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【石垣特集】「宮良農園」のパインジュース 10点

GWに4泊使って石垣島に行って来ました〜。本島は何度か行ったことがあるのですが、八重山諸島は初めて!去年の9月台風13号の影響で敢え無く行けなかったリベンジです。おいしい物をたくさん食べて、たくさん自然を満喫して、ぼけっ〜と本を読むぞ〜!というのがこの旅のテーマです。よく考えたらいつもテーマは一緒だな・・・。写真一枚目は、街から車で1時間弱のところにある石垣島の北部にある玉取崎展望台からの眺め。白い砂浜に青く透明な海が続くのは珊瑚礁のリーフ。ずーっと浅瀬で干潮時には歩いていけるくらいなんですよ。八重山諸島全体がこのリーフになっていて、飛行機から見ると全部つながっているんです。
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さて今回の旅行で紹介する一軒目は、石垣島の西部の海岸沿いにある「宮良農園」。ちなみに石垣で一番多い名前はこの「宮良」なんですって。ガイドブックを見てきた訳じゃなく、ふらーっと立ち寄った農園なんだけれどついつい長居してしまいました。それくらい居心地がいいところ。ここは家族で果物を育てていて、ここで直販したり、ジュースにしてくれたりするんです。写真はその場で絞ってくれるパインジュース400円。普段フルーツをほとんど食べない私ですが、新鮮でほどよい甘みのパイナップルがうまーい!私が苦手なえぐみもすっぱさもなく、パイナップルそのものの味。ちゃんとグラスに入れてくれるところもステキです。
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こっちはパイナップル盛り合わせ。奥のオレンジのものは手でちぎって食べるスナックパイン。左側が香りが強い香水パイン、手前がハワイなどにある一般のパイン。奥のジュースがパッションフルーツのジュース。これもその場で生で絞ってくれました。パッションフルーツってこんなに甘くておいしいの〜?とびっくり。そもそもパッションフルーツってどんな形か頭に浮かびますか?
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この高台の農園から海の方に数十メートル降りていくと、そこにはパッションフルーツの畑。すぐにでも収穫できそうなパッションフルーツがたわわにぶるさがっているんです!こういう畑を見たかったんだ!
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ちなみにこちらがパッションフルーツの花。南国の花ってかんじですよね。本当はマンゴーが見たかったのですが、まだ季節じゃないらしい。
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このGWにもここにはほとんど人がいないんです。右のテントがちょっとした売店と生ジュースを絞ってくれるスタンド、左の大きな白いパラソルの下がテーブルと椅子。この写真の手前にはあこがれのハンモックがあるんですよ!石垣島に行ってレンタカーを借りることがあったらぜひこの宮良農園のフルーツジュースをどうぞ。どこでも生搾りのジュースは飲めますが、ここのはひと味違いますよ。
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道路沿いの目印はこちら。
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宮良農園
石垣市新川1134
0980-83-4077
13:00〜日没
日曜日休み

神田須田町「万惣フルーツパーラー」のフルーツオムレツ 8.5点

私の愛する「万惣フルーツパーラー」でホットケーキとフルーツサンド以外のものを食べるのは勇気ある選択です。なぜってこの二つが感動的なうまさだからなのだ!!(過去の記事はこちらこちら)一度も食べたことがない方はおごってもいいくらいなので声をかけてください〜。というくらいおすすめしたいスイーツなんです。
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今回初めて注文してみたのは「フルーツオムレツ」1260円。メニューに時間がかかると書かれていたとおり、15分くらい待たされました。到着したこのお皿、あまりにも目をひくビジュアルでまわりからも注目の的。いろいろな種類のフルーツの上に巨大にふくれあがったオムレツ風のスポンジ状に見えるふわふわな何かが置かれている。表面には粉砂糖、このお皿を見ただけで目がぱーっと輝いてしまったよ!
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中を見てよ。表面はホットケーキのように固まっているんだけれど、ナイフを入れるとその間はふわふわのカスタードの泡たちでいっぱい。お菓子作りをしたことがある人は一目でそれが卵白とカスタードを混ぜ合わせたものだってわかるはず。万惣なんだから当然なんだけれど、下にひかれたフルーツたちがこれ以上にないくらいうまい。バナナ、パイナップル、イチゴ、キウイ・・・。どれも熟れすぎているわけでもなく、青いわけでもない。私が苦手な酸っぱさもないし、冷たすぎもしない。パーフェクトなフルーツたち。
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それでもこのホットケーキの感動にはかなわないんだよね〜。ホットケーキにフルーツの入った生クリームを添えるのがやっぱりベストです。日曜日はお休みなので、土曜日の秋葉散策のあとにどうぞ。
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万惣 フルーツパーラー
千代田区神田須田町1-16
03-3254-3711
休日/日曜・祝日

