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銀座「バードランド」の焼き鳥 10点

ずっとずっと行きたかった焼き鳥の名店「バードランド」へ。dancyuの記事にあるように、私の焼き鳥観は崩れ去るのか!(簡単に崩れ去ったのだが・・・)
店内は大きなコの字型のカウンターとテーブル席が数席。清潔感もあって、ちょっとおしゃれで焼き鳥屋っぽくない。予約時に頼んだ8400円のコースがいよいよスタート。使われているのは奥久慈の軍鶏。鶏の味が濃いんです。
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前菜は4種盛り合わせ。右上から時計回りに、きゅうり?、甘辛とうがらしの焼いたの、鳥皮の二倍酢、砂肝の煮こごり。「焼き鳥を食ってやるぞ〜」という気持ちがどんどん盛り上がる前菜なものだから、かるーくプレミアムモルツのグラスがあいちゃいました。煮こごり、あと3倍食べたかった。
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ささ身の梅しそ。ささ身の真ん中に梅を長細く埋め込み、串に刺して表面だけ火を通す。それを包丁で一口サイズにカットしてしそをぱらぱら。新鮮でうまい。
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絶品!レバーのパテ。臭みはまったくなし、濃厚で適度に柔らかくてパンにもすっと塗れる。臭みはないんだけれど、レバー独特の香りが艶やか。オトナでよかった。こんな男性がいたら最高。
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わさび焼き。見た目以上にジューシー。ささ身ではなく胸肉なのがにくい。おろしたてのわさびがいい香り。
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レバー。まわりがプリッとしていて、なかはとろ。今までに食べたどのレバーよりうまい。高知産の天日干しの塩が甘くて、レバーの味を引き立てる。レバーを塩で出すあたりが自信の表れ。
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部位を忘れちゃったんですよね・・・。奥と手前で違う部位です。確か奥はぼんじり。皮はパリパリ、噛むと肉汁がじゅわー。
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銀杏。この時期の銀杏なんてうまいのだろうかと思っていたのに、まるで秋に食べるそれのようにうまい。どうやって保存しているのだろう。銀杏越しに見えるのが店主の和田さん。一心不乱に鳥を焼き続けてます。
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ソリ。もも肉のつけ根の小さな塊らしいです。なんとひとり一切れしかくれませんでした(泣)それだけ貴重な部位ってことみたいです。ぼんじりよりも筋肉質で、しっかりした肉質。もちろんジューシー。
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つくね。卵の黄身を添えるような邪道つくねもいいけれど、これはしっかりと鶏ひき肉を練った王道タイプ。肉汁を閉じ込めて香ばしく焼き上げ、たれをたっぷり。つくね丼にしたらうまいだろうな。
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軍鶏の山椒焼き。しょうゆに漬けて、遠火で30分近く焼き上げたもの。皮目がパリパリ、ももの肉は味が濃く、しょうゆダレとぴったり。刻みたての山椒がさわやか&スパイシー。うまい!
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ねぎま。ねぎは千住ねぎ。ちなみに千住で取れるから千住ねぎなのではなく、千住で質のいいものにセレクトするから千住ねぎ。この店の姉妹店、北千住のバードコートの店主いわく「ねぎまはねぎを食べるもの」。鶏から染み出る肉汁をすったねぎがうまいんです。
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手に入らないことで有名な、岡山「吉田牧場」のチーズ「カチョカヴァロ」のチーズ焼き。まぼろしの「吉田牧場」のチーズをこんな風に焼いてしまうなんて夢のよう〜。ふわーっととろけているのに、とろけきってしまうわけではなくちゃんと食感もよく、ミルキー、濃厚、言うことなし。「ベッラナポリ」の「吉田牧場」の「モッツァレラ」を使ったマルゲリータももちろん絶品です。
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しめの親子丼。ホント一口サイズしかなかった。もっと食べたかったよ。
焼き鳥はもちろんおいしんだけれど、ワインがかなりうまい。グラスで頼んだ白ワイン「コスタモリーノ2005」なんてたったの800円。家に帰ってさっそくネットで2本注文しちゃいました。
あー、またすぐに行きたい〜。ワインを一緒に空けてくれる人募集中。
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バードランド
東京都中央区銀座4-2-15 塚本素山ビルB1F
03-5250-1081
17:00〜22:00
定休日:日曜日、月曜日、祝日

