Archive for 12月, 2006

葛西「青葉」のレバ刺し 10点

#こちらの店はだいぶ前に閉店しています(2012.8.9追記)

 

私の元に一冊の本が届いた。その本は「ZAGAT SURVEY 2007東京のレストラン」。ニューヨークのレストランを200人の友人で批評したのが始まりのこのレストランレビュー本、東京版には4,892人が採点に参加しています。私も批評したその一人で、批評することで1,600円の本をタダでもらえるんです。レストランの採点は、料理・内装・サービスを各30点満点で評価するもので、私が訪れたとことがあるレストランとその点数を見比べる限りでは、信頼度は予想以上に高いとみています。この本に投稿する時には「まだ掲載されていないいい店を投稿してやるぞ!」という気持ちなものの、いざ掲載されてメディアに頻繁に紹介されると「残念」と思ってしまう。ただ、そういう掲載されていないステキな10点の店を見つけるとうれしくなってしまうんだよね。今回紹介する店はそういう店。googleで検索しても電話番号も出てきません。
その店は葛西にある「青葉」という韓国食材店も兼ねた焼肉中心の韓国料理屋。店に入るとニンニクと何かのたれが合わさったような韓国で嗅いだことがあるいい香りがする。入店したのは夕方5時だったのでまだガラガラでしたが、20席ほどしかない店内はあっという間にいっぱいになりました。きっと地元では有名なんだよね。
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まずはイチオシの「レバ刺し」680円を注文。店先で580円で売っているものを店内で680円で出すなんてなんて良心的!最近はレベルの高い焼き肉屋が増えて、夏じゃなければそれなりにおいしいレバ刺しを出す店は増えているなかで、このレバ刺しは感動的。まずは赤身マグロの刺身のような分厚さ。ただ柔らかいだけじゃなく、心地よい歯ごたえもあって、さらに鮮度は抜群。一口でこんなに大きなレバ刺し食べたことないです。今まで食べたレバ刺しの中で一番おいしいのに、この価格。間違いなく10点だなと思っていたのですが、連れてきてくれた友人にいわせれば「今日はいまいち」とのこと。またいつかこの店で極上のレバ刺しを食べることを誓ったのでした。
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こちらはユッケ760円。何度もきている友人でも注文したのは初めてとのこと。本当にお気に入りの店に同じ人と行ってばかりいるとついつい同じものばかり注文しちゃうんだよね。そういうときは違う人と行ってみたり、宴会で使うと食べたことがないメニューにヒットがあったりするもの。これもそのひとつ。食べ応えのある大きい生肉がとても新鮮で、赤い肉汁がたまらないです。
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これは上ネギタン1280円。これでもかというほどの白髪ネギがつく。厚いのにやわらかい。月島「凜」の牛タンには劣るものの、この店にきたら絶対に食べてしまうメニューになりそう。でもネギなしでそのまま肉の味を楽しむ方がよさそう。肉はそのほか、上カルビ1180円、ハラミ620円、シマチョウ730円を注文。値段はすべて良心的。
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これはユッケジャンスープ750円。うま味がよく出たかなり辛めのスープに、具がたっぷり。辛くて汗が噴き出るのにやめられない。あーしあわせ。石焼きビビンバは絶対に食べた方がいいといわれていたのに、もうおなかパンパン。これだけ食べてビール、ウーロン杯、マッコルリを飲んでひとり3000円ちょっと。この値段でこんなに幸せになれるなんて都心じゃありえない〜。渋谷のあの焼き肉屋も、六本木のあの焼き肉屋ももう行く気にならないぞ〜。
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場所は西葛西駅から線路に沿って5分ほど葛西駅にあるいたところ。外観はいただけませんが、味もサービスも最高。肉やキムチはお持ち帰りできますので、もし混んでいて入れないときは買って帰るのもいいかもよ。
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青葉
江戸川区中葛西4丁目1−1
03-5676-1451
(予約できなかったと思う)

