Archive for 10月, 2006

深沢「ル・パティシエ・タカギ」のメープルプリン 9.5点

ハロウィンで〜す。って言っても明確にハロウィンについて知らなかったのでWikipediaで調べてみました。
ハロウィーン(Halloween)は、キリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる伝統行事。諸聖人の日の旧称”All Hallows”のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになった。ケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたものとされている。ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。
魔除けのためにカボチャをくりぬいてお化けカボチャにしたことから、ハロウィンと言えばカボチャらしいです。英国とアイルランドではカブを使うらしいですよ。お化けカブって興味あるなぁ。
この写真は、夢の島植物園の庭の写真。巨大カボチャの数、すごいでしょ。子供が校庭のタイヤの跳び箱みたいにひょこひょこ跳んでいるのがかわいかったです。もしこれをカボチャプリンにしたら何人前できるんだろう・・・なんて想像しちゃいました。こじつけですが、今日は愛する「プリン」をご紹介します。
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写真は今では超有名な深沢の「ル・パティシエ・タカギ」のプリン。別添えでメープルシロップが付いていて、このプリンの上にとろ〜っとかけるんですよ。バニラビーンズたっぷりのプリンにスプーンを入れると、その隙間にシロップがどどどっと流れ込んで、幸せな隙間がまたできるんです。口に入れるととろとろ。でも今時のとろとろすぎるプリンより一枚うわて。とろとろの中にほどよい感触もあるんです。これまた今時のプリンにありがちな「甘さ控えめ」がこのプリンではなく、コーヒーを一緒に飲みたくなるような上質で濃い甘さ。気が付けば私の食器棚にはこのプリンが入っていた白い陶器が3つもある。この器でカボチャプリンを作ろう!
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こちらはプリンよりさらに定番の「ショートショート」と呼ばれるショートケーキ。スポンジのきめの細かさ、しっとり感、生クリームの濃厚さ加減、いちごの適度な酸味、これらがひとつになったいつ買ってもはずさないケーキです。
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「ル・パティシエ・タカギ」は、駅から遠くて不便な深沢だけじゃなく、渋谷の東急東横店ののれん街にも入っていますので手軽に買えます。初めての方はぜひこの「プリン」と「ショートショート、焼き菓子ならお店のマークにもなっている「マドレーヌ」」をどうぞ。
余談ですが、プリンにシロップが隙間に流れ込んでいくのを見て、学生時代に訪れた釧路の和商市場を思い出しました。お弁当やさんで丼ものの器に白いご飯だけ買って、市場を巡りながらイクラやウニをこれでもかというくらいにこんもりと載せるんです。それを持って駐車場で丼をかきこむと、白ご飯を箸ですくってもすくっても、イクラがその隙間を埋めて元の状態になってしまう!もう10年以上前の話なのに私の中で鮮やかに残る記憶です。今年は自家製イクラの醤油漬けにチャレンジして、再現しちゃおうかなぁ。
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ル・パティシエ・タカギ