丸の内「こなから」のおでん 8点

お茶の水の小川軒の裏にある、おでんや「こなから」が新丸ビルにできたので行ってきました。オープン当初の意味不明の混み具合が少しはおさまったものの、やっぱりまだまだ人でいっぱいの新丸ビル。それもそのはず、なかなか良い店がそろっていますもの。こんなに暑い日だから、おでんなんて空いているだろうと思いきや私たちが座って満席。にぎわってます、新丸ビル。
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お通し3品1000円。たかっ!お酒を飲まない人にも出すあたりが姑息。悔しいことに、茶碗蒸しがうまいじゃないか。でもスプーンはデフォルトで入れてくれるな!
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「適当に盛って」と言って出てきたおでん5品。おでんやと焼鳥屋は「適当に」が基本でしょ。その店のおすすめがうまーく食べられる。
手前から、はんぺん。え?これがはんぺん?ざらっとした食感が違和感あり。真ん中はたらこ。普通のはんぺんがいいなぁ。真ん中が昆布。上等の昆布ってうまいな、主役になれる。左が鳥つくね。うわー、これうまい、5個くらい食べたい。ジュワッと出てくる肉汁がおでん汁と合わさって最高。その右があんこだま。なんと説明すればいい物か、大福みたいな味です。そして卵。
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もう5品。
右上が大根。左が鰯のつくね。鳥もいいけれど鰯もいい。これも3個くらい食べたい。真ん中はズイキ。小学生の頃、もぐり橋のちかくのめぐちゃん家で食べたズイキのみそ汁を思い出した。手前は椎茸つくね、右はしらたき。
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さらに4品。
鰯つくねリピート。餅袋。関東スジ。そして私の一押し、蓮根もち!
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蓮根もちの断面図。蓮根のすり下ろしたもののなかに、形が残った蓮根。おでん汁を吸ってうまい!
総評です。おでん汁は「あたたかい」くらいの物なのでしょうか。あまりにも回転が速すぎて「アツアツ」が出てこないのが気になりました。ネタを箸で割っても「アツアツ」じゃないのが残念。店員の目の前のことでいっぱい加減も気になります。ホスピタリティはこれからついてくるのかな・・・。個人的には「お多幸」のおでんととうめし派です!
ちなみに私はこの後、締めのうどん、そして地下でソフトクリームを食べ、お腹を壊し、その後数日体調不良でした。年々自分の思い通りに体が動かないね。はははっ。
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こなから 新丸ビル店
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング
03-5220-2281

