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【TKG】黄身をいろいろな調味料に漬けてみる。これはおいしくて楽しいぞ。

ここ最近、ネット上で話題になっている「黄身を何かに漬ける」レシピ。とっても気になったので私も早速試してみたよ。私ひとりでこんなにたくさんの黄身を食べるわけにいかないので、会社ののってくれそうなメンバーを招集。

調味料は以下の4つを用意。ジップロックコンテナに、それぞれの調味料を入れ、卵の黄身のみをやさしく置く。ガーゼまたはキッチンペーパーをかけて、上部にも調味料が行き渡るようにする。前の晩に用意したよ。

  1. 「めんつゆ」
    にんべんのものを使用。
  2. 「八丁味噌」
    みりんと酒と出汁を足してゆるくして使用。出汁入りであれば出汁はいらないかも。ゆるくないと黄身に接してくれない。
  3. 「ナムプラー」
    そのまま何も足さずに使用。
  4. 「塩麹」
    お手製のものを使用。私の塩麹は若干塩分控えめかも知れない。

翌日の夜・・・・。

白いご飯を用意して、みんなで試食会。それぞれキレイで艷やかな色に漬かっているようだ~。白いご飯は「つや姫」を用意。

まずは、ネットで評判の「めんつゆ」から。浸透圧で水分が抜けているのか、最初の状態よりかなり固くなっている。何とも言えない照り具合がたまらない。

箸を差し込んで、黄身をぐわわわぁぁと裂いてみると、ねっとり、どろりとあふれ出した!味はと言うと、とてもただの卵の黄身とは思えない高級感、幸せ感、手のかかった感。味はとっても濃いのでこれ一つで、ご飯一杯いけてしまうな。めんつゆはリーズナブルなので、これはリピートしてもコストには響かなそう。ネットで調べると、お弁当用の小さいアルミ箔の上で漬ければ、めんつゆの量も抑えられそう。おにぎりの具にしてもいいともある。よしよし、私も量産しよう。

参考Web)


続いて「八丁味噌」。

「めんつゆ」以上に水分が抜けていて、箸で持てるレベル。ご飯の上に載せてみたけれど、とろりと行きそうな気配はない。ちびちび箸でちぎって白いご飯と一緒に食べてみる。うんうん、これもうまい。

この味の濃さは、大根と一緒に食べても美味しいかもしれないと、スプーンでちぎって乗せてみる。みずみずしい冬の大根にこの濃い黄身はとても合うぞ。

参考Web)

そしてこちらは「ナムプラー」。色にあまり変化はないが、ねっとり具合はめんつゆと八丁味噌の間くらい。どんな味になったのか想像がつかないので、さっそく白いご飯とともに口に放り込む・・・、なんとこれは奥深い!魚醤の出汁というか、とても風味が良くなっている・・・、何かの味に似ているなと考えてみたら、そうだ、これは、カラスミだ!こんな安価で、まるでカラスミのようなおつまみができてしまうのだ!

カラスミならもちろん、大根と合うに決まってる。うん、確かに合う。カラスミの口にまとわりつくねっとり具合も再現できている。これは発見。

最後は、「塩麹」。これは単純に塩麹のうまさが足されている。塩麹を足した時のうまさは初体験ではないので、想定の範囲内。

総論。

「めんつゆ」は手軽なので、リピートしそう。最後の締めにもみんなに喜んでもらえそうだから、人を呼んで飲むときにも重宝しそうだな。「ナムプラー」は発見が多かったな。日本酒のお供にカラスミの代わりのように出してもいいかも。

みんなも試してみてね。なかなか興奮するよ。

 

【トスカーナの旅13】ぽち食堂 in トスカーナを臨時オープン!

