伊賀の里に行って来ました

おじのいる伊賀に行って来ました。おじは伊賀の里の古民家を再生して、自分で染めた作品を飾ったり、ギャラリーにしたりして、パートナーで料理研究家の吉原ひろこさんとステキな暮らしをしています。デジタルでせかせかした都会の暮らしにうんざりしていたので、羽を伸ばしたかったんです!いろいろ教わりながらデジタル一眼レフを使ってみましたよ。
おじさんの染めたのれんで迎えられる門はとってもすてき。この辺り一帯はこんな感じの立派な農家ばかり。
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母屋とギャラリー化されている別棟、それに蔵が二つ!このギャラリーではガラス展が開かれていました。
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一輪挿しもこんな風におひさまの光の下だともっときれい。
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おじさんの竹を使ったライト。竹は中側から光を当てると赤く光ります。そこから映し出される光はハート形。
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門の外の池には、パッと見ただけで何匹ものカエルとザリガニ。カエルの模様ってこんなにキレイ。クリクリの目もかわいらしい。
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ひろこさんが「ビーバーの池」と勝手に名付けている池。人っ子ひとりいなく、幻想的な池。ここに着くまでに蛇の出そうな藪の道をがんばって歩いたよ〜。
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料理教室を開くプロのひろこさんの食事作りはあっという間。手際よく、ちゃちゃちゃっとおしゃれに楽しく作ってしまいます。食事も夕暮れの空の下で。贅沢で豊かなひととき。
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よかったらこちらで伊賀の写真をご覧ください。喧噪の東京にうんざりしている人にもちょっとだけやすらぎがもらえるかもしれないよ。
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代々木八幡「ロス・レイエス・マーゴス」のディナー 9点

友達の誕生日だったので、お酒がおいしく進むような店をチョイス。代々木八幡の評判の良いスペイン料理屋に行ってみることにしました。小田急線の駅に住んでいながら、代々木八幡駅に行くのは初めて。こじんまりした学生が多くいる駅なんですね。どこの学生なんだろう。
まずはスペインの地ビールで乾杯。20:30の予約だったのに、会議が終わったのが20:10、予約を21:00に変更して、あわただしく残務を整理して出てきたから喉が渇いていたんです。冷たいビールを喉に通した後は「生きてるね〜」の声がついつい出ちゃいます。これは「Cruzcampo(クルスカンポ)」と言う、すっきりした飲みやすいビール。コロナを水感覚で飲むのと同じようにこのクルスカンポも飲みたいところです。もちろんスペインで!
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料理はすべてお店の人のおすすめでチョイス。タパスからは、「いわしの酢漬け」630円と「ハモンセラーノ」1260円。このいわし、スペインではもっと酸っぱいらしいがここでは酢を抑えてあるので魚の味がきちんとする。
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こちらは「ハモンセラーノ」。イタリアの生ハムと違って、肉に水分が少なく、うま味が凝縮。ビールはあっという間になくなってしまいました。
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メインは「自家製ブティファラソーセイジとイベリコ豚の炭火焼き」3150円。写真はシェアしたので1/2人分です。脂身が多くて、一般的な豚肉だったら3口目くらいから胃がもたれてくるのに、イベリコ豚だとそれがない。最後まで良質の甘い脂身と噛みしめれば噛みしめるほど肉のうま味がにじみ出る肉部分。これこそがイベリコ豚。コンビニ弁当で名前ばかりのイベリコ豚とは違います。
奥の血を使ったソーセージ「ブティフィラソーセージ」がヒット!血肉の濃厚な肉にハーブが負けていない。ついつい店主に「うまい!」って言っちゃいました。この店の自慢の一品らしいです。
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しめはイカスミのパエリア「コン ス ティンタ」1,260円。イカスミの奥深さに気がついたのは一体誰なんだろう。スペイン人や日本人は偉いなぁ。
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店名の「ロス・レイエス・マーゴス」とは、東方三賢人という聖人の意味で、毎年1月6日に祝日になるんだそうです。その1月6日はこの店の誕生日。毎年、飲み放題の日になるそうです。今から予約しなければ!
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ロス・レイエス・マーゴス
03-3469-8231
渋谷区代々木5-55-7
営業時間 17:30〜22:30
定休日 日曜・祝日