築地「築地虎杖 魚河岸千両 」の海鮮ひつまぶし 9点

築地の虎杖と言えばやっぱり「カレーうどん」ですが、今となってはこの「海鮮ひつまぶし」の方が有名かもって言うくらいメディアに出まくっているメニュー。ここによれば、築地関連のテレビ番組を見て問い合わせが多いランキングの堂々の1位です。築地場外を歩けば「虎杖」に当たるっていうくらい、方々に微妙に違う支店を出しているんだけれど、ラーメンはまあまあ、寿司はそこそこ、カレーうどんは最高!、そしてこの「海鮮ひつまぶし」は予想以上にイケル!味です。
で、これがその「海鮮ひつまぶし」1800円。
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なんと12種類以上の魚貝が入っているとのこと。豪華で美しいでしょ?まずは、うにには手を付けずに、わさび醤油だけをかけてそのままいただくとのこと。うん、うまい。新鮮な魚貝がたっぷり。ご飯の方が少ないくらい。
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半分くらい食べたところで、次のステップへ。ウニを器の端を使ってしゃもじでよくつぶし、添えられているかんぴょうとレンコン、しいたけの甘煮を入れ、ご飯の白い部分がなくなるくらいウニをよく混ぜます。ご飯全体がねとっとして、まったく別物に。最初の寿司より食欲が進む感じ。パリパリの海苔に巻いたらおいしいかも。
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最後は、鰹だしをたっぷりかけるお茶漬け。うにが鰹だしに溶け出し、お刺身にほんのり火が通ってこれまた別物に。さらさらとすすって、あっという間になくなってしまいました。
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ちなみに、その作り方がこれ。「書くと長いんだけれど、やると簡単なんだよ〜」と板前さん。きっとまちがえて食べちゃう人たくさんいるだろうなぁ。
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VVV6でこの店が出ていた時、テレビで特集する築地の店って決してすべてがおいしいとは限らないんだよなと思いながら、「うまい、うまいって言い過ぎじゃないの〜」とぼやいていたんだけれど、予想以上においしくてびっくり。特に築地初体験の人にはいいかも。
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築地虎杖 魚河岸千両

東京都中央区築地4丁目10-14 樋泉ビル1F
定休日なし
TEL 03-5565-5739    
月・火・・・11:00〜15:00(14:30LO),17:00〜23:00(22:30LO)
水〜金・・・11:00〜23:00(22:30LO)
土曜・・・10:00〜22:30(22:00LO)
日曜・祝日・・・10:00〜21:30(21:00LO)

勝ちどき「すし大」の店長おまかせ 9.5点

もうここ2年くらい、築地場内での食事処が激混みなんです。あの「大和寿司」もかなりの行列。私が食べることができたのは、「開店前の朝5時に並んで」か「吹雪の日」くらい。それなりに並んでいる海鮮丼屋や寿司屋もまぁうまいっちゃぁうまいんですけれど、感動的なうまさにはほど遠い。函館や塩釜で食べた寿司が恋しいです。そんな築地でちょっと感動した寿司屋「勝ちどきすし大」です。
場所は築地本願寺の裏手の細い路地。土曜のランチとしては奮発の「店長おまかせ」3675円を注文。このセットは、握り10貫と巻物1本、おすきな物1貫というもの。
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まずはヒラメをボリビアの岩塩で。シャリは小さめ。このボリビア岩塩、角がなくて魚の味をぐっと引き出してくれる。うー、一口目でこれからの寿司に期待が広がる〜。1貫目はこうでなくっちゃ。
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2貫目は紀州勝浦のカツオ。この時期のカツオは赤身独特のうまみがいい。
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富山白海老。白海老はひとつひとつ丁寧に殻をはずしてあり、シャリの上にこんもりと載せられていて見事。あまーく、とろっとしていてまるで甘エビのよう。甘エビほどくどくないかな。
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どこ産だったかな・・・、シマアジ。長崎だったかなぁ。予想以上にコリコリしていて味が濃い。
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これは千葉の勝浦だったかな・・・鯖。美しいでしょう?どの寿司もきちんと仕事がしてあって、ただシャリに刺身を載せているのではない。あたりまえなんだけれど、意外ときちんとできていてリーズナブルな寿司屋ないんだよね。
エゾバフンウニ。載り切らないくらいたっぷり。濃厚で濃厚で、イヤな生臭さも全くなくボリビアの岩塩がぴったり。
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大トロの炙り。口の中に入れるとふわーっと溶けてシャリと脂身が絡み合う。これはシャリあってこそのうまさ。
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最後、お好きな1貫に北海道のミル貝をチョイス。コリコリ感がたまらない。なのに口の中ではちょうどいいやわらかさ。あんなみ見た目が気持ち悪いミル貝も、食べるとホントにおいしい。
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場内の寿司屋は行列もひどく、こちらのペースも考えずにバンバン握られる上に、食べ終わったらさっさとでるのが常識。それでもこの店とそう値段は変わらない。ここは白木のきれいなカウンターでおいしいお茶も差し替えてくれるし、板前さんのトークも楽しい。年齢層の高い家族連れが多く、ちょっとみんなでおいしい寿司でも食べに行こうなんていう店なのかもしれない。今度はちゃんと予約して夜行こう。今度両親が来たらここに連れて行ってあげよう。(楽しみにしていてね)
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勝ちどき寿司大
東京都中央区築地6-15-8
03-3541-3738
月〜土:午前10:30から翌朝4:00まで(ラストオーダー:翌朝3:50)
日祭日:午前11:00から午後10:30まで(ラストオーダー:午後10:00)

