#こちらの店はだいぶ前に閉店しています(2012.8.9追記)
私の元に一冊の本が届いた。その本は「ZAGAT SURVEY 2007東京のレストラン」。ニューヨークのレストランを200人の友人で批評したのが始まりのこのレストランレビュー本、東京版には4,892人が採点に参加しています。私も批評したその一人で、批評することで1,600円の本をタダでもらえるんです。レストランの採点は、料理・内装・サービスを各30点満点で評価するもので、私が訪れたとことがあるレストランとその点数を見比べる限りでは、信頼度は予想以上に高いとみています。この本に投稿する時には「まだ掲載されていないいい店を投稿してやるぞ!」という気持ちなものの、いざ掲載されてメディアに頻繁に紹介されると「残念」と思ってしまう。ただ、そういう掲載されていないステキな10点の店を見つけるとうれしくなってしまうんだよね。今回紹介する店はそういう店。googleで検索しても電話番号も出てきません。
その店は葛西にある「青葉」という韓国食材店も兼ねた焼肉中心の韓国料理屋。店に入るとニンニクと何かのたれが合わさったような韓国で嗅いだことがあるいい香りがする。入店したのは夕方5時だったのでまだガラガラでしたが、20席ほどしかない店内はあっという間にいっぱいになりました。きっと地元では有名なんだよね。
まずはイチオシの「レバ刺し」680円を注文。店先で580円で売っているものを店内で680円で出すなんてなんて良心的!最近はレベルの高い焼き肉屋が増えて、夏じゃなければそれなりにおいしいレバ刺しを出す店は増えているなかで、このレバ刺しは感動的。まずは赤身マグロの刺身のような分厚さ。ただ柔らかいだけじゃなく、心地よい歯ごたえもあって、さらに鮮度は抜群。一口でこんなに大きなレバ刺し食べたことないです。今まで食べたレバ刺しの中で一番おいしいのに、この価格。間違いなく10点だなと思っていたのですが、連れてきてくれた友人にいわせれば「今日はいまいち」とのこと。またいつかこの店で極上のレバ刺しを食べることを誓ったのでした。
こちらはユッケ760円。何度もきている友人でも注文したのは初めてとのこと。本当にお気に入りの店に同じ人と行ってばかりいるとついつい同じものばかり注文しちゃうんだよね。そういうときは違う人と行ってみたり、宴会で使うと食べたことがないメニューにヒットがあったりするもの。これもそのひとつ。食べ応えのある大きい生肉がとても新鮮で、赤い肉汁がたまらないです。
これは上ネギタン1280円。これでもかというほどの白髪ネギがつく。厚いのにやわらかい。月島「凜」の牛タンには劣るものの、この店にきたら絶対に食べてしまうメニューになりそう。でもネギなしでそのまま肉の味を楽しむ方がよさそう。肉はそのほか、上カルビ1180円、ハラミ620円、シマチョウ730円を注文。値段はすべて良心的。
これはユッケジャンスープ750円。うま味がよく出たかなり辛めのスープに、具がたっぷり。辛くて汗が噴き出るのにやめられない。あーしあわせ。石焼きビビンバは絶対に食べた方がいいといわれていたのに、もうおなかパンパン。これだけ食べてビール、ウーロン杯、マッコルリを飲んでひとり3000円ちょっと。この値段でこんなに幸せになれるなんて都心じゃありえない〜。渋谷のあの焼き肉屋も、六本木のあの焼き肉屋ももう行く気にならないぞ〜。
場所は西葛西駅から線路に沿って5分ほど葛西駅にあるいたところ。外観はいただけませんが、味もサービスも最高。肉やキムチはお持ち帰りできますので、もし混んでいて入れないときは買って帰るのもいいかもよ。
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青葉
江戸川区中葛西4丁目1−1
03-5676-1451
(予約できなかったと思う)