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五反田「おにやんま」の冷並ぶっかけ鶏天うどん 9点

最近、香川県元気ですよね。うどん県とか言っちゃう意気込みかっこいい。そんな私は香川県うどんの旅は未訪で、うどんの食べ歩きはちょっとあこがれです。ただ小食なのでどうしたらよいものか・・・。

東京で食べる讃岐うどんもずいぶんとレベルが上がってきたようでうどん県の人も許せる範囲になってきたみたい?にしても、値段はいつも課題。この店は、味と値段のバランスがなかなか良く、毎週金曜日の昼に会社のある大崎から一駅電車を乗り継いで食べに行っています。

定番は、「冷並ぶっかけ鶏天うどん」390円。ゆでたてのうどんを冷やし、冷たい出汁をかける冷やしぶっかけ。そこに名物の鶏天が3~4個入っている。鶏天が入っていない状態だと290円。鶏天はこれだけボリュームがあって100円。お腹すきすきで、かき込みたい時はいつもこれ。お客さんの1/3くらいはこれを頼んでいます。出汁におろし生姜をたっぷりいれるのが好き。のどごしつるっとうまいんです。

 

 

いつも季節の天ぷらが数種類あって、この日は丑の日だったので「うなぎ」180円。いやいやなかなかうまかったです。高い鰻丼食べるよりずっとよかった。

 

 

「きつねぶっかけうどん」360円。きつねがとってもでかいです。

 

 

「冷並ぶっかけ」290円に「げそ天」げそ天150円。歯のかみ合わせが悪い私は前歯で切れず苦戦するのですが、柔らかくてサクサクでおいしいのです。

 

 

「冷並ぶっかけ」290円に「ちくわ天」100円。ちくわは細めで縦に半分。さくっとしていてとてもうまい。鶏天の量が多いので最近はこれにはまっています。

ここはコの字型のカウンターのみの立ち食いうどん屋です。まずは食券を買って、人が多い時はメニューの看板の前に並びます。昼時は少し並びますが、回転がとても速いので10分以上待ったことはありません。日差しがきつい夏でもここは12:15まではビルの日陰なので耐えられます。券売機のインターフェースが若干悪いのですが、もたもたしているとお店の人がアドバイスをくれますので大丈夫。券売機で買った時に注文が入っているので、カウンターにたって1分以内にはうどんがでてきます。すばらしい。お茶はセルフ。下の篭に鞄を入れられますので、女性でも問題なし。朝は7時からやっていますので、朝食を食べてから出勤するのもいいんですよね。帰りは腹ごなしに大崎の我がオフィスまで目黒川沿いを散歩するのがこれまたいいんですよ。

 

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幡ヶ谷「龍口酒家」のその日のおまかせメニュー 9点

会社帰りに新宿の高島屋とか東急ハンズで買い物をした後、高島屋デパ地下内にある「龍口酒家」によく行くんですよ。19時も過ぎちゃうと家に帰って自炊する気力がないからなんです。この、デリの一角で数席あるカウンターで食べる「坦々麺」や「里麺(りーめん)」という、この店独特の緑色の麺の料理を食べるんですけれど、これがうまいんです。安いのにあまりにもうまくて、さらにお店のおばさんの対応も良くて、本店のことを根掘り葉掘り聞いちゃいました。というわけでGWにさっそく行ってきました。

この店には基本的にメニューがなくて、ストップというまで料理が出続ける、串揚げ屋タイプの店。でもその心は串揚げ屋とは違っていて、ざっとまわりを見渡すと同じ料理がどのテーブルにも並ぶ。一度にたくさん調理することで、テーブルの人数が少なくても関係ないし、仕入れも安定し、食材を無駄にしないで旬のものを提供できるからとのこと。嫌いな食べ物もなく、シェフのおすすめのものが食べられるこの店のスタイルがひと目で気に入ってしまいました。

さて、GWの初日の割と早い時間だというのに、8割方埋まっていて、それも地元の人っぽい家族三世代の団体さんも多い。最初に出されるのはどのテーブルも同じく、定番の「大山地鶏のロースト カブの甘酢漬け添え」。パリっとした大山地鶏は冷えていても柔らかくてうまく、すっぱいカブが食欲増進に。

二品目は「黄ニラと金華ハムの塩炒め」。黄ニラは火加減ちょうどよく歯ごたえを残し、金華ハムの風味と塩加減の絶妙さがたまらない。

「フカヒレと衣笠茸のスープ」。私はまだまだフカヒレのうまさがわからない。。。この機会に復興したら気仙沼のフカヒレを食べて旨さを知ろう。

「金時草(きんじそう)の塩炒め」。金時草は加賀野菜だそうで、空芯菜のようなシャキシャキ感があり、塩炒めに最適。噛むとちょっと粘り気があって、加減のよい独特の味も。

