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屋久島の旅〜食べ物編〜

屋久島には正直言って、絶対にこれを食べるべき!とおすすめすべきほどの食べ物はないかなぁと思っています。あるとすれば、屋久島の水、それにその水で作った焼酎「三岳」。でもね、屋久島でたっぷり登山したり、おいしい空気を吸ったりして、腹ペコになって帰ってくると、それはそれはご飯がおいしく感じられるんですよ。私が泊まったゲストハウス「枕流庵」での毎日の食事の一部をオンパレードします。

まずは夕飯から。初日は、トビウオの姿揚げ。羽の部分がパリっとしていてうまい。夕飯はすべて1200円。

トビウオの一夜干し。

わかさぎ?だっけ、のフライ。

トビウオさつま揚げ。

鯖の塩焼き。6泊したはずなのに写真が5つしかないなぁ。

朝ごはんは550円。しっかり食べないとパワー落ちます。

屋久島のおいしいお水でいれたコーヒーが美味しいのです。330円。朝の光を感じながら、ボケーッとする時間が至福。

山登り中に食べるおにぎりも格別。これはジャンボサイズ(とは言っても一番小さいサイズ)。

汲み放題のおいしいお水は、送料だけでおくってくれるんです。重いし、島なのでちょっと値ははりますが。島で使われたペットボトルに入れて送ることで、島のゴミを減らす努力をしているんですよ。この宿で行われているさまざまなエコな活動には、表面的な形ばかりのエコ活動について考える良い機会になりました。東京にいると地球に住んでいて、動物や植物たちと共存していることを忘れちゃうからなぁ。

写真は、その水を汲んで送るお手伝いをしたところ(昼ごはんの焼きそばとバーターで)。

最近、動けなくなるくらいの腹ペコを感じていなかったから、屋久島で山に登ったり、すばらしい夕焼けを見たり、海で石を拾ったりしていると、こんなにもストレートにお腹がすくんだなって感じたよ。毎日、オフィスでパソコンの前に座って、会議室と自席の行き来をしているだけでももちろんお腹はすくんだけれど、お腹のすく種類が違う。こういう腹ペコ感をもとめて、週末は遊びたいなぁ。

屋久島の旅〜山登りの巻〜

夏休みに7日間屋久島に行ってきました。屋久島は二年ぶり二回目。前回は、縄文杉や白谷雲水峡、ヤクスギランドと言った山と、大川の滝や千尋の滝、いなか浜、中間のガジュマルを見て回りましたが、今回はノープランで屋久島へ。初めてゲストハウスという宿にも泊まりました。


宿は、ちょうど島の真南に当たる尾之間と言う集落からしばらく離れたジャングルの中にある「枕流庵(ちんりゅうあん)」。宿泊は3人までのグループまでというルールがあるので、一人旅や二人組がほとんど。ぽっかり心に穴が開いて抜け殻状態だった私を誘ってくれたほーちゃん(npoとも言う)に連れてきてもらいました。

私はとにかく無心になって歩きたかったので、旅の半分は山へ。2日目は宿で出会った人と一緒に白谷雲水峡をぐるりと回ってきました。前回は太鼓岩まで一直線で行ってしまったけれど、今回は奉行杉などを観る遠回りコースを選択。写真は奉行杉。幹にびっしりと厚い苔がむしているのがこの杉を男らしく感じてしまう理由かしら。

白谷雲水峡の奉行杉 in Yakushima

白谷雲水峡は何度来てもいいなぁ(前回の白谷雲水峡の記事はこちら)。最後の辻峠からの上りを終えて太鼓岩についた時の達成感はたまらないなぁ。写真は太鼓岩で見上げた空。PLフィルターが大活躍しました。

太鼓岩からの青空 in Yakushima

二日目は、宿から直接歩いてひとりで蛇ノ口の滝へ。片道2時間と言われ、ハイキングコースと書かれていたので少しなめていたけれど、私にとっては登山靴必須の登山道でしたよ、トホホ。写真を撮りながらたらたら歩いていたら3時間近くかかってしまいました。一番苦労したのは増水した沢を渡るところ。軽く降った雨で石はすべり、なんども沢に落ちました。。。それでもひとりで歩くのがこんなに楽しいなんて思ってもみなかった。ひとりで考え事をしながら歩こうと思っていたのだけれど、滑る足元や急な上りであんまり考える余裕なんてなかったなぁ。この登山道であった人は合計4人でした。こんなにステキな道なのにどうしてみんな行かないんだろう。縄文杉よりずっといいのに。ただこのコースでは標高が低いので屋久杉は見られません。標高が低いところから登り始めるから暑いのも難点。でも500メートルくらいは登ります。

