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神田錦町「野らぼー錦町本店」の釜玉醤油うどん 9点

讃岐うどんをおみやげにいただいてから、おいしいうどんが無性に食べたくなり、神保町の丸香に行ったのは先月の事。続けて、評判の良い同じく神保町、神田界隈の野らぼーに行ってきました。運動不足の解消とダイエットを兼ねて、東銀座で終わった打ち合わせから徒歩で店へ。涼しくなったこの季節、いくらでも歩けるような気がしてしまいます。お腹が空かなければ。。。

店は夜は飲み屋にもなるようで、つまみの種類も豊富なよう。カウンターは私のような一人客が昼同様、うどん目当てにやってくる様子。女性一人でも入りやすいですよ。注文したのは「釜玉醤油うどん」570円。あっつあつのうどん、ネギ、かつおぶしはたっぷり。生醤油を適量かけてずずずーっとすする。うどんの小麦粉の香りが蒸気と共にふわーっとやってきて、なんとも幸せな気分に。

こちらは生醤油も入れて混ぜた状態。量は結構多いので、天ぷら屋つまみを頼んだら、私は食べきれないかもしれないです。こんなおいしいうどんやが会社の近所にあったら毎日行ってしまうのに。

天ぷらは、定番の野菜天から、かしわ(鶏肉)やたまご赤ちくわなど種類は豊富。私はごぼう天120円を注文。揚げたてなのでサクサク、ごぼうの太さも丁度良く、うまい。こういう当たり前の天ぷら、もちろん天ぷら屋さんに行けば食べられるけれど、ちょっとしたうどん屋ではなかなか食べられません。べちゃっとしていたり、野菜の切り方が適当じゃなかったり。天ぷらは丸香よりこっちのほうがずっとうまいです。


私の大好きなハッピーアワー!早く帰れた上に安く飲めるなんてうれしすぎです。19時までなら、中ジョッキ500円が350円、小グラス370円が190円。さらにサワーは全品280円。ついついここのところお酒を飲まなくなっていたのに、小ビールを注文しちゃいました。お通しもついてお得。

うどんメニューは、かけうどん、釜上げを中心に、変わったうどんも多数。「釜チーズカレーうどん」ってなんだかよくわからないですけれど、今度いつか食べてみよう。

個人的には、食べたらすぐにでていけ的な丸香より、ゆっくりできるこっちの店のほうが好きかな。夜はリーズナブルに飲める宴会メニューもあるみたいだから、会社の歓送迎会にでも使ってみよう。私が最初に務めた会社から100メートルと離れていないのに、一度も行ったことがなかった。その頃はなかったのかなぁ。リピート率高くなりそうです。

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新宿「麺屋海神」のあら炊き塩らぁめん 8点

乗り換え駅の新宿駅で軽く夕飯を食べたいといつも思うんだけれど、いまいちいい店を見つけられないでいました。それも特にひとりの時。この店は新宿駅南口のGAPのすぐ近くと駅から近く、女の私でも入りやすいので最近お気に入りのラーメン屋です。汚い雑居ビルの二階で、雰囲気はあんまり良くないんですが、入ってしまえばそんなに気にならないです。

一番のおすすめは「あら炊き塩らぁめん焼きおにぎり付き」と書いてあるんだけれど、すっかり小食なので、焼きおにぎりなしの「あら炊き塩らぁめん」800円を注文。出てきたラーメンは、ラーメンと思えないほどの透き通ったスープに、海老と鳥のつくねがひとつずつ、白髪ネギ、生姜、ミョウガ、大葉の細切り、それにサフラン?、唐辛子?かな。

スープは、すっきりとしたさまざまな魚の味がする。最近はやりの魚系つけ麺の魚の味ってイワシとかカツオのようないかにも強い魚系のスープですが、これはもっともっと繊細。それもそのはず、壁に貼られた今日のアラは、ヒラマサ、カンパチ、キンメ、真鯛、イサキとのこと。塩味はかなり濃くしょっぱい。おいしいアラのお吸い物をさまざまな魚で作ってミックスしたってことでしょうか。なるほど、これくらい濃くすればラーメンのスープになりますね。

麺はかなり細い。具の鶏、海老のつくね2種は、丸めたあとに片栗粉か何かをつけてから茹でているのかな、まわりがツルッとしていて触感がいい。これはうちで作るつくねでも真似してみよう。

こちらはつい先日訪れたときに食べた、「あら炊き塩辛らぁめん」850円。一味唐辛子がかけられているが、見た目ほど辛くはなく、これはこれでうまい。食べている最中にこの味、何かに似てると思ったら、辛子明太子の味だった。そうか、魚系のスープに一味が入れば、辛子明太子のような味になるのは納得。

リピートはしてしまったんだけれど、なにかこのスープにしっくりこない感が残るんだよなぁ。どうもジャンクフードの域を抜けないのはなぜ?やっぱり化学調味料を使っていたりする?今度は誰かコメントしてくれる人と行ってみようと思います。

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世田谷「長崎」の長崎ちゃんぽん 8点

この店は私が住んでいる世田谷区内なのですが、東急世田谷線って普段利用していないので新鮮な感じ。環七の前で車両と電車が信号で切り替わるって言うのは初めて見たときはびっくりしました。

そんな世田谷線の世田谷駅の近くの病院に通院していることから、この付近を定期的にうろうろすることに。じゃぁおいしいもの探険でもしようといろいろ調べてみました。通りを歩いてみても、おいしそうなたこ焼き屋や居酒屋が多数あり魅力的な街!おしゃれな雑貨屋や古着屋もあり、いい街です。

