きさらぎぽちの食彩浪漫
東京周辺のおいしいものを食べ、その感動を伝えるblog
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7月 23rd
バスクへの旅の目的は「食」と「買い物」。今回は私が訪れた「サン・セバスチャン」「サン・ジャン・ド・リュズ」「ビアリッツ」でのお買い物事情について書こうと思う。今回は食以外について。
リネン専門店は、サン・ジャン・ド・リュズ、ビアリッツのどちらにもあるので両方紹介しますね。
「ONATISS」
定番柄のサイズ違いがたくさんあります。ビアリッツに直営店があり、斜め前は「Artiga」なのでリネン好きはやっぱりサン・ジャン・ド・リュズを訪れるべき。「Tisse on France.au Pays Basque」ノラベル、つまりバスクで作られたものよと書かれてあるのにちょっと興奮。「Saint-Palais」と言う町に工場があるそうで見学もできるそう。絶対に次回は行くぞ!と心に決めたが車がないと行けなさそう。

「Artiga」
定番柄やタオルの種類も豊富。「Aramits」という7本線ではない定番柄はここで購入。あとは現代風の柄のものを。エスパドリーユの柄物もここは安くていいデザインのものがありますよ。ビアリッツのマルシェ前の店(上の写真)でも取り扱いはあるけれど、サン・ジャン・ド・リュズの方(下の写真)が商品が豊富です。

私が買ったものはこちら。右上の伝統的な柄以外はおみやげ用。

「MENDIBURUTEGIA」
サン・ジャン・ド・リュズにて量り売りが充実してる店。カーテンなどの注文品も受け付けているようで、店の女の子たちはせっせとカーテンを手縫いしていた!