西新宿「もうやんカレー」の葱カレー 7.5点

遅くまで会社に残るつもりの日は、だいたい夕方に軽く食事をするんだけれど、そんなつもりもなく遅くなってしまうとどうにもこうにもお腹が空いてイライラするんです。会社の同僚とそんな気持ちが一致し、カレーを食べて帰ることにしました。
以前に、こんなリストを密かに「はてぶ」していたのでこの中からお店を決定、西新宿の「もうやんカレー」に決めました。着いてみたら、なーんだ、すぐ近くまでさんざん営業に来ていた会社のすぐとなりでしたよ。おしい、あの頃に気がついていれば。。。
パッとメニューを見て、「葱カレー」がとっても気になったのでチョイス。それがこれ。青い部分を甘く炒めたものと、白い部分に焼き目をつけて5本ほど添えて、カレーがたっぷりかかっている。たぶんこれだけで白い葱1本と青い葱5本くらいは使っているんじゃないかな。カレーの辛さは0から21段階まで選べ、0は中辛、5は辛口と書いてあるから、0にしてみたら私には甘すぎて甘すぎて、さらに葱の甘さがさらに甘すぎて甘すぎて、カレーに葱って合わないなと思いながらも、もくもくと食べましたよ。値段も見ずに頼んでしまったけれど1550円はちょっと高いよなぁ。キャベツは100円でトッピングしています。味は甘かったけれど、この葱カレーには辛口7.5点です。
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こちらは「ポークカレー」1100円に、400円の焼きチーズトッピング。はっきり言ってこっちの方が格段にうまい。5の辛さもちょうど良く、ポークがスプーンでもほろほろと崩れる。そこにたっぷりのチーズ。こっちは8.5点ですね。とにかくご飯の量が多くて、これで350グラム普通盛り。大盛りがプラス100円、メガトン盛り(750グラム)がプラス500円、ミレニアム盛り(1kg)はプラス1000円。ちょうどとなりの体格のいいお兄さんがメガトン盛りを頼んでいましたが、バレーボールの輪切りみたいでした(笑)。ちなみに小盛りは200円引きなので、おつまみを頼んだりしたら小盛りでもいいかもな。
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カレーを頼むと、3種の漬け物とじゃがいもとコーヒーがタダ。おいしいおいしいとこれ食べてビール飲んでいたから、カレーがまともに入らなかったんだな。今度行くときはきちんと計算しないと。
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この店はひとり客も多くて、壁に面したカウンター席には漫画がぎっしり。ほとんどの人が漫画を読んでカレーを食べている。意味不明のテレビから流れるPVや沖縄?ハワイ?と思わせる微妙な内装も悪くない。ちなみに「もうやん」とは店主が「ともたろう」という名前で「もうやん」と呼ばれていたからなんだって。
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そうそう、EURO2008の決勝観ましたか?私はそのために今日有給もらっちゃいました。フェルナンド・トーレスのあのシュートは、ギリギリまで無理だろって思っていたのに、ディフェンダーを一瞬でかわして華麗にレーマンをすり抜けちゃいましたよね。あーいうプレイを観ると、ヨーロッパまでサッカーを観に行きたくなります。
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もうやんカレー 大忍具(だいにんぐ)
03-3371-5532
東京都新宿区西新宿8-19-2 TKビル 1F
営業時間 11:00〜15:00 18:00〜23:30
土曜定休

横浜でアジ釣りしてきました

先週の話ですが、横浜の八景島付近でアジ釣りをしてきましたよ。沖釣りはあこがれだったのですが、釣りには縁がなく今回は初チャレンジ。今の会社の元上司が釣り吉と言うことで、しつこくお願いしてやっと連れて行ってもらいましたよ(^。^)。
横浜の八景島近くの漁港への集合時間はなんと朝の6時。4時起きなんて久しぶりで、変な薬飲んでいるような気分でした。ラッキーなことに載せてもらった車にはテレビが付いていて、EURO2008のオランダvsロシア戦が生で観れました。この日のロシアのサッカーは録画保存しておきたいほどすばらしいサッカーでアジ釣り気分もそっちのけでした(笑)。
この日は降水確率90%の雨時々曇りの天気。途中まではどんより雲でなんとか持ってくれたのですが、11時過ぎからはバケツをひっくり返したような土砂降りでした。それでもアジ釣りは楽しいんです。
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えさは「いそめ」と言うやつでみたいな気持ち悪いヤツ。最初はこわごわ触って針につけていましたが、慣れちゃうもんですね〜。アジのためなら手でだってちぎれました。まったく初心者の私でも、4時間半程度でアジが8匹、いわしが7匹も釣れましたよ。1時間にアジが2匹だけじゃん〜って思うかも知れませんが、魚群を追いかけて船はよく動くので、釣れない感はまったくなかったです。でも5人で行って私が一番連れなかったんですけれど(笑)一番釣った人なんて(それも女性)なんと18匹でした。すごい。
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釣ったアジはその場でエラを切って血抜き。戻って早速裁いて刺身に。新鮮なアジはいくらでも食べられる!
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左がタタキ、右がなめろう。なめろうはホカホカの白いご飯と一緒にミニなめろう丼にすると涙が出るほどうまかった!ネギと生姜が効いたタタキも料亭レベルのうまさでした。素材が違う。
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これはついでに釣れたかさごのフライ。揚げたてのアツアツを塩で食べるとサクサクでうまい!裁いて残ったアジの骨もカリカリに揚げるとビールのお供に最高でした。
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アジってヤツは、バリエーション豊かで生でも焼いても揚げてもおいしく、飽きないのがすばらしい。時間に余裕があれば開きにして一夜干しにもしたかったな。次回は8月の太刀魚釣りにさそってくれるそうです。楽しみ!
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代田「鮨 ほり川」の野菜と寿司 9点