3泊してとっても気に入っちゃったセッジャーノのアグリツーリズモ。部屋も広いのですが、専用のテラスもとっても広く、南向きなので一日中ポカポカと陽が当たります。夏だったら暑いのかもな。私たちが訪れた9月中旬はすでに肌寒く、朝の気温が10℃を割る日もありました。

 

 

テラスからのステキな眺めはこんなかんじ。こんなステキな場所にいるならやっぱり「ぽち食堂」トスカーナ支店をオープンして昼間っからビールでも飲んでご機嫌になっちゃおう~ということで、二日目と三日目のお昼は料理して食べましたよ。

 

 

一番近くのセッジャーノの街までは車で10分ほど。街の入り口に割と大きめのスーパーがありました。モンテプルチアーノで買ったばかりの革ジャンを着て、ご機嫌お買い物。本当は革ジャンは買ってすぐに着るつもりはなかったんだけれど、寒くてやむなく。この後ローマに行ったら、暑くて出番はありませんでした。ここは高原っぽい気候で涼しい(寒い)んです。

 

カートはこうやって引っ張るタイプで、意外と便利。スーパーの棚はスカスカでしたが、必要なものはそろっている感じ。

 

 

野菜類はどれも量り売りで、値札はキロのお値段。札の端に番号が書いてあり、ハカリに載せて番号を入力し、ラベルを印刷して、ビニール袋に貼る仕組み。パックを使わないからエコだし、少しだけ購入することもできる。日本でも導入してよ~。

 

 

さて、部屋に戻りまして自炊開始。生のパスタが売っていたのでリングイネを購入。角切りにしたズッキーニとトマト、目の前の庭で自生しているディルを刻んでニンニクで炒めます。そうそう、ここで作っているオリーブオイルを宿の主から購入。この味を引き立てたかったのでたっぷり使い、水は多めで野菜がくたっとするまで煮込みます。

 

できあがったのがこれ~。とってもおいしそうでしょ?いや、我ながらおいしくできたと思いました。これは私の腕じゃなくて、素材の力かと。

 

 

テラスでビールを飲みながらランチですよ~。イタリアっぽいよね、ゴッドファーザーの若き日のマイケルが出てきそうだよね~。今私は、節電で電気の消えたオフィスの昼休みにこの記事を書いているんですけれど、イタリアでの生活と今の生活が同じ私の人生なんですよね。またお金貯めてのんびりしに来よう。

 

 

すっかりエスプレッソの入れ方もうまくなりました。

 

 

二日目のランチは残り物で。ズッキーニはニンニクとオリーブオイルでくたっとなるまで炒めただけ、アクセントにセージを入れて。トマトは刻んでディルとオリーブオイルで。オリーブオイルがおいしいから、ただトマトと和えるだけで立派な一品になる。卵は乾燥ポルチーニを入れてふわっとオムレツに。自生しているハーブをちょっと入れるだけでグッとおいしくなる。

 

 

せっかっくなので、イタリアで買ったワインたちを並べてみました。もう大半は飲んでしまったけれど・・・。今頃トスカーナは寒いのかなぁ。今年のオリーブオイルができる頃かなぁ。

 

我が家でワークショップ開催。ピクルスとジンジャエールづくりですよ。

我が家(ぽち食堂)でワークショップを開催。みんなでワイワイとピクルスとジンジャエールを作りました。(ジンジャエールの写真がまったくないのだが・・・)

 

こうやって並べるとキレイでしょ。

 

 

「瓶から断面が見えることを意識して入れてみよう」と言ったらきれいにきちんと入れてくれました。ピーマンの星型の断面もステキ。

 

 

ステキな瓶のラベルもそのままだと、まるで売り物みたい。ピーマンとパプリカのピクルスすてき。

基本のミックスピクルスには、月桂樹やピンクの胡椒の粒がよく似合います。

 

 

サンプルで作ってみたゴーヤのピクルス。こうしてひとつの瓶に一種類だけの野菜で作るのもステキでしょ。

この日の夕飯はコングスクを用意しました。コングスクとは韓国の豆乳のスープの素麺です。ペーストのごまや出汁がたっぷり入っていて、とってもヘルシー。みんな家でも作ってくれるかしら。

 

次回は、9月10日、11日です。テーマは焼売。みんなで焼売を100個くらい作ってビールでぷはーっとしましょう!

 

ベーコンを家で手作りしたらすっごくうまかったよ!