高田馬場「ラミティエ」のプリフィクスメニュー 9点

1994年、ホイチョイプロダクションが出した「東京いい店やれる店」という本を知っていますか?
当時の男性のバイブル的デート本で、レストランでどんな風に注文して食事をしどんな風に振る舞えばデートが成功するかを、実際の店舗を例に書かれている皮肉本。その巻頭を飾った三つ股の店が護国寺の「パマルレストラン」でした。当時珍しかった前菜と主菜から一品ずつ選ぶプリフィクス(prix fixe)と呼ばれる注文スタイルの店で、どの店も概ね食べ物だけで3000円以下。安くて気軽に入れるビストロとして、私みたいな小娘でもフランス料理を食べることができたんです。
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その「プリフィクス」の店に久しぶりに行って来ました。場所は高田馬場から徒歩5分ほど。店を一歩出れば高田馬場の安い居酒屋ばかりなのに、この店だけフランス。赤い壁と白いレースのカーテン、黒板になんだか期待がふくらんじゃいます。
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この店の魅力は、ただでさえ手頃なお値段で食事ができる「プリフィクス」の店なのに、ここの「プリフィクス」はなんと2100円!ワインを数杯飲んで、デザートにコーヒーを飲んでも5000円ってところなんです。これがメニュー。メニューによってはプラスでいくらか取られるものもありますが、その値段を加味してもとにかく安い。でもただ安いだけではなかったんです。
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こちらは「田舎風お肉のパテ」。この角度からじゃわかりにくいのですが、このパテ、厚さ3センチはあります。それにこーーんもりのリーフサラダ。リーフの種類も5種類以上と豊富。パテは「田舎風」というだけあって繊細な作りではないものの、なぜか懐かしく感じられる味。ビストロの王道のど真ん中を行く素朴だけれど、ちゃんと主張しているまた食べたい味です。
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こちらは「フォアグラのプリン」(+420円)。その名の通り見た目はプリンそのまんま。でも味は濃厚でふわふわのフォアグラのムース。一度にこんなにたくさんのフォアグラが食べられるなんて幸せすぎる〜。バターをそのまま食べているくらいの濃厚さなので、添えられたパンに付けて食べてもまだ食べきれないくらいの量。大勢でこの店に来たら、誰か一人がコレを注文してみんなで食べたいくらい。
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メインは「ホロホロ鳥のフリカッセ シェリービネガー風味」(+315円)。ホロホロ鳥という名前はホロホロ崩れるからじゃないと思うけれど、肉がホロホロと骨から崩れ歯ごたえがありながらも柔らかくておいしい。ソースはかなり濃く、野菜の量はハンパじゃない。種類も多く、ブロッコリー、芽キャベツ、人参、ニンニク、エリンギ、ポテト、タマネギなどなど・・・。
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こちらは「仔牛のブランケット(クリーム煮)ロックフォールチーズ風味・バターライス添え」。お腹がだいぶふくれてきて、お互いに交換し合う余裕もなかった・・・。そんな中となりのカップルの外人男性が、信じられない量のポテトの上に載せられた、これまた信じられない量のステーキをばくばくと口に運んでいた。この店の提供するボリュームも異常だが、これを軽く平らげるこのおっさんもすごい。
このあと、ラ・フランスのタルトにコーヒーをいただき、はち切れそうな胃を落ち着かせた。
どうしてこの店はたったこれだけの金額で、これだけおいしい料理と量を提供できるのだろう。ワインだって500円足らずで結構おいしいのが飲めたのも印象深い。ここ数年、「プリフィクス」の店から足が遠のいていたけれど、もう一度東京の店を巡ってみようかな。
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ラミティエ
新宿区高田馬場2-9-12芝原ビル1F
03-5272-5010
月曜・第2火曜休

