恵比寿「AFURI」のつけ麺甘露仕立て 9.5点


私の通った小・中・高校すべての校歌には必ず「あふりね」という言葉が入っている。この「あふりね」とは「阿夫利の嶺」のことで、さらに「阿夫利」とは丹沢の「大山」のことを指す。この写真は私の実家から見える「大山」(真ん中奥)。厚木方面から見るともっと形がきれいで東京からでも天気が良ければとってもよく見える。このあたりに住んでいる者にとって「大山」はいつもそこにある景色の一部で、遠足や写生大会と「大山」にまつわる行事が多く親しみのある山なんです。昔は「大山」にある「阿夫利神社」は雨乞い神社で有名で、富士山まで行けない江戸の人が大山詣でを楽しんだらしく、江戸からつながる大山詣での道が今のルート246(大山街道)なんです。
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そんな私にとって身近な名前の「阿夫利」という名前のラーメン屋に行ってきました。あの「天空落とし」で有名な大和の「中村屋」、そして厚木の「ZUND-BAR(ズンドバー)」と兄弟店らしく、なるほど「阿夫利」という名前は私の実家の方の人なのねと納得しました。さらに大山の水を使っているらしい。前置きが長かったですね。店の外観はとてもラーメン屋には見えない作りで、おしゃれなバーみたい。ま、私はどっちでもいいんですけれど。
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前の日遅くまで飲んだので、昼はジャンキーなものが食べたくて飲んだ友達とまっすぐここへ。私は「つけ麺甘露仕立て」700円を注文。かなり太めの平打ち麺の上に、分厚い炙りチャーシュー、メンマ、水菜、煮卵、それにカリカリのガーリックチップに刻み海苔。タレはかなり甘くて濃くて深い。このうま味はかなり複雑で、動物系の味の力のある味わいと、魚系のまろやかさ。かなり濃いのでもしや化学調味料では・・・と思いきや、まったくそういうものは使っていないらしい。ホントだったらすごい。その濃厚なタレをたっぷりつけてすすると、うま〜い。こういう濃い味付けのものが食べたかったんだよね。たまにカリカリとするガーリックチップもほどよいし、炙りチャーシューも秀逸。身がほろほろと崩れ、やわらかい。なんで私は大盛りにしなかったんだ!と一口目から後悔しました。
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こちらが「つけ麺(辛み仕立て)」。麺自体にからい粉末がまぶされている上に、タレも辛い。でもやみつきになる辛さ。
そして最後はスープ割りで、タレも完食。すべてきれいに食べました。あー足りない。次回は「柚子塩ラーメン」の大盛りを食べてやる〜。
このラーメン屋の記事をWeb上で調べていたら、こんなにおいしいのに辛口評も多いんですよね。日本人ってホントラーメンにはうるさいですよね〜。「すごいまずかった」なんて書いている人もいて「ホントかよ」って思ってしまうくらい。だからこれだけ日本にはラーメン屋が多いのかな。
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AFURI
東京都渋谷区恵比寿1-1-7
03-5795-0750
11:00〜翌4:00 ←夜遅いのも便利!


15 Comments on "恵比寿「AFURI」のつけ麺甘露仕立て 9.5点"

  1. ビタロー より:

    先日、恵比寿に行った際にこの店で食べたいなと思いつつも、場所がわからず行けませんでした(T_T)
    いや、それにしても値段が安いのにはビックリ。
    そのトッピング&タレで700円には脱帽です。麺の量は多い方でしたか?
    秘技?「天空落とし」は見ることが出来ましたか?(笑

  2. ビタロー より:

    追記:
    そういや、なんつっ亭では勿論食べてるよね?
    先日、変な時間に本店の前を通りすぎたけど行列を作ってました。
    自分は未経験ですが・・・

  3. sunshine より:

    甘・辛共に、思わずゴクリのつけ麺ですね。
    ホント、軽く大盛りもいけそうです。

  4. SHi より:

    あたしの友達の信条は、
    「一人で入った飲み屋での会話に、ラーメンと映画は禁物」だそう。
    好みがさまざまで、さらに各自が最も美味しい(良い)と思っている
    店(映画)、同時に反対のものが確率していたりすることが多いからだってさ。
    確かに、と思ったよ。

  5. Pochi より:

    >ビタ
    麺少ないです。大盛りは100円増し。
    実は秦野が実家なのに「なんつっ亭」に行っていないんです。だってすごく混んでるって言うんだもん〜。明日帰るから行ってみようかな。
    >sunshineさん
    えー、ゴクリですよ。
    たぶん軽く行けます。
    >SHi
    ホントだね。どんな人でも好きなラーメン屋と好きな映画はありそうだもん。そこで反対派の意見を聞くのも楽しそうだけれど。

  6. なべ より:

    ずんどと中村屋を食べてから、その妄想を膨らまして行ってしまうと、「もう一歩!!」という気持ちになるのは理解できます。でも深夜営業を止めるラーメン屋が多い中(景気は良くなっていない!!)、善戦していると思います。以上深夜残業のオタクでした。

  7. Pochi より:

    なべさんって私の知っているラーメン好きのなべさんですか?そうだ、ラーメンのことはなべさんにきけば良かったんだ。
    (ちがったらごめんなさい)
    ZUND-BARは厚木のどのあたりにあるの?

  8. vege より:

    Pochiってすごーい。小・中・校の校歌の歌詞まで覚えてるなんて。
    悲しいくらい、ひとつも思い出せない…。
    厚木近辺にも、今じゃそんなにおいしいラーメン屋があるんだ。
    時代は変わったな〜。

  9. Pochi より:

    >vega
    緑あやなす相模野は
    若い力の若き英知の沸き立つ泉
    日ははえて新しく青春の夢開く
    心の故郷この庭に
    ○○高校我らの母校
    じゃなかったっけ?高校のHP見ても載っていないんだよね。

  10. Pochi より:

    よく見たら「あふりね」って入っていない・・・。
    2番か、3番に入っていたかなぁ。

  11. vege より:

    …すごい!!
    せっかく歌詞書いてくれたのに、全然メロディーも出てこない。
    Pochiは意外と(?)愛校心が強い子だったんだね。
    私は意外とふまじめだったんだー、きっと。

  12. Pochi より:

    私は愛校心が強い子でしたよ。体育祭も文化祭も全力投球だった代わりに成績が悪くて浪人しましたし。。。
    そんなときにこつこつ勉強してあっさりと一流大学にいったvegaはふまじめじゃなく、要領がいいんです。

  13. なべ より:

    ビンゴです。
    ずんどは七沢温泉病院の更に奥です。
    開店当初はパティシエも何故かいたりして
    デザートも上手いことで有名でした。
    (確かに何かのブリュレを食べたけど、
    ラーメン屋のそれとは違った)
    厚木界隈も旨いラーメン店は多いですよ。

  14. erina より:

    大山、ちょー懐かしい!!!!
    小学校5年生の時に登ったあの山は・・・えぇ、厚木市民にとっては毎日見ていた普遍のシルエットです笑。
    Afuri、私も大好きです!
    でもあの阿不利と、厚木をリンクさせるポチさんはさすがっ!
    厚木のZund-Bar、初めて聞きました。いつか行ってみたい☆
    七沢温泉病院。。場所わかるー笑

  15. Pochi より:

    >erina
    大山の形、秦野から見るといまいちかっこわるいの。
    厚木から見る形が一番かっこいいよー。
    zund-bar、私も行きたいの。
    七沢温泉、そう言えばアド街にでたのみた?

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