Archive for 12月, 2004

【京都特集】ぎをん本家重兵衛 の太巻き 9.5点

太巻き
京都に行くに当たって、いくつかのガイドブックを買ったのですが、「サライ」の京都特集はなかなかでした。その「サライ」の57ページにこの「ぎをん本家重兵衛」の太巻きが載せられています。
この太巻き「特上巻」は、茹でエビ、煮穴子など7種類の具材がおかれ、かんぴょうでこの具材を覆うように載せられている。輪切りにすると、卵焼きの黄色とおぼろのピンク、エビの赤がとてもきれい。食べるとかんぴょうのちょうど良い甘みが口に広がり、あっというまに一本食べてしまった。京都に行ったら絶対に食べてほしい。
ぎをん本家重兵衛
住所: 京都市東山区縄手通新橋上ル MAP
TEL: 075-561-2698
営業時間: 朝11:00〜夜10:00(LO夜9:30)
[土日祝]朝10:00〜夜10:00
休日: 水曜日

【京都特集】玉半の夕食 9.5点

玉半私がもっとも愛する旅館のひとつ「玉半」。京都東山、高台寺から歩いて3分程度のところにあるねねの道の一角にある旅館。部屋は11室しかなく、いかにも京都の旅館らしいたたずまい。
ここのおすすめは食事。その季節の食材を活かした食事がこれでもかというくらい出てくる。夏ならハモ、秋なら松茸など・・・。
12月の頭にお伺いしたときは、コクがあるがさっぱりしたグチの刺身がとてもおいしかったです。広島の牡蠣も、カラスミも蕪蒸しもおいしかったけれど、何よりもおいしかったのは真っ白のご飯。分厚い釜をガスでは実現できない強火で短い時間で炊いたとのこと。真っ白でつやつやしていて、口に入れると甘いご飯。ここの食事にはいつもびっくりさせられます。
〒605-0825
京都府京都市東山区祇園下河原町477
TEL:075-561-3188
FAX:075-531-5128
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00

【京都特集】京こんぶ 千波の昆布玉 8点

昆布玉昆布専門の老舗を錦市場で発見。
店頭には羅臼昆布や利尻昆布をはじめとする日本中の昆布が所狭しと並んでいる。その中で、この写真の昆布玉を発見。小指の先ほどのこの玉っころを口に入れると、山椒と昆布のぎっしり詰まった味が広がる。これ一つでいくらでもお酒が飲めてしまいそう。おにぎりの具でも、おちゃづけでも良いとのこと。1箱840円。
住所:中京区錦小路通柳馬場西入中魚屋町
TEL:075-241-3935
FAX:075-252-5097
営業時間:10:00〜18:30
定休日:無休

【京都特集】「三木鶏卵」のう巻き 8点

三木鶏卵京都の錦市場には卵やさんが並んで2件あるがその1件「三木鶏卵」のう巻き。う巻きとはうなぎが真ん中に入った卵焼きのこと。京都の卵焼きは出汁がたっぷりでふわふわ。真ん中にウナギが入っているのでちょっと高級な卵焼きってところ。

【京都特集】いづ重の鯖寿司 10点

いづ重の鯖ずしとやよいのちりめん山椒京都といえば鯖寿司。そう思って鯖寿司の有名なところを探していた。それなのに、お昼に入ったうどん屋(のちほど紹介します)で隣の人が食べていた鯖寿司もめちゃくちゃうまそうだ。東京で食べるすっぱくて身の痩せた鯖寿司とは別物らしい。
期待をふくらませ、祇園の八坂神社のT字路の角にある「いづ重」へ。きれいにまぁるく竹の皮でつつまれた鯖寿司を買って東京へ持ち帰った。
くるっと巻かれた昆布をはがすと、昆布からでたつややかに糸を引いた水気をのせて銀色の鯖が登場。
口に含むと、たっぷり脂ののった鯖が昆布でしまっていて口の中でとろける。酢飯はさほどすっぱくなく、鯖の脂とちょうどよく混ざり合い絶妙。私の知っていた鯖寿司は偽物だった・・・。確か半分で1700円。10点。
いづ重
京都市東山区祇園町北側292-1
TEL 075-561-0019
FAX 075-525-2241
営業時間 11:00〜20:00
不定休