青山「ローブリュー」のイベリコ豚のグリル 10点


ローブリュー東京で一番豚をおいしくたべさせてくれる(と私は思っている)店「ローブリュー」。ここはフランスとスペインの国境近くのバスク地方の料理を食べることができる。気軽に入れるビストロで、まるこめ坊主の感じのいい男性がついてくれる。
メニューは黒板にかかれた30品ほど。前菜、主菜、それにスープやおつまみ、デザート等。前菜は、いろいろな部位のパテが数種。たとえば豚の血のパテや、のど肉と皮のパテなど。血のパテは濃厚でやみつきになる味。その他、厚岸産の牡蠣やムール貝の酒蒸し、生ハムなど。
メインはお店の人おすすめの「イベリコ豚のグリル」(写真)にした。3990円と結構値が張るが、骨付きの7人前分を目の前にされたら、迷わず「これください」と言ってしまった。1人前はちょうどあばら骨1本分。「塩はかなりしっかりしていますが、足りないようなら塩とオリーブオイルをどうぞ」と言われる。
ナイフでじょきじょききって、口に運ぶと周りのかりかり部分から塩辛い肉汁がジュワジュワと出て、しかも肉質はやわらかい。豚ってなんてうまいんだ!周りの焼けた部分でなくても塩は適度にしみこんでいて、いただいた塩とオリーブオイルは必要ない。
このイベリコ豚ってうまいぞとおもって調べてみる。
スペイン産の黒豚で、長い間スペイン産の豚は輸入禁止だったがここ数年で輸入できるようになった品薄の豚。ドングリで太らせたものが美味らしい。
デザートはおすすめされた「ガドーバスク」というこの店自慢のタルトに。アーモンドパウダーとカスタードのタルトで、さほど甘くなくておなかが一杯でもぺろっと食べれてしまう。


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