【福岡特集】太宰府天満宮の梅が枝餅 9.5点

連休を利用して、博多・北九州・下関の旅に行ってきました。3ヶ月ぶりの友達に会うこと、毎日のくだらない話を弾丸トークすること、そしておいしいものを食べること!と、旅の目的はいろいろ。ぎっしり詰まった3日間を過ごしてきました。初日は博多泊。ちょっと足をのばして太宰府天満宮まで行って来ました。太宰府天満宮に行くのはちょうど3年ぶり。暖冬からかあの御神木「飛梅」も咲いていましたよ。私たちと一緒に東京から飛んできたのかも!ラッキー!(写真右の梅の木)
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東風吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ 菅原道真
なんてステキなポエムなんでしょう。勉強と縁のない私は、わざわざここまできて健康のお守りを購入。おいしいものをたらふく食べられる毎日がホント幸せです。そしてこの太宰府の楽しみは「梅が枝餅」!これを参道でぱくつくのがたまらないんです。
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一軒目は行きの参道で購入、ひとつ105円。店の名前は失念。ほかほかと言うより、アツアツ。あー思い出すこの味。甘さ控えめ、餅と餡のバランスが絶妙。
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二軒目は帰りの参道で購入。前回連れて来てもらったときに地元の人に勧められた「寺田屋」の梅が枝餅。行きで買ったものはビニール袋に包まれていたので皮はふにゃっとしていたが、こちらはカリカリ。人気店らしく、回転率も高い。
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「寺田屋」の梅が枝餅はこんな風にガスコンロに使い込んだ鉄の型で焼いているのですが、なんと自動梅が枝餅製造器を発見!

これがそれ。蓋が開いて締まり、ひっくり返してぐるっと回って戻ってくる仕組み、なんと画期的なことか。油を引いて餡入りの餅を置くところは人間の手。この参道という狭いエリアで梅が枝餅は進化したんだろうな。梅が枝餅バンザイ!
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パティシエイナムラショウゾウの「シュトレーン」 10点

新年あけましておめでとうございます。
私がこのブログを初めてもう2年以上。あと40年生きられるとしたら、食事ができる回数はなんと4万回足らず。多いように思うかもしれませんが、そのうちの何回を満足して食べられることか・・・。だから私はもう毎回食事に対して真剣勝負で行きます!値が張るものを食すとか手の込んだものを作るとかそういう意味じゃないです。毎日の食事を大事に手を抜かず、いつも真剣に食に向かうんです。それが私の使命なんだと最近思うようになりました(笑)
2006年の年初の挨拶をみると、1.本を50冊読むと3.自炊率を高めると5.文章を書くはそれなりに達成できたものの、英語の勉強なんてまたしてもチャレンジできませんでした。とは言え、転職もできたし結果的には久しぶりのいい年になりました。今年は
1.英語を勉強する。目標はまずはじめること。
2.5キロやせる。
3.本を75冊読む。まずは「鬼平犯科帳」読破。
の3つを目標とし、「がんばりすぎない」をテーマにそこそこがんばりまーす。
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今日の記事は、最愛のケーキ屋「パティシエイナムラショウゾウ」のクリスマスケーキ。こちらが今年買った「イチゴのロールケーキのクリスマスバージョン」なのですが、ほとんど一昨年と変化なし。食べるたびに、ここのケーキが日本一だと思うケーキです。
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今回はこのケーキと一緒に「シュトレーン」という焼き菓子も購入。これはドイツの伝統的なクリスマスのケーキで、小麦粉100に対してバターが50以上、乾物が60以上とケーキで、見た目はケーキというよりナッツや乾燥フルーツがたっぷり入った堅めのパンのよう。ドイツではケーキ屋ではなくパン屋においているそうです。このケーキ、「イチゴのロールケーキ」に負けずうまい!上等なバターたっぷり、甘すぎないフルーツに適度な量のナッツがいい食感。雪のようにかかった粉砂糖が優しい甘さ。10日ほど日持ちがするので、クリスマスシーズンにこのケーキを買っておいて毎年お正月に食べようかな。イナムラショウゾウファンの方、必食です。
というわけで、今年もよろしくお願いします。
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パティシェ イナムラショウゾウ
〒110-0002東京都台東区上野桜木2-19-8
AM10:00〜PM7:00 月曜定休日
山手線鶯谷駅から徒歩10分

