ここ最近、ネット上で話題になっている「黄身を何かに漬ける」レシピ。とっても気になったので私も早速試してみたよ。私ひとりでこんなにたくさんの黄身を食べるわけにいかないので、会社ののってくれそうなメンバーを招集。
調味料は以下の4つを用意。ジップロックコンテナに、それぞれの調味料を入れ、卵の黄身のみをやさしく置く。ガーゼまたはキッチンペーパーをかけて、上部にも調味料が行き渡るようにする。前の晩に用意したよ。
- 「めんつゆ」
にんべんのものを使用。 - 「八丁味噌」
みりんと酒と出汁を足してゆるくして使用。出汁入りであれば出汁はいらないかも。ゆるくないと黄身に接してくれない。 - 「ナムプラー」
そのまま何も足さずに使用。 - 「塩麹」
お手製のものを使用。私の塩麹は若干塩分控えめかも知れない。
翌日の夜・・・・。
白いご飯を用意して、みんなで試食会。それぞれキレイで艷やかな色に漬かっているようだ~。白いご飯は「つや姫」を用意。
まずは、ネットで評判の「めんつゆ」から。浸透圧で水分が抜けているのか、最初の状態よりかなり固くなっている。何とも言えない照り具合がたまらない。
箸を差し込んで、黄身をぐわわわぁぁと裂いてみると、ねっとり、どろりとあふれ出した!味はと言うと、とてもただの卵の黄身とは思えない高級感、幸せ感、手のかかった感。味はとっても濃いのでこれ一つで、ご飯一杯いけてしまうな。めんつゆはリーズナブルなので、これはリピートしてもコストには響かなそう。ネットで調べると、お弁当用の小さいアルミ箔の上で漬ければ、めんつゆの量も抑えられそう。おにぎりの具にしてもいいともある。よしよし、私も量産しよう。
参考Web)
続いて「八丁味噌」。
「めんつゆ」以上に水分が抜けていて、箸で持てるレベル。ご飯の上に載せてみたけれど、とろりと行きそうな気配はない。ちびちび箸でちぎって白いご飯と一緒に食べてみる。うんうん、これもうまい。
この味の濃さは、大根と一緒に食べても美味しいかもしれないと、スプーンでちぎって乗せてみる。みずみずしい冬の大根にこの濃い黄身はとても合うぞ。
参考Web)
そしてこちらは「ナムプラー」。色にあまり変化はないが、ねっとり具合はめんつゆと八丁味噌の間くらい。どんな味になったのか想像がつかないので、さっそく白いご飯とともに口に放り込む・・・、なんとこれは奥深い!魚醤の出汁というか、とても風味が良くなっている・・・、何かの味に似ているなと考えてみたら、そうだ、これは、カラスミだ!こんな安価で、まるでカラスミのようなおつまみができてしまうのだ!
カラスミならもちろん、大根と合うに決まってる。うん、確かに合う。カラスミの口にまとわりつくねっとり具合も再現できている。これは発見。
最後は、「塩麹」。これは単純に塩麹のうまさが足されている。塩麹を足した時のうまさは初体験ではないので、想定の範囲内。
総論。
「めんつゆ」は手軽なので、リピートしそう。最後の締めにもみんなに喜んでもらえそうだから、人を呼んで飲むときにも重宝しそうだな。「ナムプラー」は発見が多かったな。日本酒のお供にカラスミの代わりのように出してもいいかも。
みんなも試してみてね。なかなか興奮するよ。