築地場内の「トミーナ」を書くのは2度目。この店は何度訪れても気持ちが良くて、本格派のパスタが食べられるからお気に入り。シェフとその奥様、そしてお母様が切り盛りしている。ワタリガニのパスタやジェノベーゼ(バジルと松の実をソースにしたパスタ)はいつ来てもおいしいけれど、その季節にしか食べられないパスタも絶品。今日は「アジと野菜の梅風味パスタ」1500円に挑戦した。

築地はご存じの通り、魚の市場「魚河岸」と、野菜の市場「やっちゃば」で構成されているので、当然野菜も新鮮で珍しいものが手に入る。このパスタには、オクラ、インゲン、茗荷、大葉、枝豆、ネギがたっぷり入っているため、ボリュームも満点。アジは小麦粉をつけてあげてあるので、まわりのソースがよくしみ込み、さらに軽くほぐれたところから出汁が出ていておいしい。それでいて、夏の暑さを吹き飛ばす梅風味。赤紫蘇のいい香りが漂う。

これに、サラダとコーヒー付き。
この店は、お店の人のおもてなしがすばらしい。店を出るときに「この店に来て良かった〜」という思いでいっぱいになる。こんなにおいしいのにいつも謙虚。でも謙虚さの中には味への自信があって、「おいしいものを食べてほしい」という情熱でいっぱいなのだ。
築地場内の、吉野家の右2軒目の店なので、ぜひ行ってみてほしい。

この日はその後、場外で30センチほどの「シマアジ」を2000円で購入。シマアジは高級魚で刺身がうまい!味が濃くて、脂がよくのっていていくらでも食べれてしまうような刺身。築地に行くと買い物が楽しいよね。
※トラックバック先を探していたら、なんとこの「トミーナ」の娘が書くブログを発見!あんまり更新されていないようだけれど、季節毎にトミーナのメニューが変わるのがよくわかります。
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トミーナ
中央区築地5-2-1 1号館136(築地場内)
03(5565)3737
7時〜14時
日・祝日・市場休業日(休)
All posts in 中央区
築地場内「トミーナ」のアジと野菜の梅風味のパスタ 9点
月島「キムの家」の韓国料理 9.5点
昨日は1日遅れの東京湾の花火大会。自転車で晴海のとなりの埠頭である豊海まで行ってみると、今まで家から見えなかった低い花火もよく見えました。花火って日本のステキな文化ですよね。こんな立派な花火は世界でもそうそうみれない。そうそう、私の住む町では御輿を担いでいましたよ。富岡八幡宮のお祭りらしくて、大きな御輿を道を封鎖して練り歩いていました。沿道の人が杓子で水をかけるのが習わしみたいで、八重洲通りとかじ橋通りの交差点では、なんと消防用の水で大放水!まだ数年しかすんでいないけれど、こうして行事を大事にするこの街がどんどん好きになる木がします。

さてさて、本題。
月島は私の家から自転車で10分ほどで行けるので、ちょっとおいしいものが食べたいときはよく訪れる町です。もんじゃはもちろん、焼き肉屋が多いことでも有名ですし、築地も近いのでおいしいお魚を食べさせる店もあります。
この「キムの家」は、このあたりの地理に詳しくない人は佃も月島もわからないと思いますが、佃と月島に1店舗ずつあり、さらに佃店の近くにはテイクアウト専用店があります。

この店、焼き肉もおいしいのですが、私の一番のお気に入りは「チヂミ」。特にこのニラだけのチヂミが大好きです。他にも海鮮やキムチのチヂミがあります。ここのチヂミはスタンダードなチヂミで、粉は少なく、まわりはパリッとして香ばしく、野菜がたっぷり。ネギがたっぷり入ったタレをつけて食べます。テイクアウトでも買えるので、月に2回くらいは食べます。

焼き肉やおかずを食べる前に、まずはビールのおつまみに最高なのが「レバ刺し」。新鮮で、分厚く切ってあり、ごま油でいただくのが一番おいしいです。「レバ刺し」を食べると、だいたいその店の焼き肉のレベルがわかりますよねー。

他にも「チャプチェ」もおすすめ。この「チャプチェ」、昔まだチャプチェなんて知らない頃に、韓国人の友人から教えてもらってから大好きな一品。彼女のお母様から直接作り方を教わり、その作り方を今でも私はよく覚えています。牛肉や野菜はすべて細切りにし、それぞれをごま油とみりんやお醤油で甘辛く別々に炒めます。錦糸卵は白身と黄身を別々にして作るのが彼女流でした。それぞれ別に炒めた野菜や緑豆春雨を最後にもう一度炒め返し、味を調えて完成。今でも彼女の作ったチャプチェが私の中の一番ですが、ここのチャプチェもなかなかでした。