写真は、途中の沢で撮影したもの。だれもいないのであれこれ座り込み、アングルを変えたり、陽が差し込むのを待ったり。もちろんこの水は飲めます。超軟水でおいしいんですよ。

尾之間から蛇之口の滝の登山道にて in Yakushima 1

もう一枚。こちらはシャッタースピードを落として沢の流れを表現したかったんです。重くて三脚は断念したけれど、石を積んでいろいろ工夫しました。登山道を離れて沢を登っていくワクワク感はたまんなかったなぁ。

尾之間から蛇之口の滝の登山道にて in Yakushima 2

ゴールは蛇之口の滝。落差は30メートルですが、この上をまだ100メートルも一枚岩がつづいているそうです。この直前の沢を渡るのがとっても怖くて、雨も降ったりやんだりだったので増水して帰れなくなったらどうしようという思いが頭を離れなくてすぐに引き返しました。途中、淀川小屋へ行く分岐にあった東屋で靴を脱いで行動食を食べながら両親に手紙を書いた時間が一番気持ちよかったなぁ。涼しい風と蝉の鳴き声と葉が擦りあう音。今度はあそこでゆっくり昼寝したいなぁ。

往路で気になったアコウの木を復路でゆっくり撮影。このあたりは昔、木炭をつくっていたらしく、たくさんの気が伐採されたらしいけれど、アコウは対象外だったらしく大きな木がところどころにあるんです。屋久島では屋久杉もたくさん気になったけれど、このアコウの木が女性らしくなんだか気になって仕方がなかったです。もう一度行ったときにあいさつに行かなくちゃ。蛇の口の滝のコースはこのサイトの説明が分かりやすいかな。

アコウの木 in Yakushima

山登りは、6日目にあとから来た伊藤くんと、宿で出会ったローレーンと3人で太忠岳へ。私にはちょっとハードそうな登山だったので一眼レフ持参は諦めました・・・。伊藤くんのカメラの写真に期待。太忠岳はヤクスギランドを抜けた先にあり、片道約3時間。へたれだからだめかなぁと思っていたのですが、私でもなんとか登れました。途中の屋久杉の森は幻想的で霧に包まれ吸い込まれそうだった。私がぽち杉と名付けた杉をまた見に行かなければ。

最後に山の上にそびえ立つ天柱石に登ったときはうれしくてうれしくて涙でそうでした。あんなにお酒抜きでハイテンションになったの久しぶりだったなぁ。伊藤くん、楽しかったよー、また一緒に山に登ろう。おいしい食べ物とお酒もいいけれど、山の中で森と霧に囲まれて黙々と登ることにふつふつと湧き出るような興奮を感じたな。

ニュージーランドの国立公園のレンジャーをしているローレーンは、なんと手提げバッグ、短パン、シャツにスニーカーですいすい登山。その後、山小屋で二泊しながら縦走するなんてホントすごいよなぁ。おかげで、登山と英会話が一度にできて楽しかったよ。たくさん話しもできたし。よく考えたら日本語のしゃべれない外国人とちゃんとしゃべるのは本当に久しぶりだった。英会話の成果が出てか、しゃべることに抵抗も感じなかった。ちょっと自信もついたかもしれないな。来週もう一度東京で会えるのを楽しみにしているよ。