東京都世田谷区深沢5-5-21
03-5738-3393

八重洲「カノビアーノ東京」のランチ8点

スポーツ日和の秋晴れの週末。フットサルをしている友人を見ながら「コロナは水だよね〜」とか言いながら飲むビールは格別です。見ているばかりじゃなくて自分も運動しなければ・・・。
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最近、東京駅・丸の内近辺に話題のイタリアンが続々登場しているんですよ。先日シェフが大麻所持で捕まった「リストランテ・ヒロ」が丸ビルに出店したのを皮切りに、京都の「イルギオットーネ」がTOKIAのビルに、そして恵比寿の「カノビアーノ」が八重洲に出店しました。こんな予約が取りにくい店はランチに限る!と、無職の友と共に「カノビアーノ東京」へ行ってきました。って言ってももう1ヶ月くらい前のことです。
場所は東京駅八重洲口を出て、目の前。古いけれど趣のあるビルをきれいに改装して作られたようです。店内はかなり広くて、カフェエリアとレストランエリアがきっちりと仕切られていました。ウェディングができるくらいって言うから、かなりの人数を収容できるんでしょうね。レストランエリアで料理を運んでくれるのはすべて男性なのが驚きでした。どんなポリシーなんでしょう。
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さてランチですが、私は豪華にも4000円のコースをチョイス。前菜は「サンダニエレ産生ハムとカリフラワーのムースのサラダ仕立てコンソメのジュレと共に」です・・・。メニューを見た瞬間にタイトルがあまりにも長かったのでちゃんとメモしてきました。このカリフラワーのムースが絶品。こんなにカリフラワーって主役になれる野菜だったんですね。口の中でカリフラワーがいっぱいにふくらんでもっと山盛り食べたい感じ。コンソメのジュレと一緒に食べるとさらに美味しくて、生ハムなんていらないって感じです。
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ちなみに、友人の前菜はこれ。味は美味しかったみたいですが、盛りつけのセンスを疑います。「カノビアーノ」という看板がなければみんなびっくりするでしょうね。下の白い粉は塩に見えますが、チーズです。
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続いて前菜のふたつめは「ボタン海老とカラスミの冷製カッペリーニ」。カッペリーニとは極細のパスタで、冷製パスタでよく使われます。ボタン海老もカラスミも美味しいですが、できれば別々に食べたかった。特にカラスミはこのしょっぱさを引き立ててくれる野菜と一緒に食べるか単独が良かったな。
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パスタは「自家製タリオリーニ戻り鰹とブロッコリーのソースケッパーベリー風味」。タリオリーニとはちょっと太めの平打ち麺のことです。まわりだけ火が通った鰹がとっても美味しい。こうして鰹をパスタにしちゃうって私にはなかなかチャレンジできないからすごく参考になるな。
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メインは「春菊で包んだ鮮魚のローストカブのスープ仕立て」。魚は確か鯛でした。このカブのスープがすごくおいしい。この店は野菜の使い方がおいしい。私の好きな四角豆とか入っているのもうれしい。
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デザートはいくつかの中から選んだ「マスカルポーネのクレーマエスプレッソ風味」。スプーンが刺さっているんですよ〜。乙女?心をくすぐりますよ、こういうの。ぺろりといただいちゃいました。
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総評としては、誰かに誘われたらうれしいけれど、自分からはもう誘わない・・・かな。東京にはいくらでもおいしいイタリアンを食べさせる店がありますから、この店を選ぶ「理由」が必要です。ただ結婚式とかパーティーとかは良さそうな感じ。誰かここで結婚して、披露宴に呼んで〜。
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カノビアーノ東京
東京都中央区八重洲1-9-9
03-6225-5491