焼き肉もどれを食べてもおいしいのですが、私がその中でも気に入ったのがホルモン系。「ゴテゴテホルモン」なる、甘辛く味付けされたホルモンが安くて柔らかくてとてもおいしかったです。腸のまわりの脂身が最高。
焼肉好き、韓国料理好きは絶対に行ってみて!
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キムの家佃店
03-3533-3344
東京都中央区佃2丁目20-2
茅場町「キッチン柳」のカツサンド 10点
おいしい食べ物を食べて鼻血を出したことがありますか?
私はあります(笑)
今勤めている会社が茅場町にあった頃、ランチで行くお店に困ることはありませんでした。天ぷらで有名な「みかわ」、八丁堀の「マイヨール」、IBM近くの「鯛ふじ」など、適度な値段で極上のランチを食べさせてくれる店がたくさんありました。この「キッチン柳」もその店のひとつ。平日も夜9時で閉店してしまうし、土日は定休日のため、今は足を運べることはそうそうありませんでした。茅場町に勤めていた頃は2週間に1回は訪れていたこの店ですが、仕事が忙しくオフィスを抜けられなかった折、このカツサンド1,300円を買ってきてもらったんです。キーボードをたたく手を止め、このカツサンドをほおばったら、あまりにもおいしくて鼻血がタラッ・・・。忘れられない思い出になりました。
そのくらいおいしいカツサンドなんです。
お店では、いわゆる洋食メニューが食べられます。今日は仕事でぐったり疲れたので珍しく外出先から直帰し、この店に夜7時に入りました。なんとなく元気が出るかなぁと思って。。。
予感は的中。生ビールを飲みながら、私のビーフカツレツが仕上がるのを見ていたらわくわくしてきちゃいました。カキフライやミックスフライは食べたことがあったんだけれど、「どっちの料理ショー」で取り上げられてから気になっていたんだよね。
そのビーフカツレツは極上。まだ中が赤いくらいの肉に味が濃い〜デミグラスソース。最後までサクサクの衣。これに野菜とスープとご飯が付いてわずか1,000円。

帰り際に、たまたま例のカツサンドをコックさんが作り始めました。肉を開いてたたいて、パンに合うサイズに整形。横では鉄板でパンを焼いています。それを見ていたらついつい「それってカツサンドですよね、私初めて食べたときにおいしくて鼻血出しちゃったんですよ〜」って言っちゃいました。くしゃくしゃにした笑顔で、「そりゃうれしいなぁ〜」と。なんだかその笑顔を見ていたら仕事の疲れが急に吹き飛んで、なんだかうるうるして来ちゃいました。
おいしい食べ物と、おいしい食べ物のまわりには幸せの香りがするなぁと感じた一日でした。おかげで今日も元気です。
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キッチン柳
東京都中央区日本橋茅場町2-6-9
03-3666-3860
11:00〜13:30 17:00〜20:30
土・日曜、祝日休
八重洲「ダバ インディア」のベジタリアン・ミールス 10点
今、私の中でカレーブーム。その理由が、「dancyu 7月号」の1特がカレーだったことと、先々週たまたま週に3回もカレーを食べたことがきっかけ。私の中で一番好きなカレーは、去年閉店してしまった麻布十番の欧風カレーだったが、今回出会ったこの南インドカレーで、インドカレーに目が覚めた!
この店は「dancyu 7月号」の29ページ、カレー特集の1ページ目で、見開き2ページ分を割いて大きく取り扱われている。インドのカレーってバナナの葉の上にご飯がこんもり置かれ、手でカレーとご飯を混ぜながら食べるというイメージですが、まさにそういうインドのカレーを食べられる。

「dancyu 7月号」には、南インド料理を楽しむ3カ条がこのように書かれている。
・南インドカレーは、ナンよりも“ご飯”で食べるべし。
・地元の人気カレー定食“ミールス“にチャレンジしたい。
・辛口スパイシー派は、黒胡椒をきかせたカレーをぜひ。
この頭の3カ条のすべてをこの南インドカレー定食「ベジタリアン・ミールス」は楽しめる。
最初に食べ方を説明してくれた。左の二つはスープ、他のカレーや豆と一緒に混ぜて食べるように勧められ、このスープとご飯はお代わり自由。上の赤い方のスープが若干辛いが、全体的にびっくりするような辛さではない。下のスープは3カ条にもある、黒胡椒の効いたスープ。どのカレーと混ぜ合わせてもよくあう。とにかくよく混ぜて食べるように勧められた。カレー2種はジャガイモのカレーとほうれん草のカレー。ご飯はインド米で、長さ1センチほどある日本ではなかなか見られないタイプ。スープと混ぜ合わせてもベシャっとせず、とても食べやすい。

