ん中のコースを選択しました。前菜はこちら。ほおずきに見立てた、卵の黄身で作った餡をサーモンで包んだものが特に美味。これが何か説明を求めても、女将は厨房に戻らないと答えられない始末には残念。それから料理について女将に尋ねるのをやめてしまったよ・・・。どれもほんのすこしずつしかないんだけれど、期待をふくらませてくれる前菜ばかり。

白味噌仕立てのやさしい味の味噌汁に鮎が半分。なるほどうまい。いつまでも飲んでいたい。これは鮎の出汁なのか正直わからなかった。

輪切りにした鮎背越しが出てくるかと思っていたのですが、普通の切り身でした。これは洗いなのかな。昆布ではしめていないですよね?わからなかったのですが、水分が少なく締まっていました。特筆すべき感じはなかったけれど、季節が良くなかったのでしょうか。

待望の塩焼きは2尾。サイズも頭から尻尾までかぶりつけるちょうどいいサイズでうまい!しっかりとした皮のパリっとしたところ、うるかの苦味、触感がたまらない頭、かぶりついたときに鼻から抜ける香り。うまいです。もっと上のコースだったら落鮎(子持ちの鮎)が食べられたのかなぁ、秋に行ったのなら落鮎食べたかったなぁ。

私がこの店で一番食べたかったうるか茄子。素揚げにした茄子を、うるかのソースで煮た物。うるかの濃厚で奥深い苦味がすばらしい。このコース以上でしか食べることができないみたい。茄子を食べ終わったあとに、残ったソースを綺麗に食べるために一口の白いご飯が付いている。ソースときれいに絡めて、きれいにきれいにいただける。お客さんの提案でこうして白いご飯がつくようになったらしい。そのお客さん、すばらしい。

子うるか。鮎の卵巣の塩辛。鮎の入れ物に詰まっているのはかわいらしいんだけれど、蓋の部分がちょっと欠けていた。居酒屋じゃないんだぞと言いたい。

鮎の素揚げを塩で。個人的には塩焼きの方が好き。添えてあったさつまいもの素揚げが驚くほどうまかった。

鮎の酢の物。鮎三昧だからしょうがないけれど、鮎を敢えて酢の物にする必要ってないかも。

鮎ごはん。見た目以上に鮎はたくさん入っていてうまい。炊き上がった瞬間のお釜を開けてみたかったなぁ。香の物もうまし。

水菓子は青梅のかき氷。かき氷の中に柔らかくて青い梅が入っていて、暑い夏の季節には清涼感たっぷりでいいんだろうな。でも今は秋なので、もう少し考えて欲しかった。

鮎が自分の家の近くであたりまえのように取れる人にとっては、私がおいしかった鮎の塩焼きですらなんら普通の味のよう。でもその普通の味が普通に食べられない世の中になってしまったんだね。来年は長野の田舎で鮎をたらふく食べさせてもらえる約束ができたのでよしとしました。もう少し感動があるのかなと期待していたんだけれど、味だけで言えば9点。うるか茄子と塩焼きは10点。女将のふるまいや、欠けた皿を出してくることで減点かな。それでも席は満席。サービス料10%増しの二階席はいかにも接待という感じのお客で、不況と無縁の店のよう。それだけ信頼があるのかな。

もしも次回行くなら、島根の高津川で鮎が豊漁の時に、一番いい季節の鮎をいただくことにしよう。あとコースではなく、アラカルトにしようとも思いました。

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白金高輪「福わうち」のキンキの一夜干し 8.5点

ちょっとしたご招待でこの店へ。しかも私が店を指定していいと言うことだったので、自腹じゃ行かなそうなこの店をチョイスしました。よくテレビに出ている強面のご主人がカウンターに居る店で、その強面とは裏腹に繊細な料理を出す。でもその値段がメニューに書かれていないんですよね。白金高輪のバブリーさをまだまだ感じます。

こちらがお通し4人分。奥の青のりがすごく印象的。下にご飯が敷いてある。海の香りいっぱいの青のりに上質のわさびがたっぷり。これだけ丼で食べたいほど。

ひらめの箸置きがかわいい!これ、どこで入手出来るのか聞いておけばよかったよ。

刺し盛りは一切れずつ、9種類。ながーーいお皿に載せられている。左から、ヤリイカ、アマダイ、ひらまさ。ヤリイカの甘さにびっくりした。新鮮だけのコリコリしたものとは大違い。

続いて、イシダイ、大トロ、こち。大トロはうまいけれど、最近はどこでも食べられる。イシダイ、うまい。釣りたい。。。

続いて、ヨコワマグロ、アカムツ、コハダ。ヨコワマグロとはクロマグロの若い頃のモノ。若々しいさわやかな赤身がうまい。アカムツのあぶりはわさびたっぷりがうまい。

ワタリガニの塩辛(たしか)。上海蟹の老酒漬けを彷彿させる味。身がゼリー状になりコクを増して極上の味。特にオレンジ色の味噌部分はたまらない。

私がこの店で一番感動したのは、キンキの一夜干し。身は甘くジューシーで奥深い味、皮はパリパリで香ばしく上質の脂たっぷり。頭やヒレはパリパリ。残すところは殆どなし。上質の脂をしゃぶりつくりしたよ。きっと高いんだろうなぁ。築地場内に行ってもいい値段するもの。

