All posts in 茨城

土浦の花火競技大会へ行ってきました

花火に競技花火というものがあるのをご存じですか?全国の花火師(花火の玉を作る人)が競い合う大会で、秋田の大曲と今回の土浦が有名なんです。競技は、10号玉、創造花火、スターマインの3部門が行われ、全国の花火師が技を競い合います。その花火は、そこらへんの花火大会ではお目にかかれないものばかり。花火のことが解るようになると、一発に込められた情熱や奥深さをしみじみと感じ取ることができます。今回はラッキーにも花火写真家の福田さんに連れて行っていただけました。
下の写真は10号玉部門で優勝した野村花火工業の「昇り曲導付四重芯変化菊」。なんと四連覇。大曲でも優勝しました。
Img_5480
10号玉とはつまり一尺玉のこと。とにかく大きいんです。空いっぱいにまんまるに花火が上がって見事。写真にある、白く光って左右に飛んでいるのが「昇り曲導」。小さい花火を飛ばしながら空中に上がっていくことをそう呼ぶんです。「四重芯」とは、その名の通り、四重になっていること。この円をきれいにまあるく描くのが難しいんです。だいぶ前の「プロフェッショナル仕事の流儀」で、今回優勝した野村さんの回の放送をみるとよくわかります。
これは信州煙火工業の「昇曲導三重芯変化菊」。
Img_5478
青・緑・紫と三重になっているのがよくわかります。どんと上がって、まん丸でパッと一瞬で消える、そんな花火のすばらしさを知ってしまうと、いつもみている花火がまんまるじゃないことも、二重はあっても三重や四重でもないことも、一瞬で消えないこともよくわかります。
Img_5500
Img_5496
Img_5517
もうちょっと写真の腕が上がればまともな写真が撮れると思うのですが・・・。でも楽しかったので大満足です。場所から写真の撮り方から、花火の詳しい解説までどうもありがとうございました。>福田さん
80万人の人でにぎわうこの花火大会の屋台の種類の多さは目を見張るものがあります。みどり亀すくいなんて初めてみたよ。憎たらしいこの顔がかわいい〜。
Img_5399
きゅうりの一本漬けは、写真を撮る前に一口かじっちゃいました。ビールに合うんです。
Img_5406
ベビーカステラ、ホカホカでおいしかった!
Img_5414
10月の第一土曜日は朝霧JAMでお忙しい方もいらっしゃると思いますが、来年は土浦で花火大会もいかがですか?日の入りが早いから18時からはじまるし、2時間半とたっぷり観ることができますよー。
▼この記事がおもしろかった方はクリックしてね。
人気blogランキングへ