門前仲町「こうかいぼう」の味付け茹たまごらーめん 9.5点

秋もすっかり深まりましたね。先日、所要で久しぶりに我が母校である駒澤大学に行ってきました。学生のいる構内は卒業以来で、ストレスのなさそうな学生たちが楽しそうにしているのを見て、勉強はしなかったけれど充実していた学生時代を思い出しました。パオっていうテイクアウト専門の売店があって、タマゴドッグやパオスパを食べたことや、野球部が優勝してビールが大量に配られたこと、テスト前に友達のノートをコピーしまくったこと、どれも今では懐かしい思い出です。写真はとなりの駒澤大学の街路樹。うっすら黄色く色づいて、アスファルトにちらばる落ち葉が気持ちを落ち着かせてくれます。このあたり、都会なのにいいところですよね。
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この帰り道、腹ぺこのお腹を満たすべく門前仲町のラーメンや「こうかいぼう」へ。品川の「せたが屋」に訪れた記事を書いたときに、「魚系が好きならここに行くべき」とビタローさんが勧めてくれたのがきっかけです。場所は茅場町方面から永代橋を渡り、大きなY路を葛西橋通り方面へ進んで、自転車で5分程度。目の前は「りんりん」という大きな自転車屋さんなのですぐにわかります。
私が注文したのは「味付け茹たまごらーめん」700円。どうしてこのラーメンを勧められたのか忘れていたのですが、一口スープをすすって、「そうだった、私が魚系ラーメンに感動してビタローさんがこの店に行くといいって教えてくれたんだ」と気づかせるくらいの魚っぷり。でも「せたが屋」よりずっと繊細でやさしく週に1度は食べたくなる味です。「せたが屋」が味でガツンなら、こっちはハートにガツンです。私が訪れた時間は夜の部開店直後だったのにカウンターはほぼいっぱい。ラーメンデータベースのランキングも極めて高い20位(10/25付け)だって言うから、かなりの人気店なんですね。これはこれは、いい店を教えてもらっちゃいました。
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加えるなら、このチャーシューが絶品。ゆでタンのような味わいと肉のほぐれ加減はどうやって生み出しているのだろう。チャーシューであの味は初めてでした。かなーり好きなチャーシューの部類。次回はチャーシュー多めで注文しようっと。
そうそう、お店のオーナー夫妻(たぶん)の対応はちょっとしたレストラン並み。ラーメンが好きで好きでたまらない二人が、心を込めて作ったラーメンを大事に大事に出しているという気持ちが十分伝わってきました。
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また行くつもりです。次回行ったら10点にしちゃうかも。ビタローさんきゅー。
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こうかいぼう
東京都江東区深川2-13-10
03-5620-4777
11:00〜15:00、17:30〜材料がなくなり次第終了(土・日曜、祝日は11:00〜材料がなくなり次第終了)
水曜、第1・第3日曜定休日