深沢「ル・パティシエ・タカギ」のメープルプリン 9.5点

ハロウィンで〜す。って言っても明確にハロウィンについて知らなかったのでWikipediaで調べてみました。
ハロウィーン(Halloween)は、キリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる伝統行事。諸聖人の日の旧称”All Hallows”のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになった。ケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたものとされている。ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。
魔除けのためにカボチャをくりぬいてお化けカボチャにしたことから、ハロウィンと言えばカボチャらしいです。英国とアイルランドではカブを使うらしいですよ。お化けカブって興味あるなぁ。
この写真は、夢の島植物園の庭の写真。巨大カボチャの数、すごいでしょ。子供が校庭のタイヤの跳び箱みたいにひょこひょこ跳んでいるのがかわいかったです。もしこれをカボチャプリンにしたら何人前できるんだろう・・・なんて想像しちゃいました。こじつけですが、今日は愛する「プリン」をご紹介します。
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写真は今では超有名な深沢の「ル・パティシエ・タカギ」のプリン。別添えでメープルシロップが付いていて、このプリンの上にとろ〜っとかけるんですよ。バニラビーンズたっぷりのプリンにスプーンを入れると、その隙間にシロップがどどどっと流れ込んで、幸せな隙間がまたできるんです。口に入れるととろとろ。でも今時のとろとろすぎるプリンより一枚うわて。とろとろの中にほどよい感触もあるんです。これまた今時のプリンにありがちな「甘さ控えめ」がこのプリンではなく、コーヒーを一緒に飲みたくなるような上質で濃い甘さ。気が付けば私の食器棚にはこのプリンが入っていた白い陶器が3つもある。この器でカボチャプリンを作ろう!
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こちらはプリンよりさらに定番の「ショートショート」と呼ばれるショートケーキ。スポンジのきめの細かさ、しっとり感、生クリームの濃厚さ加減、いちごの適度な酸味、これらがひとつになったいつ買ってもはずさないケーキです。
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「ル・パティシエ・タカギ」は、駅から遠くて不便な深沢だけじゃなく、渋谷の東急東横店ののれん街にも入っていますので手軽に買えます。初めての方はぜひこの「プリン」と「ショートショート、焼き菓子ならお店のマークにもなっている「マドレーヌ」」をどうぞ。
余談ですが、プリンにシロップが隙間に流れ込んでいくのを見て、学生時代に訪れた釧路の和商市場を思い出しました。お弁当やさんで丼ものの器に白いご飯だけ買って、市場を巡りながらイクラやウニをこれでもかというくらいにこんもりと載せるんです。それを持って駐車場で丼をかきこむと、白ご飯を箸ですくってもすくっても、イクラがその隙間を埋めて元の状態になってしまう!もう10年以上前の話なのに私の中で鮮やかに残る記憶です。今年は自家製イクラの醤油漬けにチャレンジして、再現しちゃおうかなぁ。
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ル・パティシエ・タカギ

東京都世田谷区深沢5-5-21
03-5738-3393