アワビバター焼き。薄切りにしたアワビ、新鮮で太くて甘いアスパラ、しめじにエノキをバターで炒めたもの。アワビが柔らかくてうまい。アワビは値段と味のバランスを考えるといつもそんなに好きになれなく頼まないのだけれど、このアワビはうまかった。

この店で有名なトロかつ。わさびたっぷりでいただく。前に、麻布十番の穴蔵みたいな店でも食べたけれど、ほぼ同じものだった。あそこもメニューに値段のない恐ろしい店だったなぁ。。。

あとで調べて思い出したよ、麻布十番の「とらくまもぐら」だ。と思ってちょっと調べたら、とらくまもぐらから独立してこの店を立てたらしい。納得、メニューにてるもん。

他にも、鯨ベーコンとか、肉じゃがとか、アカムツの一夜干しとか、いろいろ頼みましたよ。四人でいったのでいろいろ種類が食べられました。これで四人で約5万円。ちょっと高いよなぁ。値段がわからなかったり、一見さんにはあまりやさしくなかったりするので、辛めの8.5点です。おごりならまたぜひ行きたい。

白金「アンティーカ・ヴィネリア・ジュリアーノ」のディナー 9点

2年くらい前に訪れた10点イタリアン「トラットリア・デッラ・ランテルナ・マジカ 」の姉妹店の「アンティーカ・ヴィネリア・ジュリアーノ」に行ってみたよ。最近胃腸が思わしくない私でも、目をキラキラさせてしまうような料理の数々でした。食べ過ぎてあとで後悔したけれど・・・。
場所は白金のプラチナ通りの一本裏。ふらっと行くことはまずない場所です。店は地下。
店内を入ってみるとマジカとは雰囲気が違う。マジカはまるでイタリアだったのに対し、ここはカウンターが幅を利かせた気軽な感じ。これはこれでよさそう。私たちも入って右のカウンターに通される。トラットリアと言うより雄テリア?忙しく働き回るカウンター内もよく見えるしこれはこれでいいかも。
まずはスパークリングワインで乾杯。手前は「レバーパテのクロスティーニ」600円。無造作にたっぷりもられたレバーが濃厚できめ細かくてウマイ。レバーのねっとり感と、トーストしたクロスティーニのサクッと感が一気に来るとしあわせいっぱい。これからの料理が期待できる前菜です。
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温かい前菜は「塩ダラとポレンタ」1000円。ヴェネチアの名物料理らしい。干した塩ダラを牛乳で煮込みながら戻し、ミキサーにかけて作るらしい。日本や韓国でも塩ダラは食べるけれど、イタリアではこういう風にマッシュして食べるんだね。これがさ、ワインによく合うんだよ。これだけで延々と飲んでいたい。ポレンタは私が思っていたよりもきめ細かくて口当たりがいい。あんまり好きじゃなかったポレンタの印象ががらりと変わる。塩がきついタラと一緒に食べるからますます良いんだよね。
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店の扉を開けると、目の前は食材や作り置きした前菜が置かれたショーウインドウなんだけれど、そこには大きくて新鮮そうなポルチーニが!どうやって食べるか相談して、フェトチーネと一緒に食べることにしたよ。写真を見ても、もともとのポルチーニがどれだけ大きかったかわかるでしょう?やっぱり生のポルチーニは香りがまったく違うよ。予想以上に柔らかくて、味も濃い。油とよく合うし、塩味が一番良い。ソテーとかフリットとか、シンプルな食べ方ばかりをするのは、日本人の考え方によく似ているね。
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メインは「うさぎのピエモンテ風」。ピエモンテはイタリア北部のフランスとの国境近く。ピエモンテ風って小麦粉でまぶしてワインと一緒にグリルすることかなぁ。うさぎの身は柔らかくて濃いめの味付けによく合う淡泊な身。でも私たち日本人にはなじみは薄いよね。
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「牛ギアラの煮込み」1600円。ギアラは牛の第四胃袋。ほうれん草とトマトで煮込んである。とろけるように柔らかく、ねっとりとしている。イタリアはこういったホルモンの扱いもうまいよなぁ。
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グラスワインが豊富で、それだけで楽しめるよ。他のカウンターの人たちは、前菜の盛り合わせだけで楽しく飲んでいる人もいて、きっちり頼まずにワインを楽しみにもう一度来たいなと思わせてくれました。いくつか飲んだ白ワインの中でも、まるでブランデーのようなこのワインが一番印象的だったな。オークの樽で寝かせるからこういう風にスモーキーになるんだって。
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この店の最大の難点は、カウンターの椅子の高さ。だんだん酔っぱらってくると後ろに倒れてしまうんじゃないかという不安で酔いきれない・・・。まだ店がオープンにして日が浅いからかも知れないけれど、マジカほどのフレンドリー感はないかな。店の名前が覚えにくいのはマジカ譲りか!?
ワインをひとり5杯ほど飲んで、料理もしっかり食べてひとり1万円くらい。料理もここまで量を食べなければ、かなりリーズナブルに食べられるんじゃないかな。また行ってみよう。
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アンティーカ・ヴィネリア・ジュリアーノ
港区白金台5-17-10 白金台THE2000 B1F
03-5449-6777
18:00〜24:00(L.O.)

アンティーカ・ヴィネリア・ジュリアーノ (イタリアン / 白金台、目黒、高輪台)
★★★★ 4.0