直島にはベネッセハウスに泊まらなくても観ることができる数々の屋外アートがある。その代表的な直島のシンボルにもなりつつあるのが、この草間彌生の「南瓜」。
これは午前中に撮影したもの。この日は私が滞在した三日間の中で唯一青空が望めた日で、雲ひとつない!ベネッセハウスのパークの近くの埠頭にポツリと座っている。海が透き通るようにきれいで、内海だからか、天気が悪い日も海が荒れているように見えることはなかったな。おだやかな海。
以前、草間彌生展をどこかの六本木ヒルズの美術館で見たときに、そのどぎつさに辟易してしまった。目に見えるものすべてが水玉と原色。遠近感がわからなくなって気持ち悪くなった。でもここで観るこの水玉の巨大な南瓜は、瀬戸内海の海や青い空に溶け込んでいる。作品を観る場所って重要なんだな。あ、直島の良いところってそこなのか!
こちらは夜の南瓜。バックは高松の夜景。大きな船が通りすぎる様子が光の帯でわかる。
蛇の抜け殻みたいで不気味。
こちらは、宮浦港の桟橋近くにある赤い南瓜。船の出航が迫っていたので、船上から撮影。こちらの南瓜は中にも入れるみたい。
これはミュージアム近くの海岸の屋外アート二つ。埋まった船。誰もいない浜辺。
大竹伸朗の「シップヤード・ワークス 切断された船首」と「シップヤード・ワークス 船尾と穴」。
朝日に照らされる穏やかな瀬戸内海の海。海苔の養殖をしている風景がいたるところで見られたんだけれど、この岩についた緑の藻は海苔?こんなに緑色はしていないか?
朝日に照らし出された三枚の金属の板。ジョージ・リッキーの「三枚の正方形」
パークのカフェの前の水辺。高松の夜景が空に写って幻想的。このオブジェは風でゆらめくんだけれど、重さが違っている。左のほうが軽くゆらめきやすい。寒い寒いと言いながら写真撮影したけれど、ホントはこんな風景を見ながらお酒飲んだらステキなのに。
今こうして写真を見ていたら、また行きたくなってきたぞ。
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ジョージ・リッキーの「三枚の正方形」
って、風で揺らめくンだ!
ゆらめくのは一番下の写真のほうだよん
そっちか〜。
風が吹くことを考慮してるのが素晴らし〜ね。幻想的だ。
確かに酒が飲めるオブジェ。