私が購入した上の写真内の水色や青が入った柄は1m32ユーロ。この生地を使って他の店ではこんなふうに商品にしていましたよ。何をつくろう。

「Hellena」
ビアリッツのメイン通りにあるリネン屋で、私はタオルを2枚購入。旧作のものはセットになって安く買えたりします。
7月 20th
バスクでも主要な都市であるスペイン側のサン・セバスティアンから、フランス側の主要な都市であるビアリッツ(Biaritz)への移動はバスで。高速を使わず、間にあるイルンやサン・ジャン・ド・リュズを経由していくから距離の割に時間はかかる。だいたい1時間くらい。サン・セバスティアンのAMARA PLAZA前から午前と午後に1本ずつバスが出ていて6ユーロで行くことができる。バスは街の繁華街からちょっと東のインフォメーション前に到着する。バイヨンヌ行きだから寝過ごすことまずないけれど、たくさん人が降りるのでわかりやすいよ。
ビアリッツも屈指のリゾート地のようで砂浜には色とりどりのパラソルを立ててバカンスを楽しむ人でいっぱい。ただトップレス率はサン・セバスティアンの方が高かったかなw。先に見える灯台がこの街のシンボルみたい。やまぴーの買ったスノードームもこの灯台のデザインだったな。
サン・セバスティアンからちょっとしか離れていないのに、急にフランス語が飛び交い街もおフランス、いちいちオシャレに見えるから不思議。永遠のオリーブ少女(永遠のオリーブ少女に出会うのは二人目)のやまぴーは常に興奮状態。私と興奮ポイントが若干ズレているところが旅が楽しくなるポイントだなぁと実感したよ。ストライプのマリン柄とエスパドリーユ、それに街には随所にバティセリー。
いちいちオシャレに見えてしまうフランス人その1。
潮の引いた碧い海で遊ぶ人たち。
パラソルがいかにもバスク。
でも天気が悪いといっきにこんな!
海に沈む美しい夕焼け。でもマジックアワーは来なかった。飛行機雲がたくさん見えたので天気が悪くなるのかなと思ったら予想通り、次の日は一日しとしと降ったり、ザーーっと降ったり、晴れ間が覗いたり。ここバスクの地は雨が多いんだけれど、その分緑豊か。町の人達は雨が振っても傘なんてささない。やむまで軒下で待つか、濡れてもへっちゃら。乾燥しているからあっさり乾くんだけれど、みんなあんまり急いだりしない。
サン・セバスティアンの街は旧市街以外は道が広くて歩道も広く、自転車道があるくらいだったけれど、このビアリッツは道が狭くてくねくねしていて、坂も一通も多い。慣れないと方角が分からなくなってしまうけれど、北側は海だとわかれば最終的に迷うことはない。
サン・セバスティアンではどのバルもおいしかったのに、パッとピンチョスが目についたバルに入ったら全くのハズレだった。見た目にはオシャレだけれど、彩りだけ。私でも作れそうなものばかり。でも久しぶりのビールがうまかったよ。
ピンチョスは適当にカウンターから6品選んでみた。
もう一度言うけれど、彩りはキレイだけれど普通。組み合わせただけ。サン・セバスティアンとレベルが違う。ちゃんと探せばおいしいバルはあったんだろうけれど。
街にはいくつもステキなパティセリーがあって、どこでも名物のガトーバスクを売っている。名物のさくらんぼが入ったものやクリームが入ったもの、ひとくちサイズから大きなものまでバリエーションは豊か。この写真は「Paries」というパティセリー。この街に行ったらかならず歩く繁華街からちょっと海岸側に入ったところにある店で、キャラメルのような「カヌガ」とアーモンドがベースの「トゥーロン」が有名みたい。他の物価から考えるとガトーバスクのような大衆お菓子以外はちょっとお値段も張る。
こっちが「トゥーロン」。いろんな色のものがあって美しい。
ここは海が見渡せるカフェを併設した「MIREMONT」。持ち帰りもできる。ここではカプチーノを頼んでみたが(たぶん)、いきなり大きなコップにクリームこんもりの冷たそうな飲み物が出てきたから間違えちゃったかと思いきや、ストローで吸うとホットだったからびっくり。ストローで熱いものを飲むとは知らなかった。
となりの定年後の旅行を楽しむ夫婦はオーストラリア人で、あまりにも苺のタルトがでかくてウマそうだったから写真を撮らせてもらった。ドヤ顔の極み。ツアーのようで、この街にはちょっと寄っただけだそう。泊まるべきなのに!
泊まったホテル「Le Saphir」はバス停からは10分ちょっと歩くけれど、メイン通りに面していて便利。ただ部屋は4階(表記上は3階)なのにエレベーターがなくてかなり苦労した。この7月に20度前後と涼しいはずのこのバスクで久しぶりに汗をかきました。エレベーターがあるかないかはホテル選びの重要なポイントだな。でもふたりで2泊で180ユーロ、ベッドもきれいでトイレもシャワーもついているからそこ以外は快適だったな。
SNCFの駅はビアリッツの街から離れているので、街まではタクシー移動が必要なよう。バイヨンヌやサン・ジャン・ド・リュズから来るならバスのほうが便利かもしれないけれど、本数は圧倒的に多いよ。ビアリッツからサン・ジャン・ド・リュズへ向かうバスは、インフォメーション前のバス停から一つ目は先ほど紹介したパティセリー「MIREMONT」の前に止まるのでそこから乗るほうが便利。
マルシェの話は別記事で。
7月 16th
記事を書いている今は、フランス側のサン・ジャン・ド・リュズからバルセロナまでの鉄道の中(たった今はバルセロナで事件が起きたあとで凹み中)。6時間以上あるので車窓にも飽きてしまった。記憶が新しいうちに6日前に滞在していたサン・セバスティアンの「GOIS ARGI」以外の2軒のバルをまとめて記事にしようと思う。
1軒は行きたかった候補のバルのひとつ「GAMBARA」で、縦に走るメイン通りの左側にある賑わった店。バルはそんなにおそくまでやっていなくて私たちが夕飯を食べに街に出た22時半くらいでも1/3くらいはシャッターを半分下ろしていた。だから一番賑わっている時間帯を考えたら通りに人は少ないんだけれど、その分賑わっている店はすぐにわかる。22時でもうっすら明るいから、たいていいつだって明るいうちに酒が飲める喜びを味わえる。と言ってもみんながまともに夕飯を食べだすのは20時以降と遅い。