「海老団子とそら豆の炒め物」。アツアツでふわっふわの海老団子に季節のそら豆。

「蝦夷鹿のカシューナッツ揚げ」。この店で一番印象深かったのはこれ。蝦夷鹿のような若干固めの癖のある肉を、薄く伸ばしてたっぷりのカシューナッツをまぶして揚げたもの。それを塩で。噛めば噛むほどと蝦夷鹿の肉の旨味がじわじわとでてくるし、香ばしさもスバラシイ。

「定番のシューマイ」は大きくてジューシー。持ち帰りもできるらしい。

シメは麺か炒飯かと言われて「炒飯」と言ってしまったんだけれど、後々考えれば麺にしておけばよかった。でも炒飯もいわゆる定番中の定番の炒飯で、チャーシューとネギ、卵の黄金の組み合わせ。こういうあたりまえのウマさがこの店の素晴らしだと思う。

なんで麺にしておけばよかったかかというと、ここには翡翠麺と呼ばれる見たことがない緑の麺があるから。この写真は高島屋デパ地下内の「龍口酒家」にある「里麺(りーめん)」なんだけれど、麺にはクロレラが練りこんであるらしい。食べてクロレラかーと思えるほど特徴的な風味は感じはしなかったんだけれど、つるつるとしっかりとした冷麺のような麺はなかなかうまい。そこにチャーシューとネギとザーサイをちょっと辛味をつけて混ぜてあるのが絶妙。

もうひとつ、高島屋デパ地下から、日替わりの坦々麺のセット。ザーサイにシューマイ、バンバンジーにマンゴープリンまでついて1000円行かなかったと思う。麺は同じ翡翠麺。

びっくりするくらい寂れた駅ビルの地下街にあるんだけれど、ここだけは賑わっていて、地元の人で溢れている。嫌いな物がない人なら、このお任せメニューに満足するはず。予算はひとり5000円行かないくらいかな。ランチはもっとおとくなセットがあるみたいなので、土曜の昼に脚を運んでみようと思う。混んでいるのかな。

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下北沢「魚真」の季節の魚 9点

梅ヶ丘の「ビストロ・クルル」の店主と、この近辺の魚屋はどこがいいかという話になったときに、経堂の「魚真」が良いと教えてもらいました。この魚真、何店舗も展開する魚を中心とする居酒屋を経営していて、その味もなかなかとのこと。さっそく立て続けに下北沢の店舗に二回行ってみました。余震が続く中で下北沢の街もいつもの活気がなかったのにもかかわらず、この店は予約のプレートで半分以上が埋まっていました。きっといつもは予約なしでは入れないんだろうな。安くて旬のお魚が食べられる使い勝手の良い居酒屋です。

刺し盛り二人前は確か1500円くらいだったはず。4月の頭は、金目、鯖、かつお、アジ、ボタンエビ、タイラギでした。

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5月の頭に行ったときの刺し盛り二人前は、金目、ヒラメ、赤身、ボタンエビ、いわし、鰆、タイラギでした。鰆うまかったなぁ。いわしも脂が載っていてうまかったなぁ。

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4月の頭に行ったときに食べた、子持ちヤリイカの焼いたものは、この時期ならではの濃厚な子供とハラワタが絶妙。春はやっぱり子持ちヤリイカだよなぁ。

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好きな魚を三つ選べと言われたら、「ノドグロ」「キンキ」「金目」と答えるつもりなのですが、その「ノドグロ」があったので煮付けに。2680円とこの店一番の高級メニューでしたが、ノドグロの値段を考えれば当然。味は若干濃すぎでしたが、この味付けにも負けないしっかりとしたホロホロとした白身がうまい、うまい。気品を感じます。次回はとなりの「すしや魚真」でノドグロの握りを炙りで食べたいなぁ。

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もうひとつ、この店ならではのメニュー、ホタルイカの沖漬け。生のホタルイカもボイルしたホタルイカも良いけれど、沖漬けは酒が進むよね〜。

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諏訪に訪れている後輩とツイッターで舞姫の「翠酔」の話をしたばかりだったので、さっそく注文。ひとり2合とビールのんで、ひとり4〜5000円だからコストパフォーマンス良いです。渋谷、新宿、乃木坂、吉祥寺にもあるようなので機会があれば他の店も行ってみようと思う。宴会メニューも安くて便利そうだから複数人数も悪くないよなぁ。

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青山「ローブリュー」でバスク旅行の予習 8点

震災の影響なのかなんとなくブログを書く気持ちになれなかったのですが、ようやくいつもの私に戻ってきました。この50日でよくわかったことは、おいしい食べ物が心を安らげてくれること。

