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【ドイツ特集番外編・チェコ特集】チェコのビール 10点

#スイスからいきなりプラハに飛びますが、実は途中ミュンヘンに寄っています。その間のブログはまた今度更新します。
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ミュンヘンから飛行機でチェコのプラハに到着。なんと定員42名と言う、かなり小さな飛行機で。ミュンヘンから空港までの列車で、「パスポートの残存期間15ヶ月必要」なんて言うガイドブックの記述に大ショック。3ヶ月ちょっとしかない私のパスポートを眺めながら途方に暮れた数時間後だったので、こんな飛行機ぐらいなんてことないって思えました。結局、イミグレーションは笑顔で乗り切りました。
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プラハの町はおもちゃ箱をひっくり返したような町。ミュシャのステンドグラスが飾られた大聖堂も、長さ500メートル以上のカレル橋も相当素敵なんだけれど、私がすっかり魅せられたのは、街のショーウインドウ。色とりどりの木のおもちゃは種類が豊富だし、絵本もステキ。また骨董品店や古本屋が多くて、そういった店をずっとずっと見ていたい街だった。
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チェコと言えば何を思い浮かべますか?
カフカ?、ドボルザーク?ネドベド?
実はチェコ人って、世界で一番ビールを消費する国なんですって。1年間に平均160リットルというからかなりのもの。毎日500mlのジョッキを全員があけているってところかな。
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そんなチェコはピルスナービールの発祥地で、ビールに対するこだわりは相当のもの。ここプラハでは、プルゼニュスキー・プラズドロイ醸造所の「ピルスナー・ウルクェル」というビールが有名でどこでもたいてい飲むことができる。日本のビールより温度が高くて6度くらい。味は香ばしくて新鮮、キメの細かい泡が特徴。ドイツ、スイスと旅してきて、このビールが一番私好みだった。だって25コルナ(125円)でジョッキ一杯飲めるんだもん。チェコでは朝から飲むのもめずらしいことではないんですって。いいなあ、チェコ。
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また、「ピヴニッツェ」と言われる自家製ビールを飲ませる店もある。私が行った「ウ・フレクー」はチェコで最も古く1499年創業。席に座って何も言わなくてもジョッキのビールが届く。ビールは黒ビールでかなり濃厚。ビールなのに13度と度数が高いのにそれを感じさせないからへろへろしてしまった。
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店は1200人も入れる巨大なビアホールで、アコーディオン弾きが店内を回りいい感じ。とってもステキだったので笑顔で拍手をしたら、なんと「里の秋」と「知床慕情」を弾いてくれた。プラハに来て「し〜ずか〜な〜、し〜ずかな〜、里のあぁき〜♪」なんて歌うと思わなかった。
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食事はグラーシュと呼ばれる牛肉のシチューを注文。添えてあるパンのようなものはクネドリーキといって、小麦粉と卵と牛乳で練って蒸したもの。肉料理に添えられることが多く、チェコ独特らしい。このシチューをつけて食べるとおいしい。
プラハもう一度ゆっくり滞在したい町でした。ビール最高!
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