Archive for 7月, 2005

鷹架沼のしじみ 8点

DSCF0030青森がしじみの名産地だって知ってましたか?私は愛すべき雑誌「dancyu07月号」の巻頭特集で知りました。ここでは青森の二つある半島の左側、津軽半島の十三湖のしじみの特集でした。ペットボトルのふたくらいあるしじみなんて見たことがないと思い、築地に行ったときに場内で散策。いくつかのお店を回ってようやく十三湖のしじみを発見しました。私が思っているしじみとは全く別物。ふっくらしていて粒が大きく、茶色がかったつやっぽい黒色。お値段も他のしじみとは格が違いました。その隣に鷹架沼のしじみというのがあり、お店の人に聞くとこちらの方が粒も大きく高級品と言うこと。最後で半端な800グラムを、1,000円で譲っていただきました。大きさは十三湖のものより一回り大きいものの、色つやはいっしょ。自宅へ持ち帰りました。
そもそも同じ青森とは言え、鷹架沼ってどこ?という話になりネットで調べることに。お店の人曰く、「下北半島だよ〜」ってことでしたが、どの辺かというと、下の地図の通り。場所は原発で有名な六ヶ所村。
六ヶ所村の鷹架沼ってここ。
http://maps.google.co.jp/maps?ll=40.936794,141.331775&spn=0.669193,0.966728&hl=ja
↑googleマップって便利です。
※こんなところに、こんな沼があったんだと言う感じ。かなり大きいけれど、沼と湖の違いってなんなんだ?
料理は母にしてもらいました。しじみと言ったらやっぱりお吸い物。粒の大きさの違いが写真でわかりますか?アサリじゃないですよ。しじみ汁は、貝の出汁がよく出て濃厚美味。もちろん身も十分食べ応えがあるほど大きいです。海のもののお吸い物とは違った出汁がこれまたシンプルでいいんです。
今度は、渋谷の麗郷風にしじみの酒蒸しにしてみたいです。

森下「山利喜」の煮込み 10点

DSCF0044私が東京で一番愛する居酒屋。愛すべき理由は3つ。
 その1 メニューが豊富でうまい。季節によってメニューも違う。
 その2 安い。居酒屋は安くなくては。
 その3 お店の人の感じがいい。
この愛すべき理由すべてにおいて満点の店。東京にはこういった居酒屋はそう多くはない。私は叔父からいただいた「東京の居酒屋」という本を参考にしている。この本に出会ったのは「山利喜」に行った後だったけれど、私が行きたい!と思っているような居酒屋がきちんと掲載されている。
名物メニューは
 煮込み 500円(煮卵が付くと確か50円増し)
 やきとん(全10種/2本 ) 260円
で、「煮込み」は左の写真のようなもの。この煮込んだ汁をガーリックトーストに浸して食べると二度うまい。まるでフランス料理のような感じ。目をつぶったフランス人に食べさせたい。この煮込みは教えた友人・知人すべてが驚くほどのおいしさ。モツなのに口の中でとろけ、濃厚だけれどいくらでも食べたくなる。刻んだネギと一緒に食べるとさらにうまい。
他にもメニューは豊富で、チーズやスペアリブなんかもおいしい。ギネスやおいしいワインもおいてある。へしことか鯖の刺身とか本マグロの刺身とか、如何にも居酒屋というメニューも充実。日本酒もうまいのを数種おいてある。
お店のお兄さんも気持ちがいい。特に本店のお兄さんがいい。声が大きく、はきはきしていて、これこそ「顧客満足度」のいいお店って感じ。
森下の交差点脇に本店、清澄通りを両国方面に数分行った左側に新店が数年前にできたので、以前ほど待たなくてもどちらかのお店には入れる。毎日でも行きたい〜。
酒場 山利喜
 03-3633-1638
 江東区森下2-18-8

たまプラーザ「デフェール」のケーキ 9.5点

DSCF0022ここのケーキを食べるのは二回目だが、お店に訪れるのは初めて。ここのケーキの出会いは忘れられない。それは前にも書いたけれど、パティシエと誕生日ケーキの注文で10分も電話で相談し、一生の思い出に残るようなすてきなクマのケーキを特別に作ってくれたからだ。
どうしてこの店を知ったかというと、「CREA」という雑誌のスイーツ特集版という私の愛用書があって、そこに載っていて発見。載っているケーキはどれもそんじょそこらのケーキとは違って劇うまい。ケーキってそうそう値段も変わらないので、ちゃんと足を運ぶとそれだけの価値があるんだよね。でも小さなひとつ用のケーキは買えても、大きなホールのケーキってなかなか機会がないと買えない。だから、このクマのケーキはちゃんと頼んで買ったから特に忘れられないんです。
前置きが長くなったけれど、先月私の部署に新人たちが研修でやってきまして、営業に同行したんです。その同行先がたまプラーザだったんだけれど、行ってみるとアポが取れていない・・・。「先輩としてどうにかしないとなぁ・・・」と言うまじめな仕事人としての思いと、「たまプラって言ったらディフェールじゃん!」っていう思いがあって、「じゃぁちょっとお茶でもして行く?」なんて言って、ここでケーキが食べれたわけ。
でも行くって決めても場所がわからなくて、会社のゆみちゃんに聞いたりとかしている時点で「先輩」っぽくなし。もー頭の中はおいしいケーキでいっぱい。ま・・・、それが私だからいっかってことで行ってきました。
店は、セレブがお茶でもするようなおしゃれな店。安食シェフは1階にはいなかったけれど、ケーキは所狭しと並べられていて感動感動!その中でこの二つをチョイス。(ひとりで二つ食べていないよ)私のは右のケーキだったんだけれど、真ん中をナイフで切ると、中から甘酸っぱいソースがたらーっとでてくるんです。味も大事だけれど、こういうサプライズも大事だよね。下のミドリの部分はピスタチオソース。甘すぎず、量も多すぎず、私にはベスト。私も仕事を辞めて、専業主婦で、ベビーカー引っ張ってケーキ食べに来たいって少しだけ思ったよ。
田園都市線沿線にお住まいの方は絶対に行くべき。東京から足を運んでもそれだけの価値あり。誕生日ケーキは予約してね。
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デフェール
045-901-3911
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-5-3  
10:00〜20:00 水休 
東急田園都市線たまプラーザ駅より徒歩3分