夏にバスク旅行に行くので、その予習にと思って久しぶりに青山の「ローブリュー」へ。訪れたのは4月の上旬、ちょうど東京が桜で満開の頃だったのですが、余震の影響なのか、金曜の夜だというのに2組しかお客が入っていませんでした。あれだけ予約がなかなか取れない店だったのに(でもあとで考えると震災の影響じゃない気がしてきた)。バスクの勉強になるかなと思って行ってみたのですがバスク料理は実は少なく、絶対に食べようと思っていた炭火でグリルした豚肉もなく、がっかりでした。でもバスク気分は盛り上がって、今まさにどの街に行こうか、何を食べようか、どの街に泊まろうか検討中です。

前菜は「田舎風パテ」。最近、パテ・ド・カンパーニュ作りにハマっているのですが私。やっぱりプロが作ったものはおいしいけれど、ここまで薄切りだと物足りないかな。バスクマークのお皿だったので上機嫌でしたけど。新鮮な生のマシュルーム大好き。ブラウンマシュルーム、サラダにするのはいいよね、私も真似しよ。

ホワイトアスパラガスをオランジェリーソースで。ここまで太くて立派なホワイトアスパラガスはなかなか食べれないですし、旬のホワイトアスパラガスはやっぱりオランジェリーソースだよね。数年前にVIRONでみんなでランチしたホワイトアスパラガスが懐かしいな。フランスで春にオランジェリーソースでホワイトアスパラガスを食べる感覚は、日本人が春にたけのこご飯食べるようなものなのかな。

バスクの料理ということで、「バスク風血のソーセージ」を注文。ねっとりとした舌にまとわりつくような感じ、これが血の味なのかな、うまみが濃く、マッシュポテトと一緒に食べるのがうまい。ただし、ひとりで2本は多いよ。量も多いし、しつこいし。

すっかり少食の私ですが、こんなにたくさんの量を食べれないよと思いながら、絶対に「ガトー・バスク」は食べなくちゃということで友達と半分こ。ガトー・バスク発祥の「サール」という町には本当は行きたいんだけれどなー、そこまで日程に余裕はなさそう。素朴なアーモンドの味がおいしいのだー。バスクに行ったら3回は食べるぞ。

びっくりするほどガラガラの店内だったので、パシャパシャと写真を撮らせてもらいました。このテーブルクロス、バスク織りというのですが、7つの県でなるバスクにちなんで必ず7本線なんです。丈夫でシンプルなデザインが美しいんですよ。フランス側バスクのサン・ジャン・ドゥ・リュズという町が本場なのですが、その町で大量購入して一生分のリネンを買ってくる気まんまんです。興奮するー。

同じく、サン・ジャン・ドゥ・リュズの町が発祥のベレー帽。つばの部分の長さを選べて買えるんですってー。ベレー帽屋に行けるんなんてこれも興奮中。

ひさしぶりに行ったら、震災のせいじゃないと思うんだけれど、なんだか残念な感じになっていました。骨董通りのはじっことは言え青山の一等地だからか、値段はどれも高めの設定だし、サービス料もしっかり10%取られるので、軽く食べたつもりだったんだけれど、そこそこなお値段でした。今この値段を出すならいくらでもおいしいビストロ食べられるしなぁ。いろいろな豚料理が食べられる、それもその場で炭火でグリルしてくれるロース肉が売りだったのに、食べられないんだったら予約の時に言って欲しかったな。10点だったけれど、8点に格下げです。

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西荻窪「食べごとやのらぼう」の野菜中心のおもてなし料理 10点

ずっと行きたかった西荻窪の「のらぼう」へ。最初に言っておきますと、この店の料理、おもてなし、雰囲気、インテリア、私好みで10点です。こういう店を探していたんだよなぁ。

今回はアラカルトでなく、いろいろな料理がすこしずつたべられるコースメニューの「の」で。「の」は一番おてごろ価格の3500円。でもボリュームは十分。まずはお通しで「法蓮草のナムル」。ほうれん草は三鷹産とのこと。ほうれん草だけでなく、にんじん、豆もやしもたっぷり。一口食べた瞬間にぐっと引きつけるこの味付けはなんだろう。ごま油と塩コショウ、みりんだけではこの味は出せないはず。席には春を感じさせるこでまりの花が。私の家でも使っている柳宗理の醤油差し、センスのいい楊枝、馴染んだカウンターに白の食器が生える。このお通しの器はなぜか野球選手の柄だった。使い込んであって手に馴染んで器もいい。気になるのは段ボールで作られたメニュー。うまいことこうやってつくるよなぁ。

