Archive for 7月, 2007

門前仲町「パッソ・ア・パッソ」のランチ 9点

1カ月ほど前に訪れた、門前仲町のイタリアン「パッソ・ア・パッソ」。門前仲町のイタリアンと言うと、必ず出てくる店なので一度行きたかったんだ!さっそく日曜のランチを予約。平日と違って3,500円のコースしか頼めないのが難点だけれど、しっかりと食べたかったから大正解でした。料理の細かい部分は、だーいぶ忘れてしまいましたが、写真だけでもみて!
私の前菜は、ナスにモッツアレラチーズを載せて焼いたもの。素材がいい、そしてシンプルな味なのに、なぜか奥深い。前菜で一気に食欲アップ。
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こちらはグリンピースの冷製スープ。口に運ぶとさわやかな豆の味がぐわーっと広がり、目を見開くほどのうまさ。これは絶対にまねおいしさ。
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セコンドはレモンクリームのパスタ。
この「レモンクリームのパスタ」は南イタリアの絶景海岸で知られているアマルフィの名産のレモンを使った料理としてかなり有名。世界遺産に指定されている街だから、名産のレモンを崖の上からおろすのにも機械が使えないとのこと。レモンの重さと運んだ階段の数で運賃が決まるんですって。頭の上に50キロ以上のレモンを運んで山の上からおろすところを見てみたいです。
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メインは鮎のソテー。サクッとした食感と、鮎の身のほろ苦く濃厚な味もさることながら、頭や骨を使って作ったペーストが絶品!川魚らしいオトナの苦みがぐっと詰まったペーストと内臓のソースを身に添えると、鮎を頭からしっぽまで良いところ取りしているよう。鮎は捨てるところがまったくないとのこと。塩焼きもうまいが、この調理はすばらしいと思いました〜。
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料理は、ひとつひとつがアッと驚く部分を持ち合わせていて、味だけでなく盛り上がりも見せてくれるのがいいところ。さらに私の大好きな松本民芸家具がすべてのテーブルと椅子に使われているのに大興奮!白壁に、白いテーブルクロスを引けばイタリアンの店にもぴったり合うんですね。l
ここは夜も行かないと。お店の対応もすばらしく確実にリピートしたくなる店です。
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パッソ・ア・パッソ (Passo a Passo) 
江東区深川2-6-1 アワーズビル 1F
03-5245-8645
定休日 水曜・金曜
[月〜木・日] 11:30〜14:00 17:30〜21:30 [土] 17:30〜21:30

築地「築地虎杖 魚河岸千両 」の海鮮ひつまぶし 9点

築地の虎杖と言えばやっぱり「カレーうどん」ですが、今となってはこの「海鮮ひつまぶし」の方が有名かもって言うくらいメディアに出まくっているメニュー。ここによれば、築地関連のテレビ番組を見て問い合わせが多いランキングの堂々の1位です。築地場外を歩けば「虎杖」に当たるっていうくらい、方々に微妙に違う支店を出しているんだけれど、ラーメンはまあまあ、寿司はそこそこ、カレーうどんは最高!、そしてこの「海鮮ひつまぶし」は予想以上にイケル!味です。
で、これがその「海鮮ひつまぶし」1800円。
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なんと12種類以上の魚貝が入っているとのこと。豪華で美しいでしょ?まずは、うにには手を付けずに、わさび醤油だけをかけてそのままいただくとのこと。うん、うまい。新鮮な魚貝がたっぷり。ご飯の方が少ないくらい。
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半分くらい食べたところで、次のステップへ。ウニを器の端を使ってしゃもじでよくつぶし、添えられているかんぴょうとレンコン、しいたけの甘煮を入れ、ご飯の白い部分がなくなるくらいウニをよく混ぜます。ご飯全体がねとっとして、まったく別物に。最初の寿司より食欲が進む感じ。パリパリの海苔に巻いたらおいしいかも。
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最後は、鰹だしをたっぷりかけるお茶漬け。うにが鰹だしに溶け出し、お刺身にほんのり火が通ってこれまた別物に。さらさらとすすって、あっという間になくなってしまいました。
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ちなみに、その作り方がこれ。「書くと長いんだけれど、やると簡単なんだよ〜」と板前さん。きっとまちがえて食べちゃう人たくさんいるだろうなぁ。
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VVV6でこの店が出ていた時、テレビで特集する築地の店って決してすべてがおいしいとは限らないんだよなと思いながら、「うまい、うまいって言い過ぎじゃないの〜」とぼやいていたんだけれど、予想以上においしくてびっくり。特に築地初体験の人にはいいかも。
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築地虎杖 魚河岸千両

東京都中央区築地4丁目10-14 樋泉ビル1F
定休日なし
TEL 03-5565-5739    
月・火・・・11:00〜15:00(14:30LO),17:00〜23:00(22:30LO)
水〜金・・・11:00〜23:00(22:30LO)
土曜・・・10:00〜22:30(22:00LO)
日曜・祝日・・・10:00〜21:30(21:00LO)

銀座「王十里」のホルモン 10点

誕生日祝いにホルモン♪
なんてステキなお祝いなんでしょう。私にホルモンを勧めるあたりが、心がこもっています。銀座の王子製紙裏にあるこの「王十里」は、レベルの高い韓国料理屋なのですが、なんと言ってもホルモンが違う。うっとりするほどのホルモンをご紹介します。
これが「特上ハラミ」2000円。5切れで2000円だからかなりの金額だけれど、そのうまさはまるでとろけるステーキ。ホロホロと崩れる甘みのある肉は塩で。
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「イイダコ炒め」1600円。
>兄ちゃんへ
このイイダコ炒め、まさに韓国でヒーヒー言いながら食べたアレだよ!辛いが甘みもあって、イイダコがぷりぷり。野菜もたっぷり。炊きたての白いご飯と食べたい!
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そして今回のメインのホルモン。
右側が「特上ミノ」1800円、左側が「韓国風特上ホルモン」1800円。オモニが奥から出てきてガンガン焼いてくれる。このホルモンはひとつひとつ焼いて食べるのではなく、かなり時間をかけてつきっきりで焼いてくれる。見てくださいよ、このサイズ。携帯がアレですから、赤ちゃんの手のひらくらいありますよ。
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左側のホルモンが焼けるにつれて、水分が抜けて小さくなるのに、チューブの真ん中の部分はぷるぷるのコラーゲンたっぷりのゼラチン質で埋まっていく。
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それを上手にハサミでカットして一口サイズに。甘いタレに負けないくらいの甘い油がジュワー、噛んでも噛んでも噛み切れないのに、全然イヤな硬さじゃなくて、飲み込みたくないくらい幸せな口の中。うまーーーーいい!!と叫んでしまいました。
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銀座にしては夜遅くまで営業しているし、予約しないで行ってもしばらく待てば座れそう。絶対に後悔させませんので、誰か私ともう一度この店に行きませんかー?
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美食紀行五千年 銀座 王十里(オージュリ)
〒104-0061 東京都中央区銀座4-8-11 善隣ビル1〜2F
TEL:03-3538-5866
月〜金 17:00〜01:00
土・祝 17:00〜23:00
日   17:00〜23:00(第2・4のみ)

銀座 王十里 (オージュリ) (焼肉 / 銀座、東銀座、銀座一丁目)
★★★★★ 4.5