カレー屋ってあまりまずい店はないんだけれど、店の多さに対して「うまい!」っていう店にもなかなか出会えない。ただ、お腹いっぱい食べられるのでランチに食べる機会は多い。でもこの店は、一口目で「うまい!」と思えた。どうしてそう思えたのかを今こうしてじっくり考えてみると、私はまずご飯に合うカレーが好きなこと、スパイシーさがただ辛いのではなく深みがあること、そして見た目が楽しいからなのではないかなと思う。それに加えて、添えられたパンのようなものや、他のテーブルで食べていた「ドーサ」とか言う不思議なクレープのような物も魅惑的で、まだまだこの店に通わなくちゃいけない興奮いっぱいで店を出たことも大きいのかもしれない。
最後に、唇がピリピリして甘い物を求めたくなるところで、「チャイ」を注文した。私の中で「チャイ」と言えば、沢木 耕太郎の「深夜特急」。本の中でも何度も何度も出てくるチャイが、ここでは楽しめる。チャイは、薄い専用のステンレスのカップとソーサーを何度も何度も滝のように流して、飲みやすい温度に下げながら泡立てる。ちょっと甘くて、食後には最適。ぜひぜひ、この店に行ったら最後にチャイを頼んでほしい。
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ダバ インディア
東京都中央区八重洲2-7-9 相模ビル1F
03-3272-7160
定休なし
築地「かつ平」のヒレカツライス 9.5点
もう10年?近くネットでしか合わないビタローさんの紹介で訪れた築地のトンカツ屋。築地はおいしいものを食べるところが多すぎて、多すぎて困っちゃうよね〜。場所は新大橋通りを銀座から勝鬨橋方面に向かって、築地交差点を越えて吉野屋の路地を左に入って数10メートル行った右側。となりはこのあたりでは有名な「丸静」というウナギや。
メニューは、ロースカツライス1000円、ヒレカツライス1000円、海老フライライス1000円と良心的。このカツが1000円で食べられるのなら週に一度は訪れたい。私の勤める六本木ではココというトンカツ屋がない。唯一合ったヒルズ内の「かつくら」は、なんと安いメニューを途中からはずすという態度に出た。普通にロースカツなんて食べようとしたら1400円くらい払わなくちゃいけない。ランチだぜ。やっぱり築地の近くに住んでいて良かったって思う瞬間。おしゃれなカフェも古着屋もないけれど、ここには安くてうまい飯と優雅に流れる隅田川がある!
ラッキーなことにカウンター着席。厨房が覗ける席は板前さんの手さばきが見られるからわくわく感がアップする。すると肉にこれでもかという量のわふわのパン粉を重ね漬けしている。タダでさえでかいロースがみるみるうちに大きくなっていく。この時点で目がウルウルする。
私はヒレカツライスを注文。塩で食べることを勧められたのでその通りにして食べてみる。まず口に運んでその柔らかさにびっくり。たぶん箸でも切れる。衣は予想通りサクサクで塩がなくても十分うまいくらい肉と衣の味がしっかりしている。ヒレカツって大抵肉が小さい物だけれど、ここのヒレカツはロース並みにある。結局ソースを使わないまま塩だけで食べてしまった。ちょっと残念だったのが塩がアジシオだったこと。たぶん天然のさらさらのお塩だったりしたらもっとおいしかったに違いない。
ちなみにこっちはロース。箸の大きさを見ればわかると思うけれど子供の顔のサイズくらいある。左から食べるように勧められた。理由は右側は脂身が多いから先に食べてしまうと口の中が脂でいっぱいになってしまうとのこと。この脂身部分は塩で食べるとカルビみたいだとも教えてくれる。店主はこのカツに相当の愛情を注いでいることがよくわかる。写真を撮るときに一言ことわると、「箸を一緒に置くと良い、カツのサイズがわかるから」と教えてくれた。よくしゃべるんだけれどそれが心地良い。たぶんこういうのが私の好きなホスピタリティなんだと思う。ロースって言うと脂っぽいのが特徴で、ここのロースも確かに脂身はしっかりついているのに、食べ終わったあとのもったり感がない。天ぷらもそうなんだけれど、この感覚って揚げ油なのかなぁ、それとも素材なのかなぁ。
こんな街で勤めるビタローさんがうらやましいです。
かつ平
中央区築地6-12-10
03-3542-1537
11:00〜14:00 17:00〜20:00
日曜定休