食事作りはツイッターではつぶやくもののあんまりブログには掲載していなかったのですが、今回の手作りベーコンは反響が大きかったので記事にしました。ベーコンって手作りするものなの?と思った人、ちょっとがんばれば家でも作れるんです。さぁ、週末にLet’s try!

まずは完成イメージから(指でぶっさしているように見えますが、箸でさして持っています)。我が家で開かれた「おいしいもの会」にて私とKさんで作りました。

したたる肉汁、すっごくおいしそうでしょう?いやいや味は見た目よりずっとおいしいんです。見た目はまるで角煮みたいですもんね。わかりやすく言えばプロっぽい味、もうちょっと言えばベーコンというよりパンチェッタに近く、スモークがかなり効いたガツンと来る味です。まずはこのまま火を通し直さずにそのままカットして食べましたが、塩が効いていてワインのつまみに最高。ラードの部分に甘みを感じ、そこばかり舐めたくなるほどです。だから冷えてもうまい。カロリー高いので要注意ですが、ラードの旨さをいつもより感じられると思います。

まずは数日前に下ごしらえです。レシピはいろんなwebサイトを参考にし、時間と手間でアンドを取りました。私は確か2日前に下ごしらえ開始。もっと前から下ごしらえするほうが本当はいいと思います。この豚バラは駅前のスーパーで500グラムくらいで800円くらい。肉屋でいいものを探したかったのですが、開いている時間に行けなかったんです。でも高くないスーパーのものでも十分だったと思います。

その豚バラにたっぷりの塩、胡椒と、ローリエを細かく刻んだものをすり込みます(ローリエこの前Iさんからもらったものです。ありがとう!)。それをラップして冷蔵庫へ。

当日、冷蔵庫から取り出して水につけて塩抜きします。確か30分くらいだったはず。でも塩がちょっときつすぎたなと思うので、もうちょっと長めに塩抜きしたほうがいいかも。または水で抜くのではなく、塩水にして浸透圧を高めにすると良いかもね。

水抜きした豚バラはキッチンペーパーで拭いて、2〜3時間表面が乾く程度まで日陰で干します。私は一夜干し用の網に入れたけれど、カラスに取られなければ網か何かに置くだけでもいいかも。

#このあたり間違えあったら訂正してー>Kさん

そのあとスモーク。スモークってどこでするの?と思いますよね。ちょっとした燻製であれば、家の中でガスコンロの火で換気扇まわしながらできますが、今回はしっかり燻製しますので外で。私は家の玄関でやっていますw。かなり煙も出ますので、洗濯物が近くにありそうな場合はやめましょう、近所迷惑です。この日はラッキーなことに東京が大雪にみまわれた日だったのでよかったのですが、燻製日和ではありませんでした。次回はさわやかな陽気の日に、屋上でやることにしよう。

スモークですが、私はホームセンターで買った1000円程度のスモーク器を使っています。火はカセットコンロでも、キャンプであれば炭火でも構わないはずです。このスモーク器、ただの筒ですので段ボールとかで使い捨て用に作ってもいいみたいです。いらなくなったテフロン剥がれたような古いフライパンと煙を覆う物、スモークしたいものを置く場所さえ確保出来ればOKです。そのあたりはノウハウがやまほどWEB上に載っていると思うので興味ある人はさがしてみてください。置き場所に困らない人は、スモーク器なんて高くないので買っちゃいましょう。チップは無難なサクラを使いました。アウトドアショップとかハンズとかに売っています。なかなか一袋使い切りません。

スモーク台においたところ。ホントは吊るすのがいいはずですが、吊るせるほど私のスモーク器は大きくなかった・・・。スモークされればいいんですよ・・・。スモークはやや強めの火で1時間弱くらいでしょうか。時間があるのであれば、弱い火でじっくり2時間くらいかけるのがいいかも知れません。見た目の色合いよりずっとスモークされているので、卵やチーズ、サーモン、イカなどをやるときは、ほんのり付けるのがコツです。ただアウトドア気分を満喫したいときは、ちょっと多めにスモークしたほうがビールは進むかも知れません!

