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最後のランチは八丁堀「マイヨール」のアサリのジンジャースペシャル

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おかげさまで世田谷区に引っ越しが完了しました。引っ越し屋さんの手際のいいこと!大きな棚もたくさんの段ボールもすいすいと午前中のうちに搬出が完了してしまいました。ってわけで、最後のランチは、キッチン柳か・・・いやいや今は閉店中だ・・・、みかわで天ぷらか・・・悪くないけれどもっとガッツリ食べたい・・・、津々井のハンバーグ丼もいいな・・・でももう限定個数終わっているかも・・・、と思案の末、マイヨールのアサリのジンジャー、それもスペシャルにしてみました〜。本当は迷うこともなく、心のどこかでマイヨールって決めていたんですけれど!
スペシャルとは、アサリソースに加えて、シメジ、キムチ、納豆。それを最初は別々に食べていたりするんですけれど、最後にまざちゃったあたりが美味しいですよね。
ここのスパゲッティは、一口目はうま!って思うんですよ。なんて言うかジャンクな味で、おなか一杯食べたいランチに最適。だから「パスタのゆで加減は・・・」とか、「こんな味付けイタリアじゃ考えられない」とか、「どうも化学調味料の味がする」なんて言う人は行っちゃいけません。
あと大盛りはやめた方がいいですよ。ただでさえボリューム満点。頼んでしまった両サイドのサラリーマンは、相当苦しがっていました。
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マイヨール
中央区八丁堀2-30-18ジョョンソンビル1F
TEL:03-3555-0982
営業時間: 11:00〜21:00
土:11:30〜14:30/日休

湯島「大喜」のとりそば 9.5点

今月発売の料理雑誌は、「dancyu」も「一個人」もラーメン特集。コレ見たら行きたくなっちゃいますよ。というわけで、ダイエットもかねて自転車で湯島まで行って来ました。着いたのはお昼12時頃、受験シーズンもあって湯島はごった返していましたが、「大喜」の前は100人以上の列。ここまで来て食べられないのはあり得ないと思い、1時間半も並んじゃいましたよ。
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この店は何を頼んでもおいしいらしいのですが、まずは定番の「とりそば」850円を注文。雑誌「一個人」での総合部門1位、塩部門1位がコレだったんです。澄んだスープは一口すすると、すごくシンプルで角がないのにうま味は深くて、胃にすーっと流れていく感じ。麺は繊細なスープに合う細麺。具はよく考えられていてなかなか複雑。スープには刻んだネギが入っているのに、上には白髪ネギ、スープにぴったりの蒸し鶏、鶏挽肉、食感を楽しめるメンマ、定番の半熟卵、貝割れ、それに刻んだ春菊かな?、これがなかなかニクイ。
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こっちは「うめしおらーめん」780円。スープを一口だけいただいたが、梅の感じは梅昆布茶みたいな柔らかい感じ。こんなラーメンもありなんだね。
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餃子はちょっといただけない。これ食べちゃうと、スープの繊細な味がよくわからなくなってしまうんだもん。
こんな寒い日だったから、寒さ対策もかねて30分も小刻みにスクワットしていたら、二〜三日も筋肉痛になりました。一緒に並んでも退屈じゃない相手をさがして、ぜひ行ってみてください。
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湯島天神で、TOEIC470点を祈願してきました。勉強してから祈願しろって感じですね。はーい、がんばります。あんなに食べたのに、甘酒に目を奪われましたが我慢しましたよ。
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大喜
文京区湯島3-47-1
03-3834-0348
11:30〜15:00 17:30〜22:00 祝日は昼のみ
日曜休日

富士宮「伊東」の五目焼きそば 9点

「ひまわり」の焼きそばを食べたあと、まだまだ焼きそばが食べたくて、でお腹をすかせるべくハンモックでごろごろ。空気がきれいな寒い夕方、たっぷり着込んでぬくぬくするのってすんごく幸せ。ここのソフトクリーム、濃厚で牛乳の甘みがおいしいんだよ。日も暮れて、富士宮の私が行ったことがある「伊東」へ。ここは家族連れも入れる座敷もあり、駐車場も大きい人気店。
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五目焼きそば(並)530円。私の知っている定番の富士宮の焼きそば。たっぷりのラード、山盛りのキャベツ、肉かす、豚バラ、イカ、コシのある蒸麺、それにたっぷりの水で麺をほぐす。目玉焼きに鰯の粉。お昼の「ひまわり」よりソースはさっぱりというか甘みがある。
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つやっぽい麺の上に粉雪が降る〜。雪じゃなくて鰯粉でした。鰯粉サイコーです。
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とにかくメニューはどれも安いんです。一番右の列が、焼きそば・焼きうどんメニュー。並は370円!、一番高い五目でも530円。大は麺が1.5倍の量に。
前に記事を書いたこの通販は、この店の味にかなり近いのでぜひ買ってみて。10食で2625円です。
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お好み食堂 伊東
住所 : 静岡県富士宮市淀師468-2
電話 : 0544-27-6494
営業時間 : 10:30〜20:00(日曜、祝日は〜19:00)
定休日 : 月曜、第3火曜