私の屋久島登山の軌跡は、AndroidアプリのMy Trackで記録を残し、google mapのマイマップに残しました。よかったらこちらでご覧ください。

そして、突然ぽっかりあいてしまった夏休みの予定にさそってくれたほーちゃん(npoとも言う)に感謝です。今度何かでお礼をさせてください。

屋久島 送陽邸での何もしない時間 9.5点

屋久島も4日目。今日のハイクは「白谷雲水峡」。「もののけ姫の森」とも言われるこの森は一体どんなところなんだろう。宮之浦という屋久島一の大きな町から車で森に入ること30分。そこには縄文杉以上に苔で覆われた森があると言う。途中、宮之浦の町を見下ろすステキな眺めに出会えたよ。何もないここにはバス停があってその名前は「森の展望台」。ここで降りる人はついついこの景色を見ちゃうために降りるんだろうな。次のバスなんかずっとなくても気にしないくらいの余裕がこのバス停から感じられる。
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「白谷雲水峡」入り口に到着。ここもヤクスギランド同様、300円の協力金を入り口で払い、地図をもらって入山。私はこのコースの一番奥の太鼓岩まで行ける5時間コースを選択。今日は途中でスタミナ切れしないように、カロリーメイトも買ってきたし、粉末のポカリスエットだって持ってきた!
途中、美しい屋久杉にも出会えるんだけれど、このコースの目玉はなんと言っても美しい苔。岩にびっしり張り付いて朝露に濡れた苔は輝いていて美しい。苔の合間から杉の芽が見える。この杉の芽がいつか大木になって、屋久杉と呼ばれるのかも知れない。
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この日は日差しもキラキラしていて、深い森の奥まで光が差し込んでくる。この屋久杉はくぐり杉と呼ばれるもの。ひんやりとした空気ですら伝わってくるでしょう?
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歩き始めて2時間、ここが「もののけ姫」の舞台にもなった「もののけ姫の森」。すべての岩、土、木々、植物の上に、様々な種類の苔がびっしりと埋め尽くされている。枝が折れて巨木に重なる音が響き渡り、どこからか水の流れる音がする。耳をすますと苔からしたたり落ちる水の音が聞こえてきそう。ここには「もののけ姫」で登場する「こだま」が見えるような気がしてくるんです。
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「もののけ姫の森」から1キロは歩いたかな、辻峠にリュックを置いて、なんなく屋久鹿は歩く勾配のきつい坂を15分、頂上には太鼓岩と言う大きな丸い岩があって、まわりの山々を見渡せる。きつい坂だったことなんてあっという間に忘れてしまうほどすがすがしい風と眺め。この爽快感が山登りの醍醐味なのかなぁ。
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本日の宿は、島の北西の永田浜にある「送陽邸」。ここは何もしないことに幸せを感じられるステキなステキな宿なんです。目の前の永田浜は日本一のウミガメの産卵ポイント。私が訪れた9月の前半は産卵が終わって、孵化の時期。2泊とも日の出と共に起きてウミガメの孵化を観に浜に出てみたけれど会うことはできなかったよ。宿のやさしいご主人は、朝早く6時にうろついている私にウミガメの探し方まで教えてくれたのになー。
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こちらの写真は、孵化を観に朝早く起きたときの永田浜。奥に見えるのが「送陽邸」。気がつけば部屋にテレビも電話もなく、海の音と、暮れていく夕日と、星の瞬きと、風の音を強く強く感じられる宿だった。そんなステキな時間を過ごせるための工夫がこの宿には至る所に施されていて、ハンモックでのお昼寝や縁台での夕食が極上の贅沢なんです。
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この日の夕飯は、夕焼けを眺めながら波の音と一緒に山海の幸のバーベキュー。しあわせー。
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これは二つあるお風呂の露天風呂のひとつの岩風呂。こんな朝風呂はとっても幸せ。
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屋久島に行く人の多くは2泊から3泊で、縄文杉に登って、島を軽く散策して終わってしまう人が多いのかも知れないけれど、人もまばらなこの永田浜でのんびりすごすのも屋久島のすばらしい時間の過ごし方。ここ「送陽邸」はそんな贅沢な時間を過ごしたい人たちの人気の宿なんです。必要以上の贅沢やレジャー気分はなく、自然に溶け込ませてもらっているというその感覚が極上なんです。この幸せ感は、南の島のリゾート地では味わえない満足感がありますよ。お気に入りの本を持ってどうぞ。
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送陽邸
上屋久町永田いなか浜
0997-45-2819

