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【台湾の旅その7】朝食は2回食べる。肉粥に麺線。

台湾3日目、台北2日目、今日は朝から一日食べまくるぞ!

さて朝食1回目は、台北の南西方面にある龍山寺付近にある肉粥を食べさせる店へ。台北駅付近からは地下鉄で一本でした。粥は誰しもが食べるようでメニューにもなく、いくつ食べるか聞かれ、デフォルト設定のよう。それに紅焼肉と呼ばれる豚のワキの肉を揚げたものを注文。粥はなんだか正直よくわからない・・・。肉のだしが効き、粥というより雑炊っぽい。すごいうまいという感じではなく、朝にサラサラ食べる定番のものなのかなと思いました。紅焼肉はカリッと揚がっていて中の肉はジューシー。この店のもうひとつの看板メニューらしく頼んでいる人はたくさんいましたよ。

 

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粥2杯と紅焼肉で80元、250円程度。こんなに安かったら家で朝ごはん食べるのはバカバカしくなります。いや、だから、台湾の人は外で朝ごはんを食べるのでしょう。朝ごはんを食べさせる店はとても多いもの。

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こんな店先です。地元の人で賑わっています。

周記肉粥店

台北市廣州街104號
営業時間:6:00~16:50

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なんとなく物足りなさを感じていたので、同じ龍山寺付近で朝ごはんを再調査。前回の台北訪問で食べた麺線を食べさせる名店があるというので訪ねました。結果的に朝ごはん2回目。

麺線とは、素麺よりしっかりとした食感の台湾独自の細い麺で、牡蠣やモツが入り、とろりとしたスープとともにスプーンで食べるもの。ここの麺線は牡蠣やモツも存在感たっぷりでゴロリ、小サイズで50元。おろしたニンニクもたっぷりはいったスタミナ満点の麺線です。これ、すきすきー。アミや牡蠣の出汁が複雑に効いていてかなりうまい。でもニンニクたっぷりなので胸焼けしました。店はせまく、店内は4人程度しか座れませんが、軒先に10人位は座れるかな。お持ち帰りの人もたくさん来ていました。

陳記專業蚵仔麵線
台灣台北市萬華區和平西路三段166號

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次は、ホテルに一度戻って休憩し昼ごはんに繰り出します。

 

 

【台湾の旅その6】台北でガチョウ肉ともやし麺。

台南から新幹線で台北に戻り、台北駅近くの常宿にステイ。お腹がすいたので、西門まで歩いてガチョウ肉を食べに行きました。店の名前は「鴨肉扁」だけど、肉はガチョウ。メニューはガチョウ肉のローストともやし麺のみ。ガチョウ肉はグラム制で、これは200元分でした。他の小皿料理に比べるとちょっといいお値段。でもそうは言っても600円です。

肉はジューシーで噛むと上質の脂がじわりと出ます。食べた一口で鶏肉にはない味の深さを感じる。オイスターソースと、ピンク色の酸っぱいソースでいただくのですが、このなんだかよくわからないピンク色のソースがとても良く合いました。もっとパクチーたっぷりのせて食べたかった。そしてこの店にもビールがない・・・。このガチョウ肉はビールだろーよー。

 

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ふたつあるうちのもうひとつのメニューはもやし麺で、ビーフンか中華麺かを選べます。ビーフンを選んだつもりが中華麺に・・・。いや、私は絶対にビーフンを頼んだが言葉が通じなかったのだろうか・・・、違うとは言い出せずにいただきましたが、とてもおいしかったので結果オーライ。もやしはシャキシャキで、ガチョウの出汁がよく出ていて塩あま。台湾ではどこでも味が濃すぎず、塩あまなのがいいなと思っています。

鴨肉扁

台北市中華路一段98-2號
営業時間:9時半~22時半
年中無休

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店頭では、ガチョウをどんどんさばいています。こんなふうにして丸のままだったのね。

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帰り道、西門の繁華街をふらふらと。屋台っぽい店はどこも賑わっていておいしそう。

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そしてどれも安い。

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白いニガウリをジュースにして出す店を発見。怖くて頼めず。人気のようで並んでいました。

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胡椒餅を食べようと前にも行った店を尋ねたらすでに閉店!泣く泣く、となりの店で葱餅を持ち帰りました。その場でクレープのようなもちもちしたネギ入りの生地に卵をのせてくるくると巻いてくれます。脂っこいけれどこれぞB級といったところかな。

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次の日は、台北で朝から晩まで食べまくります。

 

【台湾の旅その5】台南のサバヒー粥のために足を運ぶ価値あり 10点

台湾旅行2日目。前日は、シャングリラホテルのふかふかの4つの枕を使い切れず、3つは床において就寝。あれを4つ使い切れる人っているのだろうか・・・。

台南での朝ごはんは、やっぱり虱目魚(以下「サバヒー」)のお粥!ということで、駅から徒歩10分ほどの「阿憨鹹粥」と言う名店に行ってきました。店名は「あはん」って読むみたい。写真は目的のサバヒーの粥「虱目魚肚粥(スーモーユートゥーチョー)」90元。サバヒーのVライン、スープのつかり具合、パクチーのバランス、椀の紅白。B級ながらも完璧な作りで美しい。