月島「江戸家」のイカの丸焼きなど 9.5点

ふらっと入って大正解だった月島の居酒屋。安くて魚が新鮮で、メニューがびっくりするほど多くて何を頼んでもおいしい。それなのに混み合って入れないと言うこともなく期待を裏切らないいまいち押しの店です。まずこの店に来たら「当店の一番人気はイカの丸焼きそして牛すじ、まぐろ料理、ほっぺたたき、肉豆腐です。ひそかな人気の納豆きゅうりなめたけサラダ、いなりコロッケもぜひ一度おためしあれ!」と言う壁に貼られたおすすめ書きが好感触。おすすめは抑えながらいろいろ注文してみました。
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奥が「お刺身3点盛り」1500円で左からホウボウ、マグロ、ワラサ。ワラサはブリの小さいもので、60センチ〜80センチのサイズでワラサ、80センチ以上でブリらしい。関東の呼び名では、ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ。養殖物ならハマチ。寿司屋で「ブリはないけれどハマチはあるよ」なんて言われたときは、天然物か養殖物かの違いと言うことです。どの刺身も新鮮でとてもおいしい。1500円は決して高くないです。手前がこの店の名物「イカの丸焼き」700円。お客さんはぽんぽん焼きと言って注文している。はらわたはかなり甘辛いタレと一緒にイカを焼くアミに一緒におき、フツフツと温め、イカは胴体と足を分けてきれいに色づくまで塩のみでよく焼いてある。焼きたてをきれいに輪切りにしたのがコレ。イカは柔らかく塩味そのままでも十分おいしく、はらわたのタレをつけるといっそうコクが増しておいしい!
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こちらは「牛すじの煮込み」500円。ほろほろの牛すじに柔らかい大根、刻んだネギがたっぷり。予想以上にさっぱりとしていて塩味のスープがたまらない。スープ一滴残さず飲み干す。私が牛すじを煮ると甘辛く味付けばかりしていたけれど、こういう風に煮るのも今度チャレンジしてみよう。
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「まぐろのほっぺステーキ」650円。やわらかくてまるでお肉のようなまぐろの頬の肉を甘辛く焼いたもの。ご飯の上に載せて食べたらご飯が進みそう。
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「ホタテ明太サラダ」650円。野菜が食べたくて注文したのに、ホタテを明太マヨネーズで味付けしたもので、野菜は貝割れがちょっと載せられているだけだった。ホタテの刺身は普通にわさび醤油やマリネにして食べた方がおいしかったかも。
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壁には一面にメニューが張られていて、私はほんの一部しか食べることができなかった。残念!刺身だけでもまだまだその日のおすすめがたっぷりあるから当分メニューは食べ尽くせなさそう。安くて旨いので通ってみようと思います。惜しくも10点ではないのですが、一歩足りない点は活気。10点店には活気と自信に満ちあふれた店員が「ほれ、うまいだろ」と輝いた目で提供してくれます。クールな中にも熱い気持ちが見え隠れはするんですけれどね。
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江戸家
中央区佃2丁目16−12
03-3531-5115

恵比寿「AFURI」のつけ麺甘露仕立て 9.5点

私の通った小・中・高校すべての校歌には必ず「あふりね」という言葉が入っている。この「あふりね」とは「阿夫利の嶺」のことで、さらに「阿夫利」とは丹沢の「大山」のことを指す。この写真は私の実家から見える「大山」(真ん中奥)。厚木方面から見るともっと形がきれいで東京からでも天気が良ければとってもよく見える。このあたりに住んでいる者にとって「大山」はいつもそこにある景色の一部で、遠足や写生大会と「大山」にまつわる行事が多く親しみのある山なんです。昔は「大山」にある「阿夫利神社」は雨乞い神社で有名で、富士山まで行けない江戸の人が大山詣でを楽しんだらしく、江戸からつながる大山詣での道が今のルート246(大山街道)なんです。
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そんな私にとって身近な名前の「阿夫利」という名前のラーメン屋に行ってきました。あの「天空落とし」で有名な大和の「中村屋」、そして厚木の「ZUND-BAR(ズンドバー)」と兄弟店らしく、なるほど「阿夫利」という名前は私の実家の方の人なのねと納得しました。さらに大山の水を使っているらしい。前置きが長かったですね。店の外観はとてもラーメン屋には見えない作りで、おしゃれなバーみたい。ま、私はどっちでもいいんですけれど。
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前の日遅くまで飲んだので、昼はジャンキーなものが食べたくて飲んだ友達とまっすぐここへ。私は「つけ麺甘露仕立て」700円を注文。かなり太めの平打ち麺の上に、分厚い炙りチャーシュー、メンマ、水菜、煮卵、それにカリカリのガーリックチップに刻み海苔。タレはかなり甘くて濃くて深い。このうま味はかなり複雑で、動物系の味の力のある味わいと、魚系のまろやかさ。かなり濃いのでもしや化学調味料では・・・と思いきや、まったくそういうものは使っていないらしい。ホントだったらすごい。その濃厚なタレをたっぷりつけてすすると、うま〜い。こういう濃い味付けのものが食べたかったんだよね。たまにカリカリとするガーリックチップもほどよいし、炙りチャーシューも秀逸。身がほろほろと崩れ、やわらかい。なんで私は大盛りにしなかったんだ!と一口目から後悔しました。
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こちらが「つけ麺(辛み仕立て)」。麺自体にからい粉末がまぶされている上に、タレも辛い。でもやみつきになる辛さ。
そして最後はスープ割りで、タレも完食。すべてきれいに食べました。あー足りない。次回は「柚子塩ラーメン」の大盛りを食べてやる〜。
このラーメン屋の記事をWeb上で調べていたら、こんなにおいしいのに辛口評も多いんですよね。日本人ってホントラーメンにはうるさいですよね〜。「すごいまずかった」なんて書いている人もいて「ホントかよ」って思ってしまうくらい。だからこれだけ日本にはラーメン屋が多いのかな。
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AFURI
東京都渋谷区恵比寿1-1-7
03-5795-0750
11:00〜翌4:00 ←夜遅いのも便利!