私の家から歩いていける寿司や「ほり川」へ。寿司屋なのに、ショーケースは野菜が並んでいるらしい。これは行ってみなければと思い、教えてくれた友達と一緒にふらりと訪れました。
ビールで乾杯するとおもむろに店主がカウンターに木箱をおき始めるんです。まずはつまみはここから選べとのこと。魅力的なつまみがいっぱい。目が泳ぎます。
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普通の寿司屋では、ここに寿司が並べられるのですが、なぜかこの店は大量の野菜!甘みの強いトマトや二十日大根、ゴーヤやウリの浅漬け、赤カブの漬け物、わかめに海ぶどう、もう盛りだくさん。野菜がたくさん食べられる寿司やってすごくいい。それも野菜の味がどれもこれもすごく濃くておいしい。
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つまみの一品目は鯖。締めてはないのですが、たっぷりのすだちがけ。ねっとりと脂ののった薄切りの鯖に、すだちのジューシーなさわやかさ、それにおろしたてのわさびは完成度がかなり高いです。口に運んだ瞬間に、「う〜うまい」ってうなっちゃいました。こういう時、ホントに幸せを感じるな。脂ののったカルビもいいけれど、こういう繊細な味付けにうっとりしちゃいます。
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つまみ二品目はアナゴの肝。ねっとりとした肝の部分は冷たいお酒がぐぐっと進むし、パイプの部分は食感も楽しめる。こういうつまみが手元にあると、お酒の量が増えていけないです・・・。
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ヒラメの昆布締め。我が家でヒラメを昆布締めにするときはいつも、薄くスライスして食べるのですが、ここはかなりの厚切り。だから昆布のうまさもヒラメの味もじっくりよくわかる。白身の魚を昆布締めにすると、どの魚も同じ味になってしまうのが難点だなぁと思っていたけれど、ここまで厚切りにすれば魚の味もちゃんとわかりますね。スダチをたっぷりかけても魚が負けてないです。ただ贅沢だよ・・・。ヒラメだもん。
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子持ちしゃこをわさびで。柔らかいシャコの身にほこほこした卵付き。この季節ならではの味で、食感が楽しい。たっぷりのおろしたてのわさびで鼻をつんつんさせながら食べるのがいいみたい
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大盛りうにの軍艦。大盛りというかあふれています。利尻のおいしい昆布を食べたバフンウニです。でもいまいちこのウニの味がわからなかったなぁ。ウニは函館で食べたのが一番だった。ミョウバンを使わないことが決め手なの?
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握りで注目してほしいのは、エンガワに刻んだトマトを載せた「えんとま」。このトマト、水気が少なく甘みと味が濃いので、エンガワにほんの少し載せるだけでアクセントの役割をしっかりと果たしてくれる。感覚的には、カプレーゼかな。エンガワのしっかりとした食感なのに脂がしっかりのった感じはモッツァレラチーズに近いからかもしれない。この店に来たらこのメニューは必食です。
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これがうわさのカウンターの野菜。寿司屋だけど、野菜と魚、それに珍味がうまくバランスが取れている店です。鍋や野菜を使った握り、素材そのままのゆでた野菜や焼いた野菜も人気があるみたいですよ。
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つまみをあと数点、握りももう少し食べて、ビールと日本酒ひとり2合程度で1万円ちょっと。焼き肉屋で1枚5,000円のサーロインを3分で食べ終わるくらいなら、この店でいろいろな季節の素材に出会ったり、調理法の豊かさに驚かされたりする食事のほうが充実感は得られるよなぁ。とっておきの店として活用したいです。
電車で行くなら下北沢から歩いて15分くらいみたいですよ。
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鮨 ほり川
03-3413-8776
世田谷区代田1-46-3 フェニックスマンション 1F
営業時間 18:00〜24:00
月曜定休