【松島特集】本塩釜の「鮨のしおがま」 9点

塩釜の寿司に魅せられて、2日後に別の寿司屋へ。本塩釜から徒歩10分ほどのこの店はまだ開業して10年の店で、ちょっと個性的な親方で有名らしい。この親方は、塩釜で地産物で何が揚がっているのか、旬の魚は何かを徹底的に情報を仕入れ、うまい寿司をお客さんに食べさせることを追求しているらしい。
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と言うわけでその寿司。朝ご飯をしっかり食べたので、軽め、ここで食べておくべき物を5〜6貫と言う注文だけでおまかせにした。その1貫目がこのぶどう海老。ボタン海老の一種で、海老全体がぶどうのように紫色をしていることからその名が呼ばれていて、幻の海老と呼ばれるくらい水揚げが少ないんですって。この写真、大きさがいまいちわからないかもしれませんが相当大きいです。冷凍物じゃないこんな大きな海老を食べられるなんてまさに漁港だから!ねっとりと甘くて海老のおいしいところを凝縮したような味。その後頭の焼いた物が出てくるのかと思いきや、出てこなかったのが残念。
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こちらはホッキ貝。うつくしい〜。好んで貝類を頼まないんだけれど、こんな見事に新鮮で味の濃い貝なら貝づくしでもいいかも。
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ムラサキウニ。その場で手剥きされたもので、ウニのひとブロックがこの大きさ!塩で食べるとより海の味が引き立つ。
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食べながらどんどんお腹がへっていくのに気が付く。5〜6貫じゃなかったのか!?これは真鱈の白子。口の中で皮がはじけて破れクリームが広がる。白子が嫌いな人は大抵生臭いのがダメな物だが、コレ食べたら絶対に白子好きになると思う。こんな立派な白子を鍋にしてみたいなぁ。
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本マグロの大トロ。口の中の体温で噛んでいないのに脂が溶けてなくなっていく。大トロは刺身よりも握った方が断然旨いと私は思っている。口の中でシャリと合わさったときの味が大好き。1貫1000円もやむなしか!?
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こちらはフカヒレ。フカヒレと言えば気仙沼。塩釜からもさほど遠くない距離です。個人的には別に寿司じゃなくてもいいし、よっぽどうまいフカヒレじゃないとホントに旨いのか疑問に思うことがある食材のひとつ。みんながうまいと言うからうまいかもしれない食材なんじゃないのかな。とは言え、このフカヒレはかなり素材の良い物のようで、おいしかったですよ。
結局、8貫くらい食べてなんと7000円くらい行ってしまった。よく考えれば、高いとしか思えない素材ばっかりだからやむなしだけれど、親方ももうちょっとうまくたち振る舞ってくれればいいのに。2日前に行った「すし哲」では、お好みで食べようとしたときにまずは特上寿司を食べてそれからお好みで食べるとかなりお得だよとうまく誘導してくれたからなおさらだったのかもしれない。でもこの素材の物を東京で食べるのはかなり難しいし、食べられたとしても相当なお値段になるだろうからいいんだけれどねー。たぶんうまく食べれば5000円ぐらいでもおなかいっぱいになるはずです。
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鮨のしおがま
985-0016 宮城県塩釜市港町2丁目1-15
022-367-2885