【京都特集】城崎温泉「ゆとうや」の夕食7.5点

【京都特集】ですが城崎温泉は京都じゃなくて兵庫です、ハイ。私の中では、京都→天橋立→城崎温泉の旅行を「京都特集」でくくっているのでお許しを。ってわけで人生初の兵庫宿泊は城崎温泉ってちょっとシャレてないですか?生まれてこの方関東にしか住んだことがない私にとって、「城崎温泉」って未知の世界なんですよ。関西人の「箱根」ってところでしょうか。そんな私が「城崎温泉」を選んだのは、「水曜どうでしょう」のサイコロシリーズの選択肢に「城崎温泉」があったからってだけです。となりの「湯村温泉」にもひかれたんですけれどね〜
というわけで天橋立駅から北近畿タンゴ鉄道で豊岡駅、豊岡駅からは山陰本線に乗り換え「特急はまかぜ」でひと駅、城崎温泉駅に到着。地図上の距離は近いように見えるのですが、のんびり揺られて2時間以上でした。水色のかわいい車両でしょう?山陰本線はディーゼルでしたが北近畿タンゴ鉄道はちゃんと電化していました。城崎温泉駅の目の前は水量をたたえる円山川。もうすぐそこは日本海なのでながれも緩やかです。
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駅から商店街を5分ほど歩くとテレビや雑誌で見る城崎温泉の風景がひらけてきます。円山川に注ぐ支流には小さな魚やカラフルな鯉ががたくさん泳ぎ、水面にはヤナギの並木が映って風情たっぷり。そうそう城崎と言えば、志賀直哉の「城の崎にて」が有名ですよね。この機会に京都駅で文庫を買って読み直しました。短編なので10分程度で読み終わるのですが、特に何って思うような話でもなく、「ふーんそう」って流してしまうんだけれど、いつまでも頭から離れない。かく言う私も中学生の時に読んで、○十年後の今でも「イモリ」とか「山手線」とかちゃんと覚えていましたからね。心に残る名作とまでは言いたくないですけれど、後生まで語り継がれる作品ってこういうんでしょうね。まだ読んだことがない人のために200字で説明すると、「山手線の電車にはねられてけがをした彼は湯治に城崎温泉に訪れる。そこでハチやねずみ、イモリの死を目撃し、生き物の寂しさ感じ、生と死は両極端ではないことに気がつく。そんな自分の傷は癒え、城崎を去る」ってな話です。実際に志賀直哉は湯治でこの温泉に滞在していたみたいですよ。
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城崎温泉と言えば外湯で、温泉宿が建ち並ぶ数百メートルの温泉街に7つの外湯があります。夕方になると宿の浴衣と下駄を履いたお客さんが外湯巡りをし、ビールやソフトクリームをつまんだり、射的をしたりと思い思いに温泉町を楽しむんです。自分自身がこの温泉町の一部となっている感じが楽しいんですよね。
まだちょっと時間が早かったので、城崎やその先の日本海を一望できる小山に登ってみました。運動だ〜なんて意気込んでロープウェイを使わずに歩いちゃったものだから、蛇には会うし、予想以上の急斜面では息が切れるし、もうぜいぜいだったのですが、眼下に広がる景色を見たら疲れもふっとびました。町の向こうに見えるのが円山川、その先の日本海もよく見えますよね。
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宿泊した「ゆとうや」は、比較的リーズナブルにおいしい食事が食べられる旅館としてdancyuにも紹介されていたのですが、やっぱりここでも松葉蟹のシーズンにならないと本領発揮してくれない様子。どれも美味しかったのですがここならではという料理には巡り会えませんでした。なので写真は一枚だけ。
「ゆとうや」は敷地も広く、ゆ〜ったりとした作りの旅館で、まわりの温泉宿の敷地の狭さを考えると、ちょっと優越感に浸れるほどでした。外湯は「一の湯」と「曼陀羅湯」に行き、朝いちには内湯にも入りましたが、湯量の豊富さと温め直さない温度の高いお湯が体に染み込み1週間くらい滞在したい気持ちになりました。
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帰りの列車まで時間があったので、駅前で自転車を借りて円山川沿いに日本海までチャリチャリ。2.5キロほど走ると松葉蟹も揚がる津居山港に到着しました。松葉蟹のシーズンではなかったので漁港も穏やかでしたが、一夜干しのイカに目を奪われ早速購入。家に帰って焼いてみましたが、干したとは思えないほど柔らかでジューシー。肉厚なイカには一味唐辛子&マヨがぴったりでした。
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次回訪れるなら、やっぱり松葉蟹シーズンですかね!
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ゆとうや
〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島373番地
TEL:0796-32-2121

