Archive for 11月, 2005

東京湾、秋のポタリング

DSCF0012というわけで、八島の塩ワンタンメンをいただいて満腹になったあと、秋のポタリングに出かけました。
満腹で動けなかったのですぐ隣の坂本町公園へ。茅場町のモスバーガーの前にある公園で、平日はOL、サラリーマンであふれかえっています。その公園も土曜日は人がまばら。猫の数の方が多いほどです。アド街ック天国の茅場町特集の時に話題になっていた「健康こみち」が気になってさっそく靴を脱いでチャレンジ。全16行程も最初はまだ気持ちいいレベル。「痛いっ」とか言ってみるものの、その後くる「いでぇ〜、うぉ〜」の比じゃありません。難所は第1カーブから第2カーブへとさしかかる突起。先っぽがこんなにとがっているのに休息のスペースがない!ひとり声を出しながら最終コーナーを曲がると、臓器集中突起に。心臓、肝臓、腎臓、胃などのポイントを押してくれるんです。
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終わって、公園をふらふらいるとなんだか体がぽっぽする。どうも足の裏が熱い。足の裏の刺激が体を温めたようなんです。こころなしか体のコリも和らいだような気がする。
お腹がいっぱいな上に体が熱くなったので、ぼんやり芝生に寝ころんでしばし昼寝。雲ひとつない秋の青空が東京の中央区のど真ん中じゃないみたいでした。
まだ15時だし、運動不足だからフラフラと秋のポタリング(ポタリングって?という人はこちら)をしようと思って、なんとなく海方面へ。八丁堀の裏通りから新富町に抜け、築地へ。築地と晴海の間の豊海に向かいます。豊海は冷凍食品の船着き場なので、一般の人はほとんどいません。海に出れば東は芝浦、汐留、真正面はレインボーブリッジ、その向こうはお台場と眺めは最高。水産庁や海洋大学の大きな船がつけています。
DSCF0031豊海から真隣りにある晴海へ。ただ橋がないため、晴海通りまでもどってからじゃないとすぐ隣には行けない。ぐるっとおそらく2キロ以上走って晴海へ。自転車だからこんなことできるけれど、歩きだと相当大変なはず。晴海には客船は停泊していなく人もまばら。また眠くなってベンチでうとうと。そんなことをしている間に暗くなってしまった。と言ってもまだ17時。日の沈むのが早くなりました。この写真は晴海客船ターミナルで撮ったもの。三日月のむこうに一番星。ロマンティックな光景です(写っている人はみんなカップルだ・・・)
晴海から、また銀座へ戻ってまんが喫茶へ。3時間ほどi くんおすすめの「女帝」を読む。まだ17巻。まんが喫茶に通い始めてかなり立つがなかなか読み終わらない。(彩花もいよいよ結婚しました)
ポタリングのいいところは、思わぬところに町のステキな一面に出会えるところ。終わってみると10キロくらい走っていて、運動にもなるのもグッド。中央区は勾配も少ないので、ギアのない自転車でも十分楽しめます。
こういうの、最近癒されます。

茅場町「支那そば八島」のエビしおワンタンメン 8.5点

DSCF0005ずっと行きたかった話題のワンタンメンの店「八島」へ。dancyu2005年5月号のワンタン特集や、10月22日放送ののアド街ック天国の茅場町・兜町特集でも23位だったのに、こんなに近くに住んでいながら一度も行ったことがありませんでした。場所は、茅場町みかわのちかく。
ワンタンは、エビワンタンと肉ワンタンがあるのですが、私は話題のエビワンタンの入った「エビしおワンタンメン」1,100円に半熟卵のせを注文。エビワンタンは塩味のスープ、肉ワンタンは醤油スープ。塩味のスープは、魚系の奥深い味。あとで調べたところスープ作りに「カメノテ」を使っているらしい。「カメノテ」とは、岩場近くにあるフジツボの仲間で、亀の手に似ているからその名が付いたとのこと。なるほど、確かに亀の手というか恐竜の手というか・・・。そのまま塩ゆでして食べたりもするが、以前に食べたときの記憶では、なんというか海の塩味というか、つぶ貝の固いものという感じでした。これまた美味しんぼの79巻にでてくるのでどうぞ。
DSCF0010この「カメノテ」のスープ、なかなかやめられなくて、ワンタンに手を出すまでに時間がかかってしまった。
話題のワンタンはかなり大きめで、中を割ると粗めにすりつぶされた芝エビがぎっしり。口に運ぶとエビのプリプリとワンタンのツルニュルが絶妙。麺は細麺で塩味とよくあっている。私はどちらかというと、ワンタンならワンタンだけ、麺はいらない派なのだが、この麺ならワンタンメンで食べたいと思えた。
家も近いのでリピート率が上がりそう。次回は肉ワンタンにチャレンジしたい。
支那そば 八島
東京都中央区日本橋兜町16-1
電話 03-3666-9891
営業時間 平日:11:00〜14:00
   17:30〜22:30(売り切れまで)
土曜:11:00〜16:00(売り切れまで)
日祝休

築地で買った天然物の鯛 9点

DSCF0001お盆以来ひさしぶりに実家に帰ることにしました。実家と言っても神奈川県秦野市。電車で1時間半もあれば帰れてしまう距離だけれど、北は丹沢、南は大磯と山にも海にも近い住みやすい町として結構気に入っているんです。
実家に帰るときはほぼ毎回、両親を築地に呼び寄せて「築地祭り」なるものを実施します。「築地祭り」とは1万円のお駄賃をあげて、好きな買い物してもらうというもの。おごる私もおいしい料理を母に作ってもらえるのでたのしい一日だし、両親にしてみれば築地までの交通費がかかっても1万円で好きに買い物できる醍醐味を楽しめ、さらに見ているだけでも楽しい築地の市場を堪能できるんです。
今回、我が家の在庫補充の買い物は、1.どんこ 2.桜エビ 3.昆布。特に2.桜エビはいろいろな店を今まで試してみた物の、しらすで有名な「コニシ」の桜エビが一番と言うことでその日もそこで無着色の桜エビを購入。桜エビって小さいながらもしっかり海老の味がしておいしいですよね。
魚は、おなじみの「斉藤水産」へ。1尾2,000円の天然の鯛を購入。3枚におろしてもらいました。同じ店でまだ透き通っているスルメイカも購入。これが写真の品。鯛は半身は昆布締めに、もう半身は松皮作りで。お店の人曰く「鯛なんてそのまま刺身で食ってもちっともうまくない。昆布締めか湯引きが一番」とのこと。私もそう思う。ひと仕事するとぐっと味が際だつが、そのままの刺身って意外に味がない。写真奥が昆布締め、手前左が松皮作り(湯引き)。松皮作りとは、皮をはがないでそのままの身に熱湯をかけ、その松皮のような鯛の皮をピンピンと立ち上がらせて身を引き締めるもの。昆布締めは水分が抜けて身が引き締まっているのに対し、松皮作りは皮のおいしさも堪能できるんです。
ちなみに鯛は、捨てるところなし。「美味しんぼ26巻」でも紹介されていましたが、鯛には「鯛の鯛」があるんですよ。気になる方はまんがをチェックです!