屋久島 Kitchen Cafe Oseのランチ 9点

屋久島3日目は、縄文杉登山で疲れた体に無理がない程度ということで、島一周を安房から右回りでドライブ。9:30頃を出発してまずは干潮だったので浜へ。タイドプールと呼ばれる潮溜まりには、小さな魚がたくさん泳いでる!「水曜どうでしょう」の屋久島釣りバカを思い出したあなたは相当の藩士です!
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南下して麦生と言う集落にある「Kitchen Cafe Ose」に開店とほぼ同時に入店。屋久島ではめずらしく、おしゃれで雰囲気も良く、青山のカフェみたい。私はパスタランチを注文。これは「ちりめんじゃこと薬味の和風パスタ」。野菜は広島での有機栽培ものを使っているようで、パスタの前に出てきたサラダもおいしい。このじゃこのパスタ、私も家で作ってみよう。
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こちらは「鹿児島産豚ロース肉のストロガノフ風」。野菜の火の通し加減、ロース肉のうまみ、どれをとってもなかなか。
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屋久島に来てから、コーヒーとかケーキに飢えていたんです。民宿は素泊まりだから、朝食なんてでないし。入れ立てのコーヒーと、ケーキで大満足。ここのお店をやっている娘のお父さん?がかなり風変わりの明るい人。背骨のゆがみを店の外で治してくれる。おせっかいな話だと思いながらも、急がない旅だし、特に何かを売りつけるわけでもないし、単にいい人みたい。屋久島にまた行くことができたら、この店はもう一度行ってみようと思う。
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島一周の県道から少し入ったところの「千尋(せんぴろ)の滝」。ガイドブックで見たときはダムみたいでときめかなかったけれど、実際に見てみると花崗岩の一枚岩と落差60メートルの迫力がすばらしい!このあたりは、ぽんかん、たんかんの名産でもあるらしく、駐車場脇の売店で絞りたてジュースが飲めます。人はまばら。
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千尋の滝近くの「トローキの滝」。この滝は海に注がれている。ここから見るの?と思えるような小道から覗いています。
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しばらく進んで、「大川(おおこ)の滝」。日本名瀑100選にも選ばれる名瀑です。水量が多いと日本の水の筋が1本になってしまい、逆に水量が少ないと左側1本になってしまうそう。こんな風に、屋久島には滝が多いんです。そりゃそう、周囲100キロの島に1,000メートル級の山が30以上あり、月に35日雨が降ると言われるくらいの降雨量なんですから。滝も随所に見られるわけです。この大川の滝、滝壺近くまで行くと、冷たい霧のシャワーを浴びられます。大きな岩に寝転んで、風が吹けばふわーっと冷たい霧が飛んできて気持ちいい〜。マイナスイオン、出てます出てます。
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島の西部の県道は、世界遺産指定地域なのに車が走れる世界唯一の道だそう。道は細いけれど、屋久猿や屋久鹿に出会うことができます。猿たち、グルーミング中。
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永田岬の屋久島灯台で日の入りまで昼寝。そしてこれがそこからみた夕焼け。もう少し雲がなければ海に沈む夕日をみることができたんだけれど、これでも満足。
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宿のご主人には、島一周なんて3時間ほどのドライブだよ、なんて言われていたのに、私は10時間以上かかってしまったよ。それだけ見所も多く、立ち止まるだけの価値があると言うこと。屋久島に来たら、縄文杉だけじゃなく、島一周もしてほしいな。
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Kitchen Cafe Ose
屋久島麦生416-294
月曜、第2・4火曜定休
0997-47-3450
かなり混むので予約必須

屋久島の山奥の澄んだ空気 10点

屋久島に到着した初日の午後は、借りたレンタカーでそのままヤクスギランドに行ってきました。ヤクスギランドという名称から想像するに、子供の遊具や観覧車でもあるかと思いきや、屋久杉の散策コース。ネーミングが良くないって思う人は私だけじゃないみたいです。このヤクスギランド、車で行ける屋久杉がみれる場所なので登山まではしたくない人でも屋久島の雰囲気を十分楽しめます。30分コースなら遊歩道が整備されているので、サンダル姿の観光バスの人も多くみられました。私は全体を回る150分コースへ。途中からそれなりの登山道になるので、縄文杉に行く前の練習には最適でした。写真は30分コースのキレイに整備された遊歩道。
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空気が濃いんです。ひんやりしているわけでも、何か特別なにおいがするわけでもないんですが、濃いんです。そして雑なものが何もない感じ。酸素が濃いとか、空気がおいしいってこういうこと言うんだなって感じるんです。
こんな風に流れる水ももちろん飲めます。冷たくて軟らかくておいしい〜。苔ってなんだかジメジメして好きじゃないけれど、ここの苔はイヤな感じがしない。新芽のクッションみたいな感じ。
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どこの沢もとてつもなく大きな岩がゴロゴロ。この島は花崗岩でできていて、土は表面の2メートルくらいにしかないとのこと。そこに屋久杉みたいな大きな木がへばりついているんです。何千年も。
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台風や雷の自然発生的に、または人間の手によって切り倒された屋久杉の切り株の上に、また別の木々が芽を出し、根を張り、しがみついて、大きな株になっていく。これを切株更新というそうです。
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この屋久杉は150分コースのちょうど中間地点あたりにある「母子杉」。母も子も樹齢2600年と言うから、どっちも母だよ。
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この日の屋久島初の食事は、民宿がやっている食事処へ。飛び魚の唐揚げや首折れ鯖の刺身、亀の手など地のものばかり。まー、正直一度食べれば満足かなー。パンチにはちょっと欠けます。
屋久杉が住むほどの山奥の澄んだ空気は間違いなく10点です。
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