3月の最終土曜日、上野へオルセー美術館展と桜を見に自転車でふらっと行ってきました。もう少し天気が良ければもっと桜もきれいだったろうに。この写真は不忍池のほとりの桜。蓮の花が咲く頃にもまた来たいな。

とその前に人形町で腹ごしらえ。人形町には、「芳味亭」「小春軒」「来福亭」と老舗の洋食屋があるが、この「キラク」も昼時には行列ができる店。サラリーマンのいない土曜日の13時過ぎだったからか5分ほどであっさり入店。私はおすすめの「ポークソテー」1550円を注文。かなり分厚いロース肉をじっくりとフライパンで焼き、多めの日本酒でフランベ、最後にたっぷりのバターを入れてできあがり。

じゃぁん〜。パッと見でうまそうでしょ?この日本酒とバター、ニンニクたっぷりのだくだく汁がキャベツの千切りにもたっぷり。

こっちからのアングルでさらにノックアウト。ぶ、ぶ、分厚い。脂身は少なく厚めの肉をざくざくとナイフで切り、この濃厚ニンニクバターソースをたっぷりつけるとうまーい!焼いている途中にジグザグに入れたナイフの切れ目で肉がはち切れている。実は白いご飯もうまい。炊きたてでぴんぴんお米が立っている。ご飯に汁だくのキャベツを載せて、小さいキャベツソース丼を作って口へ。ちょっと多めかなと思ったご飯をあっという間にぺろり。マカロニサラダも予想以上に多くてサラダは足りない感じ。次に来たらサラダは多めにしよう。

この濃厚ニンニクバターソースをお皿にたっぷり残したまま食べ終わってしまった。このソースだけでご飯は軽くもうひと皿行ける感じ。このソースを持って帰りたいくらいです。人形町に行く人はぜひ。ちょっと騒がしい店ですがたまんない味がここにはあります。他にもビーフカツやポークカツなどの人気メニューもあるのですが、しばらくはポークソテー食べ続けたいな。
▼この記事がおもしろかった方はクリックしてね。
人気blogランキングへ
キラク
東京都中央区日本橋人形町2-6-6
03-3666-6555
11:00〜15:00、17:00〜20:15
日、第2・3月休(祝の場合は営業)は定休日
All posts in ▲東京23区
人形町「キラク」のポークソテー 10点
銀座「芝蘭(チーラン)」の最後のコース 8.5点
「生きるために食べるか、食べるために生きるか、あなたはどっち?」と言うセリフがあるテレビドラマで出てきたんですけれど、私は迷わず「食べるために生きる」と速答です!
何かとメディアでよく話題になる銀座の「芝蘭(チーラン)」が2月いっぱいでビル建て替えのため閉店するというのであわてて予約、その名も「最後のコース」8000円/人を食べてきました。

場所は、バーニーズニューヨーク銀座店のすぐ近く。外観は改装してきれいにしてあるけれど、よく見るとビルはかなり古い。店内もきれいになっていて、紹興酒と甘いタレを混ぜ合わせたようなどこかで嗅いだことのある香りが漂いこの香りだけでもうお腹は準備万端。生ビールを頼んでまもなく「六種芝蘭特製前菜」が到着。これで2人前。さっとテーブルにおいて詳しい説明もしてくれないのが残念。左から砂肝をピリ辛と薄く味付けしたもの、チコリの上にピクルス。でもこのピクルス、やはりどこか中華風。蒸し鶏を四川風に味付けしたもの、その奥が鯨?筋っぽい肉をかなり辛く味付けしたもの、右奥のフキのようなものは、きいてもよくわからなかったが、キャベツ科の野菜だと言っていたような・・・。油菜心(ヨウツァイシン)という名前を言っていたような気がするが自信なし。ここは追求すべきだった。一番奥はピータン。中華なのに少しずつたくさん食べられるのがグッド。