この店の名物は「GOIS ARGI」でも食べたチャングローという毛蟹にその味噌を和えたもの。ここではそれをタルト型に入れていて、食べる前に焼き直してくれる。口の中にふわっといその香りが漂いうまい。
ここでは小さなカウンター内に5人ほど働いているんだけれど、ひときわかっこいいのはこの女性。低い位置に巻いたエプロンにリネンをかけた姿が似合っていて、私たちの注文をてきぱきこなしてくれた。
海老とアンチョビ、ゆで卵を組み合わせたピンチョスはどこの店でもおいてあり、ここのものももちろんうまい。パンはバゲッドのような皮がかたいものではなく、サクサクとしたもの。思い切り頬張っても噛み切りやすく食べやすい。70センチくらいの長さで街のスーパーでも売っていて1ユーロしない。このパン、とっても気に入ってしまった。
バスクの旅で日本人に出会うことはまれだったんだけれど、この店ではたまたま隣に男性4人組がいて、ペラペラとスペイン語を話し旅慣れた感じ。この山のように積まれたキノコがうまいんだよと、ソテーにしたものを食べさせてくれた(写真撮り忘れ)。この食材はちょっと高級らしく、珍しく値段もはるらしい。っていっても1000円なんてしないんだろうけれど。
最終日の昼は、2軒のバルをまわったんだけれど、お目当ての「Borda Berri」も「La Cuchara de San Telmo」も開いてなくて、飛び込みで賑わっていそうな店に入った。それがこの店「La Cepa」。まいど同じくチャコリを注文。サン・セバスティアンのバル巡りもだいぶ慣れてきた。この店は大皿に置かれたピンチョスを自分で勝手にとって食べるスタイル。温めたりしないからみたい。この店でうまい!と唸ったのは赤ピーマンをグリルで焼いたものにアンチョビとサワークリーム(たぶん)添えた物。おいしかったのでこの赤ピーマンの瓶詰めは2瓶も購入。
英語が通じないバルの店員でも、札を出してだいたいふたりで20ユーロ程度だせば会計の素振りだとすぐ分かってくれる。何を頼んだか聞かれるんだけれど、たいてい覚えていてくれるので、適当に「そうそう」みたいなこと相づちを打てば会計もあっさりできるようになった。
安くてうまくて陽気で楽しいサン・セバスティアンのバルは、焼き鳥と枝豆にビールがあれば幸せだって言う日本人にはぴったりなはず。また絶対にこの街はこようって決めたよ。
7月 15th
バスクへ行こうと決めて、いったいバスクがどんな地で、どうやっていけばいいのか調べるのにはちょっと一苦労した。行きたいと本気で思ったのは、2008年の雑誌「旅」のバスク特集、決め手は去年NHKが直木賞作家が食べるヨーロッパの田舎旅特集の「角田光代のバスク」だった。ネット上にも情報はあるけれど、まだまだ情報が少ないので記憶があるうちに書き留めておきたいと思う。今回はサン・セバスティアンの食以外について。
ちょうど私が訪れた7月の第二週はスペイン三大祭のひとつパンプローナの牛追い祭りが開かれていた。パンプローナは南に50キロほどの街なので、このサン・セバスティアンにも牛追い祭りの衣装を着た若者で溢れかえっていた(写真で見えるかな)。衣装は白の上下、首には赤いバンダナ、腰には赤いスカーフのような物。イッテQで見た記憶が強かったけれど、こんなに街が盛り上がっているとは思わなかった。パンプローナにはAMARA PLAZAの高速バスから行けるみたい。私たちはAMARA PLAZAのホテルだったから、ビルバオからのバスも、ビアリッツ行のバスでも便利だった。AMARA PLAZAからは旧市街へ向かうバスが頻繁に走っていて、確か28番、26番は行けた。28番はなぜか帰りは7番だったけれど、たくさんの人が乗るからすぐわかる。
街には二つの高台で囲むようにコンチャ湾があって、スペイン屈指のリゾート地。アチラコチラにトップレスのキレイなお姉さんが目に付く。うつぶせレベルじゃない、そのまま歩いているからびっくり。この写真はUrumea川を超えた向こう側の湾で、サーファー達がいっぱい。
西の高台はケーブルカーで行ける。旧市街地前の大通り16番のバスから行ける。不安だったらバスの運転手に「フニクラに行く?」って聞けばOK。バスは一律1.4ユーロ。ケーブルカーは片道か往復か選べて、往復は2.6ユーロ。
眺めは素晴らしい。夕焼けの時間に行きたいが、私たちが訪れた7月の日の入りは21:45。ケーブルカーは確かその時間までやっていないので帰りは歩きで降りる必要あり。でも大したことない距離だと思うよ。
このあとフランス側のバスクに行ってよくわかるんだけれど、スペイン側のバスクの街は道がとっても広い。いつも車の運転に慣れていない人でもあんまり苦労しないかも。その分、フランス側のビアリッツやサン・ジャン・ド・リュズは狭くて路駐だらけでしかも一通が多く、道は曲がりくねっているので、地図を読むのが得意ではない人は苦労するかも。その点、サン・セバスティアンはわかりやすい地形だし、人が集まるのはバルのある旧市街だから買い物だって食事だってわかりやすい。
お菓子屋はどこで買っても絶品、カフェも併設されていて遅くまでやっている。ガトーバスクはもちろん、クラシックなタルトの種類は多く、チョコレートの種類も半端ない。ひとくちサイズのものから大きなものまで、フルーツやナッツの使い方も見事。ホテルの高い朝ごはんを食べずにこういうお菓子を買ってすましていたけれど、安くてうまくておすすめです。
旧市街のマクドナルドの隣では規模はそんなに大きくないけれど朝市が出る。魚や肉は地下らしい。お花からはちみつ、野菜、加工品まで豊富。この豆とトマトと唐辛子のセットは何の料理のためにあったのだろう。
塩だらを使った料理は多く、旧市街には塩だら専門店があり、一本買いから部位別まで干して塩をしたタラだけでさまざまな種類がある。有名なピルピルは機会がなくて食べることができなかったけれど、次回は絶対食べると決めた。塩だらは持ち帰ろうとしたが、女店主にあっさり止められた。残念。日本で手に入る場所はないかなぁ。
こっちのバルは夜だけの営業ではなく、昼間もやっている。行きたかったBorda Berriはタイミング悪く行けずじまいだった。。。残念、次回の課題にしようと思う。
以上、サン・セバスティアン3日間の滞在でわかったことでした。これから行く人のための参考になればいいなぁ。