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2013年もどうぞよろしくおねがいします

あけましておめでとうございます。

我が家の年末年始は、元旦の朝におせちと雑煮を食べ、ニューイヤーコンサートを見て、箱根駅伝で母校や知り合いの大学を応援するくらいで、ただの連休です。紅白も見ないし、大晦日もいつもどおり早く寝ちゃうし、初詣もしない。でもブログも更新できるし、本も沢山読み進められるし、そんな正月にも十分満足しています。

このおいしいものブログも2004年からはじめてもう9年目。改めてブログっていいなと思うのは、誰かのプラットフォーム(サービス)に頼らないこと。自前で書いた文章がサービス終了とともに消えたり、ログのみになったりするのは困りもので、こうして続けられてたことでたくさんの思い出を記録に残せました。

せっかくなのでこの2013年の記事アクセスランキングベスト10をまとめてみました。

10位【バスクへの旅その2】サン・セバスティアン「GOIS ARGI」の立ち飲みバル 10点
9位吉祥寺「アテスウェイ」の誕生日ケーキ 9点 ←画像リンク切れごめん
8位【バスクへの旅その4】サン・セバスティアンのバル「GAMBARA」と「LA CEPA」9点
7位 屋久島の旅〜食べ物編〜
6位【バスクへの旅その1】日本からバスクに乗り込んだよ!
5位由比「くらさわや」の桜えびのかき揚げ 10点
4位 金沢「ひよこ」のステーキ 9点
3位葛西「青葉」のレバ刺し 10点 ←閉店しています
2位【バスクへの旅その6】バスクでのお買い物〜リネンやベレー帽〜
1位マリアージュ・フレールのマルコ・ポーロのジャムがおいしいよ

はい、、、今年書いた記事が一つも入っていません。でも一昨年訪れたバスクの人気が高いのはちょっとうれしい。にしても、1位がマリアージュ・フレールの紅茶じゃなくてジャムだなんて意外だな。

今年の記事の中で一番のアクセス数は乗鞍岳登山の帰りに寄ったそばでした。あそこはとってもよかったな。また登山の帰りに行こう。

信州山形村唐沢そば集落「山法師」のそば 9.5点

 

毎年恒例の今年の目標を立ててみました(去年は目標すら立てないひどい一年だったが)。気を取り直してがんばるぞ。

  1. 体脂肪率22%、筋肉率29%
    歳を取ると痩せすぎていても貧相で、しなやかな筋肉と適度な脂肪は大事だなと思って来ました。だから目標に体重は掲げず、体脂肪率と筋肉率にしてみました。今よりそれぞれ2%DOWNとUPです。筋肉率のほうがきつそうだな・・・。登山とヨガとジョギングと偏食しないことで達成するつもりです。
  2. ジョギング年間500キロ
    昨年は夏山に向けて毎月の登山でトレーニングを重ねたこともあって体力はかなりつきました。その体力を落としたくなかったのでジョギングを始めるとこれが結構楽しい。アディダスのジョギングシューズも買っちゃったし、今年は年間500キロ走りたいです。と言っても暑い夏は走らないので、冬のうちに稼いでおかないと・・・。
  3. ぽち食堂オープン50回
    昨年はたくさん我が家こと「ぽち食堂」にてたくさんの人においしいものを食べてもらえました。週一開催のペースで今年もいろんな人においしいものを作って行きたいです。
  4. 真鯛釣り上げる
    再開した釣り。未だに釣り上げたことがない真鯛を釣ることが目標です。
  5. TOEIC650点
    英語の勉強をすっかり怠っていて、前回受けたTOEICの点数も無効になってしまいました。気を引き締め直して、65点UPの650点を目標に一からやり直します。
  6. マイペース
    2011年、12年はすっかり体調を崩し、10ヶ月も休職しちゃい、ブログの更新もやめていましたが、ようやく少しずつですが復活してきました。まだまだお腹の調子は良くなく、いつも何かしらの不快を抱えているけれど、焦らず気負わずマイペースでやれたらと思います。どうもここまでは生き急いだみたい。

 

健康に気を遣った2012年をそのまま継続し、飲みすぎず食べ過ぎず遊び過ぎず、早寝早起き、おいしいお酒と食べ物と共に、そこそこがんばります〜。今年もどうぞよろしくおねがいします。

