中津川「すや」の栗きんとん 10点


季節外れの食べ物になってしまったのですが、このお菓子が食べられるぎりぎり1月末にいただき、やっぱり10点だと思ったので春になろうとしているこの時期ですが記事にしました。

栗きんとんと言うと、お正月のおせちに入っているさつまいものペーストに栗の甘露煮が入っているものをイメージするかも知れませんが、私にとっては祖父母がいた松本の街で食べる竹風堂の栗100%の栗きんとんが栗きんとんだと思っていました。竹風堂の栗きんとんももちろん格別に美味しいのですが、この岐阜の中津川の栗きんとんは、栗以上に栗の味がする、食べた瞬間に瞳孔が開く忘れられない和菓子です。

箱も中山道の宿場街であったことを感じさせる粋な風情。6個1365円となかなか高価な食べ物ですが、一口食べれば来年も食べたいと思わせてくれる味です。

私はたまたま中津川出身の友だちがいるので、いただけることが多いのがラッキー。秋になったらまたおいしいものをうちで作りますので、栗きんとんを持って遊びに来てほしいなぁ。

栗の時期を迎えると、デパ地下で「すや」を迎えて売り出します。エスカレーターの脇の壁に宣伝広告が貼られるくらい百貨店では人を呼べる和菓子のようで、私も「買わなくちゃ!」って思わせてくれます。

このホロホロと崩れる栗より栗以上の栗きんとん、ぜひぜひ秋になったら入手して食べてみてください。お茶はちゃんといれてねー。

関連ランキング:和菓子 | 中津川駅


Got something to say? Go for it!

Spam Protection by WP-SpamFree