厚岸の牡蠣・あさりとぶりしゃぶ 9.5点

正直、東京のオイスターバーで「すっげーうめー」って言うのに出会ったことがない。たぶん運が悪いんだと思う。ここ最近で飛び抜けてうまかったのは、築地「やまだや」で出された厚岸の牡蠣だった。私が小さい頃は、牡蠣と言えば広島だったのに、今では全国各地の牡蠣を食べ比べることができる。その中でも私が好んでいるのが厚岸の牡蠣。ここの漁師である中嶋さんが作る牡蠣はびっくりするほどうまい。当たり前だが自分で注文するとはるかに安い。「やまだや」は決して高くないけれどそれでも2こ945円。ここでは12こ1656円。
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これがその中嶋さんが作った牡蠣とあさり。厚岸の牡蠣は、厚岸湾に隣接する厚岸湖で2〜3年育て、産卵後に餌の豊富な湾で身を太らせたあと、塩を抜くために再び湖に戻すという作り方をしている。ここの牡蠣はシングルシードと呼ばれる種類で「カキえもん」とも名付けられ、知る人ぞ知るブランドとなっている。
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サイズは比較的小さく、80〜120グラム。牡蠣向きナイフでむいてさっそく生でそのまま食べてみる。味は濃厚。柔らかくて香りがすばらしい。ここの牡蠣は他の牡蠣よりも圧倒的に濃厚と言える。
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殻をむかずに電子レンジで1分、焼き牡蠣ができると案内書に書かれていたので早速チャレンジ。これがその電子レンジ版焼き牡蠣。半生で身がいっそう引き締まりプリプリ。火を通すとよりいっそう牡蠣の味が際立ち、ミルキーに。塩分濃度もちょうどいい。ついつい日本料理屋とかで牡蠣を頼んで、大きいのが出てくると声を上げて興奮してしまうけれど、こちらの方が小さくてもうまさは抜群。夏に食べられる岩牡蠣の1/5のサイズでもわざわざ「厚岸の牡蠣」を食べたくなるのは納得。
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同じく中嶋さんが作ったアサリで作ったボンゴレ。おかげで土曜の昼がごちそうに。
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こちらは我が家に友達がたくさん来たときに食べたブリのしゃぶしゃぶ。皿一杯に並べられた切り身があっという間になくなった図。このブリは築地場外で購入。さすがに1本は大きかったので半身にしてもらったんだけれど、こんなに一瞬でなくなるんだったら1本にしておけば良かった。
厚岸の中嶋さんの牡蠣を購入される方はこちらでどうぞ。2005年のdancyu牡蠣特集で、厚岸の牡蠣の紹介の時に中嶋さんの話が出ていて、探し当てた店です。
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