富士宮「ひまわり」のミックス焼きそば 8.5点

午後休を取って焼きそばを食べにいざ富士宮へ。二日酔いで使ってしまう午前休よりずっと有意義な使い方だね。途中、お腹が空いて我慢できず「鮎沢」サービスエリアで話題のアメリカンドックを食べる。ソーセージが思ったより太くてまわりの生地も甘くてふかふか。2本食べたかったけれど、焼きそばのためにお腹を取っておきました。写真を撮らなかったのが残念!!
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おすすめされた「ひまわり」と言う店へ。ウーロン杯を飲みながら焼きそばを作る店主のおばちゃんは、さびれたスナックのママ風。人気ナンバーワンの「ミックス焼きそば」600円を注文。富士宮の焼きそばは、堅めの麺、ラード、肉かす(ラードの残りかす)、それに魚の粉が特徴。ここはラードを使わずにサラダオイルでしたが。キャベツは細切りをたっぷり、イカと豚バラ、それに目玉焼き。目玉焼きにはソースをたっぷり塗って、焼きそばが見えなくなるほどの鰯の粉と青のりをたっぷり。
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以前食べた「伊東」という店より、ソースが濃く、麺の弾力もいっそう強い。味がかなり濃いんだけれど、鰯の粉と半熟卵がさっぱりさと円やかさを出して、バランスが取れた味。「品川から来たんだ」と言うと、ほろ酔い加減のおばちゃんと地元客がうれしそうにニコニコしてくれたのがほほえましかったよ。
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駐車場も3台あるので車でぜひ。
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振り返ると富士山の絶景付きです!
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ひまわり
富士宮市若の宮町32
0544-26-3279
11:00〜22:00
火曜定休

【山形特集】酒田「満月」のワンタンメン 8.5点

出羽三山の羽黒山から再び鶴岡駅へ戻り、羽越本線を北上して約30分酒田へ。私にとってほとんどなじみのなかった山形だけれど、酒田と言えば歴史で習った「北前船」で有名な貿易の港として記憶の片隅に残っていました。江戸時代は、最上川から運ばれてきた紅花やお米が西回り航路で大阪へ行き、「西の堺、東の酒田」と呼ばれるくらい栄えたそうだとさ。歴史はこうやって学ぶとすんなり入ってくるね〜。
(もしそれでも酒田にぴんと来ないのであれば、「おしん」が奉公に出た町と言えばぴんと来る?ちなみに父である伊東四朗といかだで別れるシーンは最上川です)
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北前船時代の名残は街の至る所に見られ、お米の倉庫である「山居倉庫」は未だに現役。写真のケヤキ並木と二重の屋根で湿気のない低温の倉庫を実現できるらしいんです。紅葉の頃だったらもっとキレイだったろうに。
この酒田は、海が近いこともあって魚介系のスープで作る「酒田ラーメン」が有名。タクシーの運転手さん曰く、有名店はいくつかあれど観光客が多く、週末の昼時には行列ができることもあるとか。私も一番の人気店「満月」へ行ってみることに。
店内は座敷もあるかなり広い店で、家族連れからカップルまで幅広い年齢層でにぎわう街のラーメン屋。ラーメンを作るのも普通のおばちゃんで、東京のラーメン戦争なんて何処吹く風?と言った感じ。ゆるくていいよ、ラーメンはやっぱりこうでなくっちゃ。一番人気のワンタンメン650円を注文。
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これはラーメンなのか?っていうほどの魚介系スープ。そばやうどんと言われても異論ないスープに、中華麺、それにシナチクにチャーシュー、主役のワンタン。脂が浮いたスープだと熱くて猫舌の私はなかなか飲めないんだけれど、ここはそばつゆのようだからか、スープがぬるいからか、最初からぐんぐん飲める。ちょっとしょっぱいのが気になるが、こんなのも悪くないかも。
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メニューを見ると、予想通りそばやうどんも扱っていた!商店街の八百屋でも思ったけれど、やっぱり物価は安いなぁ。
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主役のワンタンはヒラヒラした部分が大きくて、肉はほんの一口サイズだけれど、予想以上の数がスープに隠れている。ワンタンは薄くて箸でつかむと確実に切れて、レンゲですくって食べないと無駄なく食べることができない。でもこのふわふわ、ヒラヒラのワンタンも悪くないかも。もし酒田に行くことがあれば、話のネタに酒田ラーメンでもいかがですか?山居倉庫から徒歩10分くらいです。
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最終日、鶴岡駅から家路につこうと待合所にいると、運良く「きらきらうえつ」がホームに。この「きらきらうえつ」その時にはよくわからなかったものの、あとから父に聞いたりネットで調べたりしたところ、人気のある臨時列車だそう。地酒を飲みながらくつろげる車内と、沿線の観光地と連結した観光案内がウリだとか。新潟から鶴岡までコレに乗れば良かったな。でも、旅は少しくらいやり残しがあった方が良いよね。
話は変わりますが、鶴岡と言うことで東京駅で藤沢周平の「蝉しぐれ」を購入。あまりにもすばらしい作品で未だにすがすがしい気持ちが残っています。主人公の青年が最初の試練を迎えたとき、私は羽黒山行きのバスの中。涙が止まりませんでした。きっとこの本は、自分とそこに生きる人を照らし合わせてしまうんでしょうね。鶴岡は藤沢周平の物語の世界が詰まった場所なんですね。
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満月
〒998-0855 山形県酒田市東中ノ口町2-1
0234-22-0166
11:00〜16:30