阿憨鹹粥
北區公園路169號
06-2218699
6:30~22:30

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サバヒーの身は上品で脂が多く、ぷるぷる、ほろほろと崩れて粥となじみとてもとてもうまい。さらりとした粥だけれど、パワーがつきそうだ。サバヒーは鮮度が落ちやすい魚で、朝とれたものを使用しているらしい。背開きにしている。粥の中を探ると、小さいけれどぷるんとした牡蠣が現れる。これはさらりとしていて朝の粥にふさわしいながらも、淡白であり上品な魚のコクや牡蠣の出汁がでた粥が極上の旨さ。これはこの粥のためだけに台南に足を運ぶ価値あり。

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お店は結構広くて、屋台のようなラフなテーブルと、いすが割とゆったり目に置かれていて、全面の扉は風が通るように開け放している。1/5ほどのスペース(写真手前)が厨房となっていて、別部屋になっているわけでもなく、せっせと下ごしらえをしている。となりの地元っぽいおじさんは、サバヒーの頭ばかりの湯がいたもの(3頭くらい)と、内臓の湯がいたものを食べていた。テーブルには豆板醤ベースのタレがおかれていて、この薄味のサバヒーにはよく合う。内臓はいろいろな部位が入っていて、腸のくるくるしたところが隣の席からも見える。とってもうまそうだ・・・・。(そして次の店でこの内臓をいただくことになります)頭と内臓を注文する方が、粥に開いた身をのせて食べるより割安で、なるほどこうしてうまいこと朝ご飯を食べているのだなと思った。

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朝ご飯も食べたので、近くの市場をぶらぶらとしてみる。大きな屋内と、露店があり、魚介類、野菜、加工品を扱っている。

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みるからにうまそうな蒸し鶏。豪快にネギが添えられていて食欲がそそる~。2013-04-28 07.47.32

小さいイカや乾物を取り扱う店。

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パイナップル専門店。さすが南国です。

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アサリらしきモノを発見。日本のアサリとガラが違う。そして大きい。

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まるまる太った鮎。

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まるのままの鶏肉はこの状態で売られている。黒いのが烏骨鶏だろうか。

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スープはどこもビニール袋に入れて売られている。破裂事故はないのだろうか・・・。にしてもこのサンラータンかな、うまそうだなぁ。

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ホテルに戻って少し休憩し、そしてほんの少しだけ市内観光。海の方まで行けば良かったのだけれど、台湾っぽい建物をみてもあまりピンとこない私たち。すでに次の店のことで頭がいっぱい。

そして早めの昼ご飯。台南はチマキも有名で、「再發號肉粽」と言う100年も続く名店に行ってみた。日本と同じく、端午の節句にはチマキを食べるようで、節句が近くなると1万個も売れるらしい!そしてこれがそのチマキで豪華食材がたくさん入った「八寶肉粽」と言うもの。ひとつ150元だからだいたい450円くらい。ルーロー飯が50元くらいだからなかなか高価なモノ。台湾のビールでいただきます!

 

台南市民権路二段71号

(06)222-3577

9:00~20:30

年中無休

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チマキを割ってみると、丸のままの卵、干し椎茸、煮豚、貝柱、干しエビ、魚のすり身を揚げたもの、栗、イカ、アワビなどがゴロゴロ入っていて巨大。これは豪華。ひとつ150元も頷ける。甘い醤油タレがたっぷりかかり、パクチーでいただく。とてもおいしい。

一緒に頼んだのは牡蠣のスープ30元。小さな牡蠣がゴロゴロと入っている。シンプルな牡蠣の味がしみたスープが胃にやさしい。そしてこの日の朝に粥を食べに行ったら隣のおじさんが食していて気になっていたサバヒーの内臓30元。そもそも臭みもなくとっても新鮮な内臓だけれど、ショウガやパクチーがとてもよく合う。内臓はいろいろな部位があり、シコシコした食感の部分もあれば、レバーのようなねっとりした部分もあり、酒好きにはたまらない。

 

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台湾ではお馴染みの、自分で伝票に記入してお店の人に渡すパターン。だいぶ、メニューの漢字がわかるようになってきた。人気のメニューは、大小とサイズ違いがあるのが台湾のいいところだよなー。

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台南から台北に向けて旅立つ前に、軽めのスイーツで休憩。豆花は奥があずきの煮たもの載せ、手前は竹炭の豆花に甘いシロップのみ。豆花は台湾旅行ではまってしまったスイーツ。甘すぎず、のどごしもよく、胃の負担もかからないから大好き。

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そして、台南から新幹線で台北に向かって夕飯は台北で頂きます。この日もよく食べているなぁ。

 

【台湾の旅その4】台南の大衆居酒屋。切り干し大根のオムレツは美味。

GWは10連休!2月に訪れた台湾がとっても楽しかったので、GWの前半はたっぷり5日間の台湾旅行にしました。今回はLCCのスクートを初めて利用。復路が朝6:50発ということを除けばなんら問題なし。通常時は片道9000円と破格の安さでGWの往復でお37000円程度でした。次回もまたこれで行くぞ。