2品目は「気仙沼ふかひれの姿蒸し春野菜頂上スープで」。金華ハムなどの高級食材をふんだんに使ったスープらしく、ウエイターの責任者がわざわざそのスープのすばらしさをさりげなく説明に来てくれた。とろっとしたそのスープは、なるほど複雑な味わいで奥が深い。食べたことがない味がたくさんする。気仙沼のふかひれですら完全に負けている!この器、写真だと大きく見えるけれど、ホントに小さくてあっという間に飲み終わってしまう。あと3杯は飲みたいよー。写真上のタケノコは絶品。この時期にまるで旬のタケノコを食べているよう。

3品目「殻付車海老 芝蘭式成都海鮮濃厚醤炒め」。ソフトな殻をそのまま素揚げにして、濃厚なソースでピリ辛に仕上げた一品。エビチリとはスパイスが違う。もっと複数のスパイスを使用して、唐辛子の辛さだけではない。この海老をたった2尾しか食べられないなんて〜。

4品目「四川特級厨師直伝 成都名菜クスノキ鴨 新鮮野菜を添えて」。この店の自慢の一品らしい。「クスノキ鴨」なるものをぐぐって見たがこの店以外出でてこない。成都では有名なのだろうか。独特のスパイスで味付けされたパリパリ皮の鴨肉。骨毎ぶつ切りにしてあり、ふわふわの中華パンに野菜と共に挟んで食べる。見た目、肉がぱさついているように見えるがそんなことはなく、肉汁がたれてくるわけでもないのにしっとりとしていて、皮のパリパリ加減と見事にマッチ。私は挟んで食べるより、このままかぶりつくのが気に入った。特に骨のまわりの皮が薄い部分をシャブリ付くとたまらない。

5品目「霜降り白菜と琉球豚の巻物じっくり蒸し 「ほっ」とする味で」。家でも似たようなものは作れそうだが、この濃厚な出汁と肉のねっとり感はまねできない。この時期のおいしい白菜の柔らかい部分で濃いめに味付けをした豚肉のミンチを巻いてとろとろになるまで煮込んだもの。スパムミートのような塩辛い味付けの豚肉と白菜がよく合う。

6品目「芝蘭式 築地から御祝鯛の刺身 シャクシャク野菜と老油の刺激的香りに酔う」。中華で刺身とは珍しい。おそらく熱い油をじゃじゃーとかけたのだろう。残念ながら鯛の扱い方は日本人にはかなわない。確かに鯛はただ刺身にして食べるより、仕事をした方がおいしくなるが、ここまで分厚く切ったのでは、鯛の歯ごたえも楽しめないし、こんなに厚いとよっぽどうまい天然の鯛でも使用しない限り臭みが残るもの。
デザートはほんのひとくちの杏仁豆腐。味は普通、無印良品の味にすごく近い。
このコース、ご飯や麺が出てこないのが残念。特にこの店名物の汁無担々麺はコースに入れてほしかったな。悔しかったので、たぶん2月中にもう一度行って、担々麺をたべてやるぞ!平日ランチは銀座のど真ん中なのに1000円で食べられるらしい。外出の際にフラット立ち寄りたいなぁ。
▼この記事がおもしろかった方はクリックしてね。
人気blogランキングへ
芝蘭
〒104-0061 東京都中央区銀座7-8-15 銀座新橋会館2F
03-3573-0301
築地年末の買い出しは「ヒゲダラ」でした
2006年最後の買い出しに築地へ。今年のお目当ては、昆布締めにするための白身の魚と伊達巻き、あとは目についたおいしそうなもの!白身の魚は真鱈をと思っていたのに、年末にしけたためどの場内の店にもなく、鯛やヒラメはいいものを求めれば1万円を超えそう。そんな時に場内のまぐろ店で「ヒゲダラ」を薦められ、そのおじさんが個人的に別の店で購入していたものを1匹譲っていただきました。2.1キロで5000円ちょっと、お正月価格だと言うことをさっ引いても高級魚。築地では「ヒゲダラ」と言われているけれど、本当の名前は「ヨロイイタチウオ」と言うらしいです。このグロテスクな見た目。鱈という魚を触ったことがある方はご存じだと思うのですが、ぶにょぶにょしてぬるぬるなんです。こんな見た目だけれど、味は驚くほどに繊細でした。