 

#写真は、去年とっても楽しかった燕岳で歓喜に満ちている私です。

 

【道具】特注の自立型の檜まな板

今回紹介する道具はまな板です。長いことペラペラのゴムやプラスチックのまな板を使っていたのですが、思い切って良いまな板を購入したところ大正解でしたのでおすすめします。

私がまな板選びで重視したのは、

  • 木であること(できれば檜)
  • 自立できること
  • 好きな長さで注文できること
  • あとで鉋をかけ直してくれること
でした。木にしたかったのは、大事な包丁を傷めないこと、そして切った時の感覚が気持ちがいいことです。まな板の厚みも重要で、ある程度厚みがないとキッチンの微妙な段差にはまってしまい切りにくいんです。そしてまな板は清潔に保ちたい。だから、この自立できるまな板は画期的でした。端のスタンド部分をくるりとやれば自立できるんです。
そして最後に私の一番のこだわりは狭いキッチンを有効活用できるまな板にしたかったこと。こうしてシンクに縦に渡せば、それだけで場所を効率的に使えますし、切ったものをその場で下のボールに落とすことができます。まな板としての利用だけでなく、ちょっとした物を置けるスペースが増えるんですよね。狭いキッチンで苦労している人にはおすすめです。

 

この店ではまな板のサイズは3つですが、問い合わせをすれば好きな長さに作ってくれて、特別な料金を取られることもありません。ちょいとお値段高めですが、送れば鉋もかけ直してくれるようなので一生ものですよね。

 

 

【道具】ちょっと高いゴム手袋、Casabella ウォーターストップ・グローブ

今日ご紹介する道具はゴム手袋「Casabella ウォーターストップ・グローブ」840円です。

私は小さい頃から手荒れがひどく、家事をする時にゴム手袋が手放せません。これを使うまでは安い手袋を短期間で買い換えるスタイルでした。このゴム手袋にしてからは、破けにくいので長く使える、手にフィットし、折り返しが付いているので水が入りにくいんです。しかも色がステキで、キッチンに見えるように干しておいても昭和の台所のようになりません。緑以外には黄色やピンクもあります。ちょっと高くても結果的にこちらのほうがコストがかかりません。私はサイズSを愛用していますが、小さな私の手にピッタリです。なぜか内側はヴァニラのような香りがします。

 

お皿を洗う時ばかりでなく、大根やにんじんをスライサーでスライスする時や、沸騰したお湯に葉物のカサの多い野菜を放り込む時、蒸し上がったばかりのせいろを皿に移す時にも使っています。ちょっとした熱やトラブルからは手を守ってくれるからです。

【道具】リッターの皮むき器

たまには、おいしいものを食べる・作るための道具たちをご紹介しようかな。ちゃっかりアフィリエイトですけど、私が自信を持って使っているものばかりです。

 

今回ご紹介するのは「リッター皮むき器」です。ドイツ製の軽くて安い皮むき器で、世界の定番キッチン用品です。私も今までいろいろなタイプの皮むき器を使ってみましたがこれが一番使い勝手が良かった。縦型のピーラーはやっぱり使いにくい。

何よりもまずよく切れる。そして安い。私は500円くらいで入手しました。

使い方はいろいろ。まずはじゃがいもの皮むき。私はじゃがいもの皮むきの際は指を切ってしまいそうなので、いつもじゃがいもを持つ左手にゴム手袋しています。大根やにんじんの皮むきはもちろん、サンドウィッチ用の長いキュウリの薄切り、ゴボウのささがきもあっという間にかっこよくできます。

右のU字型のくぼみで芽を取れるようになっています。私はいつもここをフックにしてかけていますよ。

 

【バスクへの旅その9】L’Auberge Basque(オーベルジュ・バスク)で優雅な山のバスクを満喫 前編

フランス側バスクの一番西にある町「サン・ジャン・ド・リュズ」からタクシーで20分ほどの丘陵地帯に、このオーベルジュ・バスクはあります。オーベルジュとはフランス語でレストラン付きの宿泊施設のことで、ハネムーンにぴったりな宿泊施設が付いたすてきなガーデンレストランです。レストランも一つ星。宿泊客ももちろん食事を取りますが、車で来訪するお客さんも含めるとディナーはほぼ満席。何冊もバスクの資料を引っ張り出していたときに見つけたとっておきのオーベルジュです!