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桃園空港には30分遅れで到着。タクシーで桃園駅まで移動し、そのまま南下して新幹線(HSR)で台南に向かいます。新幹線の駅からは台南駅まで在来線で20分ほど。新幹線の時間に併せてダイヤも組まれています。

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台南のホテルの予約をもたもたしていたらすっかりいっぱいになってしまい、豪勢にシャングリラホテルに!ツインという概念がないわけがないんでしょうが、キングサイズの大型ベッドがこんな風に部屋に置かれていて、ちょいと上のランクの部屋になってしまいました。少々お値段はお高いですが、洗面台もふたつだし、シャワールーム(湯船は別)は私の風呂場より広いし、コンシェルジュは丁寧だし、たまの贅沢も悪くないなと。

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最上階のお部屋なので眺めも最上なのです。ウェルカムフルーツも質の良いフルーツだったなぁ。

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到着して初めての食事だったので豪勢に行きたく、ホテルのコンシェルジュにいろいろ相談してみることに。「典型的な台南の料理が食べたい、B級じゃなく。できれば魚介」と伝えたら、「台南は屋台だよ、B級だし」と言われ、それでも紹介してくれたのが、「福樓」と言う巨大な居酒屋。フードコートのように大きく、寿司カウンターまである。少し失敗した感も否めない店選びだったけれど、味はまずまず。

福樓 Fu Lou

永華路一段300號, 中西區, 台南市

一皿目は、切り干し大根が入ったオムレツ。ネギもたっぷり入っていて、醤油で味付けしてある。スペインのオムレツに近く、でも切り干し大根というのが日本人の舌になじむなぁ。少し油っぽいけれどこれはうまい。家でも試してみようと思う。

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二皿目はエビマヨ。たっぷりの缶詰のパイナップルの上に置かれていて、最初はギョッと思ったけれど、とても脂っこいので食べ進むうちにパイナップルなしではいられなくなる。海老は大きくプリプリで、たっぷりの衣に練乳入りのマヨネーズの味付け。これ以上ないと言うくらいにこってりサクリとしている。一口目はうまい。二口目からはパイナップルの必要性を感じ、途中から胃もたれを感じるほどのB級感。

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長いインゲンの炒め物。ネギ、豚の脂身、ニンニクたっぷりで甘い味付け。この長いインゲンがなかなかうまい。少ししんなりした食感がいい。


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次の日、市場を巡るとこの長いインゲンに出会えた。ササゲと言うらしい。日本ではあまり見かけないよね。

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初日のディナーは激うま!という感じではなかったものの、満足してホテルへ。この後、激うまの台湾料理を食べ進むうちに、この店はイマイチなんだと気がついてしまうのだけれど、この店をこのタイミングで行ったのは良かったな。大人数でわいわい宴会するにはもってこいの店です。

そして友達と二人で、この台湾旅行で行きたい店をピックアップしていたら多すぎてうまくまとまらず、付箋に店の名前と営業時間を書いて食事の回数分の日程表にプロットしてみた。どうしても行きたい朝ご飯の店は月曜日が休みだし・・・でもこの日は台北にはいないし・・・ここは猫空に行くし・・・なんてあれやこれは付箋を貼り直すこの作業がなんて楽しいこと!結果的には一日三食ではこなしきれず、どれを捨てるか、もしくは一日4食にするか・・・いやいや、もちろん捨てられず、こなすことになるのです。

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【台湾の旅その3】桃園空港のフードコートは結構使える

2月に訪れた台湾旅行記その3です。

食べ逃しているのは牛肉麺だけだなと、朝ご飯に台北駅ちかくの牛肉麺屋にふらり。昼前には台北市内を出発しなければ行けないからこれが台湾最後の食事。麺は太め、スープはカレー風味で、柔らかく煮込んだ牛肉に負けないスープ。ネギは多め。でも朝ご飯に食べるものではないかも。

まだまだ台北にいたい気持ちを後に、新幹線で桃園空港へ。

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新幹線の桃園駅からリムジンバスで20分程度でターミナル2に到着。往路は松山空港だったので桃園空港のスケールの大きさにびっくり。ボーディングまでに少し時間があったので、地下のフードコートで時間をつぶすことにしました。いやー、それが意外とおいしそうなものだらけで、目移りしまくり。WI-FIルータが電池切れしていて暇つぶしにネット接続ができないなと思っていたら、セブンのWI-FIがサクサクつながる。キレイで快適です。

最後の甘いものは、「豆花開了」で9度C仙草氷というものを注文。仙草ゼリーの上に、タロイモのアイス、もちもちしたカラフルな餅(これがアクセント効いてうまい)、甘い豆の煮たものにたっぷりのコーヒーミルク。75TWD。これあまりにも気に入っちゃったから、次の台湾旅行でも食べようと思ったけれどかなわず。それにマンゴーたっぷりのスムージー。

 

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これから3ヶ月も間を開けずにもう一度台湾を訪問します。