上にも書いたように、スモークされたベーコンはもう一度火を通し直すことなくそのままスライスしたり、ブロックに切ったりして食べるのが美味です。塩味もきっちりついているので、日持ちもします。もちろんこんなふうにカルボナーラにすれば極上に仕上がります。塩はきついので、パスタを茹でるときの塩加減はかなり抑えたほうがいいかも。

これはゆで卵を燻製にした物。ただのゆで卵が「うっ」と声をあげるほどになります。燻製したならチャレンジしてみて!ゆで卵のとろり加減が絶妙なのはKさんすばらしい。私はこういうトロトロ加減のゆで卵、できないんだよな。

いつか、スモークサーモンを試してみたいです。まずは父からも勧められた鮭の腹身でやってみようかなー。

手作り餃子対決 赤坂璃宮風VS浅草龍圓風!

先週末、我が家にて餃子好きが集まり、皮から作る餃子を2チームに分かれて味を競う、餃子祭りが開かれましたー。過去10年分のdancyu餃子特集をあさり、赤坂璃宮のレシピと浅草 龍圓のレシピに私が勝手に決定。3人対3人で競いましたよ。

餃子対決

こちらは龍圓チームの具。野菜は水分をきっちり絞るとか、白くなるまでよく混ぜるというのはどちらのレシピにも共通している。200gの豚肉で約30個できるらしい。

餃子の具

こちらは赤坂璃宮チームの具。野菜は水気を絞って直前に入れるらしい。なんと110ccものチキンスープが入っている。だから具はこの時点でかなりとろとろ。これが食べた時のジューシーさを生み出すというわけ。

餃子の具

龍圓チームの皮作り。こちらのチームは強力粉メインで1/5程度の薄力粉が入っている。ツルンとなめらかな皮がウリ。革を伸ばす作業は男子中心。予想以上に力を使うみたい。

餃子の皮づくり

こちらは赤坂璃宮チームの皮作り。米粉が入っていることで、伸ばしづらい様子。力もかなり使うし、なかなか丸くできなくて苦戦している。

餃子の皮づくり

これは包んだ状態の龍園の餃子。小さい頃から餃子包といえば私の仕事だったので、見た目がキレイに包むのは得意なんだー。親にほめられたのをよく覚えている。皮から作る手作りの餃子は、一般の餃子より一回りサイズは大きめ。

包んだ餃子

焼きあがった龍圓チームの餃子。皮はモチモチしていて、手作りならではのうまさ。肉もジューシーで旨い。見た目もきれい。

龍圓チームの餃子

こちらは赤坂璃宮チームの餃子。具にスープをたくさん入れたので、噛んだ瞬間においしい肉汁がジュワーッとしみだして来る。そして皮は米粉が入っているからかパリっとしている。見た目はちょっと焦げているけれど、味はどちらもびっくりするくらいうまく、甲乙つけがたし!

赤坂璃宮チームの餃子

ゆみちゃんが手作してくれた手作りラー油入りのつけダレ。カリカリになったオニオン、ニンニク、桜えびの食感がたまらない。特に桜えびのうまみがスバラシイ。

この勝負、イーブン!どちらも驚くほどうまく、次回もやろうという話になりました。ビールを軽く飲みながら作り、お腹いっぱい餃子を食べてひとり1000円かからない安さ。餃子はやっぱり安くてうまいのが魅力だよね。ただ、皮作りは予想以上にしんどく(私は伸ばしていないけれど)、この時間と手間は避けられない。時間をかけてわいわいやりながら作るのが楽しいんだけれどね。この皮はお店で売っているものよりはるかにうまいから、手作するだけの価値はあるんだよなぁ。

また餃子祭りをやろうと思う。100点のうまさだとは思ったけれど、120点に出来る課題もいくつかみつかったよね。米粉を入れるときの水加減は難しいとか、スープはいちからきちんと作ればもっとおいしいはずだし、羽づくりにも挑戦したいね。

年末までにもう一回やろうと思うので、また餃子メンバーうちに集まって!