正直、東京のオイスターバーで「すっげーうめー」って言うのに出会ったことがない。たぶん運が悪いんだと思う。ここ最近で飛び抜けてうまかったのは、築地「やまだや」で出された厚岸の牡蠣だった。私が小さい頃は、牡蠣と言えば広島だったのに、今では全国各地の牡蠣を食べ比べることができる。その中でも私が好んでいるのが厚岸の牡蠣。ここの漁師である中嶋さんが作る牡蠣はびっくりするほどうまい。当たり前だが自分で注文するとはるかに安い。「やまだや」は決して高くないけれどそれでも2こ945円。ここでは12こ1656円。
これがその中嶋さんが作った牡蠣とあさり。厚岸の牡蠣は、厚岸湾に隣接する厚岸湖で2〜3年育て、産卵後に餌の豊富な湾で身を太らせたあと、塩を抜くために再び湖に戻すという作り方をしている。ここの牡蠣はシングルシードと呼ばれる種類で「カキえもん」とも名付けられ、知る人ぞ知るブランドとなっている。
サイズは比較的小さく、80〜120グラム。牡蠣向きナイフでむいてさっそく生でそのまま食べてみる。味は濃厚。柔らかくて香りがすばらしい。ここの牡蠣は他の牡蠣よりも圧倒的に濃厚と言える。
殻をむかずに電子レンジで1分、焼き牡蠣ができると案内書に書かれていたので早速チャレンジ。これがその電子レンジ版焼き牡蠣。半生で身がいっそう引き締まりプリプリ。火を通すとよりいっそう牡蠣の味が際立ち、ミルキーに。塩分濃度もちょうどいい。ついつい日本料理屋とかで牡蠣を頼んで、大きいのが出てくると声を上げて興奮してしまうけれど、こちらの方が小さくてもうまさは抜群。夏に食べられる岩牡蠣の1/5のサイズでもわざわざ「厚岸の牡蠣」を食べたくなるのは納得。
同じく中嶋さんが作ったアサリで作ったボンゴレ。おかげで土曜の昼がごちそうに。
こちらは我が家に友達がたくさん来たときに食べたブリのしゃぶしゃぶ。皿一杯に並べられた切り身があっという間になくなった図。このブリは築地場外で購入。さすがに1本は大きかったので半身にしてもらったんだけれど、こんなに一瞬でなくなるんだったら1本にしておけば良かった。
厚岸の中嶋さんの牡蠣を購入される方はこちらでどうぞ。2005年のdancyu牡蠣特集で、厚岸の牡蠣の紹介の時に中嶋さんの話が出ていて、探し当てた店です。
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最近はまっているお店がここ。
http://r.gnavi.co.jp/g867700/
門仲にある、こぢんまりとして気取らないイタリアンレストランだ。
確か生牡蠣は岩手県の大船渡産だったかな?
かなり大ぶりで1個300円也。
前菜7種盛りはお値打ち!
他メニュー全般もリーズナブル美味しいのでお薦め〜!
前に書いた、http://r.gnavi.co.jp/g286202/もイイ!
実は門前仲町ってすごく近いのにおいしい店を良く知らないんだよ。
ビタちゃん、「まずは行け!」って言う5件をピックアップして。片っ端から行きます。
この前の土曜日の夕方、「こうかいぼう」→「麺屋吉左右」→「来々軒」と行ってみたのに全部入れなかったよ〜。覚悟していかなくちゃ行けないんだね。