築地での購入品はこのヒゲダラに加えキロ12,000円!のボタンエビ。どの店も冷凍だったところ、数少ない北海道産の生だったところが気に入って5つ購入。いつもはんぺんを購入する「丸玉水産」では、毎年恒例獨協大学ラグビー部の伊達巻き、それに「吹田」で昆布締め用の昆布。伊達巻きと昆布はいつもおきまりの店で。

ヒゲダラは三枚におろして刺身サイズに切り、塩をして昆布に挟み一日おきます。そうするとまか不思議、昆布が水分を吸い、さらにうま味をヒゲダラに移し、繊細で奥深い味わいに。真鱈の昆布締めより魚の味が深く、まるで鯛のよう。

すかしてみるとこんなにきれい。細胞のひとつひとつがよく見えます。Webで調べたところヒゲダラは刺身だとまずいのに、昆布締めにするとびっくりするほどうまくなるとのこと。また築地で働く人たちにおいしい食べ物を教えてもらえました。

▼この記事がおもしろかった方はクリックしてね。
人気blogランキングへ
パティシエイナムラショウゾウの「シュトレーン」 10点
新年あけましておめでとうございます。
私がこのブログを初めてもう2年以上。あと40年生きられるとしたら、食事ができる回数はなんと4万回足らず。多いように思うかもしれませんが、そのうちの何回を満足して食べられることか・・・。だから私はもう毎回食事に対して真剣勝負で行きます!値が張るものを食すとか手の込んだものを作るとかそういう意味じゃないです。毎日の食事を大事に手を抜かず、いつも真剣に食に向かうんです。それが私の使命なんだと最近思うようになりました(笑)
2006年の年初の挨拶をみると、1.本を50冊読むと3.自炊率を高めると5.文章を書くはそれなりに達成できたものの、英語の勉強なんてまたしてもチャレンジできませんでした。とは言え、転職もできたし結果的には久しぶりのいい年になりました。今年は
1.英語を勉強する。目標はまずはじめること。
2.5キロやせる。
3.本を75冊読む。まずは「鬼平犯科帳」読破。
の3つを目標とし、「がんばりすぎない」をテーマにそこそこがんばりまーす。

今日の記事は、最愛のケーキ屋「パティシエイナムラショウゾウ」のクリスマスケーキ。こちらが今年買った「イチゴのロールケーキのクリスマスバージョン」なのですが、ほとんど一昨年と変化なし。食べるたびに、ここのケーキが日本一だと思うケーキです。

