ずっと行きたかった渋谷の焼き肉屋「ゆうじ」へ。ここ最近は肉質が良い高級焼肉店に行くことが多かったのですが、ホルモン中心の安うま焼肉が恋しかったんだよね。予約は開店の19時のみ。5人のうち3人が先に入って待ちながら食べようと思ったら、注文はそろってからとのこと。やむなく突き出しの枝豆だけでビールを軽く一杯。
30分ほどまわりの焼肉のにおいをかぎながらおあずけを喰らう・・・。メニューはこんな感じ。とにかく安いでしょ。常連になると特別メニューが食べられるらしいが、人数もそろわない一見さんにはその権限もなし・・・と言わんばかりの冷たい対応。もうちょっとやさしくしてよ〜。
レバ刺530円。新鮮でうまいが、ここ最近のレバ刺しブームで上質のレバ刺しを出す店はかなりあるので特筆すべきほどでもなし。ただ安いのは魅力。この値段ならひとり一皿でもいいな。
上タン1400円。メニューには値上げしてごめんなさいと言ったようなことが書いてあるが、かなりの量が載っているからさほど高くはないか。厚めに切ったタンが流行の中、昔ながらの薄切りタンもやっぱりうまい。
豚タン980円。切り込みの入った豚のタンをそのまま炭火の上でジュージュー。焼きながらはさみで切り、良く火を通す。歯ごたえがシャクシャクといった感じでなかなか。
上ハラミ1100円。私の大好きな横隔膜♪ほろほろと崩れる肉がたまらない。
牛カシラ790円。かなり薄く切ってあり、あっという間に火が通る。
上ミノ890円。噛むとホルモン独特の肉汁があふれ出す。下処理がきちんとしてあるからこそのうまみ。
時間制限とか言われたわけではないのだけれど、換気があまりにも不十分で店は煙でいっぱいになりとてもじゃないが長居はできない。煙探知機とかあったらサイレンなりっぱなしだね。この時期気持ちのいい外席は予約者は座れないらしく、常連の席のよう。やっぱり一見さんには冷たいのかなぁ。
他にも数品頼んでお腹いっぱい食べて、1人4000円程度。ホルモンを交えた焼肉は予算が半分以下になるのがいいよね。店は狭くて、汚くて、煙くて、とてもデート向きではないので注意。気の置けない友達や心を許しあえるカップル向けです。
この店の良さは、常連になったとの裏メニューなのかも。いろいろな書き込み等を見ると表メニューにない裏メニューのうまさを語る記事が多すぎるよ〜。という訳で期待を込めて8.5点です。
ハンズの前の小道を入って左側。熱い炭火が目印。
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ゆうじ
渋谷区宇田川町11-1 松沼ビル 1F
03-3464-6448
[月〜金]19:00〜23:30(L.O)
[土]18:00〜23:30(L.O)
定休日 日曜・祝日
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渋谷「ゆうじ」の焼肉 8.5点
月島「焼肉酒家 傳々」の焼肉 9.5点
八丁堀に住んでいたときには豊洲店も含めて何度か行った月島の有名焼肉屋「傳々」へ。予約したのに15分ほど待たされるも、愛想のいい店員やミントのいい香りがするおしぼりでお茶を濁され、特に不愉快な感じもなし。
まずは大好きなレバ刺しとネギ好きを満足させるネギネギサラダを注文。レバ刺しにはまったく臭みはなし、ネギネギサラダはサラダというかネギのみ、ビールにはぴったり。
前に食べてすごくおいしかった記憶がある「タンユッケ」。タンは厚切りなので食感が良く、卵の黄身にあえるとコクが増してうまい!前に食べたときはもっと量が多かったような気がしたのだけれど、あれは1人前じゃなかったのかな。
こちらは上タン。「凛」ほどではないにしろかなり厚切りのタン。焼いてレモンを軽く絞っていただく。前歯で切れるほどやわらかく、上品な味わい。
「上ミノ」。ミノは包丁で細かく下ごしらえがしてあり、焼いてもまったく硬さはなく、独特の心地よい歯ごたえを残したままネギの風味もあってかなりうまい。このホルモンはほかの店では体験できないかも。ホルモンだけでも食べに来る価値あり。
「上ホルモン」。「王十里」のホルモンもおいしいが、ここはあふれ出る油の量は「王十里」より抑えつつ、繊細なホルモンの味を引き出している。硬さはまったくなし。この料理に限らないが、ネギの使い方が上手で、ネギ好きにはたまらないかも。