食事中心の後編はこちら

お庭はどこまでが敷地?と言うほどの広さで、とても大きなプラタナスが何本も植わっていて緑豊か。そこに白壁のオーベルジュ。ここに古くからあった民家を改造して造ったそう。1階はフロントやくつろぐスペースとレストラン、それにバーが併設されている。2階は宿泊施設で部屋のデザインがそれぞれ違うらしい。もちろんこの庭に面している2階の部屋が一番に良い部屋で、1泊食事なしで250ユーロくらい。食事は比較的リーズナブルな値段で提供されるから、この値段でハネムーン滞在だったらお得なんじゃないだろうか。

いや、ですけど、しかし、私たち女二人がそんなステキな部屋に泊まれるかというと、もちろん泊まれません。そんな金銭的余裕ありませんしっ!

このレストランの正面入り口の左側に別棟があるのですが、その別棟の1階の一番手前の黒い扉のある部屋、それが私たちの部屋です。この棟は1階の奥は団体のお客様がビジネスミーティングに使えるような広い部屋と倉庫、2階はスタッフ部屋でした。私たちの予想では、このオーベルジュのオーナー向けの仮部屋としてこの部屋を作ったけれど使わなくなったから安い値段で宿泊させようってことになったんじゃないかと踏んでます。なんと1泊90ユーロ!この円高を考えるとひとり5000円しないで優雅なこの場所を満喫できるのです。ここに2泊できる空室日程をベースに旅程をくんだくらいです。絶対この部屋お得だって。

でもこの西向きのお部屋すごくいいんですよー。前にはスタッフ以外誰も入ってこない前庭があって、そこまで段差もなく扉が開かれていて、心地よい風がながれてくるんです。ドアを開けたまま昼寝していても時折スタッフが通る程度で誰も来ません。一応、反対側の廊下に続くドアもあって鍵もあるのですが、外のドアを開け放しておいても危なくないし、むしろそういう過ごし方をスタッフがオススメするかのように、スタッフは用事があるときは庭から顔を出します。よく考えたら部屋には電話なかったしw。スタッフには子持ちの方もいるようで、滞在中この前庭に子供用のブランコとプールを作り始めました。ここはスタッフやその子供たちとコミュニケーションを楽しめる場でもあるかもしれないです。

部屋はコンパクトで、キングサイズのベッド、それに大きなクローゼットがひとつ、小さなテーブルとベッドサイドテーブル付きです。このあたりはまわりになにもないので、ネットがつながりにくかったのですが、ここのwifiがあって助かりました。

ウェルカムドリンクは飲んだことがない甘い味がするフルーツジュース。ちょっと発砲していて移動で疲れた体の血糖値を上げてくれます。手作りなのか、それぞれの瓶の量が違うのがなんともチャーミング。それにサン・ジャン・ド・リュズで有名なマダム・アダムのマカロン!素朴な味のするマカロンとこのジュースにほっとします。

寝室の面積に対してバスルームの面積には余裕があるのですが、ここはバスタブがありませんでした。替わりにシャワーは妙に充実していて、天井から直接じゃーっと流れるシャワーがあったり。置かれているソープやシャンプーはどれもとってもとっても良い香りがして、使っているだけでオーガニックなフランスっこになれましたよ(あんまりそういうのわからないんだけど)。

正面の庭(私たちの前庭じゃなく)からの眺めです。なだらかに続くフランスバスクの山並み、雲から差し込む光はヨーロッパの夏を感じます。こんな風景がほぼ独り占めです、だって誰もいないんだもん。

途中、ザッと夕立が降った後、この丘に虹がふりそそぎました。いや、もう宗教とかよくわかんないんですけど、天使が舞い降りてきそうでしたよ。それくらい神秘的で大騒ぎしちゃうほどなのに、私たち以外この庭に出てくる人はいませんでした。いや、自分の部屋のテラスから見ていたのかな。

次回はここの食事について書きますー。