今回はこのケーキと一緒に「シュトレーン」という焼き菓子も購入。これはドイツの伝統的なクリスマスのケーキで、小麦粉100に対してバターが50以上、乾物が60以上とケーキで、見た目はケーキというよりナッツや乾燥フルーツがたっぷり入った堅めのパンのよう。ドイツではケーキ屋ではなくパン屋においているそうです。このケーキ、「イチゴのロールケーキ」に負けずうまい!上等なバターたっぷり、甘すぎないフルーツに適度な量のナッツがいい食感。雪のようにかかった粉砂糖が優しい甘さ。10日ほど日持ちがするので、クリスマスシーズンにこのケーキを買っておいて毎年お正月に食べようかな。イナムラショウゾウファンの方、必食です。
というわけで、今年もよろしくお願いします。
▼この記事がおもしろかった方はクリックしてね。
人気blogランキングへ
パティシェ イナムラショウゾウ
〒110-0002東京都台東区上野桜木2-19-8
AM10:00〜PM7:00 月曜定休日
山手線鶯谷駅から徒歩10分
葛西「青葉」のレバ刺し 10点
#こちらの店はだいぶ前に閉店しています(2012.8.9追記)
私の元に一冊の本が届いた。その本は「ZAGAT SURVEY 2007東京のレストラン」。ニューヨークのレストランを200人の友人で批評したのが始まりのこのレストランレビュー本、東京版には4,892人が採点に参加しています。私も批評したその一人で、批評することで1,600円の本をタダでもらえるんです。レストランの採点は、料理・内装・サービスを各30点満点で評価するもので、私が訪れたとことがあるレストランとその点数を見比べる限りでは、信頼度は予想以上に高いとみています。この本に投稿する時には「まだ掲載されていないいい店を投稿してやるぞ!」という気持ちなものの、いざ掲載されてメディアに頻繁に紹介されると「残念」と思ってしまう。ただ、そういう掲載されていないステキな10点の店を見つけるとうれしくなってしまうんだよね。今回紹介する店はそういう店。googleで検索しても電話番号も出てきません。
その店は葛西にある「青葉」という韓国食材店も兼ねた焼肉中心の韓国料理屋。店に入るとニンニクと何かのたれが合わさったような韓国で嗅いだことがあるいい香りがする。入店したのは夕方5時だったのでまだガラガラでしたが、20席ほどしかない店内はあっという間にいっぱいになりました。きっと地元では有名なんだよね。

まずはイチオシの「レバ刺し」680円を注文。店先で580円で売っているものを店内で680円で出すなんてなんて良心的!最近はレベルの高い焼き肉屋が増えて、夏じゃなければそれなりにおいしいレバ刺しを出す店は増えているなかで、このレバ刺しは感動的。まずは赤身マグロの刺身のような分厚さ。ただ柔らかいだけじゃなく、心地よい歯ごたえもあって、さらに鮮度は抜群。一口でこんなに大きなレバ刺し食べたことないです。今まで食べたレバ刺しの中で一番おいしいのに、この価格。間違いなく10点だなと思っていたのですが、連れてきてくれた友人にいわせれば「今日はいまいち」とのこと。またいつかこの店で極上のレバ刺しを食べることを誓ったのでした。

こちらはユッケ760円。何度もきている友人でも注文したのは初めてとのこと。本当にお気に入りの店に同じ人と行ってばかりいるとついつい同じものばかり注文しちゃうんだよね。そういうときは違う人と行ってみたり、宴会で使うと食べたことがないメニューにヒットがあったりするもの。これもそのひとつ。食べ応えのある大きい生肉がとても新鮮で、赤い肉汁がたまらないです。

これは上ネギタン1280円。これでもかというほどの白髪ネギがつく。厚いのにやわらかい。月島「凜」の牛タンには劣るものの、この店にきたら絶対に食べてしまうメニューになりそう。でもネギなしでそのまま肉の味を楽しむ方がよさそう。肉はそのほか、上カルビ1180円、ハラミ620円、シマチョウ730円を注文。値段はすべて良心的。

これはユッケジャンスープ750円。うま味がよく出たかなり辛めのスープに、具がたっぷり。辛くて汗が噴き出るのにやめられない。あーしあわせ。石焼きビビンバは絶対に食べた方がいいといわれていたのに、もうおなかパンパン。これだけ食べてビール、ウーロン杯、マッコルリを飲んでひとり3000円ちょっと。この値段でこんなに幸せになれるなんて都心じゃありえない〜。渋谷のあの焼き肉屋も、六本木のあの焼き肉屋ももう行く気にならないぞ〜。

場所は西葛西駅から線路に沿って5分ほど葛西駅にあるいたところ。外観はいただけませんが、味もサービスも最高。肉やキムチはお持ち帰りできますので、もし混んでいて入れないときは買って帰るのもいいかもよ。
▼この記事がおもしろかった方はクリックしてね。
人気blogランキングへ
青葉
江戸川区中葛西4丁目1−1
03-5676-1451
(予約できなかったと思う)