これがネギ好きをうならせる「ネギムンチごはん」。ネギムンチとはあさつきなどの緑のネギをごま油と塩とゴマで味付けしたもの。焼いた肉に巻いてもおいしいのだが、店長お勧めの白ご飯であえる「ネギムンチごはん」を注文。メニューにはないです。ちなみにこのあと自宅でまねて作ってみたけれど、案外簡単にお店の味を引き出せましたよ。いいごま油を使うのが最大のコツです。
一通り食べて店員「塩河さん」のお勧めメニューに。なんとなく言われるがままに注文したサーロインは、なんと1枚5000円。。。厚さは2mm程度。妻子持ちにはかなりきついお肉ですが、味はやっぱりうまい。そのときの様子は動画でどうぞ。
この後、亀の子と言う赤みも注文。肉のうまみが感じられてかなりうまいがお値段は不明。店員の言われるがままに注文してひとり13,000円でした。あのサーロインがなければ8,000円だからそんなにコストパフォーマンスも悪くないです。普通だったら1枚5000円の肉を売りつけたりすると気分が悪くなるものですが、ここの店の人たち、なんだか一生懸命だし、肉に対する愛情も、おいしい肉を食べてほしいという思いも十分伝わってくるんですよ。混雑の理由はここにあるのかもしれません。予算が苦しい人は事前に言っておけばうまくやってくれると思いますよ。
帰る間際になって、奥から西武の石井が出てきたんですよ。「あー、野球選手が通うような店なんだな」と思って眺めていたら、店員全員が見送り。VIP待遇は違うものだと思っていたら、私たちにも店員全員が見送り!どのお客にも同じような待遇をするところも好印象です。って味もお墨付きですよ。
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焼肉酒家 傳々
03-3536-0003
東京都中央区月島3-13-1 サンライズ濱田ビル 2F
無休
焼肉酒家 傳々 (ヤキニクシュカ デンデン)
中目黒「小野田商店」のホルモン焼き 9点
ホルモンっていい響きですよね〜。学生の頃、地元・厚木のラオックスの裏の酔笑苑と言うホルモン焼きやででビールとキャベツとシロでひたすら飲んだっけ。この「小野田商店」は、ホルモン好きにはたまらなく、さらに大好きな中目黒にあるからリピートしちゃいそうです。
場所は中目黒を降りて左手の飲屋街すぐ。間口は狭いのに、鰻の寝床みたいに長いカウンター。まずはビール、それに大好きなレバ刺し!レバーはかなり薄めに切ってあり、定番のごま油と塩・胡椒、それに長ネギのみじん切り。レバーは新鮮、刻んだネギを巻いて食べるとうまい。アサツキじゃなくてみずみずしい長ネギってところがいい。もうちょっと厚めに切ってくれると良いんだけれどなぁ。
ゆで舌。軟らかく煮たざく切りの舌。ビールによく合う。これ、絶対次も頼む。
待ってました、ホルモン。
まずこの店の名物、ハツ(奥)。それになかなか店にも並ばないオッパイ。ハツは2センチ四方ほどの巨大な角切り。ファミレスのサイコロステーキみたい(笑)。こんな火が中まで通らないかもしれないような大きさで出すのは、生で食べたってダイジョウブって意味なんでしょうね。噛むとまったく硬い感じはなく、サクッと切れる。柔らかすぎないこの食感がいい。噛む毎に肉汁がジュワッと出てきて、ハツ独特の血のうまみがする。オッパイは、オッパイぽい食感って言うのかなぁ。さわるとぷるんとやわらかいんだけど、噛むとやさしい油がにじみ出て、コリコリとしている。
右はスモーク豚バラ。厚切りのスモークがより効いたベーコンってところ。ビールにはあうね。野菜も充実。今年ベランダ栽培に失敗したズッキーニ。さっと火を通してふにゃふにゃにさせないくらいがいい。
私の好きなヤングコーン!みんなヤングコーンのうまさを知らないでしょう?八百屋で買ってくる生のヤングコーンはおいしいのよ〜。特にナムルのような味付けが美味しいです。そして長いも。焼くとサクッとした食感が美味しいよね。
なんと、飲み物も含め全品500円均一。焼酎も100種類以上あって、なみなみついでくれるので一発で酔っぱらえます。ちょっと魅力的じゃない?>きゃみ
あーハラミ食べておけば良かった〜。
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小野田商店
目黒区上目黒3-7-3
18:00〜1:30(L.O.)
金曜は〜2:30(L.O.)
水曜定休