【京都特集】天橋立「文珠荘」の夕食 8.5点

会社を辞めた際に4つの「初心」を表明をしたのですが、結局「1.習い事」「2.スリムボディ」「3.本を読む」「4.料理」のうち「4.料理」しか実現できませんでした。「2.スリムボディ」に至っては一回り大きくなっちゃいましたし(泣)。というわけで先週からまた働き始めたので新たな「初心」を表明したいと思います。
1.英語をマスター
「習い事をする」をさらに絞りました。ずっと敬遠していたTOEICも受けます。お金をかけて海外旅行で会話ができる程度に1年かけてがんばります。
2.ブログ更新
忙しいからブログを更新できないと思っていたのですが、無職の間もさしてアップ頻度は変わりませんでした。私の志の問題みたいです。新しい職場の隣人数名は、遅くまで働いているのにもかかわらず、毎日内容の濃いブログをアップしています。負けられないっす。
3.熱帯魚を飼う
先日ひょんなことから亀を1週間ほど飼って、生き物が近くにいる喜びを感じてしまったんです。よく考えてみれば子供の頃にカブトムシやお祭りの金魚を飼って以来。それに加えて、熱帯魚を飼っている友達の家を訪れてしまったからもう止まらない。熱帯魚のいる生活を始めるつもりです!
てなわけで話は戻りますが、無職時代に訪れた京都・北近畿の旅の続きです。
——
京都から1日2往復の「タンゴディスカバリー」で天橋立へ。京都って北西に向かってなが〜い都道府県なのですが、その北西の端が宮津市にある天橋立。ご存じ日本三景のひとつで丹後半島のふもとです。「タンゴディスカバリー」は2両と4両を連結した列車で、京都から綾部駅までは山陰本線を通り、綾部駅からはそれまで最後尾だった車両が先頭になって向きを変え、舞鶴線で西舞鶴駅まで走ります。ここまではJR西日本。ここからは車両を切り離し、2両部分はそのまま舞鶴線で東舞鶴駅へ、4両部分は北近畿タンゴ鉄道に入り、私は天橋立駅で下車。「タンゴディスカバリー」は知る人ぞ知る、ちょっと興味深い乗り入れ方法をする列車なんです。京都からは約2時間ですから、新幹線で東京から名古屋へ行くのと同じくらい。って聞くと「げっ」って一瞬思いますが、車窓は飽きることない景色ばかりであっという間でした。
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列車では、日本で一番大好きな豆大福である京都出町「ふたば」の「豆餅」をほおばってご満悦。京都に行くたびに食べているのに、毎回毎回口に入れるたびに「こんなにおいしかったっけ?」って思うから不思議。塩気と豆が割れる食感が絶妙です。左のベージュの豆が入っているのは福豆大福。節分の時にまく豆、つまり大豆そのままの豆が入っている大福も食べましたが、やっぱりいつもの「豆餅」にはかないませんでした。
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この日の前日の天気は、台風並みの熱帯低気圧で大荒れ。車窓の由良川は氾濫しそうなほど濁った水でいっぱいだし、日本海はごうごうと高い波を岸壁にたたきつけ泡で真っ白。天橋立に着く頃には青い空も見えましたが、不安定な天気でした。天橋立の宿は、駅からすぐの文珠という一帯にある「文珠荘」という旅館。さすがJTBのおすすめ度が高いだけあってきれいで立地も抜群、対応もきめ細やかで嫌みはないし、料理もなかなか。
その料理をいくつかご紹介。上は刺し盛り。アコウダイは甘くてプリプリでかなり美味。その他のイカも海老もマグロもかなりおいしい。手前右はぐじ(甘鯛)の和え物、左は八寸。海の幸だけでなく、山の幸もうまく取り入れて秋がいっぱいです。
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料理は、土瓶蒸しならぬ松茸鍋、魚(忘れた)の煮付け、蒸しワタリガニ、但馬牛の鉄板焼き、アワビとサワラのバター焼き、松茸ご飯と出たのですが、印象的だったのがこの松茸。京都「なかひがし」でもこれ以上はないって言うくらいの松茸を食べましたが、ここの松茸もなかなかの大きさ。手で裂くといい香りがふわーっと広がります。ハモと水菜と一緒に出汁で煮てスダチでいただきました。
ここまでべた褒めすると9.5点は確実そうな気がしますが、ここは期待を込めて8.5点。やっぱりこの地では「松葉ガニ」を食べてこそ、実力を知ることができるはずです。解禁日は11/5ということで少しも食べることができませんでした。今度はちゃんとシーズンに行こうと思います。
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翌日晴れたので朝一番で天橋立が一望できる展望台へ。遠浅の海と白い砂、龍を思わせる松並木が神秘的でしょう?それもそのはず、日本最古の歴史書「古事記」で有名ないざなぎ、いざなみの神による「くにつくり」の場面にも登場してるんです。おきまりの天に舞い上がる龍を「股覗き」してきましたよ。
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ちなみにこの画像はGoogle Earthで見た天橋立。くっきりとつながっているのが見えますね。
Amanohasidate
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文殊荘
〒626-0001 京都府宮津市天の橋立海岸
TEL 0772-22-7111