奥がスペアリブと大根のあっさり焚き。手前は初鰹のたたきサラダを新たまねぎで。私の座った席はカウンターの火を使う厨房の目の前で、料理が出される課程をずっとみることができました。スペアリブと大根は煮こんでタッパーにしまったものを温める分だけ蒸し器に入れ、取り出す1分前にプティベールを投入。スペアリブは箸をそっと入れるだけで身がホロホロと外れるほど柔らかく、三浦大根は驚くほどやわらかくやさしい。出汁も一滴残さず飲み干しました。

初鰹は焼津の物。私は冷えて冷たすぎる刺身が嫌いんだけれど、ここの刺身は常温。ここだけでグッと気に入ってしまった。この時期の新たまねぎは甘くてうまいです。

地野菜とお豆腐のサラダ。何品目入っているのか聞いていたところ、20はあるんじゃないかとのこと。私がわかったものだけ並べてみました。

生野菜

  • 大根
  • レタス数種
  • ネギ
  • インゲン
  • ブロッコリー
  • 水菜
  • 妙に葉が起毛していた野菜(よくデパ地下でみる)

揚野菜

  • レンコン
  • さつまいも
  • にんじん
  • ごぼう

フルーツ

  • いちご
  • グレープフルーツ
  • キウイ

その他

  • おじゃこ
  • 豆腐

このサラダが驚くほどうまい。味付けしているカウンターを見ていると、下ごしらえした野菜にみりんのようなもの?で敢えてから豆腐とおじゃこを載せ、たっぷりとゴマのドレッシングを掛けている。揚げチップスは冷凍庫から出していたような気がするな。私も揚げチップスをサラダに入れてワンランク上のサラダを目指したいな。

にんじんとナッツのかき揚げ。最近、私もにんじんのかき揚げはするんだけれど、組み合わせは桜えびにすることが多かったんだけれど、ナッツとは思いつかなかった。このナッツ、おそらくかぼちゃの種ともう一種類なにか入れているみたい。キレイに束ねて揃えてから揚げているのは私もまねしてみよう。にんじんは甘くて味が濃い。いつもついつい安いにんじんを買ってしまうけれど、さほど値段も変わらないんだから、色も濃い土の香りがする人参を買うことにしよう。

衝撃的なおいしさだったごまとさつまいもの玉子焼き。これは目の前で調理していたんだけれど、卵にかなり多めの黒ごま、それにみりん、焼いている最中に蒸かしてざっくりきざんださつまいも。さつまいもと黒ごまって合うんだなぁ。卵焼き器にはたっぷり油を入れて鍋をじっくり温めて、一度油をあけてから調理していた。最後にそっと巻きすで整形していたのも仕事が細かい。

締めのごはんは、牡蠣と牛蒡の炊き込みご飯。これも厨房をのぞき見したんだけれど、ささがきにした牛蒡と牡蠣を甘辛いタレでかなりの強火でワッと煮込み、その煮汁のみでまず炊き、仕上げに上に具材を載せ、菜の花とごまを添える。小粒のしっかり味の詰まった牡蠣を使っていて、炊き込みご飯向き。食べきれなかった分はおにぎりにしてくれた!こういう細かい気遣いがスバラシイ。

その炊き込みご飯を一膳分もってくれたとこおろ。すべてが私好みの器というわけではないのだけれど、普段使いの器を少し欠けても大事に使っているところや、使い込んでこそ味が出る器の使い方、私が大好きな民藝の精神を自然と取り入れている気がした。

一緒に注文した漬物。こんなに品目があるとは。わからない野菜が数多かった。切干大根がお気に入り。

私はもうお腹がはちきれんばかりだったので注文しなかったけれど、具沢山の味噌汁。この味噌汁と漬物とごはんだけでも十分ごちそうだよ。

地の野菜を数多く使って、野菜の旨さを引き出している。野菜嫌いの人にはこういう本当においしい野菜を食べて本当に味のする野菜を知ってほしいな。味は全体的に濃いめだけれど、外で食べる食事はちょっとくらい味が濃いほうがいいと私は思います。

お酒の種類も多く、お酒が苦手な人でも楽しめるようなソフトドリンクのメニューもあり、ただの居酒屋という感じではない。

お店の人のマルチタスクで仕事をさばく感じは、カウンターから見ていると尊敬するレベル。ここまでマルチで仕事が出来れば、料理人じゃなくてもどこでもやっていけます。どの人も白いシャツをパリッと着こなし、清潔感があり、どの人も感じがいい。おいしい野菜を食べて欲しいという情熱が伝わってくる。こういう店こそ私が10点にしたい店です。

難点をひとつ言えば、カウンターの椅子が硬くておしりが痛くなっちゃいました。それくらいかなぁ。

またぜったいにいく!

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