私が入った長崎ちゃんぽんの店は、お店こそ古くてしゃれけはなく、ガテン系のお兄さんや、ガッツリ食べたいおじさんたちばかり。食べているものも、長崎ちゃんぽんの店なのに、定食や冷やし中華などさまざま。ただしどれも量が多い!私は現在、すこしばかり小食なので麺の量を減らしてもらって、定番の「長崎ちゃんぽん」850円を注文しました。

よく考えたら、長崎ちゃんぽんのことをぜんぜん知らないし、長崎にも行ったことがない私。どういう長崎ちゃんぽんが王道なのかさっぱりわからないけれど、率直においしい!白濁したトンコツベースのスープに、野菜や海鮮のうまみがしみだして、やさしいおいしさ。ガテン系の人に合わせているためか、味はしょっぱめだけれど、具がたっぷりなので、あまり気にならず。

具の種類はやまほど。キャベツ、もやし、豚肉、ちくわ、かまぼこ、海老、あさり、などなど、掘っても掘っても具が出てくる。麺はいわゆるちゃんぽん麺で、中太、ストレートで、硬さも程良い。この店の長崎ちゃんぽんがおいしいのか、長崎ちゃんぽん自体がおいしい上にこの店がおいしいのかわからなかったけれど、長崎に行ってみたい気持ちになりました。

次回この店に行ったら、皿うどんを食べないと。楽しみひとつ増えました。こういう店が会社の近くにあるといいのになぁ。

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神保町「丸香」の讃岐うどん 9.5点

今日は英会話の日で、私の得意分野であるおいしいものを安く食べて、英語も楽しんじゃおう企画を立てたんだけれど、第一候補の神保町のカレー屋共栄堂って気分に、胃が突然なってくれなかっったので軽めのうどんってことで、同じく神保町の「丸香」へ。ずっとこの店行きたかったんだ。讃岐うどんビギナーなので、うまいこと説明できないんだけれど、とりあえず釜玉が食べたくて注文。写真を撮る気まんまんで一眼レフ持参したのに撮影禁止の文字が・・・。でもあとでよくよく調べたら自分のうどんを撮影する分にはよかった様子。失敗した、隠れながらiPhoneで撮影したらぼけてるよ。くー。もう一度撮影に行かなくては。

というわけで、最近はまっている釜玉を注文。この釜玉、なんと480円。かけは380円だし、つけも420円と安い。そりゃ、讃岐で食べるよりかは高いんだろうけれど東京でこの味をこの値段で食べられるのはたまんない。何と言っても麺がうまい。小麦粉がうまいのかなぁ。どうしてこううまくできるのか、こしの具合もありすぎるわけではなし、この程良さはどうやってうまれているんだろう。だし醤油は思いのほかしょっぱい。たくさんかけたつもりはないんだけれど、だし醤油を掛ける前から、実は塩分があったりするのかなぁ。詳しい人教えて欲しいです。でもこのしょっぱさがちょうどよい。刻みネギの多さも魅力的。

こっちは月見山530円。私は食べていないので写真だけ。先程の釜玉に山芋を載せたバージョンもあるらしい。卵をかき混ぜているかそうでないかの違いだろうか。

ちなみにもうひとりは、かけ380円に野菜天をつけたのだが、この野菜天、たったの200円で、玉ねぎ、カボチャなど数種のかなり大きな天ぷらがつくみたい。かなりボリュームがあるけれど、お得としか言いようがない。こんな店、家の近所にあったら毎日通ってもいいな。

私は19時ころにすんなり入れたけれど、昼間は並ぶらしい。また閉店は早く19時半。でもあのうどんのためなら、早く仕事を切り上げて行ってもいいなぁ。また行きたいです。

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【石垣島特集】トニーそば 栄福食堂 の八重山そば 8点

GWの話なんですけれど、石垣島に4泊してきました。北端の伊原間に泊まっていたので、街に出るのにも他の島に行くのにも不便でしたが、不便なりの良さがありましたよ。

最初に石垣について腹ごしらえは、この「トニーそば栄福食堂」に。この写真は「八重山そば」大で500円。あー、この感じ、沖縄に来たなって思うんだよね。うなるほどすっごくうまいってわけじゃないんだけれど、ラーメンのように作りこみすぎていないシンプルな味。スープも薄いんだけれど、この薄さに慣れてくると肉の旨味や麺のツルッとした感じをより良く感じられる。

こっちは「山羊そば」小で500円。少しクセのあるヤギ肉が骨のままごろごろ。ヨモギとよく合う。

私が訪れた夕方には、すでにベロベロに酔っ払った店主がいて、気さくにみんなに話しかけ、楽しそうに店自慢していた。この店主がトニーとか言う昔の俳優が好きで、店中にその俳優の写真や雑誌の切り抜きが貼られているほど。あまりにも好きなので、この店がトニーそばと言う愛称でよばれてしまっているけれど、本来の名前は栄福食堂らしい(笑)。手に持っているのはピパチというスパイス。いいでしょ、この店主。みんなに愛される良い顔。

これがそのピパチ。なんか説明されたけれどすっかりわすれてしまった。ラベルには店主の顔。

店の怪しさはすごい。この怪しさを楽しんで欲しい。店主のトニーはあんまりはたらかないけれど、お姉さんがしっかり店を切り盛りしています。

街からも近いので、ふらりよって八重山そばの小300円をすすって、ちょっとしたアミューズメントパークだと思ってください。味はふつーにおいしいです。

8:30~23:00